読切小説
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彼女との淫らな休日
 朝、俺が起きると、身体をがっちりホールドされていた。俺をホールドしているのは、恋人であるアンナである。

(まあ、休日だし良いか)

 俺はゆっくりと休日を満喫する事に決め、アンナの様子を眺める。彼女の寝顔は、物凄く可愛かった。あどけない表情で安らかな寝息を立てていて、天使と形容しても大げさじゃない程である。とても昨夜、夜の営みで乱れ狂った人と同一人物とは思えない。

 しかし、俺は知っている。俺だけが知っている。彼女はひとたびエッチとなると果てしなく貪欲になり、魅惑的な身体で搾り取ってくるのである。俺も彼女も、何度イったのか数えられない程である。

 昨夜の事を思い出した俺は、またアソコが大きくなっていくのを感じた。いや、既に朝立ちで大きくなっていたのだが、より一層痛い程にそそり立ち、自己主張をしていた。

「アンナ、ごめんな」

 我慢出来なくなった俺は、もぞもぞと手を伸ばしてアンナのおっぱいに触れる。彼女にぎゅっと抱きつかれているので動かしにくく、手の感覚だけで彼女のおっぱいの感触を確かめる。ホルスタウロスである彼女のおっぱいは、手に余るどころの大きさではなく、ハリや柔らかさ、たぷたぷとした重さなどの全てにおいて非の打ち所が無い。もちろん彼女の魅力は他にも数多くあるのだが、やはりおっぱいは絶品である。

「あんっ……んぅっ!」

 俺がおっぱいを揉むたび、彼女は甘い声を出す。それでいて尚、眠ったままであり、ロクに抵抗しようとしない。まあ、普段から抵抗しないのだが。そんな状態だから、俺はますます歯止めが効かなくなり、おっぱいの形が変わるほどに強く揉む。

「んん、んあっ、おはよぉ」

 さすがにその刺激の強さに、アンナは目覚める。そして、俺の方を見ると、柔らかな微笑みを浮かべて抱きつく力を強めてきた。

 彼女に密着され、俺の手が彼女のおっぱいに埋まってしまう。その感触が、俺の残っていたかどうかすら怪しい理性を完全に吹き飛ばした。

「ううっ、アンナぁ……」

 俺は彼女に顔を近づけ、口付けをする。彼女も嬉しそうな表情で応じ、舌を絡めながらおっぱいを押し付けるようにしてくる。

 彼女がおっぱいを押し付けてきたら、それはエッチしようという合図である。だから俺は身体を起こすと遠慮なく彼女を組み敷き、そそり立つ逸物を彼女の秘所に宛がう。

「アンナ、行くよ」
「うん……来てぇ!」

 俺はアンナの腰をしっかり掴むと、正常位でズブズブと逸物を彼女のナカに埋めていった。既に濡れそぼっていた秘所は、抵抗なく俺の逸物を奥深くまで受け入れた。

「はあぁぁぁんっ!」

 彼女は大きく身じろぎし、快感の喘ぎ声を漏らす。迫力のあるおっぱいが重たげにプルンッと揺れ、その視覚的な刺激で俺の理性を刈り取っていく。

「朝の一番絞り、貰うよ」

 俺はそう言うと、彼女のおっぱいに両手を持っていき、再び揉み始める。しかも、今度はただ強く揉むだけではなく、ぎゅっと絞るように揉む。すると、おっぱいの先端から、白っぽい液体が漏れ出てくる。絶品さでは他の追従をゆるさない、母乳である。

 俺は彼女の胸に吸い付き、その母乳を思いっきり味わう。彼女の胸の先端の蕾に吸い付き、いやらしく絞りながら存分にミルクを味わい続けた。

「はぁぁっ! そんなに、吸われたら……ひゃぅぅっ! ダメっ、ダメぇぇっ!」
「滅茶苦茶美味い。何か、赤ちゃんになった気分だ」
「ひゃぅぅっ! 赤ちゃんはそんなエッチな吸い方しないよぉ!」

 彼女はそのような事を口走りながら、アンアン喘ぐ。

「しょうがねえだろ、アンナの母乳、マジで美味いんだから。一回飲んでみな」

 そう言って俺はアンナのミルクを口に含むと、そのまま彼女に口付け、ミルクを流し込んだ。彼女は口移しで流し込まれたそれを、ゆっくりと味わうように飲み込む。

「……本当、少し甘い」
「だろ? だからもっと飲ませてやるよ」

 彼女のミルクを堪能した俺は、今度は彼女自身にそのミルクを飲ませる。彼女は俺の首筋にしっかりと腕を回し、ミルク味のする俺の口中を貪る。ミルクの味もそうだが、どうやら彼女は口移しというシチュエーションに酔っているようだ。

「はぁっ、はむっ……んっ、ごきゅ、ごきゅっ……んはぁっ! あっ、あむっ……」

 彼女はもう、すっかりミルク味のキスに夢中になっている。俺を見つめてくる瞳に靄がかかったようになり、快感にトロンとしている。一方、甘いキスを堪能した俺は、腰も動因して彼女の膣奥を責め立てる。すると、たちまちの内に彼女は大きな喘ぎ声を発して絶頂まで一直線に昇り詰めていく。

「はぁぁっ! あんっ、あんっ……あはぁっ! あっ、あぅぅーーーっ!」
「アンナ、そろそろ出すよ」
「あひぃぃっ! 出してっ、いっぱい出してぇっ! 貴方のミルク、私のナカにいっぱい出してぇぇぇっ!」

 快楽に喘ぎながら、彼女は俺の首筋に抱きつく力を強め、さらに足でも俺をホールドして強く密着しようとする。俺はそんな彼女の要望に応えるべく、腰を押し付けて彼女の奥深くまでしっかりと押し込み、ナカに盛大に射精した。

「ひゃぁぁんっ! 貴方のミルク、いっぱい出てるぅぅっ! お腹、熱い……はぁぁぁぁっ!」

 満足そうに息を吐きながら、彼女が甘い声を出す。しかし、満足そうではあっても、実際に満足しているかは別問題である。これしきでは終わらない事を、俺が一番よく知っている。

「次、私の番ね」

 彼女はそう言うと、ゴロンと身体を回転させて俺を組み敷く。そして身体を起こして秘所から逸物を抜くと、今度は身体をずり下げて逸物に顔を寄せていく。

「凄ぉい、まだおっきいよぉ……はむっ!」

 彼女はまだいきり立つ逸物をいきなり咥え、ぐぽぐぽと刺激を加えていく。逸物はまだ出したばっかりで様々な体液まみれにも関わらず、彼女は躊躇う様子も無い。ただひたすらに快感を貪り、再び精を絞る事に夢中になっている。

「はむっ! んんっ、んぐっ……んっ、じゅぶっ、じゅぼっ……ぐぷっ! じゅるっ……」

 音を立てていやらしく逸物に吸い付き、さらに根元に右手を添えて扱く。同時に、左手で陰嚢まで柔らかく揉み始め、俺を快楽の絶頂へと追い込もうとする。

「うっ! アンナ、随分っ、積極的だな……うあっ!」
「じゅぼっ……だって、貴方のだもんっ……じゅずっ、じゅぞぞっ」

 アンナは快感に悶える俺の顔を見ると、嬉しそうにフェラを続ける。その上目遣いで俺を見続ける瞳に、再び射精寸前に追い込まれてゆく。

「ぅぅっ、もう出そう」
「んっ、まだダメっ」

 そして二度目の絶頂に達しようとする俺であったが、そこで彼女は一旦愛撫を止めてしまう。その彼女の行動に、俺は気が狂いそうになる。これでは生殺し状態である。

「まだダメだよ。今度はこっちでもシてあげるね」

 そう言って、今度は彼女は胸までも動員する。その大きなおっぱいで俺の逸物を挟んだかと思うと、ぎゅっと両手で寄せ、身体を上下に揺らし始める。

「どぉ? 私のおっぱい、好きでしょ? ねえ、気持ちイイ?」
「うぁっ! 凄え、凄え気持ちイイっ!」

 彼女の思わぬ攻勢に、俺はもう頭が真っ白になる。先ほど絞りまくったというのに、おっぱいの先端から再びあの甘い母乳が漏れ出し、逸物を濡らしていく。いや、逸物だけでなく、おっぱいを寄せている彼女の手や、俺の下腹までも白く染め上げていく。その母乳がローション代わりとなり、彼女が逸物を刺激するたびに、にちゃにちゃとイヤらしい音を立てる。

 母乳が逸物を染めるという視覚的な刺激と、その逸物を強く挟みつけるおっぱいの感触。そのダブルコンボに俺は耐えられず、再び射精してしまった。

 その寸前、俺の射精の気配を察していた彼女は、おっぱいの間からぴょこんとはみ出る先端を咥える。そして、直後にあふれ出してくる精液を吸い上げる。そのまましばらく逸物に吸い付いたかと思うと、尿道に残る残滓まで吸い取り、口中に溜まる精液を全て飲み干してしまった。

「んっ、ごきゅっ……んはっ! 貴方の精液、飲んじゃった」

 飲んじゃった、と言うものの、その顔には嫌そうな様子も無かった。彼女は上気した顔で微笑み、んべ〜っと舌を出して口中に精液が残っていない事をアピールする。その様子に俺はまたもや劣情に煽られ、彼女を抱き寄せた。

「よし、次は俺だ」

 俺はそう言うと、彼女を四つん這いにして逸物を突き入れる。先ほど出した精液が全てあふれ出る程にぐちょぐちょなソコは、大した抵抗もなく俺の逸物を根元までぐっぽりと受け入れる。

「ダメっ! また、またイっちゃうっ!」
「ダメじゃないだろ、この淫乱」
「やあんっ! そんな、淫乱なんてぇ……」
「充分淫乱じゃねえか。なんださっきのフェラは、あんなの普通は出来ねえぞ」

 彼女を言葉で責めながら、俺は腰を激しく動かしてガンガン突きまくった。実を言うと、先ほどあっさりとイかされた事を、俺は密かに悔しかったりする。最近まで処女だった彼女の急成長ぶりに驚くが、しかし一方では俺のためにあそこまでシてくれた事が、嬉しくもあった。

「だって、だって……練習してたから」
「練習だと?」
「あっ、ああっ! でも、浮気とかじゃ、ないよ。あんっ! エッチなDVD見たり……はうっ! きゅ、きゅうりとかで、練習してたのぉ……ああんっ!」

 なるほど、それなら納得である。少々上手すぎる気もしたが、それは彼女のエッチに対する真摯さが産んだ結果であろう。正直言って、俺のためにそこまでしてくれた事を嬉しく思う。第一、四六時中一緒にいるのに浮気できる訳がない事は、俺が一番よく知っている。

 そう安心する俺であったが、ふとある事を思い出す。先ほど、彼女の言葉に聞き捨てならない単語があったような気がしたのだ。

「……DVDだと?」
「貴方って、ああいうのが好みなんでしょう? うふふ、本当におっぱいが好きなのね」

 なるほど、やけに今日はおっぱいを強調してくると思っていたが、俺の嗜好を考えていたという事か。普通はエッチなDVDとかが見つかれば嫌であろうに、俺の好みに合わせてくれた彼女の心の広さに、俺はますます愛おしくなってくる。

「アンナっ、好きだっ!」
「あんっ! 急にどうしたの……あはぁっ!」

 俺は彼女に覆いかぶさると、ぎゅうっと彼女の身体を抱きしめる。そして、後ろから手を回して彼女のおっぱいを絞るように揉みまくった。

「ああアアァァァーーーッ! ああっ……やあんっ! あっ、ああーっ! あひぃっ……ひぃぃぃぃっ!」

 彼女はヒイヒイ鳴きながら腰を揺らす。結合部がじゅぶじゅぶと水音を立てる程に引っ掻き回され、彼女はもう何も考えられない様子である。

 俺はアンナの身体を抱きしめ、おっぱいを掴んでその感触を堪能する。彼女の大きなおっぱいからは搾り出されるように母乳が漏れている。何度も絞ったというのに、まだ残っていたようである。

「あはぁぁっ! ダメっ! おっぱい、おっぱい出ちゃうっ!」

 と言いつつも、決して拒むような動きは見せない。その彼女のいじらしさに、俺はますます猛り立ってくる。

「本当に、デカいな。まさに、乳牛だな」
「やあっ、ダメっ、ダメっ! おっぱい……おっぱい絞られながらイクぅぅぅーーーっ!」

 彼女はぶびゅぅぅっと母乳を撒き散らしながらイク。そして身体をガクガクと震わせ、やがてクタクタとうつ伏せにベッドに崩れ落ちた。

 俺は彼女の腰を掴むと、一旦逸物を引っこ抜く。すると、秘所からはびゅうびゅう潮が噴出し、ベッドをグチョグチョに濡らしていく。いや、既にベッドは愛液やら母乳やらでほとんど色が変わり、物凄い事になっていたのだが。

 彼女の身体をひっくり返し、イったばかりでヒクつく彼女の秘所に逸物を勢いよく突っ込んだ。奥深くを抉られ、彼女は良い声で鳴く。

「あひぃぃぃっ! やっ、まだイったばかり……あんっ、ああんっ!」

 彼女はもはや、俺の動きに合わせて喘ぐことしか出来ない。俺は彼女の身体を抱き上げて対面座位の状態にすると、抱き心地の良い身体を強く抱きしめ、その柔肌を堪能する。彼女の大きなおっぱいが俺の胸板で潰れ、さらに母乳が漏れ出てくる。それはお互いの身体を濡らし、一種のローションプレイを連想させた。

「ああんっ! あんっ、あんっ、あはぁぁっ! あっ、イクっ、イっちゃうぅぅぅーーーっ!」

 俺の首筋に腕を回し、足で身体を抱きしめ、全身でしがみついてくる彼女。その彼女の我を忘れた様子に、俺もようやく三度目の絶頂が見えてくる。

「アンナ、もうすぐ出そう」
「あんっ、ああんっ! 私も、私も一緒に、イクぅ!」

 俺の動きに合わせて腰を揺らし、快感を貪る彼女。それに負けじと、俺もガンガン腰を突き上げる。お互いに絶頂を目指し、相手とシンクロしたような動きで快楽を共有する。

 そして遂に、両方の目指す桃源郷が見えてきた。

「アンナ、出すよっ!」
「あはぁぁぁーーーっ! イクっ、イクイクイク、イッくぅぅぅーーーっ!」

 そして、俺の三度目の射精と同時に、彼女もガクガクと身を震わせて絶頂に達した。


*****


「さすがに、やりすぎたか……」

 俺は、目の前の惨状を見てため息をつく。ベッドのシーツは完全に色が変わり、雨に打たれたかのようにグチョグチョに濡れている。いや、ベッドだけでなく、床の絨毯にまで様々な液が飛び散っている。後始末が大変そうであった。

「ああんっ、貴方ぁ……」

 しかし、先ほどの余韻に浸っているアンナは、もう完全に俺の虜になったかのようにすがり付いてくる。それはそれで凄く魅力的なのだが、さすがにこれ以上は無理である。

「すまん、少し休ませて」

 そう言う俺であったが、彼女は聞く耳を持とうとしない。

「ああん、ヤダよぉ……あんなにナカ引っ掻き回されてびゅうびゅう出されてイかされて……もう離れられないよぉ!」

 そう言って、俺にすがり付いてくる。悲しい事に、彼女のおっぱいを押し付けられ、またもや俺の愚息はムクムクと大きくなっていく。

「あはっ、また大きくなった! ねえ、シよ? 今日一日、ずっと繋がっていたいよぉ!」
「ああもうっ! 今日は覚悟しとけよ!」
「嬉しいっ……あはぁっ! ああんっ、ああんっ……」

 やはりおっぱいの魅力には抗えない。結局、休日まるまるを彼女に捧げる俺であった。
14/11/28 22:26更新 / 香炉 夢幻

■作者メッセージ
予告:次はマッドハッターか、ホーネットの予定です。

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