読切小説
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SFCへようこそ。

「わたしが訓練教官のスペードマン先任軍曹である。」
「話しかけられたとき以外は口を開くな 口で精液たれる後に“マーシャーク”と言え。」
「分かったか、ブサイク共!」

「「「YES、マーシャーク!」」」

「ふざけるな、大声を出せ‼」
「河童に尻子玉と間違えてタマを取られたか?!」

「「「YES、マーシャーク‼‼」」」

「貴様らキモブサ共が俺の訓練に生き残れたら…あのマーシャークが嫁になる。」
「海を華麗に泳ぐ青白き天使だ。」
「その日まではお前らはウジ虫だ!図鑑世界で最下等の生命体だ。」
「貴様らは人間ではない。」
「童貞キモオタが魔物娘で抜き終わったティッシュをかき集めた値打ちしかない。」
「俺の使命はそんなお前らを立派な男にしてからマーシャーク達の中へ放り込むことだ。」
「分かったか、キモブサ共! 」

「「「YES、マーシャーク‼‼」」」


こうして彼らの地獄の訓練が始まった。



第一訓練科目

『水泳訓練』

50mプール30本 


「いいか貴様ら、夢見がちな貴様らに誤解を解いておいてやるぞ、俺は優しいからな!」
「お前らの憧れの魔物娘達はどんな男でも発情するわけではない、もしそうならお前らキモブサ共でも童貞を捨てているはずだろ。」
「魔物娘達だって現代の女達と一緒でイケメンが大好きだ、それ以外はまず寄り付かない…つまり貴様らはすでに予選落ちしているということだ!」
「そんな哀れで醜い貴様らに残された道は一つ…身体で勝負だ、身体を鍛えテクニックで骨抜きにするしかない、今の貴様らでは程遠い姿だがな!」
「分かっているのかキモブタ共‼」

「「「YES、マーシャーク!」」」

「なんだその声は、泳いでる間にもマーシャークの愛を忘れるな!」
「全員そのまま20本追加‼」



第二訓練科目

『接着耐久訓練』

激しい水流の中、マーシャークの体系をした人形に30分しがみ続ける。


「よく聞けキモブサ共、お前らみたいな顔面排泄物の奴に抱き着かれて喜ぶ魔物なんていない、勿論マーシャークを同じだ。」
「お前らが抱き着いた途端に彼女たちは振り解こうとするだろう、まるで強姦魔に襲われたみたいにな‼」
「だが貴様らに悲しむ余裕なんて無い、自分の顔にケチつける暇があるなら死に物狂いで抱き着け、それが出来なきゃホモの仲間入りだ‼」
「聞いているのか貴様ら!!」

「YES、マーシャ…うわぁ?!」

「貴様、誰が手を離せと言った?!」
「今貴様が手放したのはマーシャークの中でもとびきり美人の巨乳だった、もうあれほどの美人は貴様には訪れない、貴様は千載一遇のチャンスを逃したんだ、どうだ…悔しいか、もうへこたれたのか弱虫め‼」

「NO、マーシャーク‼」

「だったらさっさとしがみついてこい、お前は訓練が終わっても時間までしがみついておけ、休むことは許さんぞ!!」




第三訓練科目

『ピストン運動筋力トレーニング』

ブリッジをしながら天井からつるされたオナホに向かってピストン運動200回


「「「119…120…121…!!」」」

「貴様らなんだその腰の動きは?!」
「そんなのでマーシャークをイカセられると思ってるのか、もうろく爺の方がまだハッスルしてるぞ!」
「これで射精なんぞしてみろ…そのままオナホールつけさせて宿舎を走り回させてやる!‼」
「貴様らの気合いはそんなものか?!」

「「「NO、マーシャーク‼」」」

「返事が小さい、全員100回追加だ‼」




特別教科科目


『魔物娘教官による特別講習』

シービショップとマーメイドによる水中交尾の基礎の講習


「やっぱ水の中での交尾って人間にとってはちょっときついのよねー。」
「水の抵抗もあるし、目を開きにくいし、息もできないっていうのは大きいのよね。」
「でもやっぱり濡れてなくても即挿れOKってすっごく興奮するのよ、で、思い切りしがみつかれて腰なんか振られたらもうメロメロ!」
「あたしたちって普段連れて帰るほうだからいきなり逆襲されるとマグロになっちゃうの、もう好きにして〜って感じで。」
「そこから強引に攻められたらヤバいわよね、私も夫に初めてされた時は海の中なのにアソコから愛液が出てるって分かったもん。」
「私なんかいきなり69よ、顎外れるかと思っちゃった…でもしっかりイカセてあげたら喜んでたな〜♪」

(な、生々しすぎる。)
(これでオナ禁とか拷問だろ…。)
(ちきしょぅ…絶対マーシャークを嫁にして毎日交尾してやる‼)


昼食前

『最愛の女性に対する口説き文句』



教官が合格と認めるまで飯抜き。


「君の瞳はまるでダイヤモンドだ、その輝きに僕は目が眩んでしまうよ!」
「発想が古臭い上にポエム気取りか妄想野郎‼…次‼」

「僕は魚が大好きなんだ、君の姿はとても美しい!」
「だったら魚屋にでも行ってろ‼…次‼」

「君が必要なんだ、君無しではいられない‼」
「鼻息荒い、キモすぎる‼…次‼」

「え、えっと、ぼ、ぼくは君が、えっと…。」
「…次‼」



第四訓練科目


『基礎体力トレーニング』

マーシャークの愛を歌いながら基地内をランニング
走りながら教官に続いて歌う。

「マーシャーク、海をスイスイ〜。」
「マーシャーク近づきこう言った。」
「欲しいの!!」
「挿れてよ‼」
「おまえによし‼」
「俺によし‼」
「うん、よし‼」

「人から聞いた話では〜。」
「マーシャークのアソコはフカヒレだ。」
「うん、よし‼」
「感じよし‼」
「締りよし‼」
「すべてよし‼」
「味よし‼」
「すげえよし‼」
「おまえによし‼」
「俺によし‼」

「スカした人間、もういらない。」
「俺の彼女はマーシャーク。」
「もし童貞を捨てれたら〜。」
「タキシード着て帰還する。」
「隣に嫁さん、ひっ連れて〜。」
「家族に告げてよ 結婚式!」


訓練生は教官の過酷なしごきに音を上げそうになりながらもマーシャークの嫁を夢見て必死に耐えた。
その姿はまさに魔物娘達を求める男に相応しいものだった。


そして1年後…。


「貴様ら、この1年間よく俺のしごきに耐えてきた。」

屈強な男達となった訓練生は教官に連れられ、大型のクルーザーで海の上へと来ていた。

「1年後と比べれば見違えるほど、いやまったくの別人だ。」
「その貴様らが今か今かと待っていた時がようやく来た、実戦だ‼」

訓練生たちは心の中で鼓舞した、ついにこの日がやってきたのだと。

「貴様らが今立っているこの船の下、要するに海の中にお前らが待ち望んだマーシャークがいる。」
「予め血液に似た成分の液体を海中にバラまいておいた、今頃彼女たちは集まっているはずだ。」

教官は今日一番の声を上げる。

「準備は良いか貴様ら‼」
「「「YES、マーシャーク‼‼」」」

「貴様らの全てが試されるんだ、気合い入れて行け‼」
「「「YES、マーシャーク‼‼」」」

「ここまでお膳立てしてやったんだ、手ぶらで帰ってくるなど許さんぞ‼」
「「「YES、マーシャーク‼‼」」」

「よし、行けぇ‼」
「「「ぅぉおおおおおおお‼」」」

訓練生達がボートから次々と海へ飛び込んでいった。
飛び込んだ先には教官の言ったとおりにマーシャーク達が優雅に泳いでいるのが見えた。
その華麗な姿に訓練生たちは釘付けになった。

(マーシャーク…これがマーシャーク…‼)
(なんて美しいんだ…資料で見たのよりずっと美しい‼)
(ついに…ついに俺の嫁が…目の前に…うおおおお‼)

「血の匂いがしたから来てみたけどなんだか元気そうね、まいっか…顔は好みじゃないけど良い体してるし襲っちゃお♪」

マーシャークの一人が泳いで近づこうとした瞬間、訓練生達はものすごい速さで水中を泳いできた。

「え、ちょ?!」

驚いて硬直してしまったマーシャークはそのまま抱き着かれ見事にがっちりとしがみ付かれた。

(うおおおぉ…、肌は少しざらついてるのに柔らけぇ、そして暖かい…これが…これがマーシャークの女体かぁ‼!!)

「ちょ、ちょっと何すんのよあんた、離しなさいって!」

(おっぱい…おっぱいにむしゃぶりつくんだ、これが何よりの夢だったんだ‼)

「きゃあっ、そんなに、んっ、がっついて…さては童貞ね?!、もう離れなさいって‼」

マーシャークは訓練生を振り解こうと縦横無尽に泳ぎ回った。
しかしどれだけ強く泳ごうとも訓練生はびくともしなかった。
それどころかそんな状況でも乳房を愛撫し続けることは止めなかった。

「もう、いいかげん胸から離れろ童貞のくせに‼」

「びばばば、びばばばばぼば、ごばばごばばばば‼」
(嫌だ、死んでも離さん、お前は俺のもんだ‼)

「なんなのよもう…でもダメ、そろそろこいつの息が持たない、仕方ないけど一旦上がってあげなきゃ。」


しがみ付かれたままマーシャークは急上昇し海面へと上がった。


「ぷはぁっ‼」

限界が近かったのか訓練生は大きく息を吸った。

「もう何考えてんのよあんた、死ぬ気なの?!」

大きく呼吸する訓練生に向かってマーシャークは怒鳴ったが呼吸を整えた訓練生はマーシャークを見つめだした。

「……。」
「な、なによ?」

濡れてしっとりとした髪、それをかき上げる可愛らしい仕草、少しぴょこぴょこ動く耳、そして美しい青白い肌。
改めて目の当たりにした訓練生の男は彼女の肩を掴み、呟いた。

「…素敵だ。」
「え…?」

面と向かって言われたマーシャークの顔が徐々に赤く染まっていく。

「今、なんて…?」
「俺と…結婚してくれぇ‼」
「んむ?!」

プロポーズと共に男はマーシャークの唇を奪い海中へと押し倒した。

その一部始終を見ていた教官は興奮のあまり、ボートの上で歓喜の声を上げた。

「いいぞぉ‼その調子だ、畳みかけろぉ‼」

海へと押し倒した後、男は強くマーシャークを抱きしめた。
先程とは違ってしがみ付くようにではなく愛おしい者を愛でるように男は抱きしめた。

「そんなのされたら…あんなこと言われたら…我慢できないよぉ‼」

マーシャークは堪らず男の首筋へと噛みつき、その傷口から赤い液体が溢れ出した。
しかしマーシャークについて訓練を受けた訓練生である彼はこの液体が自分の性と魔力が合わさった液体であること、そしてこれが彼女の愛情表現であることが理解できた。
急激に男の身体の力が抜け、抱きとめていたマーシャークの身体を離してしまった。
マーシャークは自由になると、興奮した様子で彼の海パンを強引に剝がした。
猛り立つ肉棒を前にし、舌なめずりしながら男のをしごき始める。

「良いの持ってるじゃない、それじゃ頂きまーす♪」

マーシャークは性欲のままに男の一物にむしゃぶりついた。
ギザギザな歯など気にならないほどの柔らかい感触とねっとりと吸い付く口内。
そして時々こちらの顔を上目づかいで伺いながら激しく口淫を繰り返すマーシャーク。
男は快楽に逆らえず情けない声を洩らしたがそれは泡となって消えていく。

「?‼」

手でもしごきながら口淫を繰り返していたマーシャークは口の中で急激に大きくなった一物を感じ慌てて口を離した。
改めて見てみると先程立派だった男の物は1.5倍増しに大きくなっており、そそり立つ豪快さにマーシャークは目を丸くしていた。

(まだ大きくなるの…こんなの挿れられたらあたしのどうなっちゃうんだろ。)

少し恐れを覚えながらもマーシャークは自分のアソコを当てがった。
密着する肌、先っぽにぬるっとした柔らかい感触、目の前には恥ずかしそうにする彼女。
快楽に酔いしれていた男はハッと気が付き、あの厳しい訓練内容を思い出した。

(駄目だ、酔いしれてばかりではいけない…男はリードするもの、マーシャークの夫の鉄則だ‼)

男はマーシャークの身体を再度抱きしめ、勢いよく腰を上げた。

「え?」

その瞬間、勢いよく男の一物は彼女の中へと入り身体が飛び跳ねた。

「お、おっ、おあひゃぁ?!」

急に膣内を広げられたマーシャークは全身に快楽の衝撃が走り、堪らず高速で泳ぎ始めた。

(これが、これがマーシャークのアソコ…オナホとは比べ物にならない、腰が、腰が止まらない‼)

男はしがみ付いたままもピストン運動を繰り返し、子宮口を軽く突き始める。
子宮口に亀頭が接触するたびにマーシャークは幸せな気分になった。

(子宮がおちんちんとキスしちゃってる…無意識に孕ませて欲しいって子宮口が降りてきちゃってるんだ…お願い…もっと突いて。)

(ここにたどり着くまで…ほんとに長かった…。)

「お願いっ、もっと突いて、突いてよぉ‼」

二人が絶頂に達しようとすると同時に彼女は海面へと急上昇し、そしてどんどん加速していく。

(でも、最後まであきらめなくてほんとによかった!)



そして二人の身体は水面を飛び跳ねた。


『愛してる!』

二人同時にそう告げた。
一番高く上がったと同時に二人は絶頂を迎え、膣内は精で満たされていった。


その一部始終をボートの上で見ていた教官の手にはカメラが握られており、画面には幸せそうに空中で二人が抱き合うベストショットが写し出されていた。

「でかしたぁっ、勲章ものだ…教本に載せてやるぞぉ‼」

教官は嬉しさで高笑いし、ビールの蓋を開け豪快に飲み干した。


「あん、もう、そんなに、がっついて…あん♪」
「いいわよ、もっと突いて、ほら、おっぱいも、触って?」
「もっとあたしのアソコ舐めて、もっと、もっとぉ‼」


次々と訓練生達は自分だけのマーシャークを手に入れ、今までの欲求を発散させるがごとく性欲尽きるまで性行為に明け暮れた。
全員がボートに上がってくる頃には日が暮れており、皆の隣にはすっかり仲良くなったマーシャーク達がいた。

整列した訓練生達を教官は見回しながら、力強くうなづいた。

「よくやった…貴様らは、いや諸君らはもう立派な夫だ、私からはもう教えることは何もない、これからはその嫁と一緒に幸せな家庭を築くんだ、それがこのSFC『Shark₋Fucked₋Center』の最後の課題だ。」
「厳しく過酷な訓練に耐え、お前たちはようやく望むものを手に入れたんだ、全員が誰一人欠けることなく一つの幸せに向かって努力したことを…俺は誇りに思う。」
「もう誰も君らを笑ったりなどしない、もし笑う奴がいたなら俺がそいつを叩き直してやる、なぜなら諸君らは立派なマーシャークの夫だからだ。」

「教官…‼」

教官は一人一人力強く握手を交わしていき、別れの言葉を告げていく。

「教官、今までお世話になりました、これからは立派な夫として勤めを果たします。」
「よく言った、それでこそ夫だ…元気でな。」

「教官、教官のおかげで自分は立派な夫になれました、ありがとうございます‼」
「それがお前の力なんだ、自信を持て…幸せにな。」

「教官、自分の雄姿…見て貰えたでありますか?!」
「勿論だ、いつでも遊びに来い…来る頃にはお前の写真の載った教本を見せてやろう。」

「教官…自分は…自分は…‼」
「嫁の前で泣く奴があるか、まったく…もっと胸を張れ。」



マーシャーク達『この人達って一体なんなんだろう…?』



教官の言葉に皆涙ぐみながらも握手を交わし、別れを告げていく。
最後の一人が終わった後、教官は全員を見渡し宣言した。


「これより、SFC全ての課程を修了する…以上、解散!!」


こうして、彼らのSFCの訓練は終わった。
彼らはマーシャークの夫として人生を歩んでいくだろう。


さぁ、君もマーシャークの夫になろう‼
SFCはいつでも君たちの参加を待っている‼


17/09/27 13:59更新 / ひげ親父

■作者メッセージ
マーシャークが出てから一度はやってみたかった、反省はしていない。
本編も早く仕上げなきゃ(使命感)

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