連載小説
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あかなめ 【桃】
んっ?
あれあれあれあれ〜
もしかしてお客さんかな〜?
どうしたの?耳かきしてくれる人いないの?

なになに?今日あたりボクが来るだろうって?
あの兄ちゃんが言ってたの?
むぅ〜相変わらず妙に勘の冴えてる人だな…
ん?ということはお客さんはボクのことを待ってたってことかな?

へぇ〜ボクみたいなあやかしに耳かきされたいんだ〜
こんな小娘みたいな姿の子に耳かきされたいの?
それとも…

ベロリ
ジュルジュル…

この長い舌で舐められたいヘンタイさんだったりするのかな〜
クスクス…
真っ赤になっちゃうってことは…そういうことなんだね〜
いいよ♪
ボクの舌も好きになってくれる人にはサービスをしてあげちゃうよ♪

お兄ちゃんお部屋一つ借りるよー!

じゃあお部屋に行こうか♪


トテトテ… ススー トンッ

とうちゃ〜く♪
さあお兄さんも中に入った入った。

さ〜て、一応仕事だから自己紹介するね。
ボクはあかなめの桃(もも)っていうんだ。
普段はここの主人である兄ちゃんに悪戯をしようといろいろ企んでるんだけど、これが中々うまくいかないんだよね〜
そうじゃない時はこうして、お兄さんみたいな、ヘ・ン・タ・イ・さんを相手に耳かきしてあげてるのさ。
まあ、中にはボクの容姿を気に入ってくる人もいるみたいだけどさ…

それはさておき、お兄さんもそろそろ我慢できないでしょ?
大丈夫…ボクに身も心も委ねて気持ちよくなることだけを考えようね〜

うんうん。素直なお兄さんは大好きだよ。
それじゃ耳が上になるようにして、この枕に頭を乗せてね。
はい。ありがとう。

まずは普通に耳かきするね。
ん?どうしたのお兄さん?
ああ〜。
落胆しないでねお兄さん。
まずは耳かきをしないと、一応ココ耳かき処だからね。
大丈夫…時間はたっぷりあるんだから、ゆっくり楽しませてあ・げ・る♪

まずは、お耳チェーック!
どれどれっと…
おお〜
なるほどなるほど…
お兄さん、けっこう豆に耳掃除してるね。
思ってたよりは中は綺麗だよ。
それじゃあ〜耳かきしちゃうよ〜

まずは入り口まわりを…

コリコリ… コリコリ…
シュッシュッ… シュッシュッ…

こういう耳の溝とかけっこうカスが溜まるんだ。
その後は穴の入り口付近に付いてるカスを取り除いてっと。

ん?くすぐったい?
お兄さんまだ序の口なのにそんなに敏感でこの後大丈夫なのかな〜♪
ほらほらゆっくりと奥に入っていくよ〜♪
耳かき棒がお兄さんの耳毛を掻き分けて、奥へ、奥へと。
毛が棒にあたるたびにどうしようもないくすぐったさが体の芯に届いてたまらないよね〜?
そんなもどかしい所に…えいっ♪

カリッ ツツー

どうお兄さん?
もどかしい所に刺激が来ると気持ちいいでしょ?
って聞くまでもなさそうだね〜
それじゃ次は奥にあった塊を取ろうっか。
まずは奥までスーッと進めて…
塊の根元に棒を引っ掛けて…

ザリザリ… ザリザリ…
コシュコシュ… コシュコシュ…

こうやってこすって…
おっ、根元に隙間出来たね。
さらに隙間に引っ掛けて…

ゾリッ ゾリッ ゾリゾリリッ

強めにこすって…それ!

ベリッ!

ととっ…
ふ〜。取れた取れた。
後はすくいあげるから動かないでね〜。
ツツーっと。
よし取れた。
ほら結構大きいでしょ?
ん?顔しかめてどうしたのさ?
もしかして痛かった?
ごめんごめん。
お詫びに気持ちよくしてあげるよ。

ベロリ

見える?
この長い舌が。
あかなめご自慢の舐め技を楽しませてあ・げ・る。
まずは舌触りを堪能してもらおうかな。
美味しそうな、お・み・み♪

レロン

どう?耳たぶを舐められただけなのにすっごい気持ちいいでしょ?
あかなめの舌は男の人を気持ちよくするために出来てるの。
だから、こうやって一舐めするだけでも。

レロン

身もだえしちゃうくらい気持ちよくなっちゃうんだよ。
どう?この舌が今からお兄さんの耳の穴を舐めまわすって想像したら…

あはっ♪聞くまでもなさそうだね。
お兄さん…すっかり大きくなっちゃってるね〜
でも、残念かな〜
ココは耳かき処…今はお預けかな?

まあ、気にしない気にしない〜
今は耳の穴の快楽だけを存分に味わってね♪
ボクもたっぷり堪能させてもらうしね♪
それじゃあ…い・く・よ。

んあっ レロ

まずは、入り口まわり。
意外とこの辺りって汚れ溜まってるんだ。

レロン レロン チュパ

次は穴に侵入させるよ。

んんっ レロ
ニュルニュル レロン

んふふ♪どう?きもちい?

レロンレロン 

ニュルニュル

クチュクチュ 

ピチャピチャ 

チュパ

ぷはぁ 
気持ちよかったでしょ。
お兄さんの耳垢もとても美味しかったよ。
それじゃ、耳が唾液まみれだから拭いてあげるね。
別に拭かなくても平気なんだけど、あのお兄ちゃんが拭けってうるさいのさ。

キュッキュッ と。

よしこれでいいでしょ。
それじゃ反対側もやっちゃおうか。
こっち向いてもらえる?

ん♪ありがと。
それじゃ、舌によってより敏感になったお耳のお掃除を開始しまーす。

んふっ♪ダーメ。待ちませーん。
動いたら怪我しちゃうからじーっとしててね。
それっ♪

コリコリ… コリコリ…
シュッシュッ… シュッシュッ…

お兄さんすっごいビクビクしてるよ〜
さっきより感じてるんじゃない?
入り口の溝周りをコシュコシュってこするだけなのにな〜
これで中に入れたら…
どうなっちゃうんだろうね〜
は〜い。それじゃあとっつにゅうしま〜す♪

うわぁすっごーい。
ちょっと入れただけでこんなに震えてる。
これは傷つけないようにやらないと大変だ。
おっ?塊をはっけーん!
んふふ♪見つけた以上しっかり取らなきゃダメだよね?
それっ♪

ザリザリ… ザリザリ…

ん?お兄さん?着物の袖に噛み付いてどうしたの?
……ああ!なるほど、そうやって動かないよう我慢してるのね。
嬉しいな〜そこまで協力してくれるなんて、これはボクも手を抜けないね。
後もうちょっとだから頑張ってねお兄さん。

コシュコシュ… コシュコシュ…
ザリザリ… ザリザリ…

よし。後は隙間から…

ゾリッ ゾリッ ゾリゾリリッ

し・あ・げ♪

ベリッ!

あはっ♪取れた取れた。
お兄さんもお疲れ様。
どうする?なんか精も根も尽き果てたみたいに見えるけど…
最後の仕上げ……する?

あはっ♪お兄さんって本当にヘンタイさんだね。
いいよ♪身も心も溶かしちゃうくらいに舐めしゃぶってあ・げ・る♪
まずは耳たぶ。

はむっ チュパチュパ レロレロ

お次はお耳の溝。

んあっ レロ
レロン レロン チュパ

んっ…美味しい。

んあっ レロ
レロン レロン チュパ

ぷはぁ♪それじゃ次はこ・こ♪
お耳の穴の中。
女の子のいやらしい穴を犯してあげるみたいに舐めまわしてあげる。

んんっ レロ
ニュルニュル レロン

んふふ♪なめまわすだけじゃおんなのこのきもちはわからないでしょ?
だから…

ニュルン ニュルン ニュルン ニュルン

こうやって、したをだしたり、もどしたり。
したがうごくたびにかべとしたがこすりあわさって、たまらない?

んふふ♪うれしい♪
なごりおしいけど、さいごのしあげね。

レロンレロン 

ニュルニュル

クチュクチュ 

ピチャピチャ 

チュパ

ぷはぁ
最後にお耳を綺麗に拭いて…

キュッキュッ と。

は〜い♪お・し・ま・い。
ってありゃりゃ…
すっかり力抜けちゃってるね〜

あれ?お兄さんお山が凹んでるね〜
もしかして……

んふふ♪お・に・い・さ・ん♪
良ければ…特別サービスも受けてみない?
もちろんここのお兄ちゃんには、な・い・しょ・で♪
16/03/23 09:31更新 / ミズチェチェ
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■作者メッセージ
お久しぶりです!耳かきシリーズ第5弾。
あかなめの桃ちゃん。いかがでしたでしょうか?
悪戯好きな性格とあかなめの舌使いが楽しめれば幸いです。
最後の特別サービスっていうのは察しの良い人ならわかりますよね。
当然…みなさんなら受けますよね?
それでは次の作品でまたお会いしましょう。

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