あるバフォ様のゲーマーサークル(と書いてサバトと読む)の年末年始

年末年始の合宿?と俺は聞き返す。

俺は矢木雄一。ある大学のゲームサークル(という名のあるバフォメットが作ったサバト)の所属員だ。

えぇ、年末年始予定ある?とそのサークルリーダーであるバフォメットのミーナが俺に聞く。

俺は「いや、特に予定はないっちゃないが…」と返すと彼女は『それなら、合宿、という名の設備しっかりした温泉宿でゲーム三昧の年末年始過ごすつもりなんだけど来ない?』と誘ってきたので俺は「参加せてもらうかな。良いのか悪いのか友人たちはクリスマスに託けて軒並みお持ち帰りされたらしいし」と言うと彼女は『まあ、そのタイミングならそうもなるわね…』とあはは…と言わんばかりの笑みを浮かべた。










というのが、大学の学期が今日で終わりサークルの部屋に入った時に聞かれたことだ。

30日の朝に集合ということだったので荷造りをしつつ持っていきたいゲーム(ここでのゲームはボードゲームだけではなくカードゲーム、テレビゲームなどすべてのゲームを含むものである)を厳選して荷物に追加した。

そんなことをして大掃除を終わらせるともう29日の夜になったので夕食を済ませて早めに寝ることにする…



アラームで起きて軽めの朝食を済ませ、集合場所へと向かう。とは言っても大学近くの駅なので通学とほとんど変わらないが。

駅の言われたところには、すでにミーナがいた。「ここで合ってるみたいだな」と聞くと『早いわね』と彼女は返す。

少しして、全メンバーが集まったので転移魔法により俺達はお世話になる温泉宿に飛んだ。











飛ばされて着地したところにあったのは、温泉のある大きなコテージのようなところだった。


天候はと言うと外は吹雪きかけていたのでこもってゲーム三昧にうってつけだ。

各自荷物をまとめると、どうやら2人部屋で泊まるらしいことがわかりどうしたものかと考えていると『このなかでフリーなのの組み合わせであの2人はじきくっつくしね…』と言い俺も異論は特になかったので部屋割りはすぐに決まった。

部屋割りが決まったところで、各自好きなゲームをやることにする。

俺はまずボードゲームに参加することにした。

さすがメンバーはみんなやり込んでるからか相当の腕だ、俺はなんとか真ん中の順位になれたが全員スコアは団子になっていて僅差という状況で終わった…

次はお金こそ掛けないがルールは本場カジノと同じもののポーカーやブラックジャックをやることにした。

結果としてはトントン、しかも彼女と二人でやった上なので自分ならマイナスになっていた可能性が高い。というのも彼女は流石というべきか一番のジャンルは2つ程度なものの全体的に高水準な腕を持っているから俺一人では多分マイナスだっただろうと思う…












そんなふうに30日は終わった。今日は晦日なので俺達(サークルの男達)は年越しそばを蕎麦や出汁から作ることにしていたので朝食もそこそこにやっていく。

俺の担当はつゆだ。たっぷりの昆布と鰹節で出汁をとり、さらに故郷の甘めの醤油と酒を入れてアルコールを飛ばしていく…

昼食は彼女らが作ってくれていたポトフやグラタンで温まりつつ蕎麦を作る側は生地を切り、天ぷら担当は素材の準備を始めたようだ。

俺はと言うと蕎麦が出来上がるまでミーナと過ごしていた。

彼女は穏やかな笑みを浮かべながらあぐらで座っている俺が後ろから抱きかかえるかたちとなっている。

『ふふ、好きでもない相手とこんなふうにすると思う?』と彼女は俺の心を見透かしたように言う。俺はと言うと「かなわねぇなぁ…」と言葉が漏れる。

すると向き直った彼女は俺に抱きついてくる、俺はと言えば抱き返してゆっくりと息を吐く。

そんなふうにのんびりと時間を過ごしていると、どうやら夕食の時間が来たらしく呼ばれる声がした。


年越し蕎麦は好評なようで俺たちとしても良かったと思い、また年明けまで各自別行動に移る。ゲームを楽しむもの、魔物娘としての享楽に耽るもの、俺たちはというと暖房の効いた部屋でただくっついていた。

『漸く伝えられた、心が満ちているのを感じるわ…』と嬉しそうにいう…悪戯心が俺に湧き上がり、正面を向いている彼女の額に自分の唇を優しく当てた。

彼女は頬を朱に染めて『いきなりしたからびっくりしたじゃないの…!』と言い俺は「返事、伝わったかな?」と返す。彼女はといえば『こ、腰抜けでないことを筆頭に一気に伝わったわよ…!』とどんどん赤くなる




そんなことをしているとどうやら風呂が空いたので行くことにした、彼女はというと腹をくくった顔でついてきている…


彼女は先にサウナに行くらしく俺は身体を軽く流してから温泉に浸かる、少し温度が高いが露天風呂なのでちょうどいいくらいだ
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