祈り 〜胸で…

「う……」

強烈な射精を終えて緊張の糸が切れてしまった。
体力と精力は即座に回復を始めるが、快楽に痺れた足腰が限界だった。
背を預けていた教壇にもたれて、ズルズルとへたりこむ。

「ふふ……お疲れ様です♪
    ……お掃除しますから、そのままじっとしていてください」

優しげに微笑む聖女は俺をねぎらう。
膝立ちの体勢から前に屈み、前髪を掻き揚げて射精を終えても十全の威容を誇るペニスを咥えようとする。
天を突き精液と唾液で光る亀頭に唇を被せようとするサーシャの肩に手を置いて、それを止めた。

「あ…」
「サーシャ、少し休ませて。疲れちゃったよ」

嘘…ではなくて建前の口上。
別に疲れてなどいないし、サーシャと愛し合うことを休みたくは無い。
空いた片手でサーシャの頬を撫で、その手を彼女の大きな乳房に伸ばした。
乳房を掬いあげられて、「あんっ
#9829;」とサーシャが小さく喘ぐ。

「サーシャのおっぱいの中で、休ませて」

俺のお願いにサーシャは慈愛に満ちた優しい笑みを、歓喜に満ちた妖しい笑みに替えた。

「はい……
#9829;」

俺の意を理解したサーシャは、最初の愛撫で胸元がはだけた僧衣の上着に手を掛けて脱ぎ、全裸にストッキングだけの姿になる。
精を代謝し、生気に溢れた裸体はうっすらと輝いて視界に入るだけで興奮を煽る。
一際目を引く二つの美巨乳が、重力に逆らい…あるいは俺に襲い掛かろうとしているかのように、先端を俺に向けた。

サーシャは自らの乳房を下から手で掬い上げ、ゆさゆさ揺らして俺に見せ付ける。
ほんのりと上気し、抜けるような純白の肌理に淡い桜色が浮かんだ乳房。
サーシャの手どころか俺の手にも収まり切らない大きな乳房に、それとは対照的に木の実のように小ぶりな乳首と乳輪。
大きな乳房に小さな乳首、ミルクプリンに載ったサクランボを思わせる白い乳肉に紅く充血した乳頭。
対照的なサイズと色が、彼女の美巨乳の美しさを強調していた。

「ふふふ……っ」

ずっと見ていたい、ずっと触れていたい、愛する妻の大きな胸。
物欲しそうな俺の視線と奉仕をねだってビクビク震える俺のペニスの反応に、サーシャは上機嫌に微笑む。
おっぱいで包み込みたい、食べさせてあげたいという彼女の眼差し。
俺は彼女の望む言葉で、彼女の望む行為をねだった。

「胸でして。 サーシャのおっぱい、俺のペニスに食べさせて」
「………っ
#9829;」

ぶるりと身を震わせ、待っていましたとばかりにサーシャは持ち上げた乳房を俺のペニスの先端に下ろした。
─にちゃり……。
俺の精液と彼女の唾液の混合液に濡れた亀頭が乳房に滑って音を立てる。

粘液に濡れたペニスはぬるぬるとぬめって乳の間に挟もうとするサーシャの乳肉を滑る。
二つの乳房の谷間にペニスを貫通させようと両手で抱えた乳房を何度も亀頭に擦り付けるが、その度に濡れた先端はサーシャの乳肉をつるんと滑って逃げてしまう。亀頭と乳房が擦れるのは気持ちが良いが、ちょっともどかしい……。
与えられた快感に正直な反応を返すくせに素直に乳房の中に納まらない『聞かん棒』を、優しい眼差しで彼女は見やる。

「ふふ……暴れんぼさんです
#9829;
  では、休憩する前に少し一緒に遊びましょうか……
#9829;」

ひと思いに挟めないなら最初はこの感触を味あわせてあげようと、サーシャは乳房にペニスを貫通させることを止めた。
抱えた乳房の、その先端にある乳首。
紅く充血し、ピンクの真珠を思わせる小ぶりな乳首で、亀頭の鈴口を突いた。

─ぬちゃっ。
「う……っ」
「ん……
#9829;」

亀頭に返った感触と、乳首に返った感触にそれぞれ息を漏らす。
抱えた乳房を動かし乳首を筆のようにして、亀頭をつついて、なぞる。
まずは乳頭で鈴口をつつく。
柔らかさの極致にあるサーシャの乳房の中で唯一コリコリと硬い乳首が、鈴口に押し付けられた。

パクパクと小さく口を開ける鈴口は、キスをしてきた乳首に甘噛みすろようにキスを返す。
サーシャは抱えた乳房を手で器用に動かして、二つの乳首で亀頭の先端を舐めるようになぞった。

─ぬちゃ、ぬちゃっ……。
「ん… ん… ん…♪」

精液と唾液で濡れ、そして鈴口から先走りを溢れさせる亀頭の鈴口。
二人の混合液で、つつく乳首を濡らしていく。
先端同士をたっぷりつつき合わせたら、今度は亀頭のエラに、エラの内側にと乳首をなぞらせる。

─ぬちゃ、ぬちゃ、ぬちゅっ……。
「お、おぉ……」

二つの舌に舐めまわされているような快感に息を漏らす。
サーシャは丹念に亀頭を乳首ズリして、自分の乳首への快感と、俺を喘がせる興奮を愉しんでいた。
じっくりと亀頭と乳頭を遊ばせて堪能したら、二つの乳首の間に亀頭を挟みこむ。
そのままそそり立つペ
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