連載小説
[TOP][目次]
帰宅、そして
それから帰宅したが、まだ夕食までは三時間弱ある

純「…」

フラマ『どうしたの?』

純「眠い…」

フラマ『飛ばしすぎちゃったね…』

純「悪い…」

フラマ『なら、ご飯まで寝る?』

純「そうさせてもらうか…」

部屋に移動して、そのまま寝ることにする

純「明日が休みで良かった…」

フラマ『うん…♪』

ベッドに寝転がると、そのまま眠気に襲われて眠りに落ちていく…

フラマ『なら私も…♪』

彼女に抱き抱えられて、彼女は自分の上にタオルケットをかける


純「…」



















純「ん…」

それから目を覚ますと、夕方だった

純「なんだ、これ以上ないくらいに体調がいいな…」

フラマ『…』

彼女はまだ寝ている

純「…」

そのままフラマの額にキスをして起き上がる

純「…」

太陽が沈んでいく…こうして日が沈むのをじっくり見たのはいつぶりだろうか?

フラマ『起きてたんだ』

純「起こしては悪いと思ってな」

フラマ『何してるの?』

純「夕日を見ていた」

フラマ『夕日?』

純「俺の地元では早いときは三時くらいでも日の傾きが分かるからな」

フラマ『なるほど』

純「1月なのにここまで明るいのは不思議だなと」

フラマ『ここ暖かいからね』

純「だから見ていたんだ」

フラマ『なるほど』

純「まだ夕食まですこしあるな」

フラマ『なら、しばらくこうしてる?』

純「だな」

彼女は俺に抱きついてくる

フラマ『やっぱり落ち着く…♪』

彼女は暖かく柔らかい…

純「…」

フラマ『??』

純「いや、なんでもない」

フラマ『そう?』

純「こうしていると落ち着くなと」

フラマ『ふふ』

そうしていると夕食だという声が聞こえてきた

純「…行こうか」

フラマ『うん』

一階に降りると、夕食の一品にガーリックシュリンプがあった

純「ガーリックシュリンプだ」

ホムラ『嫌い?』

純「好物です、パンに乗せて食べるとうまいなと」

ラルゴ「お、良い趣味だ」

純「ほかにも美味しそうなのがいっぱい…」

ホムラ『しっかり食べてね、インキュバスになって消耗してるはずだから』

純「分かるものですか…」

ホムラ『もちろん、今日の授業は午後から相手居るならまず休憩室行ったんでしょ?』

純「…えぇ」

ホムラ『アタシもそうしたからね』

純「母娘揃ってですかい…」

ラルゴ「ああ」

フラマ『ふふ』

純「まあ、腹ペコなのでしっかり食べます」

ホムラ『その調子♪』

そう話して食事をする

純「相変わらず新鮮な魚介類使ってますね」

ラルゴ「はは」

純「漁師なんですか?」

ラルゴ「ここら辺は、魚が割りと簡単に釣れるのさ」

純「なるほど…」


ホムラ『それを卸して来てる感じだね』

純「釣り人ですかね?」

ラルゴ「ああ、のんびり釣りをしても生活できる。ここは本当に良いところだ」

純「なるほど…」

ホムラ『??』

純「いえ、なんでもないです」


そのまま食事を終える

フラマ『なら、食休みしたら部屋行こ』

純「だな」





















食休みを終えて、部屋に向かう時にフラマは切り出してきた

フラマ『悩みごと?』

純「いや、将来のことを考えていた」

フラマ『将来の?』

純「ああ、まあ考えても仕方ないのは事実だし今を楽しむかなと」

フラマ『うん❤️』

インキュバスになったことで体力の回復も早くなっている、これならぶっ続けでできそうだ

純「とりあえずシャワーかな?」

フラマ『うん❤️』

シャワールームで早々に身体を洗い終えてベッドに向かう

純「それは…?」

彼女の乳首に金色のリングがついていた

フラマ『ミルク漏れ防止リングだよ♪』

純「どこでそんなものを…」

フラマ『今日、購買部で買ったんだよ』

純「そんなの売ってるんかい」

フラマ『ふふ』

純「なら、ある程度は大丈夫だな」

フラマ『なら、そろそろ、ね…❤️』

さあ、始まりだ…

つづく
21/12/30 01:17更新 / サボテン
戻る 次へ

■作者メッセージ
どうも、サボテンです

次回に続きます

TOP | 感想 | RSS | メール登録

まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33