ヘルハウンドさんの調教実技

「・・・よし!」

「よし、じゃねえよ。一体何なの?」

「この前、あたし達の子供の事を考えたときに躾けの話しただろ?」

「したね。だいぶ大火傷したけど」

「それからずっと考えてたんだが・・・

 まずはお前を躾けるのが一番大事だと思うんだ」

「なんでだ」

「だってさ、子ってのは親の背中を見て育つもんだろ?
 あたし達が立派なヘルハウンドのつがいになれば、子供も立派になるってことだ!」

「やりたかった事は分かるが手段がおかしい」

「そういう訳で今日はお前をビシビシ躾けてやるから覚悟しろよ!」

「この前も思い付きで(俺が)痛い目見たのを忘れたのか・・・」

「大丈夫だ!今回はちゃんと勉強して、躾け方法はばっちりマスターした!」

「ちゃんとその本『バカでもわかる』って書いてあった?」

「わふふ・・・そういう反抗的な態度も躾け直して従順にしてやるからな!」

「ぐ・・・実力行使されるとどうしようもないのが無念だ・・・」

「てなわけで、まずはしっかり上下関係。
その次に最低限生活のルールが守れるように躾けてやる!」

「最低限守れてない奴が言うな」

「目標は芸が出来るまでだな。『おて』と『ちんちん』くらいはやってもらうぞ!」

「お前は自分の旦那を何だと思ってるんだ」

「さ、躾けの続きだ。仰向けになってあたしに腹を見せろ!」

「断固拒否」

「わう、仕方ない。ならこれを使うか・・・」パサッ

「縄? ああ、知ってる。
それで犬と主人で引っ張り合いをして、力の強さを誇示するんでしょ?」

「いや、普通に縛る」

「急にブレるんじゃねえ!」


―――――――

「これで、よしと・・・!」

「無理やりベッドに手足を縛りつけるのを躾けと呼びませんが?」

「最初は無理やりでも毎日やっていくと、
だんだんと自分から腹を見せてくるって書いてあったぞ」

「犬は、ね」

「犬が出来るなら人間のお前なら楽勝だろ?」ナデナデ

「ここまで納得できない論法も珍しい」

「そう言ってても腹を撫でられていると、溜まってくるだろ?服従心」

「ストレッ○マンみたいなこと言うな」

「さて、ここまで頑張ったお前には、ご褒美上げて条件付けさせないとな
#9829;」

「一応聞くけど、ご褒美と君が俺の上に馬乗りになることに何の因果関係が?」

「次からはちゃんと自分で腹を見せておねだりするんだぞぉ・・・
#9829;」ジュルリ

「・・・ひぎぃ」



――――――――

「たっぷりご褒美やったし、これからの躾けもやりやすくなるな」ツヤツヤ

「てめえにご褒美やってどうすんだ」

「次はマズルコントロールだな」

「なにそれ?」

「母犬が子犬のマズルを噛んで押さえつけて上下関係を教え込むやり方だ」

「マズルないんだけど俺」

「何言ってるんだ、今動かしてる立派なマズルがあるだろ・・・
#9829;」

「定義調べ直してこ「じゃ、早速やってみるぞ」・・・え、何言って

・・・んぅむ!!」

「・・・ぷはっ、そして小まめにご褒美!」

「あひぃ」

――――――――



「これでどっちが上か分かっただろ?」

「縛って繰返し強姦した挙句その台詞って、犬畜生にも劣るわ」

「なんだぁ・・・?まだ反抗的な態度だな。
やっぱりご褒美だけじゃなくてお仕置きも必要ってことだな
#9829;」

「ご褒美の時と体勢全く一緒なんだけど?」

「お前の『悪い子』をあたしの説教部屋でたっぷりお仕置きしてやるからなぁ・・・
#9829;」

「その言い回し、大して上手くないからね?むしろ腹立・・・


・・・ぬふぅ」


―――――――――



「これで上下関係はばっちりだな!」

「ペットじゃなくてベッドの上下関係しかやってこなかった気がするんだけど」

「今度はご飯の食べ方からトイレの仕方までみっちり叩き込んでやるからな!」

「俺の13年間の文化的生活を否定するのやめてくんない?」

「そんなわけでほら、吸え。いつもの様に」プルン

「その言い方はやめろ、マジでやめろ」

「大好きだろ?あたしのおっぱい」

「そもそもこれ、何がしたいんだ」

「メシに決まってるだろ!」

「出ねえだろ」

「気合いで出す!」

「胸に気合い入れるとか訳分かんないな」

「入れるんじゃない。出すんだ!」

「やかましいわ」

「別に、こっちが嫌ならあたしの口で豚を「あ、是非おっぱい吸わせてください」カプッ

「・・・・・・」チュウチュウ

「・・・わふん
#9829;・・・こうやってお前が必死に吸ってるの見ると、
満足するまでこのままにしておこうって気になるんだよ

・・・きっとこれが『母性』ってやつなんだろうな
よかった。こんなあたしにもちゃんとあ
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