僕と妻の一〇の約束〜リリムさん〜
リリムさんとの一〇の約束
一{ワタシと一緒にいろ}
「貴様は分かっているのか?ゆくゆくは魔王になる身だぞ?」
「分かってるけどさぁ。僕だって仕事忙しいしねぇ。」カタカタ
「今も…その様なことでは困るのだ。ワタシの夫として、魔王の夫としてはせこせこと働かれては。」
「でも魔王の夫が主夫、の方がダメじゃない?」
「個人の考えだが何ら悪いことはない。ワタシと永遠に交わり…」
「あの資料どこだったかな…」スクッ
「…」
二{仕事を変えよ}
「ならば変えればよい。それこそコンピューターが出来るのだから家にずっといられる仕事に変えよ。」
「んー…まぁ出来なくはないけどさぁ。ネット上での何かの運営とかよりはニーズに合ったプログラミングの方が…」
「ダメか?」ウルル
「ダメじゃない」ソッコウ
三{二言はやめよ}
「言質を取った。貴様も男であろう?」フフッ
「くっ…あんなの無効だ。」
「ほう、ならばお義母上に連絡を取る他ないか…」
「やっと結婚して黙ったんだからやめよう。」ゲッソリ
「貴様はワタシの事が好きで結婚したのか?それともお義母上を黙らせるためか?」
「そりゃ、まぁ…」ポリポリ
四{ワタシを大切にしろ}
「そもそも貴様が切れと云うから無理矢理ワタシの魅了を消しているんだぞ?」
「そんなの、日常であんなにメロメロしてたら人間としての生活が成り立たないじゃないか。」
「…メロメロしていたんだな。」ニヤリ
「…」カタカタ
五{ワタシに付き合え}
「ワタシだって、普段の買い物だったりデートだったり。色々したいことが山積みなのだ。」
「昨日だって買い物いったし、一昨日だってデートしたじゃん。」
「足りん!いっさい足りておらん!」
「二日休みがあって二日ともつきあったのに。」
「ずっと、一緒にいろと申しておる!!!」
六{魅了が出てしまっても仕方がない}
「えっ?」
「あーあー、切れてしまった。間違って切れてしまった。無理矢理押さえ込んでいたがボーダイな魔力と…」
「嫁ちゃ〜ん!」
「おうおう、どうしたどうした。まるで童子ではないか。」ナデナデ
「だって、こんなに可愛い嫁ちゃんいるんだからパソコンなんて弄ってられないよ!」
「フフッ、そうかそうか。道理よ。」ワルイメ
七{存分に甘えよ}
「やはり、リリムを前にした男はこうでないとな。」
「はぁ、綺麗で可愛くてなんで僕なんかが結婚出来たんだろう。」
「それはワタシもお前を好いているからだ。」
「〜〜」ギュゥゥゥ
「これよ、これこそ魔物娘のあるべき姿。魔物娘の伴侶のあるべき姿。」マンゾク!
八{遊んでも構わないよな}
「しかし、先ほどの貴様と来たら。ワタシは寂しくて仕方なかったぞ?」
「ごめんごめん。謝るから好きって言ってよ。」
「さて…ワタシは次期魔王だ。いくら夫でもそれなりの対価は必要だよな?」
「…何が欲しいの?」
「今は欲しいものなど無いな。」ニヤリ
「そんなぁ!!」
「嘘だ♪ワタシが欲しいのは貴様だけだ。」チュッ
「嫁ちゃぁん!」クラクラ
九{離れるでない}
「これからまた魅了を封じるが離れては嫌だぞ?」
「離れるわけない!もうずっと一緒だから!」
「よしよし、ワタシは満足だ。」フウジ
「僕はまだまだ物足りな…」
「どうした?もっと抱きついて良いのだぞ?」ホラホラ
「…嫁ちゃん、ちょっとお話ししようか。」ゴゴゴ
一〇{愛しておるのだ、相思相愛を確立せよ}
「あんなに怒らんでも良かったではないか…」オチコミ
「仕事中はダメってあれほど言ったじゃん。」
「なら!書斎でやればいいだろう!あーあー、ワタシは結局独りの魔王か!」
「…書斎でやったら僕だって独りじゃん。」
「…なんと?」
「嫁ちゃんがいるからここでやってるんだよ。」
「そ、そうか…」テレテレ
「(可愛い)」
「てか、嫁ちゃんだって魅了を切らなきゃ良いだけなんじゃない?」
「そ、それは…」
「何かあるの?」
「…リリム全員に備わっているモノでなくワタシの、個の魅力を感じて欲しいではないか。」カァァ
「そう。だよね…僕はさ、嫁ちゃんのそう言うところが大好きだよ。」キュッ
「…なら、よい。」キュッ
これが妻との一〇の約束
一{ワタシと一緒にいろ}
「貴様は分かっているのか?ゆくゆくは魔王になる身だぞ?」
「分かってるけどさぁ。僕だって仕事忙しいしねぇ。」カタカタ
「今も…その様なことでは困るのだ。ワタシの夫として、魔王の夫としてはせこせこと働かれては。」
「でも魔王の夫が主夫、の方がダメじゃない?」
「個人の考えだが何ら悪いことはない。ワタシと永遠に交わり…」
「あの資料どこだったかな…」スクッ
「…」
二{仕事を変えよ}
「ならば変えればよい。それこそコンピューターが出来るのだから家にずっといられる仕事に変えよ。」
「んー…まぁ出来なくはないけどさぁ。ネット上での何かの運営とかよりはニーズに合ったプログラミングの方が…」
「ダメか?」ウルル
「ダメじゃない」ソッコウ
三{二言はやめよ}
「言質を取った。貴様も男であろう?」フフッ
「くっ…あんなの無効だ。」
「ほう、ならばお義母上に連絡を取る他ないか…」
「やっと結婚して黙ったんだからやめよう。」ゲッソリ
「貴様はワタシの事が好きで結婚したのか?それともお義母上を黙らせるためか?」
「そりゃ、まぁ…」ポリポリ
四{ワタシを大切にしろ}
「そもそも貴様が切れと云うから無理矢理ワタシの魅了を消しているんだぞ?」
「そんなの、日常であんなにメロメロしてたら人間としての生活が成り立たないじゃないか。」
「…メロメロしていたんだな。」ニヤリ
「…」カタカタ
五{ワタシに付き合え}
「ワタシだって、普段の買い物だったりデートだったり。色々したいことが山積みなのだ。」
「昨日だって買い物いったし、一昨日だってデートしたじゃん。」
「足りん!いっさい足りておらん!」
「二日休みがあって二日ともつきあったのに。」
「ずっと、一緒にいろと申しておる!!!」
六{魅了が出てしまっても仕方がない}
「えっ?」
「あーあー、切れてしまった。間違って切れてしまった。無理矢理押さえ込んでいたがボーダイな魔力と…」
「嫁ちゃ〜ん!」
「おうおう、どうしたどうした。まるで童子ではないか。」ナデナデ
「だって、こんなに可愛い嫁ちゃんいるんだからパソコンなんて弄ってられないよ!」
「フフッ、そうかそうか。道理よ。」ワルイメ
七{存分に甘えよ}
「やはり、リリムを前にした男はこうでないとな。」
「はぁ、綺麗で可愛くてなんで僕なんかが結婚出来たんだろう。」
「それはワタシもお前を好いているからだ。」
「〜〜」ギュゥゥゥ
「これよ、これこそ魔物娘のあるべき姿。魔物娘の伴侶のあるべき姿。」マンゾク!
八{遊んでも構わないよな}
「しかし、先ほどの貴様と来たら。ワタシは寂しくて仕方なかったぞ?」
「ごめんごめん。謝るから好きって言ってよ。」
「さて…ワタシは次期魔王だ。いくら夫でもそれなりの対価は必要だよな?」
「…何が欲しいの?」
「今は欲しいものなど無いな。」ニヤリ
「そんなぁ!!」
「嘘だ♪ワタシが欲しいのは貴様だけだ。」チュッ
「嫁ちゃぁん!」クラクラ
九{離れるでない}
「これからまた魅了を封じるが離れては嫌だぞ?」
「離れるわけない!もうずっと一緒だから!」
「よしよし、ワタシは満足だ。」フウジ
「僕はまだまだ物足りな…」
「どうした?もっと抱きついて良いのだぞ?」ホラホラ
「…嫁ちゃん、ちょっとお話ししようか。」ゴゴゴ
一〇{愛しておるのだ、相思相愛を確立せよ}
「あんなに怒らんでも良かったではないか…」オチコミ
「仕事中はダメってあれほど言ったじゃん。」
「なら!書斎でやればいいだろう!あーあー、ワタシは結局独りの魔王か!」
「…書斎でやったら僕だって独りじゃん。」
「…なんと?」
「嫁ちゃんがいるからここでやってるんだよ。」
「そ、そうか…」テレテレ
「(可愛い)」
「てか、嫁ちゃんだって魅了を切らなきゃ良いだけなんじゃない?」
「そ、それは…」
「何かあるの?」
「…リリム全員に備わっているモノでなくワタシの、個の魅力を感じて欲しいではないか。」カァァ
「そう。だよね…僕はさ、嫁ちゃんのそう言うところが大好きだよ。」キュッ
「…なら、よい。」キュッ
これが妻との一〇の約束
18/06/21 20:54更新 / J DER
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