連載小説
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流星とヒーロー?
「....ナニしてんの?」
朝起きて、俺の第一声はそれだった。
いや、まぁ......声をかけられた本人は気付いていないんだろうけど。だって
「.....ぁ....カ、ズ...ト...んっ」
人の右手使って自慰行為に没頭してらっしゃるしな....ッ!!
色々あって、一緒に行動(俺の一方的な罪悪感を打ち消す為だ)しているこの娘...エストレアは、なんか知らんが人では無くて魔物だ(らしい。本人が言ってた)。
まぁそんな事はどうでも良い。問題は別にある。
今自慰しているのも問題だ。もう少し隠れてやるとかないのかよ.....
後は、何故か分からんがキス魔化している事だな。何かある度に要求される。例えば
「なぁ、この木の実食えるか?」
「.........キス、したら教える」
「...またか?」
「......(こくこく)」
「ほらよ」
「ん...っ...、食べたらお腹壊すと思う」
「美味そうなのにな...」
「.....(ふるふる)不味い」
「食ったのかよ.....」
と、こんな感じで1日に80回くらいキスする。慣れって怖いよな....ッ!!
まぁ、可愛いから俺としても嬉しいんだけどな、これは。
艶やかでサラサラなサイドテール(髪の手入れはあまりしてないみたいだから、俺が結んであげた)を揺らしながら、その無垢で透き通った黒曜石みたいな目で見つめられるのも悪くない。
薄い桜色をして、ぷにぷにした唇だって悪くはない。むしろ大好きだ。断言できるね。
でも、困るのだ。俺が。
なんだか色々マズい事してる気分になっちまうから。主に性的な意味で。
まぁ、実際にそういう性的な事は何回もしてしまっているのだが。
男として不甲斐ない、かな....?
「んー、なんか駄目なんだよな...」
「.....?...ぉ..きた、の?」
あれ?声に出てたか?まぁいいや。
「おぅ、起きた。ところで、さっきみたいな事は禁止だかんな?」
毎朝あんな事されたら襲いかねない。俺が。
「......なんの、事?」
えぇ!?ごまかすのかよ!気付いてるよ俺!!
そもそも、
「....俺の手....びちょびちょなんだが....?」
そう言って、彼女の前に手を差し出す。すると
「.......(はむっ)」
口に含んだだとぉ!?おぉう、舌が指先に当たってこれはこれで.....ってげふんげふん。危ねぇ。
「.....れろ...ちゅ、ん...」
俺の腕を左手で握って、右手は俺の手を撫でている。
そして指に舌を這わせ、己の体液を舐めとる。
意外と....エロいな、コレはコレで。
「...ちゅっ...ん...、もう、濡れてない」
はっ!?いけねぇ。証拠隠滅されちまった。
「....でも、まだ終わってない...」
そう言って彼女が下へと降下していき...
「.......んっ」
俺のズボンのジッパーを口でくわえて、下へ下げる。
いやいやいや!?何俺状況説明してんの!?
「.......頂きます(はむっ)」
「ちょ!?エストレア!」
「れろ...ん、はむ...あふぃ(熱い)...ちゅっ..」
スルースキル発動!?やめい!!
「れろ...!?びくびく、しれる(してる)..ん..」
口の中がヌルヌルしてて...温かい..
なんか....ヤバい、かも。
「れろれ...ろ、ちゅっ...ん、ちゅる、る..」
先端部を、軽く吸われる。そして、その後舌で舐め回される。
なんか、もう...
「出そう、なんだけど....」
「...ちゅ..いい、よ...?らして?(出して)」
そう言って、舌や口壁を使い、念入りに舐め回すエストレア。
口に含んだまま話されたので、その刺激もあって俺は
「くっ....出る!」

ビュルルル、ビュルッ!!

そんな音が聞こえそうな勢いで、俺から白濁が放たれた。
その量は尋常ではなく、エストレアの口から溢れ出す程だ。
「ん!?んんぅ!!!?」
ヤッちまった....
「吐き出していいんだぞ?」
少し心配になって、訊く。すると
「んくっ(ごっくん)...沢山...ご馳走様」
飲みこんでしまった。....なんか...良いかも....っていけねぇ。
「...濃いの...出た、ね」
上目遣いで言われて
「...また、やろ?」
そう言われて
「...(ちゅ)」
肉棒を軽く吸われて、俺は
「たまに、な」
そんな事を言っていた。



....どうしてこうなった?
11/10/13 06:50更新 / 紅柳 紅葉
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■作者メッセージ
ヤバい!!

時間が!!!!

気付いたら寝てしまっていた、だと....

いつのまにか7時前じゃないか!!!!!

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