出来上がった夫婦

 黒に覆われた金の相貌がねっとりと男を見つめている

「凄いわね貴方、こんな状態になったら大半は怯えるか絶望するかなのに……カッコいい
#128155; 私の名前はメネクナよ」

 アポピスのくすぐる声にも動じず、アルテッドは声を張り上げた。

「皆をどうした!」

 魔法で拘束されてもなお、アルテッドはギラギラした目で楽しそうにしている総大将を睨んだ。
 相変わらず魔物は素晴らしい肉体を持っており、彼女も例外ではない。アルテッドも気を抜けば不意に見惚れてしまう美貌に反してきゃっきゃっと動く彼女に合わせてぷるぷる揺れる乳房は、乳輪を隠す銀の装飾をつけているだけである。
 下着のない彼女の双乳は先につけている装飾の重さも相まって俯いている。だが、形が崩れている事はなく、たっぷりと中身の詰まったそれは、新鮮な張りをもちながらも彼女の仕草でふるふるゆさゆさと実に細かく揺れて、綺麗な形を持ちながらも自由に形を変える柔らかさがある事を知らせている。
 きゅっとしまったくびれは目線だけでも撫でたくなり、視線はその下にある愛液で濡れて伸縮しているアソコに自然とたどり着くだろう。しかし、そこは教団の教えを絶対としていたアルテッド。そんな不純な部分には目もくれず、ただただこの蛇の呪縛から逃れ、どう殺るかを模索していた。
 その下から先は真っ黒なうろこに覆われた蛇の胴体がずるりと続いている。彼女が動く度に気持ち悪く尾をならし、アルテッドは嫌悪感を抱いて顔をしかめる。
 表情の変化が答えずに辺りをうろちょろしているからだと勘違いしたアポピスは口を開いた。

「大丈夫
#128155; 皆もう末永く結ばれたのだから」

 優しい口調にも眉ひとつ変えず、アルテッドは殺気を強めて答えた。

「もう、相変わらずね……でも」

 ずるずると近づきながら、極上のごちそうが出されたように唇をぺろりと舐めあげて妖艶な笑みを浮かべる。アルテッドの耳元に唇を置いてくすぐるように囁いた。

「だから堕ちる時の落差がいいのだけど、ね
#128155;」
「俺は堕ちん……!!」
「ちん?」

 声量はないが、気迫のこもった声をぶち壊す一言がアポピスから放たれた。端麗な容姿に合わない悪戯小僧のような笑みを物理的にぐちゃぐちゃにしたい衝動に駆られた。

「もうそんな怖い顔しないで、さっそく犯りましょうか」
「なぁ――――っ!?」

 アルテッドの首にメネクナの牙が刺さった。その瞬間、心臓がドクンと跳ねた。
 深々と牙が肉に食い込んでいるの血がこぼれる様子はなく、まるでコリをほぐされるようにじんわりと気持ちがいい。それと平行に何かを流し込まれているのが分かる。それが淫猥なことだと分かるのに、抵抗する気力が湧かなかった。
 牙が抜かれ、メネクナはとろんとした目で浅い呼吸をしていた。

「何を……した」
「わかるでしょ? エッチになるお呪い♪」

 ああそうかと心の中で納得する。徐々に呼吸が荒くなり、瞳孔が開いて、ムスコをガチガチに固くする。拘束ごと上昇され、ちょうど股間とメネクナが同位置の所で止まった。服の上からも立派な得物を持っているのが分かり、生を楽しみにして服を魔法でぽいと飛ばした。ぶんぶん肉棒が揺れ、メネクナの目を釘付けにする。

「わっ
#128155; さすが鍛えてるだけはあるわね……インキュバスに変わるのが楽しみ……
#128155;」

 じゅるりと涎がこぼれる。

「や、やめろぉ……」

 下をむいているアルテッドの声は覇気がなく、本心の言葉でないことが丸分かりだった。

「はいはい、すぐに昇天させてあげるから……」

 そう言いながら彼女は自分の十本の爪を玉の入った袋に向けて、硬い勃起棒には自分の牙を覗かせて、片方それぞれに爪五本を突き刺し、赤い亀頭には自分の牙をズブズブと差し込んだ。

「おっぐううぅぅ……
#128155;」

 普通なら痛いはずなのに内側から性感帯をめちゃくちゃにされているような快感と焼けるような灼熱がアルテッドの全身を襲う。首に刺された時と同じように何かを流れているのは変わらない。
 目で追って分かるほどに彼の精器がみるみる肥大化していく。最終的に太さは子供の腕まで太くなり長さは軽い成長を遂げてし、傘も食べごろだと主張するように開いている。玉袋も膨れ上がり、インキュバス化以外の精能力が底上げされていた。
 とんでもない快楽を浴びせられていたはずなのにアルテッドは一度もイけず、指が余裕で入りそうなほどに鈴口をぱくぱくさせて我慢汁を流している。

「ほら見える? 指が入っちゃいそう……
#128155;」

 物は試しと言わんばかりに恍惚な笑みのままメネクナは細いその指を一本穴に沈ませた。

「あっあひぃぃぃ!!
#128155;」

 先ほ
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