第22話 天才詐欺師登場!!

 静かな、住宅街に悲鳴が巻き起こる。その悲鳴は瞬く間に感染したかのように広まった。

 「だまされたぁーーーーー!!!!!」

 「偽物じゃないか!!!!」

 「これは、さいあくだーーーーーーーーー!!!!!!」

 どうも、誰かにだまされたみたい・・・・・

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                〜隠れ家〜

 「ふひひ・・・これは、いい大量だよ。あいつら簡単に騙せるから嬉しいよ」金貨を一枚、一枚数える男。この男の名前は、グラド・・・天才詐欺師だ。

 「さて、今度はあの家でも狙おうかな・・・・・・くくく・・・」不敵な笑みを浮かべ、BARに足を運んだ。

               コンッコンッ

          「は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い」

 中から現れたのは、一人の女性・・・もといオカマが出てきた。

 (馬鹿そうな奴が現れたな・・・・よし!!!やるか!!)

 「こんばんは〜。私、宝石店のものですけど今よろしいでしょうか?」

 「あらぁ〜宝石店の人?よかったわぁ〜明日、私の妻の誕生日なの。何かいいのはないかしら?」

 「かしこまりました。ではこちらの、ガーネットの指輪はどうでしょうか?こちら、ドワーフが装飾した指輪です。お値段は80万金貨ですが・・・奥さんのプレゼントでしたら・・・20万金貨でどうですか?」ガーネットの指輪を見せた。その指輪は他の指輪と異なり異常なまでの輝きがあった。

 
 「これはすごいわ・・・・・これにするわ!!!!!」趙著なく金貨を渡すオカマ

 「では、どうぞ」指輪を渡すグラド。

 (馬鹿な奴・・・これは、偽物の指輪なんだよ!!!バーーーーカ!!!)

 「ありがとうね」

 「いえいえ、それではお買い上げありがとうございました」頭を下げドアが閉まったのを確認すると、その場を後にした。

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                〜次の日〜

 「アルフ・・・いいのか・・・こんな高価な指輪を貰って・・・・」

 「いいのよ、レオナ・・・さぁつけて」指輪をそっと紅指にはめようとした時だった。

               ぼぅ!!!!

 瞬く間に、指輪は燃えてなくなってしまった・・・・・・。

 「な・・・・何が起こったの・・・・アルフ・・・」目をぱちくりするレオナ

 「私も・・・わからないわ」唖然とするアルフ。その時だった。ドアをぶち破って入って来た男がいた。

 「兄さんだいzy・・・ぶべらぁ!!!!」物凄い勢いで殴られる男もといロナルド

 「お兄ちゃんと呼ぶな!!!!!お姉ちゃんと呼んで・・きゃぴ!!」

 「お姉ちゃん・・・・どうしたの?」ぶち破られた壁越しから言うロナルド

 「実は・・・」

                 説明中

 「それって、ガーネットの指輪じゃないの?」

 「そうよ・・・よく知ってるわね」

 「実は最近、偽物の指輪が売られてるんだ。手口は全部姉さんと一緒・・・・犯人はグラド・・・・詐欺師のグラドだよ」

 それを聞いた瞬間、弟を蹴り飛ばすアルフ

 「そうか・・・・よくわかったわ・・・ロナルド・・アンタはおとなしく寝ておいて、先の戦いで負傷してるから」優しいんだか、恐いのかどっちなんだよ!!!!

 そういうと、家を飛び出すアルフ

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               〜隠れ家〜

 「大量大量。こんなにも儲かると笑いがとまらねぇな。はははははははははははははは!!!!でも外が騒がしいな・・・・・・」

 「こんにちは、宝石屋さん」そこにいたのは大木を片手に持っているオカマがいた。

 「てめぇは、あの時の!!!」

 「さぁ、お金を返して・・・今なら許すわよ」

 「誰が返すか!!!この化け物オカマが!!!!!!」

    ぴくっ

 「てめぇが馬鹿だからだ!!!!この顔面凶器!!!」

   ぴくっぴくっ

 「この・・・・・かいぶつおかまがぁーーーーーーー!!!!!!!!」

    ブチッ!!!!!!!!!!!!

 「そんなに死にたいのか・・・貴様・・・・それならお望みどおり死ね!!!!!!!!!!!!」

 「え・・・・・・・ぐばぁあああああ!!!!!」顔面パンチされそのまま木にぶつかり、グラドの胸ぐらを掴んだ。

 「オラオラオラオラオラオラオラオラ!!!!!!!!」馬乗りになり顔面を連続で殴る!!!!!!!

 「ぶべっぶばっぐへっぐふっ・・・・・し・・・・・・し・・・ぬ」

 その後グラドに取られた金貨
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