邪竜が蘇った日

それは突然現れた。

「なんだ……、ドラゴン?」

それは創作物だけの存在だと思われていたドラゴンである。

「まるでゾンビみたいだ」

その姿はまるでゾンビのようにあらゆるところが腐っていた。
しかし……

竜は大きく息を吸い込みブレスを放った。
街中の多くの人々はそれに巻き込まれ……

「静香ぁぁぁ!?」

多くのものは悲鳴をあげた。
しかし……

「あはぁ
#9825;あなたぁ
#9825;すきよぉ
#9825;」

「な、ど、どうしたんだ!?ああ!?」

巻き込まれたものは生きていた。
いや、人としては死んでいた。

「や、やめてくれ!?子供達が!?色んな人がみてる!?」

「みてないわよぉ
#9825;ほらぁ
#9825;」

そう言われ周りを見てみると

「山田くん!?やめて!?あ、ああああ
#9825;」

「ここ
#9825;気持ちいいのぉ
#9825;」

同じような人々に襲われている人々しか周りには居なかった。

「そ、そんなぁ……」

そして……再び竜はブレスを放った。
今度は男も巻き込んで














人々は竜にミサイルを放った。
竜は血を噴いたが、倒されなかった。
怒り狂った竜はミサイルの発射地点を徹底的に襲った。

そしてその中には……

「くっそぉ!?ドラゴンめ!?」

「ケンちゃん
#9825;」

「そ、その声は!?ありえない!?」

男が振り向いたその先には、死んだはずの幼馴染が裸で居た。

「蘇ってきちゃったぁ
#9825;」

彼らは知らない。
先のミサイルでばら撒かれた血、それが死者を蘇らせた事を。

「ねえ……
#9825;ケンちゃん、私のこと好き?」

「好きだよ……、ずっと」

悲鳴が基地中に響く。
その悲鳴が嬌声へと変わるのはそうかからなかった。

「ケンちゃんになら、殺されても良いよ……」

「そんな事できるわけないだろ!?」

男は銃を捨てた。
幼馴染を抱きしめて……。
そして人としての人生を基地と共に終えた。








竜はあらゆるものを破壊し尽くした。
善も悪もなく。
そして……

「やっとぉ
#9825;みつけたぁ
#9825;」

「だ、誰なんだ、君は?」

竜は人の姿となってある男子高校生の前にいた。
むちむちで緩んだ体の胸とお尻は適度な柔らかさを持ち、その下からは涎を垂れ流し続けている。

「忘れたのぉ
#9825;勇者である貴方が邪竜である私をそのおちんぽで退治したのぉ
#9825;」

「勇者!?何の事を言ってるんだ!?」

「その前はぁ
#9825;確かぁ
#9825;村の幼馴染だったよねぇ
#9825;」

男は戸惑った。
身に覚えがない話だったからだ。
しかし……

「だいじょうぶだよぉ
#9825;こーびすれば思い出すよぉ
#9825;ああん
#9825;
#9825;」

「あ、ああああああ
#9825;
#9825;」

竜はその涎を垂れ流し続けていた柔らかな花園に男のそれを飲み込んだ。

男の脳裏に記憶が蘇る。
幼馴染として彼女と暮らした事、勇者として竜の彼女と共にいた事。
そして次の再会を待ち望んで別れた事……

「……思い出したよ、リューナ
#9825;
#9825;」


#9825;
#9825;
#9825;
#9825;
#9825;うれしいぃぃ
#9825;
#9825;
#9825;リュウが
#9825;
#9825;おもいだしてくれたぁぁ
#9825;
#9825;
#9825;」

前世を思い出した。
何度転生しようと結ばれたあの頃の記憶を。

「リュウ好きぃぃぃ
#9825;
#9825;大好きぃ
#9825;
#9825;」

竜はブレスを彼にキスしながら吐く。
口の中に直接それは吹き込まれ……

「リューナぁ
#9825;リューナ
#9825;
#9825;
#9825;
#9825;」

もはや2人の顔は、みっともないくらいに緩んでいた。
脳味噌が腐りはてたかのように。
それはある意味間違いではない。
彼女が吐く腐敗のブレスは、理性や抵抗を剥ぎ取り生殖本能に忠実なケダモノへと変えるのだから。

「おほぉぉぉ
#9825;
#9825;イギィぃぃ
#9825;
#9825;
#9825;いぐいぐぅ
#9825;
#9825;
#9825;」

「いいいぃいぃいぃ
#9825;うおおおおおぉぉ
#9825;
#9825;」

ドピュドピュドプ
#9825;
そんな精を放たれた音を常に出しながら2人は交わう。
そんな2人を気にするものは居ない。
何故なら既に周りには人と交わり合うことしか脳がない死者達しか居ないのだから。













かつて幼馴染であった2人がいた。
2人は結ばれる事を
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