1.狐憑き
「こっくりさん。こっくりさん。私の好きな人に素直になれません。どうしたらいいですか」薄暗い部屋の中で一人の女性が紙に描いた五十音順と鳥居の絵がかかれていた。その隣にはいといいえが描いてあった。
「あ・・・・うごいた・・・えっと・・・『お、し、た、お、せ』どういう意味?」そう言うと窓が突然開き青白い光が女性を包み込む。
「いや・・・なにこれ・・・きもちいいい♪♪♪」女性は、青白い光に包まれながら快楽へと導かれた。そして・・・・
「押し倒す・・・うふふ。待っていてね・・」そう言うと女性は人間とは思えないほどのスピードで想い人の家にいく。
【こっくりさんをした女性だけに取り付く狐憑き】
2.刑部狸
「いらっしゃ〜い。ここは、なんでも売っている雑貨屋カチカチ山だよ〜」刑部狸が店の前で呼び込みをしていた。
「ここに、雑貨屋ができたんだね」
「そうだね。入ってみる?」お店の前にワーラビットの夫婦が立ち止まった。それをみた、刑部狸はその夫婦に塩をまいた。
「ちょ・・いきなりなにするんだ!?」驚いたワーラビット旦那。
「うるさい!!あんたら、ワーラビットの夫婦には一個も売らないよ!!」
「なんで・・・何にもしてないのに・・・」涙目になるワーラビット。
「ふん!!なら、教えてやるよ!!私のお婆様は昔、一人の男をワーラビットと奪い合ったんだよ!!その時、ワーラビットはお婆様をだまし、背中に大火傷をしてMに目覚めてマゾプレイが好きになったのよ!!!おかげで、その男性とは疎遠になったのよ!!!!だから、私たち一族は生粋のMになって男性と疎遠になったのよ!!すべて、ワーラビットのせいなのよ!!!!!」
「「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」」
【ワーラビットが心底嫌いな刑部狸】
3.クノイチ
「はぁ〜〜〜あなたって、なんでこうも忍術が苦手なの?」ため息を付きながら言う一人のクノイチ。その前には、少女が申し訳なさそうに正座をしていた。
「手裏剣投げればあらぬ方向に投げるし、テストも赤点・・・とにかく、今度の追試のときに頑張るように」
「・・・・」
「聞いてる?」
「・・・zzZ」鼻提灯をしながら眠る少女のクノイチ。
「起きんか!!!!!!!!!」拳骨をするクノイチ。
「あぶっ!?」
【まったくだめだめなクノイチ】
4.大百足
「さてと、夏の害虫対策に家の回りに殺虫剤でも撒こうかな」そう言うと殺虫剤を家の回りに撒いていく男性。
「あ・・・あなた・・・」家からおずおずと出てくる大百足の奥さん。
「どうしたんだ。なんか、顔が赤いぞ」
「あなた、その殺虫剤あたしに強すぎみたい・・・媚薬みたいに!!」殺虫剤をすいこんで性欲が増大した大百足が旦那を襲った。
「ちょ・・朝からきついぞって・・・・あーーーーーーーーーーーーーー」
【殺虫剤を吸って淫乱化する大百足】
5.アークインプ
「そういや。最近、大人びたよな・・」
「え・・・そうかな」インプが男に抱きつきながら言う。
「そうだよ。だって幼くなくなったもん!!」
「でも、あたしを捨てないよね?」
「もちろんだよ・・・ん?なんか、体光ってないか?」
「え・・・これはもしかして・・・進化・・・」
「な・・・なんだと!?Bボタン連打だ!!!!!!!」
「ふえっ!?そんなのないよ!!」そう言うとインプは綺麗なアークインプに進化した。
「キャンセルできないのかよ!!」地面に頭をこすりつけながら言う男性。
「そこまで!?」
【進化をキャンセルできないことに嘆く男の彼女アークインプ】
6.バイコーン
「次の方どうぞ」眼鏡をかけたバイコーンが扉に向かって言った。
「32番ハーピーです。得意は自分の羽で羽毛布団を作ることです」
「彼に、プロポーズの言葉は何ですか?」
「あたしの、羽毛布団で一緒に子作りしましょう
#9829;
#9829;
#9829;」
「採用!!あなたを、54番目の妻と向かえます」
「ありがとうございます!!」
「・・・・ハーレム作るのに採用試験並の面接だな・・・」
【ハーレム作りを採用面接並にするバイコーン】
7.ダンピール
「こら!!何時まで寝てんだよ!!」
「・・・昨日もネトゲーしてたんだよ。もう少し、寝かしてよ母さん」
「だめだ!!さぁ、今日もラジオ体操を始めるぞ!!」
「うぅ・・ヴァンパイアなのに何で母さんは朝日に強いの?」
「それは、この青汁のおかげだよ!!」
「もはやヴァンパイアじゃないじゃん・・
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