「う〜ん、どれだろう・・・」
その次の日、俺は午前中に勉強を終わらせ、ホームセンターに来ていた。
とりあえず、爪研ぎ、足場がくんであるのぼり台、首輪を買った。
でもどうしても、猫缶をどれを買えば良いかがわからない。
「これか?、いや、これか?」
ふと思い出すと、あいつは野良猫だったから、
餌は自分で取ってくるんじゃないか?
そうなったら、猫用の抜け穴作らないといけないな。
とりあえず猫缶を適当に入れる。
「よし、必要な物買ってくるか」
俺は最低限必要な物を買ってホームセンターを出た。
ノコギリ、木材、ゴム板、tec・・・
「ふぅ、このぐらいで良いか・・・」
俺はその荷物を荷台に縛り、家に帰った。
早速家に帰った俺は、親に電話をかけた。
「もしもし、親父?あのさ、猫飼う事になったから。」
「は?まあ、いいけど、ちゃんと面倒見ろよ?」
「わかってるよ。後、猫用の抜け穴作るために二階の網戸に穴あけていい?」
「あぁ、別にいいけど、とにかく勉強がんばれよ?」
「はいはい、わかりました。がんばります」「ぷつっ」
面倒くさくなりそうだったから一方的に電話を切った。
まず、網戸を切ろうとしたとき、あの猫がすりよってくる。
ふと気づくと、名前を付けていなかった。
「お前の名前決めてなかったな」
「ニャ〜」
「わかるのか?」
「ニャ〜」
「?、まいいや、名前か、タマ」
「シャーー!!」
「ごめん、ごめん」
網戸を切り、そこに木の縁をはめ込んだ。
「お前が喋れれば良いんだけどな・・・」
「ニャ〜〜」
軽く猫の頭をなで、とりあえず、名前の事はおいておいた。
「よし!できた!」
そして、ゴム板をあけられるように上に付け、
ゴム板が動くのを確認し、俺は一階に下りた。
気づくと、時間は午後の4時を過ぎていた。
冷蔵庫を確認したが、あまり食材は入っておらず、
仕方なく買い出しにいく事にした。
金は月1で両親からお金をもらっている。
最低限必要なお金を。
自転車の鍵を外し、乗ろうとすると、後ろにあの猫が座っていた。
「そこお気に入りか?」
「ニャ〜」
「そうか」
そして、自転車を走らせる。
スーパーまでは自転車で5分程度、歩きで10分と言ったところだ。
スーパーでは今後の材料の買いだめと、好きなアイスを二つ買った。
「よし、予算以内だし、好きなアイスも買えたし、いい感じだ」
「ニャ〜」
「帰るか!」
「ニャ!」
「よっしゃ」
そして、家に帰った。
今使わない食材を冷蔵庫に入れて、夜飯の支度をする。
適当による飯を作り、猫には猫缶をあけた。
「よし、食うか」
「ニャア・・・」
「どうした、食べないのか?」
猫は一向に食べようとしない。
「やっぱり、だめか・・・」
猫は好きだが、飼うのは初めだから、全然わからない。
「猫にも好き嫌いはあるか・・・」
その日は、猫は何も食べなかった。
次の日、起きて一階に下り、水を飲もうと冷蔵庫を開けると、
昨日買った食品が軽く無くなっている。
「おかしい・・・、泥棒か!?、でも食い物だけだしな」
家の中の金目の物も盗まれてはいない。
俺はビデオカメラを冷蔵庫の近くに設置した。
その夜、俺は猫を膝の上で可愛がっていると、最初はじゃれてきたが、
急に走ってどこかに行ってしまった。
やっぱりよくわからない。
次の日、冷蔵庫からまた食品が無くなっていた。
俺が、カメラの映像を確認すると、そこには人影が映っていた。
俺はその夜、冷蔵庫の近くでネットを持って待ち構える。
謎の人影が冷蔵庫に近づいてくる。
そして、一気にネットをかぶせ捕まえた。
「にぁあ!」
「なんだ、この声は?」
「にゃあ、なにするにゃ!!」
そこにいたのは、猫のような耳、手足には毛が生えてる女の子だった。
「それコスプレか?」
「違うにゃ!!本物にゃ!!」
その女の子はあの猫だと主張して、境内でのお祭りの事、買い物で買ったもの、
パンツの柄まで当てた。
ここまで言われたら信じるしか無いだろう。
彼女は魔物の種類のネコマタで、名前はミカ。
家が無いため、住まわせて欲しいという事だ。
魔物がこの世界に居る事に驚きだ。
「しょうがない。住まわせるが、絶対他の人にその姿を見せるなよ?」
「わかってるにゃ、大丈夫だにゃ」
顔をよく見ると、とても可愛い顔をしていた。
じっと見ているとこちらを向いた。
「どうしたにゃ?何か顔に付いてるかにゃ?」
俺はドキッとして、赤面しているであろう顔をそらし話をそらす。
「とりあえず俺は寝るから。布団は押し入れに入ってる」
「わかったにゃ、おやすみだにゃ」
俺の部屋に行って布団に入ろうとした時、
ミカが部屋のドアの隙間からこちらを
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