期末試験、期末課題の結果発表が終わり7月上旬となり久しぶりにみんなで集まることになった。
「試験と課題お疲れさん。」
『何気に貴方、私達よりは点数低いけど成績悪くないわよね。』
「誰にだって相性のいい勉強の仕方はあるさ。」
『貴方の場合は?』
「テスト直前に頭に入れる。」
『それだけで7割取れるものなの?』
「まあノート見ていいやつはな。」
『それ、意外に凄いことだぞ…。』
「残りは直前に少し重要そうなやつを見るだけ。」
『頭に入るものなの?』
「一時期に入れるだけ。」
『つまりその場しのぎの付け焼き刃?』
「小手先の技って言って欲しいなぁ。」
『とりあえず始めましょう?』
「だな。」
『次は何をしたらいいの?』
「次のランクのキークエストは全部古龍か古龍クラスの相手だ。」
『うわぁ…。』
「テオ、クシャル、アカム、ダレンだ。」
『みんな龍が効くのね。』
「だな。」
『ならまずはクシャルダオラからにしない?』
「なんか理由あるのか?」
『何となくよ。』
「ならそうしよう。」
とりあえずクシャルダオラを狩ることにした。
『乗ったわよ。』
「なら今のうちに回復とか武器を研ごう。」
『そうね。』
「そろそろ落ちて来るな。」
『成、功!』
『今のうちに尻尾を切ってやる…。』
「翼の部位破壊〜。」
『頭を叩いてスタン準備〜。』
しばらく攻防が続き、クシャルダオラの角以外は壊れた。
『また飛んだわね…。』
「墜ちろ。」
俺は閃光玉を投げてクシャルダオラを地面に叩き落とした。
『頭いい加減壊れなさいよ…。』
「ムロフシやってる…。」
『スタンしたわね。』
「そろそろ死ぬな。」
『頭、壊れたわよ。』
「溜め斬り〜♪」
ブランの溜め斬りでクシャルダオラは力尽きたようだ。
「次はダレンがいいと思う。」
『どうして?』
「あまり持ち物の調整がいらないから。」
『分かったわ。』
ダレン・モーランのクエストに出発してしばらく経ち、セレナが質問してきた。
『私はこの場合、爆破武器を使っているが、どこを切ったらいいんだ?』
「セレナは船に残って、基本的にはバリスタと大砲で戦って近くに来たら腕を狙って欲しい。」
『分かった。』
「腕の部位破壊を気にしなくていいのは意外と楽になるから。」
『任せろ。』
さらにしばらく経ち、エリアが移動した。
「さて、ここからはとりあえず近づいて来るまではバリスタで少し近づいて来たら大砲だ。」
『分かったわ。』
「採取しないと。」
『そうね〜。』
『角、壊れたぞ。』
「お疲れ。」
『後はただ攻撃するだけだな。』
「そうだな。」
『って言っているうちにかなり近づいて来たわよ。』
「その土手っ腹に風穴開けてやる。」
『撃龍槍決まったわね。』
「って終わってるし!?」
『かっこいい決め方ね♪』
「だな。」
ダレン・モーランのクエストから帰り、次のクエストを決めようとしていると、3人は「残りはアカムトルムだけ」と言って来た。
「テオを3人でやったのか。」
『撃退だけどね。』
「勝ちは勝ちだ。」
『そうね。』
ということらしいのでアカムトルムを狩りに行った。
『でっかいわね…。』
「当たりやすいから気を抜かないで。」
『分かったわ。』
それから5分くらい経って、ブランが質問をしてきた。
『なんか一撃が痛いんだけど…。』
「防御下がってる、忍耐の種を飲めばいい。」
『分かったわ。』
さらにしばらく攻防を繰り返し、なんとかクリア出来た。
「さて、次は緊急クエスト2連発だ。」
『千の剣?』
「前作のラスボス、ダラ・アマデュラだ。」
『強いの?』
「下手したら即死技がある。」
『うわぁ…。』
「心配なら全員防御を上げる食事を推奨。」
『そうするわね。』
全員準備が整ったところで、時間も時間なので昼食にした。
「とりあえず昼食にしよう、それからだ。」
『そうね、お腹空いたし。』
「俺はこれだ。」
『フランスパン!?』
「サンドイッチだ。」
『いろいろ挟まってるわね。』
「ああ。」
『私はお弁当よ。』
「見た目もなかなか可愛らしいな。」
『私がデザインしたのよ〜。』
「うまいな。」
『私はこれだ。』
「弁当だよな?」
『ああ、私の弁当だ。』
「そういえばあんた、貴族だったな。」
『そういえばって、忘れるなよ…。』
『私はこれ。』
「ピンクに黄色、赤って目がチカチカする…。」
『味は大丈夫よ。』
15分くらい経って昼食を食べおわったので出発することにした。
「さて、出発だ。」
『さっきのよりでっかいわね…。』
「でかいぞ。」
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