読切小説
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ゲイザーちゃんをほめるだけ
「ゲイザーちゃん……」

「なっ、なんだよ急に……なれなれしく呼びやがって……」

「結婚を前提に結婚したい!文字どおりお突き合いしたい!
 一緒になって毎晩えっちして子づくりしてサッカーチームを作りたい!」

「な、なにを……」

「ああ〜上から下までかわいいところばっかりだよ……!
 素直になれなくてツンツンしてるのも、普段はイジワルなのに言い寄られると弱いのも!
 他の子に色目使うとすぐにヤキモチ焼いちゃうところも!」

「ややや、やめろやめろ!
 他のヤツにヤキモチなんか焼いたこと……な、ないし……」

「ふわふわした黒髪の癖っ毛と尾を触ってると気持ちいいしもふもふできるし」ナデナデモフモフ

「こらっ、勝手に触るなぁっ!撫でるなぁっ!」

「ギザっ歯も子供っぽくて動物みたいでかわいいし、いたずらっ子っぽいし……。
 すぐ赤くなっちゃうほっぺもすべすべでぷにぷに!」スリスリ

「だっだから、触るなってえ……!すりすりするのもやめろってのぉ……!」

「あっほら赤くなっちゃった!照れた表情もキュート!かわいい!
 それに十本ある背中の触手!うねうね動いておっきな眼がチャームポイント!」

「こ、これはかわいくないだろ……」

「そんなことないよ!立派な美点だよ!触手でぎゅっとされると気持ちがいいし!
 それに気分がいいときはよりうねうねしてて『目は口ほどに物を言う』のを体現してるし!」

「そんなこと……」ウネウネ

「次は白くて透き通るような肌!いやらしいとこが黒いゲルに覆われててすごいえっち!」

「あ、あうぅ……」

「それにスレンダーなロリ体型!
 慎ましやかなおっぱい!大きくないけど触ると柔らかい!」フニフニ

「ち、ちっちゃいってゆーな!勝手にもむなっ!」

「それにきれいなおヘソ!脇!おなか!おっぱい!舐め回したい!舐めてもいいよね!」ペロペロ

「ひゃっ?!あ、あふうぅ……」

「んー、おヘソだけじゃ勿体ない!ゲルが付いてる所、全部舐めちゃおう! ペロペロペロペロ
 指の先から手の甲に脇、足の先から太股までぺろぺろれろれろ……。
 さすがゲイザーちゃんの黒ゲル!」オイシイ!

「くすぐったっ……だ、だめ……ヘンなとこ、舐めるなぁっ……!」

「変なところはまだ舐めてないよ!じゃあ今から舐めてあげるからね!
 首筋から胸にかけて、ぴこっと立っちゃった可愛い乳首は重点的に甘噛み!」チュッチュ

「あぁっ!ダメ、そこ、弱いのっ……らめぇ……っ」

「こうやって舐めてたら母乳が……それは流石にまだムリか。
 でもきっとホルスタウロスさんもびっくりの美味しい母乳を出すんだろうなぁ。
 じゃあもう片方も……ペロペロちろちろ……」

「んやぁぁ……だめぇ……感じちゃうからぁ……」

「新発見!ゲイザーちゃんはすっごく感じやすいカラダ!責められるのに弱い!
 ツンツンなのにデレデレだから仕方ないね!」

「だっだれがだぁ……うぅぅ……」

「じゃあ次はいよいよ……ゲイザーちゃんのお股をペロペロ……」ゴクリ

「だ、だから……舐めるのはもう勘弁してぇ……ハダカになっちゃう……」

「だめ!ゲルが全部なくなるまで許してあげない!
 そんじゃあいただきまーす!」ベロベロペチャペチャ

「あああっ、んひゃぁ……っ、そこ、ホントに弱いからぁっ……」

「もちろんクリトリスは念入りに!ピンと立って舐めてほしそうにしてるよ!」レロレロ

「あふぅっ、んんっ、だ、だめ、そんなに舐められたらっ……あああっ!」

「うわっ、すごい愛液が溢れてきた!ちょっとだけしょっぱさがあって、でもほんのり甘くておいしい……」ゴクゴク

「の、飲むなぁ……っ」

「じゃあお尻の穴はどんな味かな?すっごくヒクヒクしてるけど……」ペロッ

「そっ、そこは汚いからっ……だめだってぇ……」

「ゲイザーちゃんに汚いところなんてないよ!
 うーんおいしい……お尻の皺がふやけるまで舐めちゃう!」クチュクチュ

「へ、ヘンタイぃ……ばかっ、ばかあっ……」

「んぐんぐ……これで全部ゲルは取れちゃったかな?
 白くてキレイな肌がお目見えして、これはこれでまた全身舐めちゃいたい……。
 一生ゲイザーちゃんを舐めてたい……」

「も、もう……いいだろ?そろそろ……」

「あっ、一番大事なとこを忘れてた!」

「えっ?」

「ゲイザーちゃんの一番かわいいところ、それは……大きな一つ目!」

「えっ……」

「赤くて大きくて宝石みたいにキレイで……ずっと見ていたくなる!」

「……」

「大きな瞼がぱちくりするのがとっても可愛らしいし、睫毛も長いし……」

「……」

「あれ?どうしたのゲイザーちゃ……」

「……うっ……」

「え?」

「うえぇぇぇぇぇ……あぁぁぁ……」

「ど、どうしたの!急に泣き出しちゃって……」

「だ……だってえ……オマエがっ……オマエがっ……うぇぇぇぇ……」

「ちょ、ちょっと、泣きやんで……ごめん、なにか気に障るコト言っちゃっ
た?」

「そんなことばっか言って……アタシのこと、ヘンにさせるからっ……」

「えっ……」

「アタシ……自分の眼がキライで……ずーっとそのせいで自信がなくて……。
 誰に対してもつっけんどんな態度で誤魔化してて……。
 でも……はじめてカワイイって言ってもらえて……ワケわかんなくて……あぇぇ……っ」

「ゲイザーちゃん……」

「うぇぇぇ……あぁぁぁん……」

「(あ、でも泣いてるカオもかわいいかも……。
  大きな涙がこぼれてて、いっつものイジワルな態度がどっか言っちゃって……。
  結構泣き虫なのかな……ゲイザーちゃん。目が大きいし)」

「ぐすっ……いま言ってくれたコト……ウソじゃないんだよな……?」

「もちろん!ゲイザーちゃんの眼は世界一カワイイよ!」

「ん……なら……イイけど……ぐすっ……」

「ほらほら、涙拭いて……はい、ハンカチ」

「んん……ぐしぐし……」

「それで……そろそろお昼寝しようと思うんだけど、ゲイザーちゃん抱き枕になってくれる?」

「……え、ええっ?!」

「そんなに驚かなくても。ちょっと添い寝しながら抱きしめるだけで……」

「そ、そんなの……アタシ、シたことないし……。
 セックスはアタシらにとってのご飯だから、分かるけど……。
 そ、添い寝するのなんて……は……」

「?」

「恥ずかしくて……し、死んじゃうよぉ……」カーッ

「真っ赤になってる……かわいい。
 人間とはちょっとずれてる感覚も、魔物らしくていいかも……。
 ……よし!じゃあさっそく抱き枕になってもらおうかな!」

「だ、だめだって言ってるだろぉ!」

「じゃあ……見つめ合いながらキスしちゃう!」

「なっ?!だめ!だめ!そ、そ、そ、そんなの……ホントにしんじゃうぅ……。
 キュンキュンして赤ちゃんできちゃうぅ……」

「やだって言ってもやる!どっちも!」

「そ、そんなのぉ……」

「ほら、ゲイザーちゃんこっち見て……」ジーッ

「あ…………だめ…………あ……」

 ちゅっ。


おしまい
18/05/22 18:52更新 / しおやき

■作者メッセージ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

これから毎日ゲイザーちゃんペロペロしようぜ?あれ、褒めるのはどこに…まあいいか。
いろんなゲイザーちゃんに囲まれて黒ゲルと愛液と母乳の味をテイストするソムリエになりたい。それだけで栄養補給して生きてたい。
ロリっ子ボクっ子お姉ちゃん妹ママクールっ子ツンデレっ子etc…うーん。夢が広がる。
ゲイザーちゃんだけが集まる秘密の村とかないんですかね…

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