異世界放浪記 %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d

リア・サイド・ストーリー

・・・・・・すっかり忘れられてるヒロインってダァ〜レだ?




・・・ヒロインって認識さえしてもらってないかも



どうも、『異世界放浪記』ヒロインことサハギン種の[リア]ちゃんでぇ〜す。



・・・イタいから辞めようかな・・・


「・・・主ヒロインなのにマスターから存在を忘れられた私に出番は有るのですか?」

「・・・・・・ハァ、哀しくなってきた。」

大丈夫、リアちゃんには出番が来る。
私が保証しよう。


「っ!?こ、声が聞こえた?・・・気のせいか」

嫌々、私ですぞ


「・・・なっ、何者?」


そっ、それは制作上の都合でちょっと・・・

「・・・そう。」

まぁ、偉い人なのは確かじゃよ?

「・・・へぇ〜」

信じてないじゃろ?

「・・・・・・(コク)」

はぁ・・・
私がヤる気を出せば、八神零人をこの場に呼ぶ事も出来るぞ!?

「・・・ホント、なの?」

ムムゥ・・・
解った、主が疑っているなは良ォ〜く解った。
主の願いを一つ叶えよう。

「・・・出番が欲しい。」

バッキャモォ〜〜ンッ!!
既に主人公放置で『異世界放浪記』が進んでいるんじゃぞ?

「・・・なら、マスターが今何してるか知りたい!」

良かろう。
現在の貴奴は・・・寝ておる。
隣には、獣耳を付けた・・・アヌビス種・・・
名前は、[ルーテシア]か・・・

「ありえない・・・」

夢の中へ侵入してみようか?

「・・・そんな事が?」

出来ないけど、今までの貴奴を観ることは出来るぞ・・・多分。

「・・・何故か適当な感じが・・・」

カァ〜〜〜ツッ!!

「ッ!?」

どんなに誰得な感じでも突っ込んだらダメだす!
確かに作者の適当感が滲み出てるけど、後々の内容の為にも残しときたいのっ!!

「・・・・・・」

はぁ・・・

「虚しくなってきた・・・」

暇だね、主人公居ないし

「・・・ヒロインがこんなんじゃ」

これこれ、自分を哀れむんじゃない。
ワシだって、ワシだって・・・
文才無いんじゃ〜〜〜〜っ!!!!

「マスターのバカ野郎ぉ〜ッ!!!」

そうそうその意気じゃ!

「・・・なんか違う。」

・・・まぁ、そろそろ帰って寝るか

「・・・丸投げして逃げるの?」

ぐぅ・・・
・・・っ!八神零人が帰ってくる。

「えっ!?」

「・・・・・・逃げられた・・・」

独りポツンと洞窟内で待つリアの一言が反響して響き続けた

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お待たせしました。

異世界放浪記の続きです。


今回は主人公の視点を止めて、リアの状況を書いてみました



今回も楽しんで読んで頂けたら幸いです。

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11/05/22 01:49 紫炎-sien-

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