夏休みが明けましたがあまり変わらないようです。

結局、長かったと思った夏休みはモンハンをしているか3人と何かをしているかで終わってしまった。

「そういえばこの事をどうやって親に説明しよう…。」

『?』

「間違いなく親父に殴られるな…。」

『大丈夫よ、私達が話をつけるから。』

「大丈夫かな…。」

と話しながら親は家に帰った。

「ただいま。」

「お、お帰り。」

「父さん、実は…。」

『あ、貴方がジュンのお父様ですね。』

「あ、はい、貴方は?」

『私達はジュンの妻です、まだ式は挙げていませんが。』

「ジュン、歯ぁ食いしばれ。」

「うん知ってた。」

『私達が争うことを考えた結果なんですよ、それに魔物娘なら一夫多妻はそれほど珍しくもありませんよ?』

「とはいっても…。」

『それに私達の意見ですし。』

「…。」

「?」

『?』

「出てくわ、父さん。」

「あ、ああ…。」

「一皮どころじゃない剥けぶりだね。」

「何と言ったらいいものかなぁ。」

出ていくと両親に話してしばらくブラン達と話した結果、俺はブランの別荘に泊まることになった。

「別荘って言っても料理できるのか?」

『私はあまりやったことがない、だいたい召使にやってもらっていたからな…。』

『私は母さんに教えてもらってたわね〜。』

『私は魔界の食材専門ね。』

「冷蔵庫見たけど魔界の食材ほとんどないぞ…」

『あら?あらら?』

「もういいや、俺が作る。」

『作れたの?』

「まあ家庭料理なら。」

『なら任せていい?』

「分かった、やってみよう。」

俺はとりあえずある食材を使って夕食を考えた。

「よし、メニューは決まった。」

『なら食器とか準備してるわね。』

「任せた。」

俺は食材を確認して必要なものを出した。

「まずはアンチョビとバジルを刻んで調味料で味をつけよう。」

『何を作ってるの?』

「ディップのソースだな。」

『何に付けるの?』

「温野菜とクラッカーにしようと思うんだ。」

『なるほどねぇ。』

「野菜蒸すかな。」

『温野菜?』

「その方が量を食べられる。」

『じゃあ邪魔したら悪いから待ってるわね。』

「ああ。」

一時間くらい経って、夕食が完成した。

「完成したはいいけどおつまみだなほとんど。」

『温野菜とクラッカーのディップに生ハムとチーズの盛り合わせ、肉や魚の串焼き、美味しそうじゃない♪』

「ただしおつまみだけどな、後少しでフォカッチャも焼ける。」

『お酒が欲しいわね〜。』
「酒はなかった。」

『残念ね〜。』

「よし、焼けたから食べよう。」

最後にフォカッチャが焼けたので、夕食にした。

『本当にお酒が欲しいわね〜。』

「なかった。」

『勿体ないな、酒があれば更に美味になったのに。』

「俺飲めないし。」

『飲めないんだ。』

「飲んだら吐く」

『なら無理強いはしないわ。』


夕食の後片付けを済ませ、シャワーを浴びたので寝ることにした。

「明日から学校だな、さてどうなるか。」

『私達は勝ち誇ることができるわね。』

「他の奴らが何を言いだすか…。」

『?』

「いや、3人に被害が出なければいいなと思ったんだ。」

『どうかしらね。』

「はあ危害を加えるなら課題レポートの成果を身を持って味わうことになるだろうけど。」

『何人気絶するかしらね…。』

「知らん。」








翌日、俺は短大で相手が居ようがお構い無しに襲い掛かってきた魔物娘を二人ほど気絶させることになった。

「まあそうなると思った。」

『仕方ないわね、私達がモニターを使って釣った上で堕としたと言われても否定はできないし。』

「危害を加えるなら容赦はしない。」

と話していたら最後の授業の時間が終わったので、帰ることにした。

「しばらくは帰ることができないだろうな…。」

『ならしばらくは4人で居ましょう?』

「だな。」

とりあえずブランの別荘に行き、モンハンをやる事にした。

「イベントクエストは難しいのが多いな。」

『胴系統倍化の頭と腕ってG級ではないの?』

「ある、行くか?」

『ならそうしましょうか。』

「JUMPテオと呼ばれているクエストだ、かなり強化された炎王龍が相手だ。」

『なら気をつけてしないとね。』

結果、二回力尽きた上でかなり危ないところだったが辛うじてクリアできた。

『何なのよあれ、すごく一発が重いじゃない…。』

「ギルクエレベル120〜130クラスだからな。」

『で、この防具はどんな防具なの?』

「一式では物欲装備だ。」

『確かに頭と腕は倍化だけど、耐性がひどいわね。』

「防御力は最高クラスだがな。」

その後はクシャルのギルクエを主にやってお守りや発掘装備を集めて夕食を食
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