「ハァ〜〜・・・やっちゃったな・・・やっちまったよ・・・・ハァ〜」自室の窓の所で溜息をつきながら空を見上げるデュラハンのサナ。1週間前にエロ狐に犯されてしまい後悔の念が自室に渦巻いていた。
「仕方ない・・・剣の鍛錬でもするか」そう言うと剣を持ち扉の方へ歩くサナ。
「何であんな事になったんんじゃ・・・」一方廊下で愚痴を言いながら肩を叩くバフォメットのネリア。オタク狐に1週間のコスプレ写真撮影会に付き合わされてしまった。
「ふぁ〜〜〜。疲れたわい。とにかく今は早く寝たいわ・・・」欠伸をしながら歩いてると不意に目の前の扉が開きぶつかるサナとネリア。
「痛い!!」
「ぬわっ!!」
見事にぶつかり尻持ちつく二人。
「「気を付けてよ(もう)(じゃ)」そのまま、行く二人だがこのとき異変は起きていたのだ。
地下室に響く足音。鎧が擦れる音。そして・・・・
「なぜじゃ・・・体が重いのじゃ・・・それに、視界が高いような・・・」多分疲れてるのであろうと思いそのまま自室に行きベットの上で爆睡するネリア。
〜同時刻〜
「う〜ん。なんか、視界が小さいわね。それに、剣が重い感じが・・・」そう思い、剣を持つと自分にはついていない筈の肉球がついていた。
「な・・・なんなのこれーーーーー!?」絶叫と同時に走って自室に行き鏡の前に立った。そこには、頭に二本の角を生やしヨレヨレの白衣を着てお尻から振り振りの尻尾が出ておりモフモフ感を漂わせる肉球。そして極めつけはツルツルのお・む・ね♪♪
「なんでじゃーーーーーー!!!!!??????あたしの、ナイスバディーな体が何でよりにもよって変態バフォメットの体になってるのよ・・・そうだわ、これは夢よ夢なんだわぁーーー」頭をヘッドバッティングしながら悶えるサナ(今はバフォメットの体)
「そうだわ、きっと寝たら元に戻るんだわ・・・そうよ。そうに決まってる!!」そう言うと、ベットに潜り込み羊を数えてそのまま眠りについたサナ。
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「わあああああ!!!!!はぁ・・・・はぁ・・・はぁ・・・」汗だくになりベットの上で息を荒げながら額の汗を拭うサナ。
「夢か・・・ハハハそんなわけないよな。まさか、体が入れ替わるなんてな。さて、シャワーでも浴びるか」そう言うとシャワー室に向かうがベットのシーツに足を置いた時滑って転んでしまった。
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ドンッ!!!!
大きな音と共にベットの上から落ちるサナ。
「痛っ・・・・なんだ、あれが夢なのか・・・・」こけた時に手をついたらまだ、むにゅむにゅ肉球のままであった。
サナは元に戻る事ができるのか?
〜次回に続く〜
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