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年女たちの新年 2
今年は寅年、二重の意味で年女な人虎の新年を二パターン紹介します



既婚者の場合

人虎『新年が、明けたな』

男「だな、明けましておめでとう」

人虎『おめでとう。』

男「今年もよろしく」

人虎『よろしく…ところで』

男「??」

人虎『初詣から帰ってからと言うもの、体が熱いんだ…』

男「お、スイッチ入ったか?」

人虎『ああ…』

男「なら、するか?」

人虎『する…!!』

男「まあ、初詣で今にもおっぱじめようとしてる奴ら居たしな…」

人虎『ふふ…♪負けてられないな…♪♪』

男「よし」

人虎『部屋の換気も終わったし、早速姫始めだな…♪♪♪』

男「まあ、魔物視点なら好きな男とまぐわう正月が一番なんだよな…多分」

人虎『その通り…♪♪』

男「なら、雄としての喜びを感じるかな…」

正月三ヶ日がまぐわい一色になるまで、後数秒…









未婚者の場合

男「…」

初詣を済ませると、後ろから肩を叩かれた

男「??」

人虎『君も、一人なのか?』

男「見て分からないか?」

人虎『なるほど…』

男「ああ」

人虎『君は、これからどうするんだ?』

男「帰って寝る」

人虎『寂しいな…私も人の事は言えないが』

男「まあ、縁が今のところないからな」

人虎『それなら良い考えがある』

男「???」

人虎『私と付き合えば良い』

男「そんな簡単に決めて良いものなのか…?」

人虎『私としても、一人は寂しいからな…』

男「え、あ、はあ…」

人虎『それに』

男「???」

人虎『私も、あの空気にあてられてしまった…まだまだ鍛練が足りないな…』

男「おぉう…」

人虎『君がその気なら…』

男「とりあえずどこかで暖をとってからの方がいいな…」

人虎『だな…寒い』

男「なら、俺の家にくるか?」

人虎『…良いのか?』

男「ここから近いんだよ」

人虎『ふふ、良いのか?虎を自分の巣に招けば食べられてしまうぞ?』

男「遅かれ早かれでないか?」

人虎『ふふふ…♪寝られると思うなよ…♪』

男「とりあえず暖まってからな…」

カップルが出来上がるまで、あと数十分…
















番外編

チェシャタイガーの場合

チェシャタイガー『新年が明けたな』

男「だな」

チェシャタイガー『なら、これから始めようか…♪』

彼女は服を脱ぎ、身体の前面に何かを垂らしていく

男「!!これ、は…」

チェシャタイガー『さぁ、楽しもうよ…♪♪♪』

どうやら彼女は一気にフェロモンと魔力を解放する薬を使ったようだ…理性が飛ぶ…

チェシャタイガー『そうそう、その顔だ…♪♪おもいっきりね…♪♪』

男「なら、楽しい新年を迎えようか…!!」

チェシャタイガー『うん…♪♪今年も楽しくね…♪♪』
22/01/01 00:00更新 / サボテン

■作者メッセージ
どうも、サボテンです。

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします

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