僕と妻の捨の約束〜落武者さん〜
武者さんの捨の約束
弌「某に遠慮は無用」
「主は某を使い潰すようにしてくれてかまわないのだ。」
「潰すって、戦乱の世ならまだしも現代法治国家ではそうそう無理だよ。別にそんなつもりもないし。」
「では、某は主のためには何もできないと…」ガクッ
「いや、まぁ普通にしててくれればそれで十分だからね。」
「ならば主。ヒ、ヒモになるというのは…?」
「流石にそこまでダメ人間にはならないよ。」キッパリ
弐「仕事はされなくても大丈夫」
「某がキリキリと働きますれば、主は自宅にて構えておられては。」
「いや、さっきヒモは断ったよね?」
「否、そうではない。」
「と、いうと?」
「主が某に淫行をする度に稼いできた賃金を支払うという方向どうであろう?」
「売○はいけないよ…」ヒキギミ
参「申しつけがあれば何なりと」
「某はどうすれば良いのだろう。主がしっかりとしているが故に存在意義が。何か、万事宜しいので申しつけを!」
「うーん、じゃ少し働くの休もっか。」
「そ、それは!」
「ダメかな?お願いなんだけど。」チラッ
「申しつけを頼んだのは某。だが、それを禁されては某の存在意義が。しかし、断り申せば不義理を働くことに…」ウッウッ
「ごめんごめん!だから、泣かないで!」
肆「では、申しつけを!」
「んー、困ったなぁ。じゃあさ、家事やってもらえるかな?」
「今もやっておりますが。」
「あっ…確かにそうだね。」
「では何をすれば?」
「…肩もみ、かな?」
「解した!」モミモミ
「あぁ〜、うまい。」
伍「主はもっと強欲になられては」
「某が申し上げるのも理が違うのは承知の上で。」
「強欲ってもねぇ。君みたいなお嫁さんが居て家があって毎日ご飯が食べられてるから、それで十分じゃないかな?」
「金品、地位…おなご。どれでも宜しいのだ。」
「別に欲しいモノはないし、地位なんてものもねぇ。女の子は君で良いし。」
「///」テレテレ
陸「とにかく主のために戦わせて欲しい」
「某の種族は戦闘に強く、主の為に傷つくことでその絆をより強固なものとしていくのだ。」
「現代において戦闘っていわれるとねぇ。格闘技も違うし…」
「だからこそ、企業戦士という言葉を聞き働き始めたのだが全然戦いは無くどうすればいいのか分からなくなってしまった。」
「企業戦士は…違うね。それじゃ、僕のために戦わないでくれるかな?」
「そ、それは…」コマル
「それも戦いじゃない?戦える状況で戦うのは誰でもできるけど。キミなら戦える状況で戦わないってこともできるとおもうんだ。」
「…主の心意気、解した。」
漆「某のことを好いていて欲しい。」
「某の種族は不滅の兵となり、傷つきはしても主人との交わりで癒され、その回数で増して美しくなると言う。しかし、某は今、主の命により今を以ておなごとしての魅力は上限になってしまった。」
「上限ねぇ。」
「故に、某のことを好いていて…いや、捨てないで欲しい。これだけは某からの唯一の願いとする。」
「毎日綺麗になってると思うけどなあ。」チラッ
「うぅ…」テレテレ
捌「一緒の布団で寝よう」
「思いついたから僕も言わせてもらったよ。」
「それは善行であるが某は主を守護せねばいけない立場である。」ムネハリ
「枕元に正座で寝るまで待たれるのは流石にプレッシャーが凄いんだ…」
「…が、命じられるほど嫌悪を持たれれば止めるしかあるまい。」ガックシ
「いや、嫌悪とかではないよ。純粋かつ単純に一緒に寝たいなぁってさ」
「そ、そこまで言われれば断ることは忠義に反するからして。仕様のないことだ。」テレニヤリ
玖「滅私奉公は止めても良いんだよ」
「自己尊重は重要だからね。」
「もちろん、自身の生き様に誇りは持つようにはしている。が、奉公の内容が不滅私であると困る。」
「だからそれで良いんだって。とにかく自分の事は大切にしてね。でなければ僕は怒るから。」
「心得た。…度量の広い主に出会い感謝の言葉もない。」
捨「自分の意志を大切にして欲しい」
「それにしても忠義で寝るのかぁ。その言い方は嫌だな〜」
「…」
「じゃ、寝なくていっか。」
「そ、それは!何卒お考え直し頂けないだろうか!」アセアセ
「じゃあさ、どうして僕と寝たいの?」
「魅力的過ぎる提案。いや、某の身勝手で主と床を一緒にするなど…」ボソボソ
「聞いてないね。…僕はキミが好きだから素直になって欲しいし、言い方は悪いかもしれないけど忠義なんて言葉で逃げて欲しくないんだ。自分の気持ちを素直に、ね。」
「主殿、某は…その…共に就寝をしたく、その…」
「『一緒に寝よう』って言ってくれればそれで良いって。」
「〜〜ッ。……願わくば某と共に寝て欲しい。」
「もちろん♪」ギュッ
「素直に、か…」ガンバロウ
これが妻との10約束
弌「某に遠慮は無用」
「主は某を使い潰すようにしてくれてかまわないのだ。」
「潰すって、戦乱の世ならまだしも現代法治国家ではそうそう無理だよ。別にそんなつもりもないし。」
「では、某は主のためには何もできないと…」ガクッ
「いや、まぁ普通にしててくれればそれで十分だからね。」
「ならば主。ヒ、ヒモになるというのは…?」
「流石にそこまでダメ人間にはならないよ。」キッパリ
弐「仕事はされなくても大丈夫」
「某がキリキリと働きますれば、主は自宅にて構えておられては。」
「いや、さっきヒモは断ったよね?」
「否、そうではない。」
「と、いうと?」
「主が某に淫行をする度に稼いできた賃金を支払うという方向どうであろう?」
「売○はいけないよ…」ヒキギミ
参「申しつけがあれば何なりと」
「某はどうすれば良いのだろう。主がしっかりとしているが故に存在意義が。何か、万事宜しいので申しつけを!」
「うーん、じゃ少し働くの休もっか。」
「そ、それは!」
「ダメかな?お願いなんだけど。」チラッ
「申しつけを頼んだのは某。だが、それを禁されては某の存在意義が。しかし、断り申せば不義理を働くことに…」ウッウッ
「ごめんごめん!だから、泣かないで!」
肆「では、申しつけを!」
「んー、困ったなぁ。じゃあさ、家事やってもらえるかな?」
「今もやっておりますが。」
「あっ…確かにそうだね。」
「では何をすれば?」
「…肩もみ、かな?」
「解した!」モミモミ
「あぁ〜、うまい。」
伍「主はもっと強欲になられては」
「某が申し上げるのも理が違うのは承知の上で。」
「強欲ってもねぇ。君みたいなお嫁さんが居て家があって毎日ご飯が食べられてるから、それで十分じゃないかな?」
「金品、地位…おなご。どれでも宜しいのだ。」
「別に欲しいモノはないし、地位なんてものもねぇ。女の子は君で良いし。」
「///」テレテレ
陸「とにかく主のために戦わせて欲しい」
「某の種族は戦闘に強く、主の為に傷つくことでその絆をより強固なものとしていくのだ。」
「現代において戦闘っていわれるとねぇ。格闘技も違うし…」
「だからこそ、企業戦士という言葉を聞き働き始めたのだが全然戦いは無くどうすればいいのか分からなくなってしまった。」
「企業戦士は…違うね。それじゃ、僕のために戦わないでくれるかな?」
「そ、それは…」コマル
「それも戦いじゃない?戦える状況で戦うのは誰でもできるけど。キミなら戦える状況で戦わないってこともできるとおもうんだ。」
「…主の心意気、解した。」
漆「某のことを好いていて欲しい。」
「某の種族は不滅の兵となり、傷つきはしても主人との交わりで癒され、その回数で増して美しくなると言う。しかし、某は今、主の命により今を以ておなごとしての魅力は上限になってしまった。」
「上限ねぇ。」
「故に、某のことを好いていて…いや、捨てないで欲しい。これだけは某からの唯一の願いとする。」
「毎日綺麗になってると思うけどなあ。」チラッ
「うぅ…」テレテレ
捌「一緒の布団で寝よう」
「思いついたから僕も言わせてもらったよ。」
「それは善行であるが某は主を守護せねばいけない立場である。」ムネハリ
「枕元に正座で寝るまで待たれるのは流石にプレッシャーが凄いんだ…」
「…が、命じられるほど嫌悪を持たれれば止めるしかあるまい。」ガックシ
「いや、嫌悪とかではないよ。純粋かつ単純に一緒に寝たいなぁってさ」
「そ、そこまで言われれば断ることは忠義に反するからして。仕様のないことだ。」テレニヤリ
玖「滅私奉公は止めても良いんだよ」
「自己尊重は重要だからね。」
「もちろん、自身の生き様に誇りは持つようにはしている。が、奉公の内容が不滅私であると困る。」
「だからそれで良いんだって。とにかく自分の事は大切にしてね。でなければ僕は怒るから。」
「心得た。…度量の広い主に出会い感謝の言葉もない。」
捨「自分の意志を大切にして欲しい」
「それにしても忠義で寝るのかぁ。その言い方は嫌だな〜」
「…」
「じゃ、寝なくていっか。」
「そ、それは!何卒お考え直し頂けないだろうか!」アセアセ
「じゃあさ、どうして僕と寝たいの?」
「魅力的過ぎる提案。いや、某の身勝手で主と床を一緒にするなど…」ボソボソ
「聞いてないね。…僕はキミが好きだから素直になって欲しいし、言い方は悪いかもしれないけど忠義なんて言葉で逃げて欲しくないんだ。自分の気持ちを素直に、ね。」
「主殿、某は…その…共に就寝をしたく、その…」
「『一緒に寝よう』って言ってくれればそれで良いって。」
「〜〜ッ。……願わくば某と共に寝て欲しい。」
「もちろん♪」ギュッ
「素直に、か…」ガンバロウ
これが妻との10約束
18/06/21 20:53更新 / J DER
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