ここはとあるジャングルの奥地。普通の人は滅多にに立ち入らない場所だ。そんな場所で、修行僧であるアナンは、一人瞑想に耽っていた。
(生とは何か…苦とは何か…)
アナンは、静かではあるが、険しそうな顔をして、瞑想していた。するとそこへ、一人のリリムが現れた。どうやら、アナンを誘惑しようとしているようだ。
「あら、久しぶりね。」
(…また来た…)
「どうしたの?そんなに黙っちゃって?黙っていても、あなたの気持ちはわかるんですからね。」
(いくらリリムであろうが、私を堕落させる事は不可能だ。)
「あら、言ったわね。じゃあ、今から私が堕落したらどんなに素晴らしいか、教えてあげる。」
そう言うとそのリリムは、自分の穿いているパンティーに手を入れ、まさぐり始めた。
(…色仕掛けか…無駄な事を。)
アナンはそう思うと、心を無にしようと瞑想を再開した。どんな快楽にも落ちない。どんな手段にも耐えてみせる。そう思った矢先、アナンにも予測のしない事が起こった。
「んー、よいしょっ!」
何と、リリムのパンティーの中から、ホワイトボードが出て来たではないか。
(!!!!!?????)
困惑するアナン。当然だ。何せいきなりパンティーからホワイトボードが出たのだから。
「これぞ、四次元ポ○ットならぬ、四次元パンティー!」
(原作者に謝れ!)
そう言いながらも、リリムは、パンティ―からペン、プロジェクターを出し、挙句の果てには、iP○dも出した。
(何処から出した!?)
「え?何処からですって?それは、乙女の秘密ですよ。あ、そうそう、アソコはまだ処女なんで安心してくださいね
#9829;」
(そういうもんだいじゃねぇ!!)
さらに困惑するアナン。そんなアナンをよそに、リリムはパンティーから出した物を、いじくり始めた。
(何が始まるんです?)
「第三次魔物対戦だ。」
(知らねーよ!!つか何だよ、第三次魔物対戦って!!)
そんなやり取りをしながら約5分後、なぜかリリムによる堕落についての講義が始まっていた。
「えー、いいですかアナンさん。一般的な成人男性は、我々魔物娘達に堕落させられるのは、恐ろしい事だと考えていると思われていますが、それは大きな間違いです。では、このグラフをご覧ください。私達が調べた統計によりますと…」
(何か始まったー!!)
「ちょっと聞いていますか!?」
(はいはい。)
「…ならいいですけど。て、話の続きですが、この統計では、私達魔物娘と暮らしてどう思うか、についてアンケートした物なんですが、何と、アンケートに答えていただいた男性全員が、堕落して良かったと答えています!」
(…出来レース乙。)
「そして、彼らが堕落して、何が一番良かったという事については、やはり一番多かった答えは、妻が可愛い問う声が…」
(…)
「…そして、このインキュバス化についてですか…」
(…)
「…その…の効果…」
(…)
「ですから…あの…というわけで…」
(…)
一時間後
「…と言う訳で、ここがこうなって…」
(…)
さらに12時間後
「…と言う訳で、私達と共に堕落しませんかって、聞いていました!?」
(あ、ごめん、全然聞いていなかった。)
「何なんですかもう!全然興味持たないじゃないですか!折角使い慣れていないパソコン使ってプレゼンの資料作ったのに(製作時間約半年)!じゃあ、一体どうしたら興味持ってくれるんですか!?」
(じゃあ、何か面白い事をしてください。)
「ほ、本当ですか!?」
(嫌ですけど。)
「チクショー!!」
(まぁ、そもそも悟りに達し様としている私を堕落させようとしている時点で御察し何ですが。)
「何なの!?何なのこのザマ!もう私(検閲)年も処女なのよ!!売れ残りなの!!わかる!?」
(…首から、タイムセール中って書いたプラカード掲げておけばいいんじゃないスかw)
「だあぁぁあああっ!!何よ、どいつもこいつも私の事売れ残り扱いしやがって!わあぁぁあん!!」
(…何この地面に塞ぎ込んで泣くリリム。…何か哀れ。)
「え?今私の事、哀れって思いませんでした!?」
(えぇ…まぁ…)
「それと、私の事、可愛いって思いませんでした!?」
(ねーよ!!)
「後、私と結婚して下さいって!!」
(なぜそうなる!?)
「フフフ、わかったわ。そこまでして私と堕落したいのね。いいわ。さぁ、行くわよ!!」
(うわぁぁ、ル○ンダイブしてきやがった…ってこっちくんなぁぁぁああ!!)
一時間後
「ねぇ、私と一緒
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