連載小説
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まもむす川柳【燦】
前回からどれほどの月日が流れたのでしょうか。
待ち望んでいた方はお待たせしました、待ち望んでいない方もお待たせしました。
まもむす川柳第三回目でございます。

ドンドンパフパフ

初回はマタンゴ氏によるハプニング胞子拡散、前回はウシオニ氏の些細なミスで計二人の司会者が魔物と化すという事態に。
流石にこれ以上メイン司会を失うわけには行かない我々は困りました。そこで、運営の方々が必死に対策を考えてくれまして、どうにかこうにか工夫してようやっと第三回目を開始できるようになったということです。

と!いうことで今回からは少々違った形式で放送していこうかと思います。
というのも、今までは川柳が当選した魔物娘さん達をこのスタジオにゲストとして招待していたのですが、今回はその逆、我々が各当選者のところまで直接赴き取材するという方式でやらせていただきます!
こうすることによりメイン司会者は失うこともないのです!

直接訪問するレポーターはそれぞれ新人のアナウンサーたちにやらせていますので、仮に魔物化してしまっても当局は多大な損害を被ることもなく今までどおりホワイトな環境で経営できるという方針だそうですよ。
あまりこれ以上語ってしまいますとディレクターから怒られちゃいそうなのでそろそろVTRのほう始めちゃいましょう!!

本日はどんな川柳が当選したのでしょうかっ!
それでは、いってみましょー!!



     ■■■■■■■■■■■■



・横行闊歩ケット・シーさんからの投稿
【頭が高い
   こうべを垂れろ
       ケモナーよ】


「猫の猫による猫のための王国!それがこの"猫の王国"であるのにゃ。
そして私はその王様なのにゃ!キングだ主役だ!あ、クイーンかにゃ?まぁいい」

 当選したケット・シーさん所在の猫の王国まで訪問しております。
 いやーすごいですね、いたるところに猫だらけですよ。

「キミはケモナーという性癖をご存知かにゃ?
彼ら、いやもしかしたら彼女らもいるのかもしれにゃいが……ともかく、彼らはとてもとても素晴らしい性癖を持っているのにゃ。
サキュバスのようなむちむちぼでーよりも、バフォメットのようなぺったぺたろりぼでーよりも、この私のようなもふもふケモケモしいぼでーを何よりも尊重し愛することのできる素敵な性癖なのにゃ!実に素晴らしい!
故にこの"猫の王国"もケモナーの素質がある者は誰一人として拒むことなく受け入れるであろう。喜んで歓迎するのにゃ。
猫を抱くのも自由、戯れるのも自由、キャット属の魔物と婚約するもの自由だし、子作りも大歓迎にゃ!
どうにゃ?キミも移住したくなったかにゃ?」

 う、うーん……ちょっと考えておきます……

「そうか。残念だにゃぁ
ミケにアメショー、ペルシャまで世界中の猫があつまる夢のような王国なんだが……後悔しても知らにゃいぞ?」

 いえ、あの〜僕どっちかというと犬派なので、ハハっ……

「あ?」

「……オイ今なんつったコラ?え?あ?ちょっとよく聞こえなかったかなーって。もうちょっとよく聞こえるように大きな声で言ってくれないかなーって。なぁ、オイ」

「犬派がこんなところに来てんじゃねぇぞコラー!!!ざっけんなやコラ!
バステト様も激おこにゃんにゃん丸だぞコラ!」

 い、いや僕だってなんでこんなところに取材しに行かなきゃいけないのかわからないんですけど!
 どうせならワーウルフとかアヌビスとかいるとこにして欲しかったんですが!

「………………おいお前ら、やっちまいな。猫鍋フルコースお見舞いしてやれ。
身も心も猫に埋め尽くされて猫以外のことなど考えられなっちまうが……犬派にはこれぐらいやってもまだ生ぬるいにゃ。犬派死すべし慈悲はない」

 にゃぁ
                 にゃぁ
         にゃぁ

                    にゃぁ
にゃぁ

 たっ、助けてくr…………

   にゃぁ

     にゃぁ        にゃぁ


  にゃぁ    
             にゃぁ      にゃぁ





「ようこそ猫の王国へ。気分はどうかな?」

 ハイ ネコチャンハ カワイイデスヨ





・おちんぽミルク海アプサラスさんからの投稿
【マイダーリン
  チンポでかすぎ
   ア、ムリダ!】

「まさかあんなふざけた川柳が当選するなんて思っても見ませんでした♪
というのもですね、私の作る擬似編アムリタミルクの効能が効きすぎてしまったらしくダーリンのアソコがとんでもないことになってしまってるんですよ。
それはもう、魔物娘である私が逆にムリムリ!って言っちゃうくらい大きくて……♪
まぁ入らないということはないんですけれどね」

 本物の霊薬アムリタは愛の女神が直々にお作りになるものと聞いていますが……貴女の作る擬似アムリタとはどのようなものなのですか?

「よく聞いてくれました〜♪
ま・ず・は……私のカラダに纏っている乳液をベースに作りますので、たくさんの乳液を抽出します。
もちろん、このままでも十分滋養強壮の効果はあるのですが、そこに工夫を加えることによっても〜っとスタミナバキバキになるものができるのですよ♪」


「この乳液を鍋に入れて数時間煮込んだ後、追加でホルスタウロスミルクとマンドラゴラの根っこをすりおろした物を混ぜて更に数時間煮込みます。
ホルスタウロスミルクの甘さは周知のとおりですし、マンドラゴラの根っこは強力な精力増強効果がありますのでもうダーリンのタマタマもぱんぱんになっちゃいます♪」

「そして最後に陶酔の果実の果汁を一滴加えてできあがりです。一瓶飲み干すとその効能の素晴らしさに気が付くでしょう♪
熱くて……カタくて……ああなんて素晴らしいおちんぽが出来上がることでしょうか!まさに馬並みです♪」

 それほどまでに凄まじい旦那様の陰茎、そこまで言われますと一度お目にかかりたいものですね。

「それはダメですよ!ダーリンのおちんぽは私のものなのですから♪誰にも見せません♪
代わりといっては何ですが、今朝作った擬似アムリタミルクが余ってしまったのでおすそ分けいたしましょう。
 飲めば体の生命力が一番盛んだった時期の状態に戻してくれますし、肌に塗ればひと月はスベスベに保てます♪」

 おおっ、それでは早速リポートしてみましょうか。
 どれどれ……んぐっ、んぐっ……

「あ、そういえば人間の女性の方に差し上げるのは初めてでした。今まで近所におすそ分けしていたときは全員魔物娘の方でしたので」

 はぁ……なんだかとても体が熱くなってまいりました。
 流石は愛の女神の申し子アプサラス。彼女らの作る擬似アムリタも本来の霊薬アムリタ顔負けの効能が期待できそうです……ああっ♥

「んふ♪レポーターさんとっても辛そう。近所に独身のオトコの人が住んでたはずだから連れてくるわね〜」
 
 できれ早急におねがいしま…………んうぅぅぅ!♥♥
 これにて……リポート終了いたしま……ッッ♥





・私の汗は甘露水ガンダルヴァさんからの投稿
【処女厨が
    童貞こじらせ
        哀れかな】

「処女厨というのは実にバカバカしい!!なんと哀れなことか。
世の男性諸君は早々に童貞を捨て女性と結ばれることが何よりも優先すべき行為だというのは当たり前のことだ。
しかし!しかしだ、ここ最近の若者を見てみればその半分は童貞というではないか。これには愛の女神様もゴーストが妄想を止めるレベルで驚いていたぞ」

 最近はそのような趣向の男性も多いと聞きますからね。

「そういう時代背景ならば仕方ないとは思うが……だからといって、処女厨を貫き通すがあまり童貞期間が長過ぎるというのもどうかと思うぞ。
男たるもの女が欲しいとは思わんのか!?身体をまさぐり合い、肉欲に溺れて愛を語らう、そういう関係を女性と築きたいとは思わんのか!?」


 最近は女性の社会進出も発展してますし、女性優位の環境も少なからずありますからね。
 気弱な男性は女性に声すらかけられないというパターンも多いようですよ。

「なんということだ……失望した!ドワーフとエルフがマイムマイム踊るレベルで失望した!!
そもそも考えてもみろ。魔物娘と男性がセックスをしたら、その9.9割はそのままつがいとして暮らしていく。ということは、パートナーのいない魔物娘はすなわち例外なく処女であるのだ!!」

 !!!!そういわれてみれば……そうですね。
 一度男性の味を知った魔物娘はその男性以外とは性交する気がなくなると聞きますし、ほぼ確実に夫婦となりますよね。
 フリーな魔物娘=処女の式はあながち間違いではないのかもしれません。

「だから世の処女厨はフリーな魔物娘を狙えばほぼ確実に処女と対面できるぞ。どうだ、我ながら名案だろう。
処女の守護神である私が処女をおすすめするのはどうかとも思うが、そうすることによって世の男性諸君が童貞を脱却できるのならば愛の女神様もお許しになるだろう!」

 なるほどなるほど……
 これはナイスアイデアです。これはいいリポートができました。
 私もいち処女としてそろそろ素敵な男性と出会えるよう頑張らなきゃ……

「……なに?お前処女なのか
なあ
処女だ!!
処女だろう!!
なあ処女だろうおまえ」

 え、あ、はッハイ!処女です、けど、

「………………大事にするんだぞ(ニッコリ)」

 ええ〜……





・ふわふわりふわふわるバロメッツさんからの投稿
【長年の
   決着つけよう
       ワーシープ】

「わーしーぷ!ついにきょうというきょうは けっちゃくをつけてやるぞ!」

『そんなにイキがっちゃって〜弱い羊ほどよく吼えるってやつだわ〜。
あ、羊じゃなくて植物だっけ!あはは〜』

 取材に訪れたらなんだか修羅場に直撃してしまったようです……
 おお、恐ろしや……

「ぎぎぎぎぎぎ……もとはといえば あんたがあたしのプリンたべたから おこってるんだよ!」

『だって早く食べないアナタが悪いんじゃない〜。もう賞味期限だって切れてたし腐らせるのももったいないでしょう〜?』

「だからといって かってにたべるのはゆるせない!
それにまえまえからおもってたけど せんぱいずらするの ちょっとうざったいんだよね!」

『あらあらうふふ……先輩が先輩面しちゃだめなのぉ〜?私のほうが図鑑に登録されてみんなに知れ渡る時期早かったんだけどな〜』

 確かに図鑑ナンバー的にはワーシープの方がずっと若い番号ですね。
 バロメッツはつい最近になって正式に種として認められましたから。
 ……はっ!?なに無意識に参加してるの俺!?

『ほら〜この人もそう言ってるじゃない〜』

「ぐぎぎ……」

『それにアナタ、私とキャラ被ってるのよね〜後輩ちゃん♪
羊型の魔物は私の独壇場だったのよ〜?先輩にそんな口聞いてもいいのかしら〜?
アナタと私には徹底的な違いがあるのに……随分と生意気だわ〜』

 お、恐ろしいぞこのワーシープ!
 笑顔を絶やさないその裏でとてつもない腹黒さが垣間見えます!

「なっ、なんだってんだよぅ!そんなにちがいなんてないぞ!」

『いいえあるわ〜アナタと私の決定的な違い。それはね〜』
私は書籍に出てるってことよ〜!しかもカラーの表紙とホルスタウロスちゃんとのセットのメイン小説まである待遇だわ〜』

「うっ、うそだ そんなの しらないぞ!でっちあげだ、うそっぱちだ!」

 ……いえ、バロメッツさん。ワーシープさんの言うことは全て本当です。
 "魔界自然紀行 魔物娘図鑑ワールドガイドU"という書物にワーシープさんは出演なされています。小説ではホルスタウロスさんと夫との3Pプレイまで堪能なさるという快挙をですね……

「うぇ……うそだ……ふぇぇ ふええええん!!!」

『あらあら〜ちょっといじめすぎちゃったかしら〜?
ハイハイ泣かない泣かない♪よしよし♪
ほ〜らすぐ眠くなっちゃう』

「ふぇぇ……んんん……すぅ……すぅ……」

 すごい……ワーシープさんがバロメッツさんを抱きかかえるとすぐさま眠りに落ちてしまいました。
 あのふかふかに抱かれた日には安眠間違いなしです。

『ごめんなさいね〜折角の取材だっていうのにこんな場面を見せてしまって』

 いえいえ、逆にラッキーですよ。普段物静かそうなお二方の白熱する場面を目撃することができたのですから十分です。
 特にワーシープさんの腹黒さは他の魔物娘ではそうそう出せる雰囲気ではないですよね。圧巻です。
 もうなんでしょうか、黒いオーラが見えましたものですからね。ニコニコ笑顔のままああいうことを言われると凄みが増してよりいっそう恐ろしく見えます。

「ん〜?それって、どういうことかな?ちょっと詳しく教えてくれないかな……」

 ヒエッ
 し、失礼しましたッ。それではここで取材をしゅうりょ……
 
 あれ……なんだか…………ねむたく………………





・ワイルドドッグなヘルハウンドさんからの投稿
【その首輪
    アンタがつけろ
         当然だ】

「アタシの夫は元々鉱山夫でね。前々からアタシの縄張りに姿を現していたのさ。
アタシは目が良いし鼻も効くから夫のことは遠目から見張っていたんだけどさ。ほら、アタシの縄張りって火山だろ?そんな環境で熱心にツルハシを振り回す姿を見てたら次第に興味が沸いてきてよ。汗のニオイが火山の熱気に混ざって鼻をかすめるとそれだけでジュンジュンに股が濡れてきちまうようになってたわけだ。」

「んで、ついに我慢ができなくなって夫の前に姿を現してよ。あの時のアイツの驚きようったらもうないぜ?アタシの真っ黒な肌を見て真っ黒焦げに焼けた焼死体だと思ったらしくて女みたいな悲鳴上げて逃げてったワケだ。かぁー!ウケル!思い出すだけで笑えてくる」

「そんでその後は追いかけて、ぶっ倒して、服破いて、そのまま3日くらい跨ってたっけ。キスマークつけると同時に歯型つけながら魔力注入してやると全然勃起が収まらなくてよ。そのまま延々と続けられそうだったぜ」

「そっから後がまた面白くてよー!二人暮らしを始めた頃なんだけども、夫のヤツ、アタシがウルフ属の魔物だと知ると躾をつけようとし始めてよ。アタシ、ヘルハウンドじゃん?絶対懐かないじゃん?だから逆にアタシが夫のことを躾てやろうかって思って、知り合いのダークエルフから色々を教わったんだわ。そりゃもうたっぷりと躾けてやってるぜ〜」

「夫の首に首輪をつけてアタシがセックスしたいって思ったらすぐに呼べるようにしてるわけだ。いつでも勃たせられるように鞭の扱い方を教わって、今じゃダークエルフ顔負けの鞭術だ!一発叩けばフル勃起で、三発叩けば射精の合図よ」

「ツルハシ振るうより鞭振られる生活の方が良いって言われるし……ホントアタシも夫も揃って変態だわ!ははは!
ほら、もっとかい!?」

『オォン!アォン!で、出るっ!』

「あはっ♥ああ〜♥サイコー……♥♥
んんっ♥一方的にアタシが喋ってばっかで取材してんのかどうかわからなかったけど、こんなんでいいのかい?」

 ……えっ、あっ、はい十分です。十分すぎるくらい十分です。
 スミマセンちょっと見とれてしまいました。

「こんな火山までごくろうなこった。アンタも彼女がいないんならここら辺をぶらぶら歩けばいいぞ。飢えたラーヴァゴーレムとかアタシみたいなヘルハウンドとか……運がよければイグニスとかにも出会えるかもしれないからな!多分半日とかからずに向こうからやってくるはずさ」

 ありがとうございます。
 貴重なプライベートな時間を割いてもらって申し訳ありませんでした。
 それでは、アドバイスの通りひとりでぶらぶらと帰ろうかと思います。

「じゃーな。それじゃ……アタシたちはもっと楽しむとするか!
ほら!もっと鳴け!鳴いて鳴いてアタシを満足させな!!」

『アオゥ!!オォン!ンオォ!あ〜イグイグッ』





・白黒はっきりつけなさいレンシュンマオさんからの投稿
【竹林で
  乳繰り合って
   ちんちくりん】

 当選おめでとうございます!
 あなたの川柳が選ばれましたよ。

「アイヤ〜ありがとうね!
ワタシの旦那様はほんとうにちんちくりんでね。俗に言うショタってやつなのかな、童顔で色白でひょろひょろで気弱でもう小動物みたいなの!
ぺろぺろ舐めたらかわいい声で鳴いちゃうし、おちんちんもふにふにしてきゃわわ!って感じなんだよねぇ」

 そもそもお二人の出会いはどういった経路で知り合ったのですか?

「旦那様が竹林で迷子になってるときに偶然ワタシと出くわしたのがきっかけだね。タケノコ採りに歩いてたらいつの間にか知らない場所まで来ちゃったらしくてさ、そのまま襲っちゃった♪」

「ホントは筋肉ムキムキマッチョマンな素敵な殿方と結ばれたいとか思ってたんだけど、旦那様の精液の味知っちゃったらもうそんなのことどうでもよくなっちゃったわけ♪」

 やはりそこは魔物の性というものですね……
 本人の希望すらかき消してしまうほどの快感、恐るべしです。
 まぁ、旦那様にとってしてみれば竹林で出合った野良魔物にいきなり襲われてトラウマレベルなのかもしれませんけれど。

「さっきも言ったけど旦那様ってほんとーにちんちくりんでね。
"ボクの竹で突かれてみるかい?"とか言うものだから"そのタケノコしまえよ"って返してあげたら世界の終わりみたいな顔してたね。
やっぱりオトコの人っておちんちんバカにされるとショックなの?」

 相当ショックですよ。
 意中の相手からそう言われたとなればそのショックはひとしおでしょう

「そうなんだ、旦那様には悪いことをしたなぁ。
ま、でも小さくても入れば問題ないんだしいいよね♪
それに最近、旦那様のおちんちんがおっきくなってるような気がしてね。そろそろインキュバス化ってやつなのかなー?だとしたら嬉しい!
けど……それはそれでちょっと心配かも」

 はて?普通は夫がインキュバスになれば誰しも喜ぶはずですが……

「うーん、ほら、いままでは旦那様がちんちくりんだったからちょっとからかって遊んでたんだけどさ。インキュバスになって逞しくなっちゃったら仕返しされそうで♪
今はまだワタシの中に入れてもちょっと余るくらいなんだけど、いずれもっと大きくなっちゃうとキツキツですぐイっちゃいそうになっちゃうから……♥♥
タケノコとかバカにしてたけどいつの日か本当に竹みたいに太く長くて硬いおチンポになっちゃったらと思うと心配!気持ちよくなりすぎちゃいそうで心配!」

 こちらからではあまり心配そうには見えません。
 むしろはやく爆発して欲しい気分です。どうぞ。





・衣はサックサク火鼠さんからの投稿
【今は昔
  なよ竹かぐやと
       貝合わせ】

「キミは竹取物語というお話を知っているかい?
そう、かぐや姫とも言われるあの御伽噺さ」

 光る竹から生まれたかぐや姫が求婚を迫る貴族に無理難題を吹きかけて結局最後は月に帰ってしまいました……というものでしたっけ。

「そうそうそれそれ。
実はね、自慢じゃないんだけど私かぐや姫本人と直接会ってるのさ!
ほら、かぐや姫の五つの難題ってあるでしょ。【仏の御石の鉢】、【蓬莱の玉の枝】、【火鼠の衣】、【龍の頸の玉】、【燕の子安貝】の五つ。その中の火鼠の衣ってやつが実は私そのものなんだよね!」

 自分の記憶が正しければ、貴族の持ってきた火鼠の衣は偽者で火の中に入れると燃えてしまったというのが正しいお話だったような気がするのですが……
 はたして真意のところは?

「キミが知っているそのお話は世間一般に知られている竹取物語だね。だけど事実は小説より奇なんだよ。
貴族の阿倍右大臣に連れてこられた私はかぐや姫とご対面したときに、火鼠の衣を欲しいなんて言われたものだから、かぐや姫としっぽりヤっちゃったってわけ。もうあの子ったらとっても色っぽい声で喘ぐものだからいっぱいイかせてあげて楽しかったなぁ。
"火鼠の衣のみならず貝まで手に入るとは満足ぅ♥"とか言ってたような気がするよ」

「脇で見てた阿倍右大臣にも衣が飛び火してたみたいでバッキバキに立たせてるのを見つけたかぐや姫はそのまま他の貴族そっちのけおっぱじめちゃったわけさ。
晴れて二人は結ばれて、かぐや姫と阿倍右大臣は魔界へ帰って行きましたとさ、めでたしめでたし!」

 ……確かにこれをそのままおとぎ話として子供に聞かせるのは教育上よろしくありませんね。
 どこぞの官能小説ですか?ってなります。

「魔物の娘ならむしろ良い教材になるんだけど、人間の子供だと刺激が強過ぎちゃうかな〜」

 なるほど、貴重な体験を教えていただきありがとうございました。
 ところで……火鼠さん、これは一体?

「いやーなんか昔話をしてたらムラムラしてきちゃってねー。かぐや姫に先こされたのがちょっと悔しくてねー。キミちょっとタイプだからねー。うーん仕方ないよねーふへへ……」

 あっ……熱い!熱いです!
 今まさに自分に火鼠の衣が纏っています!あつつつ!
 そしてなんだか興奮してまいりました……

「蓬莱のタマタマと龍の頸のタマタマ……かぐや姫が二つの難題を手に入れたのなら私だって二つの難題を手に入れてやるわ!」





・解離性同一性障害?キマイラさんからの投稿
【性格の
    数だけ得する
        限定品】

「実を言うとあまり当選したくなかったのだが……仕方あるまい。
というのも当選してしまうと私のあみ出した秘術が世間に明るみになってしまうからだ。
だが当選してしまったのならば仕方あるまい。この秘術を公表しようではないか!!
ふっ……決まった!」

 !!それはとても気になりますね。みなさんチャンネルはこのままで、必見ですよ!
 あと、ものすごいドヤ顔でカメラ目線なのはキャラ的にOKなんですか?

「……コホン。
では気を取り直して早速秘術に取り掛かろう。
場所はこの近所のスーパーで行なう。では始めるぞ」

 みたところ何の変哲もないただのスーパーのようですが……
 一体ここに何が隠されているというのでしょうか!?

「クックック……フハハハハ……アッハッハッハ!!!
見るがいいこの純白の宝玉を!規則正しく並んだその配列は神の黄金比率!資格ある者のみが手にすることのできる絶対的ルールの名の下にこれは成り立っているのだ」

 ……ただの数量限定タマゴですよねこれ。
 あとドヤ顔キマイラさんかわいい。

「ここより秘術は始まる。
まず、このタマゴを手に取り、レジに持って行き購入する。
そして購入が終わったここからが真髄だ!出でよ我が第二の人格!」

「人格を入れ替え一度スーパーを出る。勿論手にはタマゴの入ったレジ袋が握られているじゃろう。
そしてこの秘術最大の見せ場!!もう一度スーパーに入りタマゴを買うの術じゃぁ!!」

『あのお客さん、これお一人様一つ限定なんスけど』

「どうやらこのスーパーは秘術に対しての対抗術式が組み込まれているようじゃ。どれ、次の人格の出番じゃのう。
……ケケケ、俺に任せなぁタマゴなんて簡単に買ってやるゼぇ」

『……ッチ、あのお客さん僕の言ってることわかります?これお一人様一つ限定なんスよ。お客さんもう買ってるでしょ。これ以上へんな真似すると店長呼びますよ』

「な、なかなかて、手ごわいスーパーだなここは……
よし、さ、最後の人格ならば上手くいくだろう。
…………ふぅ、我に任せよ。厳格たるドラゴンの力見せ付けてやる」

 若干涙目になってるキマイラさんかわいい。

『店長ー!!なんか変なお客さんいるんスけどー!!警察呼んでもいいスかー!?』

 その後キマイラさんは店長に店の奥へと連れられこってりと叱られたようです。
 性格を変えれば数量限定タマゴを買えると思っていたらしいですが、見た目も変装なりしなければ意味ないですよねこれ。賢いんだかアホなんだかわかりません。
 やっぱりキマイラさんぽんこつかわいい。





・レロレロレロレロレロあかなめさんからの投稿
【あかなめて
  しろなめないで
    あかなめて】

「垢をなめて、白(精液)なめないで、ひたすら垢をなめる我慢プレイは実に良い……そうは思わないだろうか。
まず脇をなめよう。じめじめとした汗の湿気が摩擦によって攪拌されこの上ないニオイを滾らせている。ジュルジュルと舐めまわすと男の喘ぐような声がより一層白(精液)への期待を高まらせる。
次に腹筋を舐めてみようか。適度に引き締まった筋肉のブロックを下でトン、トン、となぞる。腹筋と腹筋の間には垢が多くたまるのでそこを集中して舐め掬い取ると甘美な垢が拭き取れ、鼻腔を刺激する。実にタマラナイ。
垢ソムリエである私でさえもつい三ツ星の安売りをしてしまう素晴らしいものだ。
彼の吐息が熱を帯びる、私自身の吐息も焼け爛れるような熱を帯びていることに気がついた。発情しているのだろう、白(精液)が欲しくて下半身が疼く。
それは彼とて同じようで、いきり立つ陰茎はパンツに三角テントを形成している。だがまだ手を出すのは早計だ。
次に舐めるのは足。それも靴下の中で蒸れ蒸れになった指先を舐め回す。
指の間に溜まった毛玉を取り除きいざ舐めようとすると……その強烈なニオイが私の脳髄まで直接響き、一瞬の間だが気絶してしまったようだ。
それほどまでにエネルギッシュで冒涜的なニオイである。ここで私は確信した。この男の白(精液)は舐めるには惜しい。惜しすぎる。
舐めるという行為を脳が理解するよりも前に指先を舐め終えると、私は彼のパンツを破り捨て、見えざる巨塔を拝む。
まさにそれは象牙の塔である。芸術の俗世を離れた孤高の境地、封鎖された空間。血と肉と海綿が織り成す生命のシンボルは脈打ちながらそこに存在していたのだ。やはりこれは舐めるには惜しい。いや、舐めてはいけないのだ。
舐めてかかってはならない。これほどまでに強大なものを相手にするにはこちらも全身全霊を欠けて対応しなければ無礼というものだ。
というわけで、私はこれから彼のチェリー(童貞)を頂くわけだが……」

「彼を見ると、全身を舐められ声すら出せなくなり疲弊しているようだった。私は文字通り舌なめずりをすると、彼の陰茎を私の秘部にあてがい全身全霊を持ってチェリー(童貞)をレロレロするのであった」


・お化け屋敷スタッフ毛倡妓さんからの投稿
【阿鼻叫喚
    一人暮らしの
         排水溝】

「ヒィィィィーー!!!」

 ぎゃあああああ!!!
 なななななんですかー!?

「……あ、ごめんなさいね……
また今日もいっぱい詰まってて……
ホラ見て頂戴……この排水溝……私の抜け毛がいっぽ〜ん、にほ〜ん……うふふふふ……気持ちわるいったらありゃしないわ……」

 うっ……た、確かにとてつもない量の髪の毛が排水溝に詰まっております。
 一体どれほどの日数溜めればこの量が溜まってしまうのでしょうか。

「うふ……一日よ……たった一日でこぉんなに溜まっちゃうの……
ほら、詰まりすぎて水が流れないでしょぉ……?ごぼごぼいっちゃって……きたなぁい……
毎日毎日、お風呂に入るたびに排水溝に毛が溜まって……もううんざりだわぁ……
毎日ひとり寂しく排水溝の掃除するのはもういやだわ……こんなにごっそり毛玉採れたってなんにもうれしくないわよぉ……」

 うーん、一緒に住んでくれる人がいれば掃除担当も二人で交代制にすれば多少は寂しさもまぎれるかもしれませんよ?
 個人的な感想ですが。

「……その手があったわねぇ……
でも……素敵な殿方なんていませんし困りましたわぁ……
あっ、そうだぁ……別に殿方じゃなくても問題ないじゃないですかぁ……うふふ……」

 あ、あの?毛倡妓さん?
 さっきから何をひとりで……あらっ!
 何ですかこの髪の毛は!?と、とれなっ……

「どうせあなた彼氏なんていないんでしょぉ?
それじゃ私とルームシェアしましょうよ……一人暮らしは寂しいのよぉ……ねぇいいでしょう……?」

 からみつい、て!
 取れない!取れません!!
 ちょちょ!カメラマンさん!?逃げないで助けてくださっ……
 ちょ……シャレになら……
 たすけてー!!!




・ちょっぴりナイーブ唐傘おばけさんからの投稿
【コンビニの
     ビニール傘に
          嫉妬中】

「誰か私を使いなさいよ!
なによもう!どこを見てもビニール傘ビニール傘……たまにはちょっと良い傘でも使ってみようとでも思いなさいよ!
そりゃね、時代が発展してより安価で手に入りやすいビニール傘のほうが大衆的ってのはまぁわかるわよ。悔しいけどお手軽って面では私みたいな唐傘タイプはどうしても敬遠されがちになるしね。ホント悔しいけど」

「だけどね!百歩譲ってそうだとしても、安いからといって乱暴に扱っても良いってコトにはならなくない?
なによこの街中のビニール傘の残骸は!?ガードレールに突き刺さってたり、草むらの中に放置されてたり、挙句の果てには電線に引っかかってたり……あんまりよ!
私はビニール傘が嫌いだけどね、それよりも傘を傘として大切に扱いもしないヤツの方が千倍キライよ!!くそくらえよ!」

「私には聞こえるわ。骨組みだけになってなおご主人に使ってもらおうと嘆く傘の残骸の声が。
とても聞くに堪えない悲痛な声よ。可哀想ったらありゃしないわ。
…………でも、それをいったら私も同じか。
私もみんなと同じ、捨てられた傘なんだもの」

「笑ってくれていいのよ。これは私のただの愚痴なんだから。他よりちょっと違う唐傘だからってだけで浮かれて調子に乗ってるだけのバカ傘なのよ。
どんなに見てくれが悪いボロ傘だとしても、ちゃんと使用してくれる人がいればそれはもう立派な傘。逆にどんなに豪華な傘だとしても、使用してくれる人がいなければただの棒切れとなんら変わりないものだわ。
だから私はただの棒切れと同じ。見てくれが悪いけどちゃんと使ってくれる人のいるビニール傘に嫉妬してる心の狭い棒切れよ。
ホラ、あんたも帰んな。こんなつまらない嫉妬なんて聞きたくないでしょ?
雨も降ってきたしそろそろお引取り願おうかしら」

 いやぁこれは参りました、今日の天気予報は晴れだったのにまさかいきなり雨が降るなんて。最近の天気予報のアテになりませんねえ。
 おや、こんなところになんて素敵な傘があるのでしょうか。
 使ってもよろしいですか?

「〜〜〜〜〜っっっ!!?
なっ、あんたバカか?こんな場所で捨てられてる傘なんか使うんじゃないよ!汚いぞ!ボロいぞ!
あんただって絶対あたしに飽きてまた捨てるんだろう……そうに決まってる!
そうと決まれば早くビニール傘でも買いに行きな!行けよ!行け!!」

 いやぁ実に元気のある美しい傘だ。どんよりとした雨の日にはこれくらい明るいほうが逆に良い。
 生憎残念ながら今日は一文無しでね。ビニール傘を買うお金もないんだ。
 だから僕はこの傘を使うよ。
 いいや、貴女を使わしてもらいます。

「な、なんで……私なんかを……やめろよ……後悔するって……」

 理由なんてないさ。
 雨が降っている。目の前に傘がある。だから使う。
 簡単なことだろう?
 それもすごい美女で喋る、もしかしたら将来僕の伴侶になるかもしれない傘だからね。使わないわけがない。

「…………わかったよ。折れた折れた、使いなよ。存分に私を使いな。
だけど、もしまた私を捨てるようなことがあったら末代まで呪ってやるからな」

 いいのかい?
 僕の末代はともすればキミの末代になるかもしれないんだけど?

「くそっ……いいから好きに使いやがれ……このクソご主人……♪」





・ロリは恥丘を救うファミリアさんからの投稿
【合コンの
    開催場所は
        精神科】

「わざわざ合コンの時に取材に来るとか超ウケるんだけど☆
まぁいいけどさ。今日はサバト恒例ロリコン合同コンパの開催日なワケだよ!
ほら、うちらファミリアとか魔女ちゃんってサバトだから必然的にロリじゃん?でも大々的にロリコンの合コンとかやったらおまわりさんが厳しくて大変なんだよね。
でもココ、精神病棟なら誰にも気兼ねなく健全にロリコンを集めることができるから合法って寸法よ!アンダースタン?」

 ロリコンが健全で合法という時点でもはや混沌と化しているんですが、あまり気にしすぎると頭痛がするので考えないようにしておきましょう……
 ちなみに今日のメンツはどのような方たちなのですか?

「今日は〜あたしに魔女ちゃんが2人にアリスちゃんが1人の計4人だね!お兄ちゃんも4人収集したからそれぞれ気に入っちゃったらお持ち帰りしちゃっていいってルールだよ☆
まぁお持ち帰りっていっても家とかホテルじゃなくて病室なんだけど☆
最近のオススメプレイは病室でセックスしてる最中にナースコールで病棟のナースも呼んで一緒にサバトに勧誘しちゃうのが流行りだよ!」

 そ、そもそも病室でそのような行為に勤しんで病院側から何もクレームは入らないのですか?
 本来の医療行為とはまるっきり関係のないような気がするのですが。

「それは大丈夫。だってこの病院に援助金出してるのウチのサバトだから☆
この病院はサバトにたてつく事はできないんだよね〜。そのおかげでうちらは好き勝手できるってワケ!
表向きは病院だけど、霊安室にはアンデッド属の魔物がひしめいているし、外来が休みの日はホールでミサの集会なんてのも行なってるし!」

「採血の注射針にはたまーに魔物の唾液からませてるのもあるし☆
気がついてなかった?キャハ☆ウケルー☆」

 絶対これハザード発生しますって……
 環境衛生クソ喰らえじゃないですか……

「あっ、みんな来たみたい。それじゃ取材はここらへんで終了ってことで〜!
ここから先はオトナの世界につき取材禁止よん♪あ、ロリだけどね。
……もし合コンに参加したくなったらいつでも言ってね。ひと枠追加してあげるから☆希望の魔物娘のタイプ申告しなかったら自動的に魔女かファミリアになるからそこんとこシクヨロ〜☆」

 ゴクリ……
 さて、取材を打ち切るか、合コンに参加するべきか。
 ………………
 …………
 ……
 図鑑でも見て予習してこよう……





・レッツマリッジ!ダークヴァルキリーさんからの投稿
【くっ殺せ
    直訳すると
        孕ませろ】

「最近はくっ殺ブームって聞くじゃないですか。
要はあれですよね?プライドの高い女騎士が辱めを受けるくらいなら殺してくれ、って言ってるようなあれでしょう?
あんなのウソウソ♪ただの建前です。
ホントは早く犯してもらいたいけど直接言うのは恥ずかしいから無理やり抵抗している風の雰囲気を出しているだけですわ。
だって私がそうなんですもの。元ヴァルキリーであるわたくしがそう思っているのですから、世の女騎士もまた少なからずそう思っているはずですよ」

 なるほど……つまりくっ殺せ、とは早く私を犯してくださいという挨拶代わりなのですね。
 随分と高度な隠語です。

「そういうこと♪
それを言うだけでとっても気持ちよくなれる未来が確定するのですから、素晴らしいワードとは思いません?
現に私も現役時代、くっ殺せと言ったらそれまで一緒に旅をしてきた勇者様が獣みたいに襲い掛かってきましたわよ♪あの日は一生忘れません……」

 そ、それはもしかすると人間の女性にも効果はありますか?
 恥ずかしながら自分、そろそろ彼氏の一人でも作りたいと思ってまして……
 それともやはりそれ相応の役職の者が言わなければ意味がないのでしょうか。

「ん〜試してみたことはないけれどぉ……物は試しよう、やってみればいいんじゃないかしら?
責任はとれませんけどね♪
私は物陰でひっそりと見守っていますよ」

 わかりましたありがとうございます。
 それでは早速効果があるかどうかリポートしてみましょう。
 
 くっ殺せ!くっ殺せ!くっ殺せったらくっ殺せ!
 くっ殺くっ殺くっ殺くっ殺くっ殺くっ殺くっ殺せ!
 絶対に仲間の居場所なんて掃いたりはしないぞ!
 陵辱には屈したりせん!我が誇りにかけて!

『フンゴーー!!!なんだか無性に呼ばれてる気がしたんだけど』

 くっ殺くっ殺……ってええ!?
 オーク!?なぜこんなところに……

『くっ殺せか……懐かしいワードだねぇ!昔を思い出すよ、仲間と一緒に女騎士をボテ腹孕まセックスした日をねぇ!
あんた、くっ殺せっていうことはそれ相応のカクゴがあって言ってるんでしょ?じゃあ、あたしに何されても文句は言えない……よねぇ!』

 あ、ちょ、らめ……
 オークさん乱暴すぎっ……!!
 ええぅ!?触手ディルドォ!?!
 ムリムリムリそんなの入るわけな……あっはぁぁ♥♥
 オークさんの触手チンポしゅごいいいい♥♥♥
 壊れりゅぅぅぅl!!!!♥♥


「くっ殺せ。それは唱えたものを問答無用で犯す禁断の言葉ですわ。なんと恐ろしい言葉でしょうか♪」





・風評被害困りますヴァルキリーさんからの投稿
【くっ殺せ
    戦乙女は
       アナル弱】

「なんだこれは!!誠に遺憾である!!!!」

 落ち着いてくださいヴァルキリーさん、当選したのですからどうか穏便に。

「落ち着いていられるか!どうして私の投稿した川柳がこんなわけのわからぬものにすりかえられているというのだ!しかもそれが当選しているだと!?まったくもって不愉快である!
そもそもなんだこの川柳は。戦乙女はアナルが弱いぃ?バカバカしい。何を根拠にこんなことを!」

 最近の若者の間では結構噂になってますよ。
 気の強い女性ほどアナルが弱いと……
 現にワイバーンさんとかヴァンパイアさんとかからは直接アナルが弱いというお返事も頂いております。

「なんだそれは……まったく奴らにはプライドというものがないのか。
そもそも肛門というのは排泄器官なのであって性交をする器官ではないだろうが。根本的に間違っているぞ」

 それは仰るとおりですがね……いかんせんそういう風潮になってますので。
 けれどヴァルキリーさん。そこまで豪語するのでしたら、ヴァルキリーさんはアナルが強いということでよろしいのですか?

「強いもなにも試したことがないかわかるわけがないだろう。
…………ふふん、そうだ試してみるか小僧?
勝負は簡単だ。先に音を上げたほうの負けというのはどうだ」

 それは視聴者の皆さんも喜びますし、なによりヴァルキリーさんとのアナルセックスとなれば私自身とても貴重なリポートができそうです。

「今ここに証明してやろう。ヴァルキリーがアナル弱というくだらん妄想を打ち砕いてやろうぞ!!ハハハハハ!!!
よし、脱いだぞ。小僧準備はいいか?」

 ちょっと待ってください……
 うし……勃たせて、と、ローション塗って、と……
 カメラマンさん、お願いしますね。
 ハイ準備完了です。いつでもどうぞ。 

「ふははは!全国のテレビのみんな!ヴァルキリーという存在がいかに気高く孤高な存在であるということを再確認するがいい。
さあ挿れろ!そこだ……いいぞ……一気に……」

 うく……それじゃ……
 挿れますよ…………
 はいっ…………た!!!!

「んほぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
しゅごいぃのぉおおょぉぉぅお゙ぉおォおんお゙ぉおォおんきいぃ♥♥♥♥
ちんぽしゅごいぃのぉおおょぉぉぅ♥♥♥♥♥
しんに゛ゃううぅぅぅぅぅぅ♥♥♥
ちんぽとお゙ぉおォおんしりがぐちょぐちょにぃいっぃ♥♥♥♥
ぁあああ あぉにゃたのぉおおちんぽれがんがんちゅきぁあああ あぉげてくらしゃいぃにゃのぉおお♥♥♥♥♥♥
んもぉ゛お゛お゛ぉぉげんかいぃゆるしてぇぇぇぇ゛くらしゃいぃぃぃ♥♥♥♥」
15/03/17 23:20更新 / ゆず胡椒
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