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汚らわしき魔物に鉄槌を求める民の声をここに記す。
アッシュ・ランバードは速やかに拷問をするべし。
拷問する魔物は民が希望する者から始めるべし。
拷問・調教してほしい魔物を募集!
調教者 アッシュ・ランバード
調教助手 ミリア(種族スケルトン)
カーミル(種族ワーウルフ)
さあ、君の滾る欲望をぶつけたい魔物娘をリクエストしよう!
今なら調教費用がうんと安くなります!
「僕には魔物を捕まえる力がないよ…」なんてあなたにも大丈夫!
捕獲・調教・処刑まで。全てこちらで責任を持ってやらせていただきます!
さあ、今すぐ連絡を!
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「…………なんだこれは?」
アッシュは顔をしかめながら広告を持っている。
まるでパレードや、サーカスの広告。あまりにも軽い感じのする内容だった。これならば子供に作らせる方が、まだマシだったのではないだろうか。
「ブタが手作りしてた」
カーミルもなんとも言えない表情。
「こんな下らない物を、手作りか」
「うん」
ギース・ガントレット。昔から知ってはいるが、ここまで頭のおかしい奴だとは理解していなかった。
「こんなもので調教依頼が来るのか?」
「さあ? あのブタは自信満々だったけど?」
カーミルは一つ欠伸をする。
「そういえば、カーミル。あいつの所に行ったんじゃないのか?」
「あぁ、うん。眠らせてきた」
眠らせてきたと言っているのに、フルスイングのモーションをする。それで大体の察しはついたので、アッシュは詳しく聞こうとは思わない。
「何故ギースがここに通うのか理解できないな」
「プチS、どMだから」
「典型的な駄貴族だな」
夜の城に、寂しい風が吹いた…………
現状報告。
ヴァンパイア。調教終了、及び処刑完了。
アマゾネス。尋問完了、及び破棄完了。
ベルゼブブ。拷問完了。
ワーラビット。調教完了。
ワーバット。調教中。
予定は未定。彼女がどうなるかはアッシュの心しだい。もしかすると生き残る可能性もある。
いつもいろいろな感想をありがとうございます。
ふう、最低文字をやっと超えた…
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