「ふわぁ……」
あくびをしながらも何とかベッドから這い出て、背伸びをして身体を覚醒させる。
まだ微妙に寝ぼけつつもう一つのベッドを見遣り、寝息を立てているピオも美人だなぁとふと思う。
サソリの身体もリラックスして足を投げ出しており、人間と同じ上体はうつ伏せにしている彼女。
ギルタブリルという種族のピオは、寝るときは身体の下に何かを入れて寝る。
たとえば繋がったままの男を組み敷いて寝たり、そうでないときは枕を下に敷いて高さを調整している。
寝返りをうたないのはどんな感じかと一度問いかけ、寝返りしたことないのにどうと聞かれてもねぇ、とずばっと言われたのは結婚して数日のころだっただろうか。
「すぅ…………くぅ…………」
吐息に合わせて軽く動く彼女の寝顔を見てるとなんだか微笑ましい気分になる。
緑の長い軽くウェーブのかかった髪が揺れている様子を見ているだけで幸せになってくる。
が、ピオの身体を見ていると微笑ましさ以上にヤりたいという気持ちが先立ってしまう。
露わになっている背中からお尻にかけてを見ているとなんだかムラムラとしてきてしまう。
褐色の肌、ピンクや緑色をした文様、すらりとした腰、いったん目をやれば視線を外せなくなってしまう。
「昨晩しなかったからかエロく見えるなぁ」
彼女との交わりはほぼ毎日しているが、たまにしない日もある。
たとえば昨日のように街に日用品などを調達しに行って疲れてしまった日とか。
彼女と俺の住み家は砂漠にあるダンジョンの中で、ときおり少し離れた街に買い出しに出かけるのだ。
そしてその街に行く日には大抵疲れ果てて交わりをせずにそのまま眠りこけてしまう。
その結果昨晩の性行為はなかったので、俺の愚息は彼女のぬくもりを求めて朝からビンビンである。
「お尻すっげぇなぁ……」
普段の交わりでは彼女が上になっていることがほとんど、いやそれしかない。
サソリの身体に組み敷かれ、尻尾の針を刺されて、彼女と深いキスをしてから繋がり合うのがいつものパターンだ。
ピオに見初められ最初にシた時は唇でも繋がりを確かめ合おうと抱きしめあいながら交わった。
お互いに馴れた頃からは彼女が上体を立たせてぶるんと暴れまわる乳房や蕩けた顔を見ながら交わった。
針で刺されている俺は常に受け身なので、そのおっぱいや彼女の表情を視覚的に堪能するのが常であった。
セックス中は彼女の胸や顔をいつも見ていたのである、そしてそのせいで気付けなかった、あの美尻に。
「えっろいなぁピオのケツ……やべ完全に勃っちった」
端的に言えばピオのお尻がエロいのである。
腰はすらっと細身なのに男を惑わせるいい肉つきのお尻、いい臀部だ。
カッパって妖怪は尻子玉を好んで抜くらしいが、カッパでなくとも触りたくなるいい尻だ。
実際には尻子玉なんてモンないらしいし種族としての河童が好むかなんて知りやしないけど。
しかしそんなのは瑣末なことに感じられるくらいエロいのだ、ピオの尻は。
両手で揉みしだきたい、顔を埋めたい、そして何よりチンコ挟みたい。
「……うん、挟もう」
朝起きてすぐだったり徹夜あけだったりってのは変なテンションになるものだ。
まだ可愛い寝息をすぅすぅとたてている彼女の上に跨り、俺はバッキバキのチンコをさらけだす。
手でもんだりおもっきり嗅いでみたい気もしたが下半身が待ちきれないのですぐ尻の割れ目にあてがった。
柔らかいだけでなくいい感じにむにむにとした肉付きのいい弾力が伝わってくる。
そっとあてがうだけでこんなに気持ちがいいのだ、擦ったらどんなに気持ちいいだろう。
そんな好奇心に駆り立てられて、俺は腰を動かし始めた。
「うっわ……やっべぇわこの尻……」
先走り液を潤滑油として、にゅるにゅると彼女の尻の割れ目を楽しむ俺。
むっちりとした柔肉が俺のモノに弾力を与えて気持ち良さがどんどん増していく。
こんなすっばらしい感触だったらもっと早く堪能すべきだったとただただその感触を貪っていく。
数分も堪能しただろうか、俺のモノはすでに発射したそうにびくびくと震えを強くさせている。
「……ケツ穴に挿入しちまうか」
俺の目に映るのはきゅっと締まっている尻穴。
アナルセックスなんて普段の体勢だと出来やしないからか入れたいと言う欲望が脳を支配していく。
膣内の蕩けるような温かさに包まれて精を出すのも最高にいいが、もしこの中に入れたらどれほどのキツさだろう。
そんな好奇心を止められず、先っぽをピオの尻穴へとあてがい、息を飲む。
「一気に行くかな……っとぉ!」
入口はとてもきつかったが、重力を味方にして竿全体を一気に突っ込む。
想像以上にナカの締め付けは強く、奥まで到達するや否やすぐに精を放出してしまった。
びゅくびゅくと震わせて溜めこんでいた精液を一滴のこら
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