読切小説
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淫欲女教師 秘蜜の放課後
 放課後、忘れ物を取りに教室へ帰ってみたら女教師がオナニーしていたという時、俺達には何が出来るだろうか。
 決まっている。何も出来はしない。ただ息を殺して、扉の隙から先生の痴態を凝視し続けるだけだ。ましてそれが、メガネとワイシャツとタイトスカートといった、いかにも女教師らしいかっちりしたスタイルのよく似合う、真面目で厳格なアヌビスの先生であれば。
 夕日に照らされて静まり返った教室内に押し殺したような喘ぎ声が響く。教卓の真ん前、俺の普段使っている席に着いて、先生が自慰している。
 股を大きく開いてストッキングを膝まで下ろして、黒のタイトスカートに右手を突っ込んで激しく動かしている。
 先生はこちらに背を向けているためスカートの中がどうなっているかは残念ながら見ることができないが、くちゅくちゅと密かに響いている水音は聞き逃しようが無い。
 身体をくの字に折り曲げて右手で股を弄り、左手は胸の辺りで動かしている。
 やはり先生の体の前面は見えないが、アヌビスらしい褐色の肌によく映える白いワイシャツがかなり乱れている。
 襟の近くから垣間見える白い紐は先生のブラジャーに違いない。
 肩から鎖骨、そして胸にぴったりフィットしているはずのその紐がたわんでいる。それを見てしまうと、いつも下から服を大きく押し上げて、パツンパツンに張らせて俺の眼を釘付けにするあの大きなおっぱいがどうなってしまっているのか、卑猥な妄想を止められない。
 右手と同じく左手で乳房を触り揉みしだきながら、先生が熱い吐息とともになにか呟く。思わず息を殺し、一体何を言っているのか静かに聞き入る。

「あ……―! ―くん……!」

 先生がオナニーしながら自分の名前を読んでいると気づいた時、体温が急上昇した。
 女が自慰しながら、嫌いな奴やどうでもいい奴の名を呼ぶ筈は無い。名前を呼ばれている。即ち先生に男として求められている、その事実が俺を酷く昂ぶらせる。だが、不思議と意識は明晰なままだった。
 オナニーに耽っている先生に気取られないよう、ゆっくりと教室の扉を開き、そっと歩み寄る。
 身体を机に寄りかからせ、胸を角に押し付けて天板を舐めている先生の背後に立ち、滑らかで綺麗な肩に手を置いた。

「先生。何してるの」
「ひ、ひゃうっ!」

 オナニー中、急に声を掛けられた先生は可哀想なほど狼狽する。
 現れたのが俺であるのを見て、彼女は少し安堵したような顔をした。しかしワイシャツの前ボタンをほとんど外してブラジャーを上にずり上げて、褐色巨乳を露わにした姿がいやらしすぎて、もう容赦してあげられない。

「先生、俺の机でオナニーしてたんだね……俺の名前、呼びながら。そういうの、教師としてどうなんだ」
「い、いやこれは、違うんだ、私は何も……」
「何も、って。おっぱい丸出しでストッキング降ろして、言い訳できるわけないじゃないか。
 このこと、みんなにバレたらマズイよな」

 潤んだ瞳でこちらを見上げる先生がエロすぎてたまらない。形の良い顎の先を軽く掴んで、言った。

「先生。さっきオナニーしながら、俺のこと妄想してたんじゃない? でなきゃ、名前なんて呼ばないよな。
 妄想の中で生徒の俺にどんなことしてたのか、教えてくれよ。実際にやってみせてよ。そしたら、このことは二人だけの秘密にするから」

 そう聞いた先生は息を呑み目を伏せたが、向こうとてこちらを憎からず思っていることだし、断られることは無いと確信できていた。
 果たして先生はこちらに向かって座り直すと、右腕でおっぱいを下から支えてその大きさを強調しながら言った。

「わ、分かった……私が考えてた通りにすれば、今のこと、誰にも言わないでいてくれるんだな……」

 黙って頷くと先生は恐る恐るといった感じで俺のズボンと下着を降ろし、女教師アヌビスの媚態で既に硬くなり切ってしまっている男性器を手に取った。先走りさえ漏らしているそれを握って唾を飲み込むと、胸元、ほんのり紅潮した巨乳の谷間へ迎え入れる。
 しっとり汗ばんだすべすべおっぱいに、竿が挟まれた。
 先程まで先生自身の手で刺激され続けていた乳首はいやらしく勃起しており、乳房は心臓の熱がそのまま伝わってきているかのように熱い。
 前戯を始める前からすでに出来上がっている先生は、一体どれほど卑猥な妄想をしていたというのか。
 今まで眼にした中で最も大きく、しかも形も文句の付け所の無い、最高のおっぱいを先生が両手で掴み、真ん中へ寄せる。
 ムチムチした感触が強く押し付けられて、自分で抜く時とは比べ物にならない快感が襲う。
 根元から先端まで、男性器全てを乳肉の中に埋もれさせて、先生はパイズリ奉仕を始めた。
 片手に余る乳脂肪を指と指の間から溢れさせながら、先生は懸命に胸を上下に動かして俺のものを刺激してくる。
 自在に形を変える柔らかすぎるおっぱいは左右からぎゅっと圧迫されてカリ首周りに張り付いてくる。それらを互い違いに動かされると、叫びたくなるほど気持ちいい。
 気を抜けば一瞬で射精させられそうだったが、しかしもう少し胸奉仕を味わっていたくて先生に声を掛けた。

「先生……こんなこと、想像してたんだ。意外と、エロいんだね……」
「だ、だって……! 授業するたび、いつも私の胸、じっと見てたじゃないか……!
 あんな物欲しそうな目で見られたら、ああ、この子、大きなおっぱい好きなのかなあとか、私の胸も好きなんだろうなあとか、いろいろ考えてしまって……乳首が疼いて、たまらないんだ……!」

 気を紛らわすつもりが、思いの外淫乱だった先生の言葉で却って興奮させられてしまった。胸の谷間を我慢汁でベタベタにされて今も先生の乳首は愛撫を待っているのだろうかと、考えるだけでも射精感が抑えられなくなってくる。
 右手を伸ばし、紅く勃起した控えめな乳首を少し強めに抓む。ぎゅっと指先に力を込めると、パイズリの勢いは殺さないまま、耳をピコピコ動かして先生が短く叫んだ。

「ひっ! い、一体何を……!」
「先生の乳首が、なんだか触ってほしそうだったから、つい……」
「ついじゃなくて、やめ、ひゅっ! やめて、おっぱい、集中できない……!」

 人差指と親指でグリグリすると背中を反らして先生が悶える。欲望に火が着いたらしき先生は乳ズリの速度を更に高め、一気に俺をいかせようとしてきた。

「せ、先生、そんな激しくされたら……出ちゃうよ……!」
「いいぞ、射精しても……! 私の胸の中で、気持ちよくなって……!」

 限界が近づくと先生は一気に追い込んできた。手を胸から離し、代わりに腕で力の限りおっぱいを圧迫してくる。そのまま左右の乳房を交互に動かされると、もう耐え切れなかった。

「も、もう、出る、先生、射精するよ……!」
「出せ、私のおっぱいに、白いのたくさんかけてくれ……!」

 ねだられるまま、俺は絶頂した。
 一対のおっぱいに完全に埋もれた亀頭から、大量の精液が噴き出る。谷間と乳房を白く汚し、それでも抑えきれずに乳の中で跳ねて胸の外まで精子をぶっかける。
 おっぱいの上辺りから顎の先までザーメンまみれにされた先生は、知性的なメガネの奥で呆けたような眼をしていた。

「はぁ、はぁ……ああ、先生のムネ、最高だったよ……」
「そうか。ふふっ、生徒を気持ちよくするのも、教師の勤めだからな」

 ねばねばのザーメンを肌とブラジャーとワイシャツに掛けられ、垂れ落ちたものにタイトスカートまで汚されて、熱に浮かされたような口調で先生が呟く。彼女が少し身動ぎした時、くちゅりという粘ついた水音が響いた。

「先生?」
「な、ちょっと……やめ……」

 すかさず黒のタイトスカートを捲り手を突っ込んでみると、果たして指先に熱い粘液が触れた。必死に股間を隠そうとする先生を眼で制し、じっとり濡れた白のパンツを観察する。
 真面目な先生らしく飾り気の少ないパンツだが、熱い愛液で股部分がびしょ濡れになっている。しかも性器に当たる部分はオナニーの時に右側に寄せられたままで、薄い陰毛に覆われた陰唇が半分見えている。こう乱れてしまっては、白い下着の清楚さが却っていやらしい。

「先生……ここ、ぐしょ濡れだね。パイズリしてて、感じたの?」
「ちが、私は……妄想してたことをしろって、言われたから……」
「パイズリする想像で、オナニーしてたってことでしょ? だからこんなに濡れてるんだ。ほんとにエロいな、先生は」
「やだ、私はそんな……」
「先生がこんなにエロいから、俺また勃起してるよ。
 ねえ、しよう。いいでしょ? 先生のここ、もう待てないって言ってるみたいだし」

 一瞬躊躇うような素振りを見せた先生は、しかし俺を拒まなかった。机の上に座って、ストッキングを脱いでパンツを下ろして、右脚に引っ掛けて股を開く。溢れた愛液が机に垂れて、べっとりと跡を残した。

「ほ、本当に、私でいいのか……? もっと若い娘の、方が……」
「先生から誘ったようなもんなのに、何言ってるんだよ。俺が好きなのは、先生だけだから。先生以外の誰とも、こんなことしないよ」

 口説かれて先生が息を呑む。耳を立てた、欲情と驚愕の混ざったその表情が愛しすぎて、俺はもう挿入を我慢出来ない。準備万端な女性器と、正常位で繋がり合った。
 精液と愛蜜が混ざり合ってとても滑りが良くなっている。今か今かとお供を待ち望んでいる肉筒に竿を差し込むのは思っていたより遥かに容易い。腰を推し進め、ずぶずぶと男性器を先生の膣内に埋めると彼女は身体を反らし叫んだ。

「う、お、おっきい……! こんなの、私、ダメになる……!」
「先生の、熱くてヌルヌルだ……動かすよ」

 挿入だけでもう感じ始めている淫乱な女教師をもっと乱れさせたくて、彼女の太股を掴んで一気に腰を振りはじめた。

「あ、あああ激しいっ! も、もっと突いて、中まで突いてぇっ!」
「いい、これ、いいよ先生! 凄くいい、これさえあれば、俺……」

 先生の長い脚が俺の腰の後ろへ回され、背中を押してもっと激しくピストンしろと駆り立ててくる。机の上に寝転んだ先生も、腰の前後に合わせて尻を動かし、より貪欲に正常位セックスを感じようとしている。シャツとスカートにさっき出した精液がかかってシミになっている様が、たまらなく卑猥だ。
 二人の動きにあわせて先生の巨乳がぶるんぶるんと震える。玉の汗と精液が硬く凝った頂点から流れ落ちて机と先生の服を汚す。
 あんなにフォーマルで、いかにも女教師らしかった服が汚いスペルマで滅茶苦茶にされて、裸よりも一層先生のエロさを際立たせている。先程一度射精にしたにもかかわらず、また射精感を抑えられなくなってきて、思わず眼下の先生に無理矢理キスした。
 小さく赤い唇に、自分の口を強引に重ねる。正常位で繋がりながら、ピストンしながらのキスは少し難しかったが、先生の驚いた表情や口から直接啜る唾液の味はそれに見合ったものだった。

「な、んじゅ、ろうひ、へ、こんな……」
「ん、ふふ、いいじゃない……キス、したかったんだ。先生と……」
「ふ!? ん、まっへ、こんな……ちゅ、うぇろ、ずるる……」

 セックスしながらのキスは先生にとって完全に予定外の事だったようで、今まで以上に狼狽えている。しかしすぐに、眼鏡の奥の瞳はとろんとして、抗議も無くなる。それどころか俺の身体を抱き寄せ、自分からもっと激しく口づけしてくるようになった。

「……ん! ふぅ……はふ、ちゅ、るる……あぁむ、きふ、きもひい……ひゃん!?」

 上下の口で同時に感じてしまって、もう我慢がならない。上半身を抱きしめられ、胸板に先生の巨乳が当たって潰れる感触を楽しみながら、一気にピストンを早めた。
 先生も絶頂が近いのを察したらしく、こちらに合わせて動いてくれる。口と口とで繋がり、下でも激しく交わる中、先生が脚に力を込め、下半身を思い切り引き寄せてきた。
 長くて綺麗な足に絡め取られて腰を引こうにも引き切れなくなって、先生に中出しする他無い。全身を抱きしめられながら、膣の一番奥、男の精に渇いているはずの子宮へ向けて、思い切り射精した。

「……!」
「ぅ!? ふ、ふぅ………はっ、はっ、はは……んちゅ、きもひ、ひひ……」

 膣壁がきゅうきゅう締まって男性器を搾る。年上の褐色巨乳美人に無理矢理膣内射精させられて、俺は幸福だけを感じていた。




 お互いに落ち着いた後。俺の伴侶たるアヌビスは、セックスの舞台として構築したあの教室を消すと、こちらをジト目で見て言った。

「今日のセックスも、とても良かったな。やっぱり私とお前の相性は最高だ。
 しかし、終わりがけのあのキスは何だ。あんなの、予定に無かっただろう」
「でも気持ちよかっただろ。しっかり抱きついてきて、凄く可愛かったじゃないか」
「む……」

 何事についても予定を立てたがるアヌビスのこと、セックスのイメージプレイにおいてもアドリブは許容しがたいと、そう訴えてきている。本当ならあのままキスはしないで生徒×女教師プレイを終える筈だったのに、いきなりキスしたから怒っているのだ。
 しかし、俺は知っている。彼女がこういう、予定外のことですごく感じてしまうということを。
 予め考えた筋通りに事を運びやすいということで、今まで何度も彼女とイメージプレイをしてきたが、盛り上がりが最高潮になる手前にちょっと意表を突いてやると、乱れ方が違うのだ。
 口では色々言っているが、きっと彼女も予定を崩されるのを待っているに違いない。でなければ、何度もイメージプレイをしたがる筈は無いからだ。
 もしかすると、俺が何か予定外のことをするのも、また彼女の予定に組み込まれているのかもしれないが、そんな細かいことはどうでもいい。愛しい巨乳アヌビスとたくさんセックスできて、いろんなイメージプレイを楽しめる今の生活に、不満などあり得ない。俺に限らず、男ならだれだってそうだろうと確信していた。
12/12/27 16:02更新 / ナシ・アジフ

■作者メッセージ
最近ちょっとSSが右に傾きすぎているような……もとい、シリアスに寄りすぎているような気がしたので、軽めのを書いてみました。

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