堕落神を讃える逆さ十字の黒い十字架の下。
元は礼拝堂だったそこは、今では絨毯張りの広間になっている。
礼拝のための椅子などはなく、教壇が十字架の下に一つあるだけだ。
そこでは堕落神の信徒となった弟妹達が思い思いに交わっている。
幼いその身体で魔性の快楽を愉しみながら、万魔殿にて信徒を見守る堕落神に感謝を捧げる。
淫らに交わり、快楽に溺れることが堕落神への祈りの捧げ方なのだ。
「万魔殿に御座す我等が神よ……
今日も人々が淫らに過ごせますように……」
幼い堕落神の信徒とその夫達が思い思いに交わっている、その広間の最奥。
逆さ十字の真下で、レスカティエの堕落神教徒達の教主を務めるサーシャが祈りの句を捧げる。
それが俺達の交わりの……祈りの合図だった。
サーシャを後ろから抱き締め、僧衣の上から乳房を掌で包む。
淫気に中てられてしっとりと汗ばむ膨らみを、手の中で優しく揉みしだく。
すぐさま乳首が隆起し、硬くなっていくのがわかった。
極上の柔らかさを誇る乳房の感触を愉しみながら、硬くなった先端を指先で挟んで優しく擦る。
「んっ…… はぁぁ……
#9829;」
熱い吐息を漏らし、俺に身を預けて体重をかけるサーシャ。
胸で優しく抱き留めて、サーシャの乳房を捏ね続ける。
少しひんやりとしたサーシャの手が俺のペニスに触れ、掌に包み込んで指で揉み返す。
萎える時間よりも勃起している時間のほうが遥かに多くなったペニス。
既に臨戦態勢にあり、鈴口からは先走りを溢れさせている。
「あぁ……♪ とっても逞しいです……
#9829;」
乳房への愛撫に熱い息を小さく吐きながら、陶然とした声で呟く。
前を向いたまま器用に手で俺のペニスを愛撫するサーシャ。
掌と、小指から中指までの指三本で肉竿をグニグニと痛みを感じる寸前の絶妙な力加減で握り揉む。
ペニスの芯…尿道に流れる先走りを揉み出すような動き。
残る親指でカリのエラをクリクリとつつきながら、人差し指で鈴口をなぞって先走りを亀頭に塗り付ける。
欲望を煽る手淫に、ペニスの硬度がますます高まる。
俺は腕の中に彼女を抱き、肩に顎を載せて耳元で囁く。
「サーシャのおっぱいも気持ち良いよ……堪らないよ」
囁いて、尖った耳を唇で甘噛みする。
腕の中でゾクゾクとサーシャが身震いする。ペニスを愛撫する手に力が篭もる。
きゅっと握られ、上下に扱く運動に変わった。
力を入れて根元を握り、徐々に力を緩めながら先端へ……。
カリのところで止まり、握る力を強めながら根元へゆっくり。
尿道の中の先走りを揉み出すような動き。
尿道から鈴口へ、熱い粘液が漏れ出していく。
先走りを搾り出される快感は、弱い射精のようでもある。
ただし、射精と違って欲望を放出してくれるほどではなく僅かな快感で欲望を煽る生殺しの。
むしろ半端な放出感は射精への欲望を高めていく。
サーシャはこうして、俺の欲望を煽る行為を好む。
俺が吐き出す精液をより熱く、濃く、多く、勢い良くする為だ。
魔物は男の精液を好み、美味を求めるかのように質の良い精液を欲しがる。
どの魔物も大抵そうらしいが、堕落神の信徒達は魔物の中でも特に男性の精液に対する思い入れが強いらしく、子宮で受け止めるだけでなく全身に浴び、外も内も白濁に染められることを喜ぶ。
サーシャも例外に漏れず、とにかく俺の精液を欲しがる。
こうして俺の欲望を煽りに煽った後、胃が満ちるまで俺の精液を飲み干し、顔を、胸を、肌を白く穢し…子宮が満ちて溺れるまで精液を求める。
そしてサーシャの欲望に応えたい俺は、彼女の望むままに精を──俺自身を喜んで捧げる。
「んっ……
#9829; あなたの手で直に、触ってください……
#9829;」
サーシャの要求に応え、実行する。
胸元が大きく開いた僧衣…その胸を覆っている僅かな布を指で開く。
プルンっ……と拘束を解かれた美巨乳がまろび出る。
美肉が詰まった乳房はいくら揉みしだいても決して垂れることなく、重力に逆らって美しい形を保つ。
美巨乳の先端の小さな乳首は何度しゃぶろうが色褪せることなく、充血して紅い宝石のようだ。
俺の手にも納まらない果実を、指を広げて包む。
極上の乳肉は力を入れて揉むまでもなく、メレンゲの柔らかさとシルクを超える肌理の細かさで俺の指を迎える。
たっぷりとした重さと密度があって弾力に富んでいるのに、置かれた手と指をゆっくりとその中に飲み込むように沈めていく。
反発する弾力と包み込む雲のような柔らかさ……矛盾した二つの感触を破綻させることなく兼ね備えた、魔性の果実。
手に包んだ乳房を支えるようにして持ち上げる。
心地良い柔らかさと温もり、そして重みが俺の手を押し返してくれる。
決して力を入れず、彼女の乳房を手
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