連載小説
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第二十五話 四人と休憩
因幡君たちの活躍もあって渡河を果たした私たち王女軍は、その勢いのまま進軍、兵力の大半と士気を欠いた城の守備隊は王女軍の敵ではなく半日もせずにマズート城は陥落。
周辺の町の人たちはギズと同じような反応だったけれど、どちらかと言えばギズよりは態度が柔らかかった気がした、一回目である程度慣れただけかもしれないけど。
施設はそこそこ充実していたので、私たちはそこを利用して休むことになった。
明朝までは各自自由行動だから、その間に体を休めておく人や恋人といちゃいちゃする人、次に向けての鍛錬をする人など、過ごし方は人によってさまざま。
私は姫様やリィレさんと一緒にお風呂に入ってから、ガルディンが執務室に使っていたと思われる部屋に集まった、敵軍の資料を確認するためだったのだけれど、防衛部隊が敗北したときのために焼き払っていたらしく何も得られなかった。
「偵察に出たナンナの報告を待っているべきなのでしょうか?」
ナンナさんは城につくなりすぐに十人の騎馬部隊を編成して偵察に出てしまった、それだけの人数で大丈夫なのか不安には思ったけれど、「多いくらいだ」とナンナさんが言い切ったから信用しておくことにした。
「大丈夫なんでしょうか……」
「リオント伯の心配ならするだけ無駄だ、仮にも王国の名将の一人とうたわれる人物、偵察で敵に発見される初歩的な愚をおかすこともないだろう。」
「それより、勝手に離脱者が出ないことを気を付けてください、この北にはいろいろと曰くのある場所がありますから。」
「曰くのある場所?」
姫様の言っていることがよくわからなかったから聞き直したけど、リィレさんも姫様も苦い顔をするばかりだった、よっぽど問題のある事なんだろうか。
「すみません、姫に用事があるって人が来てます。」
ドアをノックしながらそう言うのはハロルドさんの声、それともう一つ声がするのは多分お客様の声なんだろうけど、なんだろう、どこかで聞いた気がしなくもない。
「入ってください。」
姫は躊躇なくそう言った、ハロルドさんが扉を開けて部屋に入ってくると、その後ろをついて歩いてきたのは、えっと、密偵の………何て名前だっけ?
「カーター、久しぶりだな。」
リィレさんが私が名前を思い出す前にその人の名前を呼んだ、そうだカーター。
「お久しぶりです我が姫、それに無事で何よりだ二人とも。」
部屋の入り口でカーターさんはお辞儀をした、そしてそれから姫様の前まで歩いていくと、その場で跪く。
「わが君に報告です。アルベルトとマーカスがレジスタンス、自由騎士などを集め姫様の宣戦の日から王国軍を相手に大規模な武装蜂起を実行しました、現在はフォーディ将軍率いる部隊とここからまっすぐ北の森林地帯で交戦中です。」
そこでいったん言葉を切って、カーターさんは姫様の顔を見上げ、
「各地から集まった現王勢力に対する反抗者に加え、プリオン領・ドラウ領の騎士がレジスタンス部隊に加勢したことにより、数の不利はありますが有利に戦闘を展開しています。」
「なるほど、ほかに報告はありますか?」
姫様の質問に、確かにカーターさんは苦い顔をした。
「七貴族たちの間に意見の対立が見られます。特に長子が王国軍の現元帥を務めるパージュ家と、マウソル王を利用して国権のほとんどを握っているドスカナ家です。加えてほかの貴族の間でもこれからどう動くべきかで揉めています。」
「具体的に、これからどう動くかで揉める内容は?」
訊ねたのはやっぱり姫様だった、リィレさんはほとんどさっきから口をきいていない、
「レジスタンスに対してさらに攻勢をかけ、一気に叩き潰すかそれとも王都の守りに戦力を割くべきかが当面の対立です、マウソル王及びドスカナ、グリーベ両公爵とソクト侯が攻勢に出るべきとの意見、守りを固めるべきとの意見を出すのが残りの四侯爵です。」
「それだけが揉める内容ではないでしょう? 彼らの本題はどうなのです?」
姫様は冷たい目でさらに訊ねた、それはまるで今起こっていることをすべて見通したうえでカーターさんから聞くことで確証を得ようとしているかのような。
とても、私より一歳年下の女の子がするような目だとは思えなかった。
こんな目ができるからこそ、次の王に選ばれてたのかもしれない。
「鋭いご高察で……彼らのうち一部は、イグノーへの軍事侵略を発案しています。」
「なっ!?」
リィレさんが驚きのあまり声を上げた。
「不可能に決まっているだろう! イグノーはローディアナの五倍の版図を持った国だ! 現在の軍事力では奇襲ができてもすぐに押し戻される、無駄な戦火を広げ、多くのものを死なせるだけだ!!」
「そうだろうな、貴族たちの半分はお前と同じ意見だ、だが……辺境から手に入れた武力の源なる天使たち……それに敵兵を捕えれば自分たちに都合のいい兵器に変えられる狂戦士の操法、この二つを用いればイグノー相手でも勝てるだろうと、マウソルやライドンは考えているらしい。」
「あのボンクラどもが……」
リィレさんはカーターさんの返事に苛立たしげな声を漏らす。正直私も、そんな行為をやらかすとは思えなかった、これはもしかすると急がないとまずいのかもしれない。
「姫様……この状態ってかなり危うくないですか?」
「イグノーは基本的に平和主義の国です、高い軍事力は持ちますが好んでそれを振りかざすことはない……しかし…不可侵条約を一方的に破り略奪をしたうえでさらに戦争までけしかければ……」
「けしかければ?」
「復権できても講和に一苦労だな、多額の謝罪金を要求される恐れも少なからずある。」
リィレさんが嫌そうな顔で言った、さすがにバカも休み休み言ってほしかったみたいだ。
「以上が報告になります、では私はこれで、次に会うときは王都で麗しきわが君主が女王としてこの国を治めることが決まる日に。」
そう言って、カーターさんが部屋から出ようとした瞬間だった、
「カーター、頼みがあります。」
そう静かに姫様が口を開いた。
「……頼みなどとおっしゃらずとも、命じてくだされば、私は力の限り遂行のために働かせていただきますよ、わが麗しの君よ。」
「では命じさせていただきます、しくじったらあなたの大切な秘密をすべてばらしてしまいますので必死に動くように。」
「………肝に命じます。」
カーターさんがそう言ったのを確かに聞いて、姫様は「一度しか言いません」と前置き、
「アルベルト、マーカス両名と接触、私たちと合流するよう伝えなさい、合流場所はここから北にまっすぐ、ベルク領の街道にある町フィロスです。」
「承りました。必ずや、成功させて見せましょう。」
そう言い残し、今度こそカーターさんは部屋を出て行った。
今の話をまず早い順に総合してみると、反乱の時にどうにか生き残ったアルベルトさんとマーカスさんは私たちの動きに呼応して蜂起、それに加えて二つの領地の軍が味方として参戦してくれた。今は私たちのいる城からほぼ北で交戦中、ここは昊君の読み通り。
で、カーターさん、姫様に弱みを握られて従わされてる。
「国王軍がこっちに向かってこないのは、意見対立の問題もあるんでしょうか。」
「でしょうね、まぁこれは予想通りです。」
姫様は当たり前のように答える、もしかして今まで行軍を急ぎ続けてたのはレジスタンスの動きに合わせて国王軍を挟撃できる機会を狙っていたからじゃないんだろうか。
この先もしばらく戦い続ける日々になるだろう、そう考えると、今ぐらいは戦いのことを忘れるくらいがちょうどいいのかもしれないとは思うけれど、やっぱりそう言うことを考えずにはいられない。
この世界に馴染んできたんだなと、こんなところで思ってしまう。
「ところで、キサラギさん。」
「はい?」
「好きな人とか、いらっしゃるんでしょうか?」
本当に突然の質問だった。
最初、何を言っているのか私にはわからないくらい突然の質問だ。
好きな人、と言われたことを認識して昊君の顔が出てくるまでに十秒くらいかかったと思う、それから急に顔が熱くなって、
「いません! そんな人いません!!」
「そう言う反応をするということは、いるんですね。顔に書いてありますよ。」
また顔が熱くなる、それはまぁ昊君のことは確かに嫌いじゃない、むしろ好きなくらいだ。でも男女として好きなのかは私にもわからないし、それに何より昊君には天満ちゃんがいる、天満ちゃんがすべての昊君には私は男友達の因幡君と同程度の認識しかないと思う。
「えっと、フブキさんではなさそうですし、ソラさんですか?」
頭から蒸気が立ち上った気がした、あっさりここまで見抜かれるとさすがにきつい。
「そ、そそそそんな、だってあの昊君ですよ? 天満ちゃんしか目に入ってないような……そりゃ確かに優しいし頭もいいし格好いいし言うことないですけど………」
「その反応からして、当たりですね。」
姫はあっさりと確信してくれた、ここまで見抜かれるとなんだかいやだ。
「確かに素敵そうな人ですよね、優しくて頭もいい。決断力も発想も一流。」
姫様はかなりニコニコしながら私に向けてそう言った、本心から思ってる口調だったけどいまいち読めないから実はよくわからなかったりする。
そうなんだ、昊君は確かに素敵だ、一か月前に再開して改めて確信した。
そして、私が昊君のことを好きだってことも。
けどここでもし首を縦に振ろうものなら一生この二人にこれをネタに弄られる気がした、一生ではなくても、少なくともこの行軍が終わるまでは弄られる。
「だから! 昊君のことは好きじゃありませんでしたって! 第一私は二人のこと応援してたんですよ? 片方に恋する女の子のすることじゃないでしょう!?」
声を張り上げ全力で否定する、天満ちゃんのことを応援してたのは事実だ、恋していたことが無自覚だったからってこの事実は覆せない。
「『どうせ実らない恋だから、応援したってどうにもならない。』」
私たちの隣で様子をうかがっていたリィレさんが、ボソッと呟いた。
「本心はそんなところだろう、違うか?」
「そんなわけ……な…」
ないじゃないですか、その一言が出てこない。本当はそうだったのかもしれない、応援なんてしてたのは表面上だけで本心ではうまくいかないと確信してたのかもしれない。
まずい、このままだといつ口を滑らせるか、というか滑らされるかわからない。
少しだけ考えてから、私は走って部屋を抜け出した、単純な走る速さではリィレさんには勝てないけど、意表を突けば安全そうなところには逃げられる。
「あ! リィレ!! 捕まえてください!!」
「御意。」
後ろからリィレさんが追ってくる音がするけど、大分距離を開けたはずだからこのまま逃げ切れる。
私はそのまま、お城の廊下を脱兎のごとく駆けだした。


どたどたどたどたどたどた
廊下が騒がしい、どうやら誰かが何かやらかして誰かに追いかけられてるようだ。
「ね、そら?」
隣り合って座る天満が僕にささやいてくる、さっきからもじもじと悩ましげに腰を動かしてるのは、たぶん今からすることに期待しているからだろう。
優しく唇を塞いで、天満の口の中に舌を差し込む。
「ん………」
嬉しそうに天満の舌が出迎えてくれて、絡み付いてくる。
「はぷ………んく…ちゅぷ……ンむ………」
絡める舌の動きが激しくなってくると、天満は僕の首に腕を絡めて抱きつく姿勢になる。
僕の方も彼女の口内を舌で愛撫しながら、腰に腕を回して抱き留める。
「ちゅず……こくこくっ………ちゅる……」
天満の舌の動きが変わったと思ったら、僕と天満の唾液の混合物を天満が飲み下している。
白い喉がなまめかしく動き、僕のつばを飲み込んでいる様子がわかると、それだけでも卑猥な行為を見せつけられているようないけない気分になってくる。
「ん……ん〜………」
天満はキスをいきなり中断すると、何かを考え込むように首を傾げた。
「昊、あんたのつばが苦い。」
いきなりわけのわからないことを言い出す僕の実姉。
「何言ってるのさ、つばが苦いとか……」
「野菜とか果物ばっかり食いすぎなのよあんた、兵食食べてるときだってほかの人からわざわざ野菜を分けてもらってたくらいだし。もっと甘いものも食べなさい。」
そう言いながら、天満は今度は自分から僕にキスすると、僕の舌を舐めまわし唾液をなすりつけてくる。確かに天満の唾液は僕のに比べてなんだか甘い気がしなくもない。
とはいえ、唾液の味に個人差があるとも思えないし、たぶん天満の妄言だろう。
「そんなこといいから、続き、しようよ。」
そう言って、ゆっくり天満を寝かせると黄色のリボンタイを解き、ボタンを上から一つずつ外していき、豊満な胸を覆う水色のブラジャーを露出させる。
少しの振動にもブラの戒めも感じさせずに揺れる胸は本当に魅惑的な魔性の美しさだ。
虜の果実とか言う果物の話をルミネさんから聞かされたけど、この果実の方がよっぽど厭らしくておいしそうだと確信できる。
「そんなにまじまじ見ないでぇ……♪ 恥ずかしいったらぁ……」
恥じらいなんて微塵も感じさせない声で天満が言う、くねくねと体を動かしている姿もまた扇情的で、明らかにわざとやってるのが理解できる。
「ごめんごめん、でもこれから、もっと恥ずかしいことするんだよ?」
そう言ってスカートの中に手を突っ込むと、ショーツの端を指でつまんでゆっくりとずりおろしていく、天満もそれに期待して、足をそろえて脱がしやすいようにしてくれる。
ゆっくりおろし、美しいラインを描く膝のところにおろしたくらいで、ショーツにくっきりと浮かんだいやらしいシミに目がいった、湯気が出そうなほど愛液が浸透している。
「ははっ、期待しすぎだって。お漏らししたみたいだよ?」
脱がしたショーツを天満に見せつけると、わざとらしく顔を隠して恥ずかしそうに
「やぁん♪ そんな恥ずかしいこと言わないでよぉ」
と言った。
「別にいいだろ? あっちでもいつも僕が天満のパンツを洗濯して干してたんだから。あのパンツのシミのうち、僕とエッチなことすることを期待して濡らしてたのって何枚?」
そんな風に言いながら、僕は天満の温もりのするパンツを天満の枕元に投げる。
「全部ぅ、全部そうだったのぉ♪」
本当かウソかはわからないけど、天満はノリノリだ。
「本当いやらしいね天満は、今だってもう期待しすぎて濡れ濡れだし。」
そう言いながら、天満の裸の股間を優しく撫でる。
「んぁっ」
ぬちり
そのまま下からスカートをたくし上げると、裸の股間に顔をうずめて、顔に密着した濃厚なメスの匂いを放つ秘部を舌でペロリと舐める。
「ひゃぅん!」
びくんと天満の体が跳ね、柔らかな太ももが左右から僕の頭を挟んでその上両手で僕の頭を押さえてくる、完全に放す気がないおねだり体勢だ。
そのおねだりに答えるために、僕は天満の秘部をゆっくりと舐める。
にゅるぅれろぴちゃちゅぅぺろっ れろれろれろれろ ちゅぅううううう こくん
「はぁっあっくぅん、あっあっいいのぉ……♪」
陰唇をキスするようにやさしく愛撫してから、溢れてきた蜜を飲み込む。
そのうちにスカートのホックをはずし、出来るだけ邪魔にならないところに追いやる。
そして今度は
にゅぶぶぶ ぢゅぷぢゅぷぴちゃずにゅぐりぐりぐりっ
「はぁんっ♪ 中に入ってきちゃってるぅっ! はひぃっ、ヒダヒダ中からいじくりまわすのだめぇっ!! 気持ち良くて我慢できなくにゃるよぉっ!!」
天満の膣内に舌を突っ込んで、内側から舐めまわす。そのたび愛液が奥から流れ出てくるから、たまに飲み込んで処理しておかないと溺れてしまう。
天満が感じていることに調子をよくした僕は、さらに両手を天満の秘部に近づける。
そして、硬く勃起した陰核を軽く撫でる。
「ひゃわぁっ!!?」
いきなり敏感な部分を刺激された天満は、快感が大半、驚き少々の声を上げた。
しかし、そんなことにも構わず僕は
くりっ くにくにぐにぐいっ! しこしこしこしこ
小さな、それこそ小指の先ほどの大きさもないその小さな天満最大の弱点をつまみ、押しつぶすように揉んでから、引っ張り、そして擦る。
「んヒィッ!! あ゙んああ゙っ!! ぞれりゃみぇぇえええっ!!」
クルツで一緒に過ごした一カ月で知ったことだけど、本当の本当に天満はクリトリスを弄られるのが苦手だった。軽くつまみ、引っ張り上げられるだけでも呂律が回らなくなるほど感じ、もし

ぴんっ

人差し指でデコピンするように弾こうものなら、
「ンぁアアアア゙あ゙あああぁあああ゙―――――――――――――ッ!!!!」
背中を折れそうなほどのけ反らせ、ひび割れた喘ぎ声をあげて絶頂する。
潮こそ吹かなかったものの、天満は絶頂の所為で半分グロッキーになってへたり込む。
「はぁ……はぁ………あはっ♪」
どうやら、一回イった程度じゃ天満は満足できないらしい。
熱のこもった眼で天満は僕の屹立した息子を見つめている、僕はまだ上半身しか裸じゃなかったからあくまで服越しにだけど、それでも熱意あるその瞳はよくわかる。
ベルトを外し、ファスナーをおろし、下着ごと制服のパンツを脱ぐ。
ぽろんとまろびでた僕の息子を見て、天満の顔はさらに興奮で赤くなる。
「早く、早く来てよぉ……もう二日もご無沙汰だったんだからぁ………」
切なげな眼で僕を見上げてくる天満の顔は、確かに火照り期待に満ちていた。
天満に覆いかぶさるように上に乗り、痛いほどに張ってしまった息子の位置をちょっと調整してから、天満の陰唇に軽く当てる。
「じゃ、いくよ」
ずぶぶぶぶぶぶぶぶん
「はぅううううううん♪」
一気に奥までねじ込み子宮まで叩きつけると、天満はたまらなさそうに甘い声を上げる。
「あっハ♪ 一気にきたぁっ! 昊のおチンチンで犯されてるぅっ!!」
膣内は熱くぬめっていてきつく締め付けてくるのに、僕の唾液と天満の愛液が混合した液が潤滑剤になってるおかげで非常に楽に動かせる。
ずぶっずぐっずちゅずぷずぷずぷずぷっ
一度腰を引いてから、前後にピストンを開始する。
「ハぁん♪ あっふぅ、ひィん!! はぁらめっ! 気持ちいいよ、よすぎるよぉっ!!」
心から気持ちよさそうにあえぎ、はしたなく涎を垂らしながらも天満は僕の腰に足を絡みつけて、満足するまでは放さない意思を明確に伝えてくれる。
僕のその意思をできる限り汲み取るために、腰のグラインドを一層速くする、それだけではなく腰にひねりも加えて、天満の内部をかき回す。
ずちゅずっちゅぶぢゅずちゃじゅぽじゅぷぐぶずぽっ
「んぁあっ!! ヲっほぉおお゙!! ひぃん♪ ああ゙っ激しいっ♪ でも気持ちイイ! もっとあたしの中めちゃくちゃにして! 弟専用姉マンコにしっかりザーメンでマーキングしてぇっっ!!」
半分声を裏返しながら、たまに酸素を求めるように舌を突き出しつつ天満は喘ぐ。
「感じてるんだね天満っ! 子宮口にチンポの先がぶつかるたびに天満のエッチな子宮が精液ほしいって吸い付いてくるよ! そんなに僕の精液ほしい!?」
「欲しいよぉっ!! 昊のせーえきお腹たぽたぽになるくらい注いでよぉっ!!」
より興奮をあおろうと、僕が言った言葉に天満は意図してかぶせてきた、自分がどれほど興奮しているか再確認することでより燃え上がろうとしたのか無意識の反応なのかはわからないけれど、天満の中の締まりはさらにきつくなった。
しかもただきつくなるだけじゃなく、膣全体が精液を求めて僕の息子におねだりをするように搾り取る動きで締めつけてくる。これは気持ちよすぎる。
「そろそろ出すよ! 天満の中に出すっ!!」
「んあぁっ!! 昊のチンチンびくびくしてるっ!! いいよ、たくさん出してぇ!!」
爆発する射精感に合わせて、僕は一気に腰を叩きつける、その瞬間に限界が来て、
どぶどびゅっ!! ごびゅゅううううううううううううううううううっ!!!
「きだっ!! ぎだっ゙昊のせーえぎ中にぎだぁああああああああああああっ!!!!」
爆発と考えても間違っていないような射精と同時、反射的になのかそれとも意図してなのか、天満の腕が一瞬で僕の体に絡みつき、手繰り寄せる。
眼前では実の姉が盛大にアヘりながら僕の放つ精液を子宮で喜んで受け入れている。
けれど足を離さないってことは、たぶんこれじゃまだ満足してないんだろう。
「はーっ♪ あハ………きもちぃいー。」
そんな風に言いながら、天満は僕の目を見る。
「もっと、シよ?」
やっぱりね。



「んっっふぅっ……あくっふむぅ…んっっちゅるっ」
壁を背にして昊の体に抱きつくようにして、あたしは昊にキスをする。
左足は昊に抱えあげられてて、右足だけでしかも爪先立ちになってるけど、壁にもたれてるし昊が支えてくれてるからあんまり疲れない。
この体位はあたしの希望、前に本で読んだ時から一度やってみたかった。
結論から述べさせていただくとこの体位、すっごくイイ。
昊とセックスしながらキスできるし、お互いに支え合わないといけないから結構ぴったり密着できるのも高評価。そして何より、ほかに気を取られて足の力を抜くとその直後に昊のチンポが奥まで突っ込んでくるスリルが気持ちいい。
体位とは関係ないけど昊とつながったままだったからチンポで栓されて子宮にたまった精液もそのままで、子宮を突かれるたび中でこぽこぽ動いてそれも気持ちいい。
ずちゅっぐっちゅずちゅちゅずっちゅぶちゅっずんっ!
「んむっふ……ん……あむ………ちゅぅ………こくん」
乱暴に上下する昊の腰があたしのおマンコを奥の奥まで犯して溶けるような快感をぶち込んできながら、その一方で差し込まれた昊の舌にあたしも舌を絡めて、いやらしいキスの快感に口を溶かす。
昊の腰はただ上下してるだけじゃなく、微妙に角度と速度を変えながらあたしを飽きさせないように気持ち良くしてくれる。本当優しい弟で、大好き。
ずちゅぐちゅずにゅっ、じゅぷぐぷっどちゅん!
「はむ……んぁ……チュ……あゥん! 昊のチンポ、気持ちよすぎるよぉ……」
一回突かれるごとに軽くイくくらい、あたしの体はグズグズになってる。
「天満のおマンコも本当に気持ちいいよ、全部忘れてずっとこうしていたいって本気で思う。」
「うにゃっ!? そ、昊のばかぁ……」
そんなこと言われたら、もっときつくおマンコ締めちゃう、想像して興奮する。
「今締まったよ? 想像して興奮したよね? 天満は変態だなぁ。」
「ひゃぅん! そんなこと言っちゃだめぇ♪」
セックス前のやり取りでわかったけど、ソフトな罵りの言葉にもあたしは興奮する。どうやら軽度とはいえあたしはマゾだったらしい。
「可愛いよね天満、っく……そろそろ出そう。」
その言葉を裏付けるように昊のチンポがあたしの中でびくびくと暴れる。
「出してっ! お腹せーえきで膨らむくらいいっぱい出してっ!!」
そんなおねだりをしながら、あたしはおまんこを力いっぱい締めつける。
その締めつけに耐えれなかった昊は、一瞬だけ歯を食いしばってから
どぐっどぶっびゅっるぅうううううううううううううううううううううううううう!!
爆発した、中で爆ぜた。
そんな風に思うほどの猛烈なシャセイに、
「ん゙あ゙ア゙あ゙っ!! いっばいっ! きてる゙ゥ―――――――――――――――――――ッ!!」
雷に打たれた、そんな風に錯覚するほど物凄い絶頂が、あたしを襲った。
体が痙攣しまくってほとんどまともに動かなくなって、目の前でピンクや黄色や水色の火花がバチバチ跳ね回る。潮だけじゃなくって、我慢できずにおしっこまで洩らす。
上も下もわからなくなるくらい頭の中を「キモチイイ」が独占して、口からまるで動物みたいな叫び声をあげながら、あたしはひたすらイキまくる。昊から見たらあたしの顔はすごいことになってたと思う。
数分なのか数秒なのかもわからない、とにかく意識が飛んでは戻ってくるようなすさまじい快感の後に、やっと頭が正常に戻った、本当、すごかった。
言葉で言い表すのが無理ってくらい、とんでもなかった。
「はぁ……アハ♪ しゅごかったぁ………」
「満足してもらえたかな?」
「ううん? 足腰立たなくなるまで今日はするよ? 夜は、長いんだから。」
昊の笑顔が、一瞬だけひきつった気がした。
だって、これから我慢する分補充しておかないといけないんだもん。



下段を狙ったハートの一閃を避け、左足で踏み込みながら心臓を狙った突きをする。
ハートが体を逸らしてそれを回避すると今度は右足で踏み込みながら中段狙いで剣を振る。
今度はハートも逃げ切れずに腹に命中して、バランスを崩す。
たたみかけるように俺は返す刀で腹にもう一発、更に首を狙って突き、そして剣を両手で持つと、頭に一撃を叩きこむ。
しかし、連撃で気を失ったとばかり思い込んでいたハートはすんでのところで体勢を立て直すと、逆に俺の腹に向けて薙ぎ払いを仕掛けてきた。
あわてて一歩後ろに下がるが、ぎりぎり間に合わず腹をわずかにハートの剣がかすめる。
「やめ。」
英奈さんが制止の合図を出す、さっきから数時間、こんな風に休憩をはさみながらハートと手合わせをしていた。実戦に近い形とはいえ訓練なので、殺傷力の低い練習用の武器を使うようにしている。
「フブキ、お前最後の大技で決めようとして連撃に力抜いただろ。」
「……そんなつもりはなかったんだが、抜けてたか。」
ハートの言ってることが正しいのかはわからないが、確かに大技に移るためにそっちに意識を持っていかれてたのは俺も自覚していた。
まだ意識しないと戦闘中に夜音流の大技を出すことは難しい、しかしその意識が逆に俺の動きに制限をかけてしまっていることは否定できない。
十夜流の足運びと、ラギオン流の相手の体に衝撃を送り込む技術。
両立させることは意外なくらいに難しく、どちらか片方を活用するともう片方を活用できなくなる。特に俺は十夜流の動きが体に染みついているせいで、意識してラギオン流から取り入れた技を使おうとするとどうしても動きが散漫になる。
一カ月で動きの基礎を身に着けることはできたし、「震撃」の技術もどうにか形になった、しかし意図して使おうと思うと前述の通りの事態になる。
だからこそ、相手に確実な隙を作らせることが必要になるわけだ。
「ふぅ………」
練習しては休み、練習しては休みを繰り返す。たまに発情したハートに押し倒されそうになって、そのたび逃げ回って休憩時間が無駄に過ぎる。
英奈さんが用意してくれる水(もちろん英奈さん本人に毒見はさせてある)水分補給はこまめにこなし、鍛錬を重ねる。
「お疲れ様、僕もいいかな?」
訓練場に入ってきたのはハロルドだった。
領主クロードの長男でありこの戦争においては人間の領主の代理を務める。
無口で無愛想なクロードさんに比べ気さくで話しやすい人柄をしている。顔つきはよく似てる割に、あまり態度が似ていないせいでたまに気持ち悪い。
「ほかの連中は何してるんだ?」
俺の隣に座ったハロルドに向かい、ハートが訊ねる。
初対面の時一撃で倒されてたからなのか、ハートはハロルドに苦手意識があるらしくあんまり彼の近くには寄ろうとしない。
「キサラギとリィレは城の中を追いかけっこしてたよ、何があったのかは知らないけど。ランスは近くの森に行った、猫姉妹が喜ぶからね。ネリスは恋人と部屋でセックスしてるし、ソラとアマミも同じようなものっぽい。姫様は部屋にいるよ、お客さんが来てたけど、もう帰ったんじゃないかな。」
「よく把握してるんだな。」
すらすら答えるハロルドに舌を巻きつつ、俺は体を休める。
「動向はできる限り報告してもらうようにしてるからね、父さんも怒るし。」
冗談めかして答えるが、明らかに今の「父さんも怒る」のくだりは冗談じゃなかった。
「これからどこに向かうのかは聞いてるのか?」
今度は俺が訊ねる、俺はまだ聞かされてないが、ハロルドなら知ってるような気がしなくもない。しかし俺の期待と裏腹にハロルドは笑顔のまま首を横に振っただけだった。
「……姫さんは、信じてよさそうに思うか?」
「君がどう思うかによるんじゃないのかな?」
あっさりとハロルドは答えを言及するのを避けた。
俺が姫様のことをどう思ってるのかと言えば少なくとも嘘をついてるようには感じられないのが正直なところだ。心からこの国が行く先を憂うからこそこんな風に王国と対立する勢力に頼りその介入を招いてまで復権を目指したことは容易に想像できる。
しかし、何か重要なことを隠されている気がしなくてならない。それを打ち明けられないまま、姫に力を貸していいものなのか疑問に思う。
疑いすぎなのかもしれないとは思う、だが、何かまるでこうなることをはじめから想定してたみたいに「うまくいきすぎてる」ことが引っ掛かる、王国軍がこっちに向かってこないことも、そもそも魔術に才能のあった昊がクルツに飛んだことも。
更にいうのなら、俺たち四人が姫様にとって「都合がよすぎる人材」であることも。
「悩んでるね、思った以上に賢いんだなぁ。」
「思った以上にってのはどういうことだよ。」
褒めてるのか馬鹿にしてるのかわからないハロルドの発言に返事をする。
「父さんも、君と同じように姫様のやることを鵜呑みにして信じていいのかは疑問に思ってたみたいだよ。たぶんソラも思ってるだろうね。」
俺の言葉には返事をせず、ハロルドはそう言い残すと立ち上がって去って行った。
「考えすぎ……かねぇ……」
姫さんのことを純真そうとまでは思わないが、少なくとも真面目でいい人そうだとは思った、だからこうやって怪しむ方が本来失礼なんだろう。
「まぁ、用心に越したことはねぇな。」
腹を決めて、訓練を再開する。
これから先何があっても対処できるように。
俺にはもう、欲しかったものがこの手にあって、それを守るために戦わなくてはいけないから。


11/12/29 19:41更新 / なるつき
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■作者メッセージ
さて、ようやく先に進められました夢の扉。
クルツシリーズのこの先を生み出すために避けられない作品ですがこれが結構難しい。
軍に芽生えたかすかな疑心、アリも通れない小さな穴から、一体何が潜り抜け、入り込むのでしょうか。

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