コンタクト 

−−



−−−ぇ−−


−−−−−−み −−−か




−−−−−みえますか

良かった。
やっと、繋がりました。

こうして、繋げるのは本当に大変ですね。
アドレスを指定しているとはいえ、世界一つを超えるのは、本当に−−大変です。

……おっと、見ている人がいるのでした。

こ、こほん。

はじめまして、かな。

それとも、またお会いしました−−かな?

こちらからは、みることが出来なくて−−ごめんなさい。

ふふっ、どっちでもいいよ。


大切なのは、あなたが
自分の意思で


このページを見ている、ということなんですから。

これから、わたし
マインドフレイアが、あなたにほんの少しだけ
ほんの、少しだけ
催眠の世界をあじわわせてあげます。


あなたは、マインドフレイア、という魔物はご存知でしょうか?
知っている、かもしれませんし……
知らない、かもしれません。

どちらでも、良いんですよ。
これからちょっとだけ、説明するつもりでしたから。


マインドフレイアは、触手をもった−−えっちな魔物です。
長く延ばした触手をつかって、大好きな人の心に触れて。
とっても、気持ちよくしてあげることができる。
そんな、魔物です。


大丈夫、怖いことはありませんよ。


わたしは、あなたにこうして、画面を通してしか、話しかけることができません。
だって、わたしは魔界の生物ですから。
こっちに干渉するのが、やっとなんです。
声も、姿も、何もとどけることが出来ません。
ただ、こうして。
文章だけを、あなたに見せることしか、出来ません。


実は、こうして繋がれるのも、奇跡に近い可能性なんです。
魔界と、ここは。
本当に−−遠い場所ですから。


ですから、あなたが、ブラウザを閉じたりすればいつでも。
あなたは、わたしから逃げることができます。
普段どおりの生活に、帰れるんです。

だから、怖がらなくて、いいのですよ。

ですが。

……もし、あなたがよろしければ。

わたしを、うけいれてくれれば。

わたしは、あなたを催眠の世界に連れて行ってあげることができます。

気持ちよくて。
 活力が湧いてきて。
  癒されて。
   元気になれる。

そんな、世界に、連れて行ってあげることができるんです。


もし、あなたが頷いてくれたならば。
ほんの、すこしでも
わたしの催眠を味わってくれるのならば。

ここから先の文章を−−見てください。















−−−ふふ

こうして、見てくれているということは。

あなたは、頷いてくれたのですね。


嬉しい♪



まずは、準備をしましょう。
部屋の明かりは、ついていますか?
もし、ついているようでしたら、少し暗くすると良いかもしれません。


画面の明るさは、目に痛くなければ、お好きなようにしてください。
ディスプレイの電源を切る設定や、スクリーンセーバーなどに気を付けて。
長時間操作をしませんので、解除しておかないと、びっくりしてしまいます。

雑音もできるだけ、無いほうがよいです。
静かなほうが、言葉も通じやすいですし……
なにより、わたしの言葉に、集中して欲しいですから。

椅子、あるいは、座椅子に、背もたれはありますか?
リラックスすることができない環境では、催眠が上手く行かないかもしれません。
おしりが痛くならないように適宜座布団などを、使ってくださいね。

ですが、姿勢を変えたいとか、かゆいなあとか
おもったら無理をしなくていいですよ。
その程度で催眠は、なくなったりしません。

それよりも、わたしの言葉に。
集中して、リラックスしてくれる。
それが、一番大事なんですから。
一生懸命になる必要は、ありません。
リラックスして、だらーんとして。
楽しんでくださいね。

わたしの言葉は−−「読む」必要はありません。
「見る」だけ
ただ、ぼーっと、ぼーっと眺めているだけで。
わたしの言葉は、あなたを催眠の世界に連れて行くことが出来ます。



さあ、最後の準備をしましょう。
マウスの中央のコロコロ……ええと、ホイールですね。
それを、一度、押してください。

矢印が出てきましたね?
それを、ほんの少し、ほんの少しだけ。
ちょんと下に動かしてください。

自動スクロールが、始まりましたね。




できましたか?

できたら、マウスから手を離してください。


−−これからは、ただ。


わたしの


言葉

目で追いかける−−

それだけで
あなた

催眠の
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