読切小説
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形部狸の魅力について語ろう
形部狸のー 尻尾はー ぼふぼふー ぼふぼふー
うまいこと擬音が思いつかないのでー ぼふぼふー
クイックル㋻イパーハンディ!みたいなー ぼふ痛っ!痛いですやめてくださいごめんなさい!
尻尾床の上でサッサッってやったらホコリ取れそうとか思ってないです!痛っ!
やめてください!それ柔らかいけど逆立った時意外と刺さ痛っ!

・・・満足したようです
狸ね 昔から狐と同じく人を化かす妖怪として知られていたりね
元がずんぐりしてる=デブっていう謎のイメージからデブ=いいもん食べてる=金持ちっていうすごい発想を経て富の象徴であったりお好み焼き屋の前に置いてあったりニポンには馴染みのある動物だね

形部狸ちゃんはねそんな富の力を使ってねお金儲けするのが得意なんだよね 営業中はとびっきりの営業スマイル使ってね 営業終わって金勘定する時はまぁ薄明かりの下すっげぇ悪い顔でニタニタ笑いながら嬉しそうに算盤うってたりね うん
女悪役の下衆スマイル そんな感じ

金の力に物言わせて超人雇ったりするけど結局キラキラした夢ある少年一行に説教されながら新奥義とかで顔面崩壊しながら吹っ飛んで倒されるラスボス的な そんな感じ(いい意味です)
ジパングの悪の親玉が似合う担当 ウシオニは一回勝つ中ボス

飄々として掴みどころがない感じがまたいい
仮面のような笑顔の下には何か壮大な計画があったりとか某世界蛇みたいなことをしそう
実際そうなんだけど(人間社会を人間と魔物が共に住みやすくする 図鑑本文から意訳)

しかしゆったりとしたというか太めのシルエットの和服がにあう形部狸ちゃん
図鑑の挿絵のせいなのか原種の見た目のせいなのかわからないがかわいい
そして私はある疑問を抱いた

各自図鑑の挿絵をもう一度見なおして欲しい
この形部狸 底の厚い下駄を履いている
他のジパングの魔物たち履いているものは主に草履
行商人なのでしっかりした履物をという発想は間違いではないだろう
しかしそれにしても厚すぎる これが彼女たちの基本形だとしたらなぜこのような物を履いているのか
結論から先に言おう 彼女たちが底の厚い履物を履く理由それは・・・

「実はみんな背低いんじゃね」

商売とは駆け引きである 相手と交渉するには自分が見下されては有利に進められない
目は口ほどモノを言う 相手と目線を合わせることによって対等、またはそれ以上のプレッシャーを相手に与えることが出来る
商人として舐められないため そのために彼女たちはわざわざ歩きにくい厚底の下駄を履くのだ

ということはですよ
帰り際とかに会うじゃないですか おー久しぶりーとか言ってまぁ折角だし一緒にご飯とかなるじゃないですか 思いの外話に花が咲いて夜も更けてくるじゃないですか 肝っ玉座ってるとはいえやっぱり女の子 男のほうが夜も遅いし家泊まってく?的な流れになって家行くじゃないですか 玄関入るじゃないですか 靴脱ぐじゃないですか 「あれ?お前そんなちっちゃかったっけ?」「あ」

え なにそれかわいい
油断して弱み見せちゃううっかりさんとか超萌えるんですけど
しかもさっきまで若干上から目線気味だったのにもうちょっと背伸びした女の子にしか見えないんだけど
やっべぇまじっべーわ

え?え? 悪の親玉かと思ってたら?ちんまい少女? しかも秘密バレてワタワタしながら怒ってる?
っべー 超っべー もう胸のあたりぽかぽかしながら「わすれろー!」とか言ってきちゃう?
っべー妄想止まんねー
今日ホクホクしながら寝れるわ やったぜ

レッツぼふライフ


                                         終わり(雑)
14/02/10 21:34更新 / Paul

■作者メッセージ
いや違うんですよ ホントは半分位までちゃんと書いてて別に保存して合った「はず」なんですよ
無いとかありえないじゃないですか リアルにニンジャナンデ状態ですよ 言い訳ゴメンナサイ


というわけで形部狸ちゃんです
後半の執筆加速は半端無かった これが俗にいう「降りた」ということですか 出来は置いといて

とりあえず予言してたところはこれで一旦出揃ったかな まったりしてる間に新規魔物が続々増えて次どうしようかと思ってます
なのでいったんまたバイト中に考えた小ネタでもはさもうかなと 分かる人にしかわからないネタですけど

最後に保険かけときます 更新は未定です

では(・ω・)ノシ

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