宗教国家であるこの国では天使達が常にこの国に居られた。
ヴァルキリー、エンジェル、そしてそれに使える神官たち。
彼らがこの国を守っていた。
「天使様、ありがとうございます!」
「ダメですよ、私たちではなく、神に感謝を言ってください」
「ううん!ボクは天使様にありがとうと言いたいの!」
「仕方ありませんね……!」
人々も天の使い達を信じて、尊敬していた。
「昨今、魔物達の行動が活性化しています。貴方達も気をつけてください」
「了解しました」
魔物達は人を堕とし、堕落させる。
そんな事は許されない。
「エリア様、大丈夫ですか?」
「何がだ?」
「いえ、顔色がすぐれないので」
ヴァルキリー隊の長である私を慕ってくれる副官のマイク。
彼にはいつも助けられている。
「最近、色々と忙しくてな……!」
「お身体に気をつけてくださいね」
信徒達が私達を信じている。
だからこそ我らは彼らを守らないといけない。
そう思っていた。
「神よ!なぜ何もしないのです!?」
「エリア様!!それは神への……!?」
「す、すまなかった……、言い過ぎだった」
国は病に侵された。
多くの民が病に倒れ、苦しみ笑顔を失った。
天使達は彼らを救うために奮闘した。
しかし彼らの力では病を治す事は無理であった。
「エリア様……、私たちのために涙を流してくださるのですね」
「涙……?これが……?」
「……ええ、そうですよ、それだけで私たちは……!」
民は天使達を恨まなかった。
恨んだのは自分たちの無力さ、そして……を憎んだ天使達のみ。
「どうして彼らが、こんな目に遭わないといけないのです!?力が、彼らを救う力が欲しい!」
彼女達は祈った、自分たちを慕ってくれた大切な民を救うための力を。
そして……
「……!?これは……!」
エリアは力に目覚めた、病を治す力を。
神に感謝した。
まずは他の天使達にその力を分け与えた。
そしてその力を持って人々に力を注いで、病を治していく。
「……これは……!」
「良かった……!お前達が助かって……!」
人々、そして天使達からも感謝と笑顔が溢れる。
気づかない、その力がどこから来たものかを。
なぜ彼女達はこの国に来たのかも。
人々と天使達との交流はより活発になった。
良き隣人として触れ合い、笑い合っている。
「ボクを弟子にしてください!」
「……私は厳しいぞ」
天使達の助けになるために弟子入りするものもいた。
「天使様のおかげで最近身体の調子がいいんです!」
「まるで若返ったかのようにお肌もぴちぴちに!」
嬉しい誤算である。
ただ助けるためで必死だったがそれでここまで喜んでもらえるなら嬉しかった。
「何をしている!?お前達!!」
「……!?申し訳ございません!!」
しかし風紀のミダレが多くなってきた。
天使と人が淫らに交わる事は許されていない……。
だがそれは日に日に増えていた。
「寝苦しいな……、水を飲みに行くか」
エリアはふと夜中に目を覚まして、水を飲みに出た。
「……!!」
誰かの声が聞こえた。
エリアは静かにその声の方を覗く。
すると……
「っ……!エリア……様!!」
それはエリアの名前を呼んで自慰していたマイクの姿だった。
「マイク……!?そんな……!?」
目が離せない、手がどこかへ伸びている。
彼が手を動かすたび、気になる。
彼が射精した時、なんて無駄なことをさせてしまったのだろうと後悔した。
姿に気づく前にその場から離れた。
あまりにも衝撃的だった為、道に迷ってしまい、知らない部屋に入ってしまった。
そこにあったのは一冊の本であった。
それをなぜか呼んでしまった。
そしてそれまでの彼女達は終わった。
天使達は国民を集めた。
重大な報告をするために。
「悲しい報告をしなければいけません、この国は近い未来、滅びます」
大災害によりこの国は跡形もなく消える、そんな国の最後を見届けるために天使達は送られてきたのだ。
「ですが、そんな事はさせません!私たちが貴方達を捨てる事などあり得ません!」
気づかない、天使達の羽が黒く、染まっていくことを。
「なぜなら……、貴方達を愛しているからです
#9825;」
その顔は天使に相応しくない淫らな笑みであった。
黒く堕ちた天使達は人々を救う。
「お、お姉さん!?ど、どうしたの!?」
「そうか……
#9825;まだ知らないのだな
#9825;師匠としてお前にメスの孕ませ方を教えてやる
#9825;」
すでに相手がいるも
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