静かな、住宅街に悲鳴が巻き起こる。その悲鳴は瞬く間に感染したかのように広まった。
「だまされたぁーーーーー!!!!!」
「偽物じゃないか!!!!」
「これは、さいあくだーーーーーーーーー!!!!!!」
どうも、誰かにだまされたみたい・・・・・
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〜隠れ家〜
「ふひひ・・・これは、いい大量だよ。あいつら簡単に騙せるから嬉しいよ」金貨を一枚、一枚数える男。この男の名前は、グラド・・・天才詐欺師だ。
「さて、今度はあの家でも狙おうかな・・・・・・くくく・・・」不敵な笑みを浮かべ、BARに足を運んだ。
コンッコンッ
「は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い」
中から現れたのは、一人の女性・・・もといオカマが出てきた。
(馬鹿そうな奴が現れたな・・・・よし!!!やるか!!)
「こんばんは〜。私、宝石店のものですけど今よろしいでしょうか?」
「あらぁ〜宝石店の人?よかったわぁ〜明日、私の妻の誕生日なの。何かいいのはないかしら?」
「かしこまりました。ではこちらの、ガーネットの指輪はどうでしょうか?こちら、ドワーフが装飾した指輪です。お値段は80万金貨ですが・・・奥さんのプレゼントでしたら・・・20万金貨でどうですか?」ガーネットの指輪を見せた。その指輪は他の指輪と異なり異常なまでの輝きがあった。
「これはすごいわ・・・・・これにするわ!!!!!」趙著なく金貨を渡すオカマ
「では、どうぞ」指輪を渡すグラド。
(馬鹿な奴・・・これは、偽物の指輪なんだよ!!!バーーーーカ!!!)
「ありがとうね」
「いえいえ、それではお買い上げありがとうございました」頭を下げドアが閉まったのを確認すると、その場を後にした。
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〜次の日〜
「アルフ・・・いいのか・・・こんな高価な指輪を貰って・・・・」
「いいのよ、レオナ・・・さぁつけて」指輪をそっと紅指にはめようとした時だった。
ぼぅ!!!!
瞬く間に、指輪は燃えてなくなってしまった・・・・・・。
「な・・・・何が起こったの・・・・アルフ・・・」目をぱちくりするレオナ
「私も・・・わからないわ」唖然とするアルフ。その時だった。ドアをぶち破って入って来た男がいた。
「兄さんだいzy・・・ぶべらぁ!!!!」物凄い勢いで殴られる男もといロナルド
「お兄ちゃんと呼ぶな!!!!!お姉ちゃんと呼んで・・きゃぴ!!」
「お姉ちゃん・・・・どうしたの?」ぶち破られた壁越しから言うロナルド
「実は・・・」
説明中
「それって、ガーネットの指輪じゃないの?」
「そうよ・・・よく知ってるわね」
「実は最近、偽物の指輪が売られてるんだ。手口は全部姉さんと一緒・・・・犯人はグラド・・・・詐欺師のグラドだよ」
それを聞いた瞬間、弟を蹴り飛ばすアルフ
「そうか・・・・よくわかったわ・・・ロナルド・・アンタはおとなしく寝ておいて、先の戦いで負傷してるから」優しいんだか、恐いのかどっちなんだよ!!!!
そういうと、家を飛び出すアルフ
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〜隠れ家〜
「大量大量。こんなにも儲かると笑いがとまらねぇな。はははははははははははははは!!!!でも外が騒がしいな・・・・・・」
「こんにちは、宝石屋さん」そこにいたのは大木を片手に持っているオカマがいた。
「てめぇは、あの時の!!!」
「さぁ、お金を返して・・・今なら許すわよ」
「誰が返すか!!!この化け物オカマが!!!!!!」
ぴくっ
「てめぇが馬鹿だからだ!!!!この顔面凶器!!!」
ぴくっぴくっ
「この・・・・・かいぶつおかまがぁーーーーーーー!!!!!!!!」
ブチッ!!!!!!!!!!!!
「そんなに死にたいのか・・・貴様・・・・それならお望みどおり死ね!!!!!!!!!!!!」
「え・・・・・・・ぐばぁあああああ!!!!!」顔面パンチされそのまま木にぶつかり、グラドの胸ぐらを掴んだ。
「オラオラオラオラオラオラオラオラ!!!!!!!!」馬乗りになり顔面を連続で殴る!!!!!!!
「ぶべっぶばっぐへっぐふっ・・・・・し・・・・・・し・・・ぬ」
その後グラドに取られた金貨
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