自警団屯所の参謀室。多くの地図、手配書などが山ずみにおいてある。この部屋の真中にいる一人の男性。静かに、紅茶をすするは自警団副団長のアラン・ペルセウス。彼には、ある悩みがあった。その悩みとは・・・・・
「パパ〜〜〜」
「サーシャ!!!駄目じゃないか!!こんな所に来て」
「だって・・・・パパやママがいないから寂しいんだもん・・・」涙目で訴えるサーシャちゃん。
その悩みは、娘のサーシャが自警団の屯所に遊びに来ることだ。剛勇ぞろいの屯所でも犯罪者を収容する部屋もある。そのため、自警団関係者以外あんまり入らないようにしている。
「いいかい、サーシャ。ここは、とても危険な場所でもあるんだ。あんまり来たら駄目なんだよ」優しい口調で話し掛けるアラン。
「パパは・・・私の・・・こと嫌い・・・」
「いや、違うんだよ!!サーシャ!!!ここh・・・・」
「うあああああああああああああ〜〜〜〜んんんん!!!」大泣きするサーシャちゃん
「ああ・・・ごめんよ。サーシャ・・・パパが悪かったから許しておくれ」サーシャちゃんを抱きしめるアラン。
こんな感じで自警団には毎日サーシャちゃんがいた。
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街・パトロール中
「ふ〜〜〜〜」
「どうした?アランため息なんかついて」後ろから声をかけてきたのは、団長のアルドラド・T・タイラント。この自警団の団長である。
「団長・・・・いえ、娘のサーシャなんですけど・・・・」
「ん・・・なんだ・・・」
〜団長に説明中〜
「というわけなんです」
「それなら、保育園に預けたらいいじゃないか!!!俺の娘や隼空、ゴミナントやレクトもあそこに預けてるんだぞ」
「保育園ですか・・・」少し考えるアラン
「わかりました!!!では、早速手続きしてきます」そう言って保育園に向かうアランさん
「おい!!!!まだ勤務中・・・・だめだ聞いてね」
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〜数日後〜
「ママ〜〜行ってくるね!!」元気に家を出るサーシャちゃん。そしてお友達のダークプリーストのミリアちゃんと手をつないで保育園に向かう。
「うん気を付けてね♪♪」手を振って娘を送るシェリアさん。
「よかった・・・お友達ができて」胸をなでおろすシェリアさん。
「そうだね・・・さて、僕らもそろそろ行こうか!!!今日は、プールの警備だからね」
「そういえば・・・・サーシャ・・・今日はプールがあるって言ってたわね」
「もしかしたら、僕らの行くプールだったりして・・・」苦笑いするアラン
そういいながら、仕事場に向かうアラン。
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