連載小説
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ループのライン
俺は緑川蒼人。今回のイベントで選択したのはカードゲームのブースだ。どうやらこのカードゲームの最初のエキスパンションの名前は神話&幻獣VS危険生物と言うらしい。
早速アプリでカードのリストや遊び方のチュートリアルを済ませる。そしてCPUとのバトルでやり方を覚えたところである女性のスタッフに声をかけられ『実戦もやってみますか?』と聞かれたので自己紹介をしてから相手をしてもらうことにした。

俺は幻獣のデッキを作った。相手がどんなデッキかはわからないがやるしかない。

このカードゲームはルール自体はオーソドックスなものでドロー、メイン、バトル、エンドのステップがあり各ターンに使用可能エネルギーが10回復しそのエネルギーを使ってキャラクターを出したりイベントや道具カードを使い相手のライフを削りきるか山札がなくなれば勝ちと言うものだ。

早速俺は自分の作ったデッキのコンセプトにそってドローと手札破壊を繰り返していく。相手の攻撃によって俺のライフがなくなるまえに何とかしたいと思う…

そして5ターンが過ぎ俺のライフは残り2、しかも相手の場にはステータスが高く効果破壊不可、カードの効果対象にもとれないキャラクターが2体居る。幸い相手は俺の手札破壊と相手の展開で0だ。
彼女は『蒼人、貴方が何をしたいのかはわからないけど、余程のことをしないとひっくり返せないわよ?』と言ってくる。だがこの状況もある程度は想定済みだ。そひてターン開始時のドローで全ての必要なカードが揃った!そして俺は「俺は発動条件を満たしているのでこのカード、次元の門を使う。」と宣言した。次元の門は自分のライフが相手の五分の一以下でないと使えないが手札のキャラクター1体を条件およびコストを無視して出せる。だがしかしこのカードで出したキャラクターが場を離れたとき俺は敗北してしまうカードだが、このときのために入れたカードだ。もうこれで行くしかない。そして俺は「出すのはこのカード、世界蛇ヨルムンガンドだ。」と宣言し出す。
すると彼女は『まさか…さんざんドローして私の手札を捨てさせて山札も削ってたのは…』と気づいたらしいが俺は「気付いたか、だがもう遅い。」と返す。と言うのもこのヨルムンガンドの効果はこのカード以外に自分の場にキャラクターが居ないときにしか使えないが手札二枚と引き換えに相手ターンを飛ばす効果があるからだ。
そしてこのキャラクターのコストは最低40、さらに自分のライフの分だけコストが増えるというかなり出しにくいがおれはあえてライフを削らせた上で次元の門による効果で出すデッキだがカモフラージュとして相手のデッキを破壊しつつドローするカードも入れることでデッキ破壊を匂わせていたのも全ては真打のヨルムンガンドを隠すためと言うわけだ。
さらに俺は「さらに残ったコストでこのカード、ヨルムンガンドの蛇毒を使う」と宣言する。このカードは自分の場にヨルムンガンドがいる時にコストが半分になる。さらに自分の場の蛇系のカードかヨルムンガンドを選びそのコスト以下のキャラクター全てを捨て札に置くと言う全体除去だ。尤もこの効果の対象にしたキャラクターはこのターン攻撃は出来ないがどうせ相手のターンはないのだから関係ない。
そのままターンスキップ、攻撃の繰り返しで相手のライフを0にしなんとか勝利することが出来た…後1ターンでも次元の門を引くのが遅ければ負けていただろう。繰り返すが相手の場にいたキャラクターは対象に取れずかつ破壊されない効果の持ち主だからだ。捨て札送りかつ全体なのでなんとか除去耐性も潜り抜けて攻撃を通すことが出来たから勝てただけだ、俺が負けていた可能性の方が多分高い…そんなことを思っていると彼女は『なら、勝者には報償を与えないとね…♥』と言うと大戦で使っていた小部屋が変化していく…。何が起きているんだ!?




















しばらくして、部屋の変化が収まると彼女は『なら、ふふ…♥♥』と胸に手を当てていくと姿が変わっていく…
変化が終わった後に俺が見たものは、和室の寝室にいる魔物娘図鑑のぬらりひょんがそのまま出てきているような感じの見た目の女だった。俺は口をあんぐり開けていると彼女は『貴方の予想は的中よ、運良くこちらの世界につながる門が開いて私達を知る者たちに招待状が送られたわ』と語る。

俺はゆっくりと状況を飲み込んでいくと彼女は『勝者への報償として、私の初めてと人生を上げるわ…♥♥♥』と言う。俺は「あの対戦は、手加減したのか?」と聞くと彼女は『してないよ、完璧に虚を突かれたわ』と返し俺を抱き抱える…上半分がほぼ見えている胸に俺の頭を挟まれ、否応なしに興奮を身体で表現していく…
すると彼女は『興奮してくれているみたいね…♥♥結構結構…♥♥♥』とズボンの上から俺の男性器を撫でてくる…

しばらくそうしていると彼女は『では、いただきます…♥♥』と俺の服を脱がせ臨戦態勢な男性器を先ほど俺の頭を挟んだ胸で挟んで擦り始めた…吸い付くような肌の感触と包み込む柔らかさと弾力性が男性器を優しく、しかし遠慮も容赦もなく責め立てていき、耐えられるわけもなく彼女の胸を白く染めていく…彼女は『これは…♥♥味も予想以上ね…♥♥♥』と嬉しそうに指で掬い味を見たらしい。
少したつ頃には彼女の肌からは俺の出した精は吸収されたらしくもう残っていないのが見える。すると彼女は俺の男性器めがけて腰を落とす。男性器に伝うものに、彼女の言うことは本当であったことを理解した。彼女は『私を傷物にした以上、わかってるよねぇ…♥♥♥』と身体を倒し耳元で言う。俺の興奮がさらに強まると彼女は『もう私は蒼人のもの、遠慮せず求めてみて…♥♥♥』とさらに耳元で言う…理性が焼き切れ彼女の大振りながらも桃のような形のすべすべしたお尻を鷲掴みにして突き上げていくと彼女は『きたきたぁぁ♥♥♥』た俺の口に俺の頭より大きく吸い付くような感触の胸を押し付けてきた。遠慮なく吸い付き突き上げるペースを上げていく…














理性が戻ると彼女は『いっぱいご馳走してくれたなら、今度は私がしないとねぇ…♥♥♥♥』と言うと俺の口に優しい甘さが広がる…驚いていると彼女は『良いよ…♥♥蒼人の赤ちゃんなら産んであげる。でも今回は違うかな…だから遠慮なく召し上がれ…♥♥♥♥』と俺を撫でながら言う。その言葉を聞きながらミルクを堪能していくと少しして俺は意識を手放した…




それから俺はすぐに彼女の地元に引っ越した。
あれからもカードゲームはしているが勝率は半々といったところだ。彼女曰く『極端なのが多いから何が出てくるかわからないから楽しい』と言ってくれているのでうれしいものだ。

そして毎晩のように行われる酒池肉林な宴を堪能している。どうやら彼女の配下たちは全員既婚者らしいが彼女は配下を優先していた結果独り身となっていたらしい。ある意味安心しつつ今日も夜の宴を楽しみに彼女とのんびり過ごす。今日は皮で涼みに行こうかと提案すると彼女は『最近あっついしそうしようかね…♥』と二つ返事で受けてくれた。
川に着くと彼女は水着を仕入れていたらしく着ている…エロさより美しさや似合っていると言う感情が先に来た。それを見た彼女は『ふふ、喜んでくれたならよかった』と穏やかな笑みをうかべる。

ずっとこんな穏やかで楽しい日々が続くようにと俺は願う

おわり
23/07/14 23:49更新 / サボテン
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■作者メッセージ
どうも、サボテンです。

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