姉妹達に、
――まだ旦那さん見つけられてない姉さん達と妹達に、
言いたいことがある。
あなた達は考えすぎじゃないかと『わたし』は思う。
別にいいじゃない。デロンデロンに泥酔してるヒトだって。
別にいいじゃない。すんばらしい出会いじゃなくったって。
別にいいじゃない。背景。なんて言葉が似合うようなヒトだって。
好きなんだから。
……あ、好きじゃないからダメなのか。
…めんどくさいなぁもぅ。
……………………。
…こほん。
まぁとにかく、
…そんなこと思うわたしがどんな恋愛したのか、
…聞いてみる?
……………………
――――――――
―わたしと、
わたしの旦那さんとの出会いはどこにでもある普通の出会いだった。
ただちょっと違うのは、
お互いに最初に掛け合った言葉だったかしら?
><><><><
「……シよ♪」
「は、はい…」
小さな村の往来で、
わたしに跨られて仰向けになる彼は、ウットリとした……
……恍惚とした表情で、わたしの想いを受け入れた。
――
…なんでこんな状況になったのか、だって?
旦那さん候補探して気まぐれに転移したり、ふらふら飛んだりしてました。
ふらふら飛んで、たまたまこの村を通りかかりました。
なんとなく、村を見下ろしたら、このヒトが居ました。
ビビッと来ました。
確信しました。
ダイビングクロスアタック!!
――
―まずはキスから。お決まりよね♪
「ん――♪」
「……っ!!」
上半身を倒して問答無用で彼の唇を奪い、
開きっぱなしの彼の口の中に、舌を侵入させる。
「…――ッッ」
「――んふ!?」
―と、彼が両腕をわたしの背中にまわしてきて、
とっても強い力でわたしを抱きしめた。
それにちょっとだけ驚いて、
動揺してたら、彼の舌がわたしの舌を舐め上げて、
それにもちょっと驚いて、
ついつい舌を引っ込めちゃったら、
今度は彼の舌が私の口内に侵入してきて、
もぅわけもわからない内に、わたしの口内をメチャクチャに犯すの。
欲しい、欲しいって呟くみたいに、わたしの唇を貪って、
誰にも渡さないって言うみたいに、わたしを強く抱きしめて、
わたししか見えないって証明するみたいに、わたしの目を見つめて…。
……だからわたし、
一気に燃え上がってしまったの。
キスだって初めてじゃない。
精の搾取は何度もしてきた。
――でも、
こんな感覚は初めて。
沸きあがる熱に焦がされて、
目の前の相手を強く強く求める感覚――
――はやく繋がりたい。
キス、フェラチオ、様々な行為を許してきたわたしが、
まだ誰にも許したことのない『この』場所で、
彼と、このヒトとッ、
深くッ、深くッ、深くッ、
繋がりたいッ――
――――――――
――気づけばわたしは、
いつの間にか彼の下の衣服を剥ぎ取っていて……
自分の下を脱ぎ捨てていて……
彼のそそり立つペニスに手を添えて、自分の腰を落とそうとしていた。
――――――――
――……でも、
一抹の恐怖が過ぎる。
…純潔の喪失……
…失うことへの恐怖が、わたしを、
この先へ進ませることをためらわせる…。
……なさけない話。
…わたしは魔物だというのに……
「…あ、あの……」
…?
彼の声?
「む、――無理は、しないほうが……」
――……………………――
「…無理?」
その時、自分がどんな顔をしていたのかよくわかった。
――イヤラシイ笑み。
浮かべて、わたしは、
なんのためらいもなく腰を落とした。
「――――――――ぁッ―」
「うぁっ!?」
――激痛――
めりめりと、ぶちぶちと、引き裂かれる音が内から響いて…、
それに伴う鈍い痛みがこみ上げてきて…
押し上げられる圧迫感が…、
息を吐くほどの衝撃が…、
繋がった秘所から伝わる熱が…、
……――心地よくて、
全てが、どうしようもなく心地よくて…――
―わたしはむちゃくちゃに腰を動かしていたッ。
「んくっ―♪あ―♪あ――っ♪いたっ、いたっ♪――」
彼のお腹に手を置いて、腰を上げては叩きつけ、叩きつけては腰を上げ、
なんどもなんども繰り返し、彼を味わい味わって、
同じほどに味あわせ、
なれない痛みをかみ締めて、淫らな音に身を震わせて、
心を激しく、激しく高ぶらせて、
わたしは彼を求めた。
…と、ふいにされ放題だった彼が、わたしの衣服――
―ぱっくりと前の開いた、リリム特有の服に手を掛けて、
乱暴な力加
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