連載小説
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終章ルートγ ‐北極光の奇跡‐ Northern lights miracle
気になること、そして俺になぜこの力が宿ったのかを知りたくなり俺は聞いた

光輝「おい」

魔物『?』

光輝「管理者は、どこだ?」

魔物『???』

光輝「いくつか聞きたいことがある、どこにいる?」

魔物『転送するわ』

光輝「ああ…」

転送された先からは光が伸びている

光輝「…」

そのまま上へ、上へ、上へと向かう…

光輝「!!」

威光と威圧感を感じると…

???「ここまで、来ましたか…進化した人の子…」

光輝「進化?」

???「私は、貴方が管理者と呼ぶ存在です…人々は神とも」

光輝「なるほど…ならいくつか聞きたいことがある」

管理者「そうですね…」

光輝「なら、あんたは人間をどう滅ぼす?」

管理者「人間たちは明らかに増長している…ましてや異界から来た魔物にやりさらに…」

光輝「…だろうな、俺に宿った力を兵器として使おうとしてさらに争いを広げ自然や動物たちが減ろうとお構いなしだな…魔物も魔物で思考停止で俺を軟禁したり封印したりしようとした、慌てているとはいえな…」

管理者「やはり、貴方もそう思いますか…」

光輝「ああ、次の質問だがなぜ俺にこの力が?」

管理者「単純な話です。異界のこの力は適合する生き物と同化する、単純に貴方が適合したから貴方の家の近くに落としたまでのことです」

光輝「なるほど…」

管理者「本題ですが」

光輝「ああ…」

管理者「人間だけを滅ぼすのは増えすぎてしまい効率的ではないと私は考えます」

光輝「…」

管理者「この星を、一度作り直します」

光輝「…」

管理者「まあ、貴方は生き残れますがなんでそんな顔を?」

光輝「本当に、それしか手は?」

管理者「えぇ、残念ながら…ですが」

光輝「???」

管理者「貴方が止めたいなら私を倒しなさい」

光輝「!?」

管理者「すでに貴方は私の作り出した人間たちやその子孫とは違うかたちに進化しています…それが間違いではないと言うなら、この星を守りたいなら私を倒せなくてどうしますか?」

光輝「だが…」

管理者「時間はあまり残されてはいませんよ?」

管理者は煽るように、しかしどことなくなにかを求めるように言う

光輝「!!」

俺は両手斧を生成する

管理者「これで良いのですよ…貴方が…」

小さな声で管理者は言う…

光輝「っあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」

管理者は、俺をこの世界で受け入れられるようにするために恐らく自分を犠牲にしようとしている…

光輝「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

そのまま袈裟斬りに両手斧を振り下ろす

管理者「よく、よく私を倒しました…」

管理者はそのまま力なく倒れた

光輝「かん…り…しゃ……管理者…済まない…愚かで醜い人間を…どうか…」

普通ではあり得ないことが起きた…金属の身体でありながら…

光輝「これは…」

明らかに俺の眼からは金属ではあり得ないもの、涙が流れていた…

光輝「!!!!」

とりあえず俺は地上に降りる

光輝「…」

魔物『どうなったの…?』

光輝「管理者は俺が、殺してきた…」

魔物『そう…』

光輝「ああ、この星をリセットしようとしていたからな…」

魔物『さすがに動物や自然が消えてしまうのは許せなかったのね…』

光輝「…」

話していると突如地面が揺れ始めた

光輝「何だ!?」

すると、俺の頭のなかに声が聞こえてきた

金属「星の作り手が倒れたから星のバランスがおかしくなった…」

光輝「何だと…」

金属「地球のコアに行って暴走を止めてくれば何とかなるかもしれない」

光輝「なら、やるしかないだろ…」

そのまま俺は火山に向かう

光輝「ここからなら…」

そのまま火口の縁に降りる

魔物『何をするつもり?』

光輝「俺がこの星のコアに行く」

魔物『なんでそんなことを…』

光輝「元々は人間たちのせいだ、管理者が与えた力を更なる欲のために使おうとしたから管理者は失望して滅ぼそうとした、だがその管理者が倒れた今制御を失い星のバランスがおかしくなった」

魔物『!!』

光輝「この星の動物や自然がなくなるのは避けたい。だから俺は行く」

魔物『…』

なにか言おうとしていたが俺は火口に飛び込む

光輝「…」

そのまま前を掻き分けながら進んでいく…

光輝「これ、か…」

確かに輝く巨大な球体が多方向に振動している…

光輝「こいつを押さえつければ…」

そのまま振動を押さえるように球体に飛び付き、余分なエネルギーを吸収して抑える

光輝「っ!!一部とはいえなんてパワーだ…」

何度も弾き飛ばされそうになるが押さえつけ、食らいつく

光輝「っ!!!!!!」

どれだけの時間そうしていただろうか…

光輝「やっと収まったか…」

相当のエネルギーを体内に宿し、そのまま来た方向に戻っていく…

光輝「!!!!」

そのまま火山の噴火に合わせて飛び出し、大気圏を越えて宇宙まで飛び上がる

光輝「後は…」

暴発しないように体内に回ったエネルギーを吸収していく…

光輝「…よし」

再び大気圏に突入する

光輝「…」

そして、ある程度の高さまで来たら体勢を整えて着地する

光輝「終わったな…」

すると、俺のところに小さな光の球が落ちてきた

光輝「…」

すると、管理者の声が聞こえてきた

管理者「見せてもらいましたよ、貴方の可能性を…」

光輝「!!」

その落ちてきた光が俺を包む

光輝「これは…」

俺の身体は、首から上と同じ金属の硬度を持ちながら人体と同じ質感を持つ姿に変わっていた

管理者「貴方は警戒と戦闘のためにあの力を使い続け、既に不可逆なところまで来ていました」

光輝「だから戻せなくなっていたのか…戻す気は無かったが…」

管理者「ですので、個人の私怨を優先せずこの星を守った英雄にご褒美です。これで貴方は人間の機能を金属の強度を保ったままあの金属の硬度を維持できます…」

光輝「なるほど…」

管理者「私を倒しはしましたが、私は死んでいません。だからそこまで気に病むことはないのですよ」

光輝「??」

管理者「貴方を、試していました」

光輝「なるほど…人類を捨て置くか、それとも星を守るために動くか…それを試していたのか…」

管理者「そうです、そして貴方は今や星の力の一部を取り込みました…」

光輝「とはいえ暴れてた核の余剰分だけだが」

管理者「はい、とはいえその余剰分でも相当のエネルギーです」

光輝「それはわかる…」

管理者「貴方がこれからどう進むのか、見守らせてもらいます…」

光輝「…ああ。」

管理者「貴方のこれからに、幸あらんことを…」

管理者の声はそこで終わった…


光輝「…」

魔物『終わったの?』

光輝「ああ、これでこの星は大丈夫だろう」

魔物『良かった…』

光輝「尤も、人間が争い続けるなら解らんがな…」

魔物『…』

光輝「俺は、この星から去るか…」

魔物『!?』

光輝「争いの種になるならそれを取り除けば良いだけの話だ」

魔物『なるほど…なら』

光輝「?」

魔物『私たちに償いをさせてくれないかしら…?』

光輝「…?」

魔物『感じるわ…貴方、その力を持ちながら人間としての機能を取り戻したんでしょう?』

光輝「ああ、俺を試した管理者からの贈り物らしい」

魔物『なら、尚更ね…♪』

光輝「???」

???『お久し振りです』

光輝「お前たちは…」

少し前に出会った白井外套を着た魔物の少女と確かグロリアと名乗った魔物がいた

光輝「なるほど…確かに多少なりとも俺の事を知っているやつの方が良いか」

グロリア『ありがとう』

光輝「?」

グロリア『人間を生かす選択をしてくれたからよ、彼女たちなら貴方の身元引受けには良いと思って』

光輝「まあ、なにかしたら待つのは殲滅だが」

???『まだ怒りは消えていませんか…』

光輝「ああ、だからこそお前たち魔物は俺をもう一度失望させるなよ?」

魔物『えぇ…』

光輝「人類の歴史は闘争と共にあるのだから」

魔物『…』

光輝「さて、何処へいくか…」

???『私の故郷なんてどうですか?』

光輝「??」

???『私の故郷は、混沌の神々の方々が守る土地です。しかも海に面したところです』

グロリア『良いわね』

光輝「なら、行こうか。俺が居たらまた争いに利用しようとする欲深い輩か頭のネジが抜けた奴らに目を付けられん」

???『はい…♪あの時名前を言えませんでしたが私はスノウと言います』

光輝「俺の名に、意味はないな…所詮裏切った男女は親ですらない」

グロリア『まあ、貴方が人間にたいして消えない怒りを抱いた元凶みたいなものだしねぇ…』

そのまま俺達はスノウに着いていく

光輝「ここが…」


スノウ『はい…♪』

光輝「雪が無くならない土地、永久凍土か…」

スノウ『はい、人間さんでは厳しい土地ですが…』

光輝「果たして俺は人間なのか、何なのか…」

グロリア『貴方は、貴方でしょう?』

光輝「まあそうだが、種族的には何なのかと」

スノウ『それだけ余裕が出てきたって事ですよ』

光輝「そんなものかね…」

グロリア『まあ、確かにそうね』

それからはトントン拍子に進んだ、グロリアもスノウの家に住むことになった、幸い近くに海があるのが良かった

光輝「…」

そして俺は今、手から斧を出して薪割りをしている

父「相変わらず早いな、ありがたいよ」

スノウの父親が薪を運ぶ

光輝「こういう使い方だけなら、平和だったのかもしれませんね…」

父「そうだな」

そのまま俺達は家に戻る

光輝「ふう…」

そして俺は普通の食事でも、魔物の魔力でも、金属でも糧に出来ることがわかった

光輝「我ながらハイブリッドだなと思う」

スノウ『ふふ』

グロリア『相変わらず超生命体ね…』

光輝「まあ、管理者曰く「進化した人の子」らしいからな」

グロリア『確かに、ねぇ…』

光輝「??」

スノウ『今日は、私たちから貴方にプレゼントがあります』

光輝「???」

グロリア『貴方、自分を裏切った親が与えた名前なんて意味ない。って言ってたわね』

光輝「ああ、そうだな」

グロリア『だから、私たちが新しい名前をね…♪』

スノウ『ふふ』

光輝「で、どんな名前を?」

スノウ『いろいろ考えた末に、ブラッドと言う名前になりました』

光輝「…由来は?」

グロリア『ブラッドストーン、ヘリオトロープとも言うけど貴方の今の状態に石言葉がぴったりなのよ』

光輝「というと?」

スノウ『主な意味は、救済と勇気です』

光輝「救済、今の状態か…」

確かに今の状態は救済と言えるだろう、しかし勇気は…

グロリア『貴方が身体を張って星の崩壊を止めたからたくさんの命が救われたのよ。しかも貴方が耐えられる保証は無いのに』

光輝「まあ、な」

グロリア『だから勇気もあるわ』

光輝「そんなもの、か」

スノウ『はい』

光輝「人間や魔物はどうでも良かったが他の動植物が消えるのは嫌だったからな」

グロリア『そう…』

光輝「ああ、なるべくしてなったことだろ?」

スノウ『否定できる要素ないですね…』

光輝「棚にあげて強硬的な事をして居たら君たちはここにいなかっただろう」

グロリア『はっきり言うわね…』

光輝「ああ、人間に対して嫌悪感と怒りしかないから」

スノウ『なら、ずっと一緒に居ましょう…♪』

光輝「まあ、ここなら人間はおかしくなるからな…俺は可変式にとはいえ人間の理の外だからな…」

グロリア『そうねぇ…』

スノウ『そういえば』

光輝「???」

スノウ『返事聞いてないです』

光輝「そうだな、俺はブラッド。今からそうしよう」

グロリア『…♪♪』

ブラッド「まあ、外敵に関しては名は体を表すになるかもな」

グロリア『まあ、貴方のいた世界の人間は来ないでしょう…来れば待つのは破滅だけだもの。そこまでバカなのは居ないと信じたいわ』

ブラッド「どうだかな、人間は力に屈し裏切り靡く」

スノウ『根深く突き刺さってますね…』

ブラッド「ああ、こんなんだったら暴れておくべきだった」

グロリア『それだけ力が有り余っているなら…💙』

スノウ『そうですね…♡』

ブラッド「確かに俺は人間の機能を持ったまま金属の特性を持ってるが」

グロリア『本当ね…💙』

二人は俺の頬に触れてくる

スノウ『暖かい…本当に金属?』

ブラッド「ああ。」

そのまま掌から棘状の弾丸を壁に向けて放つ

グロリア『うわ…壁に一直線な穴が…』

ブラッド「まあ、これは小技だが」

グロリア『どこまで攻撃能力あるのよ…』

ブラッド「金属も言っていた「戦うことに消極的でないなら今頃屍の山が築かれている」とな」

スノウ『だから貴方に宿ったのかも…』

ブラッド「どうだかな」

グロリア『でも、もう苦しむのは終わりよ…終わりにするんだから…💙💙』

ブラッド「そうなると、いいな…」

スノウ『ふふ…♡』

そのまま俺の部屋に戻る、ここまでは外で話していたのだ

ブラッド「よし、暖房も入れた」

グロリア『貴方火も起こせるのね…』

ブラッド「と言うよりもあらゆる鉱物と属性を宿せるからな」

スノウ『なるほど…』

ブラッド「ああ」

グロリア『さて、どうする?』

ブラッド「???」

スノウ『確かに大きな問題ですね…』

ブラッド「というと?」

グロリア『私とスノウ、どっちからにするかよ…』

ブラッド「お、おう…」

スノウ『こうなったら貴方に選んでもらいます♡』

ブラッド「そうだな…」

こういう時に…身体が二つあれば…

グロリア『えぇぇぇぇぇ!?!?』

スノウ『分身した…』

???「よう」

ブラッド「差し詰め、俺のクローンか」

???「そういうことだ」

すると、金属の声が聞こえてきた

金属「もうお前の身体に意思としては宿れないが、最後の贈り物だ…これからはお前たちの一部として、共に行かせてほしい…」

ブラッド「あ、おい!!」

???「俺を産み出したからか…済まない…」

グロリア『何があったの?』

ブラッド「俺たち二人に宿った金属は、その存在と引き換えに俺を俺たちにした。」

???「あいつは俺たちに「最後の贈り物だ」と残して行ったよ…」

スノウ『なるほど…』

???「俺の名前どうするかな…」

ブラッド「どうするかな」

グロリア『シリウス…』

???「??」

グロリア『見て』

空を見ると確かにシリウスだけひときわ強く輝いている

グロリア『貴方が誕生したことを祝福しているみたいじゃない?』

???「なら、俺は今からシリウスだな」

名前も決まったので次は…

ブラッド「どっちがどっちにする?」

シリウス「確かにな」

グロリア『なら、どうする?』

スノウ『なら、出会ったのが先な貴方はブラッドにしますか?』

グロリア『そうね、それが良いかも』

ブラッド「即決!?」

グロリア『貴方たちは、同じ存在よ?それなら早く決めた方が良いでしょ』

シリウス「それで良いなら異論はないが…」

スノウ『なら、行きましょう…♡』

そのまま俺達は彼女たちの部屋に移動する





















ブラッドside

グロリア『ふふ…💙』

ブラッド「…?」

グロリア『あの時とは随分変わったわね』

ブラッド「そうか?」

グロリア『えぇ、なんと言うか冷たい感じが消えたわ』

ブラッド「まあ、怒りは消えんが区切りはついたからな…」

グロリア『まだ、許す気にはなれない?』

ブラッド「ああ、当たり前だ。」

グロリア『そう…』

ブラッド「ああ」

グロリア『私にとっては、義母と義父なのに…』

ブラッド「知るか、死んだとでも考えてくれ…」

本格的に思い出すので苛立ちが出てしまう

グロリア『…💙』

そのまま俺は彼女の羽織っている毛皮らしきものにくるまれ抱き抱えられた

ブラッド「???」

グロリア『私は裏切らないから…』

ブラッド「…ああ…」

頭を抱き抱えられる、暖かい…

グロリア『ふふ…💙髪の毛も針みたいかと思ったけど』

ブラッド「その気になればできる」

グロリア『できるのね…本当に』

ブラッド「ああ、簡単に言えば切り替えが可能になっただけだからな」

グロリア『なら…』

ブラッド「ああ」

俺は服を着る必要がない、というよりは服を着ている状態に変化させているからさらに上を着る必要がないという方が正しいか

グロリア『ふふ…💙』

ブラッド「…」

金属の身体を得てから失いかけていたものが甦ってくる

グロリア『本当に消えたわね💙』

ブラッド「だから変形させただけだよ」

グロリア『なら…💙💙』

そのまま俺の男性器を彼女は挟み、擦り始めた

グロリア『本当に金属なの?信じられないわね…💙💙💙』

ブラッド「俺の方が信じられん」

グロリア『熱くて硬いわね…💙💙』

擦られる感覚もちゃんとある、本当に感覚も完全に戻ったようだ

ブラッド「んん…」

いくら金属と人間の融合体でも感覚が戻ったので耐性は普通の人間と変わらない

グロリア『気持ちいい?』

ブラッド「ああ…感覚も人間に戻ったな…」

グロリア『良かった…💙💙💙』

しばらくして、限界が来る…

グロリア『なら、一回スッキリしちゃいなさい…💙💙💙』

そのまま男性器を吸われる

ブラッド「!!」

ペースが上がり、一度精を噴き出させる

グロリア『んん…💙💙💙』

ブラッド「…」

グロリア『予想以上よ…💙💙💙』

ブラッド「あ、味の方は問題なしか。良かった」

グロリア『えぇ、美味よ…💙💙💙』

ブラッド「どうする?」

グロリア『なら…💙💙』

そのまま彼女は着ていた毛皮を脱いで近くに置いた

グロリア『ここが、熱いの…』

彼女は下腹部に手を当てている

ブラッド「スイッチ入ったか、なら…」

グロリア『うん…こっちにもちょうだい…心が凍えそうなの…』

そのまま彼女は人魚の部分と上半身の境目にある秘所を開く

ブラッド「…」

ゆっくりと男性器を押し入れていく…

グロリア『んんんんん…💙💙💙』

しばらく押し入れていくとなにかが伝う…見ると血が出ていた…

ブラッド「大丈夫か?」

グロリア『うん…💙』

そして、最奥部までついた

グロリア『こう…したら…💙💙💙』

置いた毛皮をもって俺の背中にも回す

ブラッド「これ、すごい断熱性だな」

グロリア『でしょう?でも心は暖められないわ…』

ブラッド「俺に、できるのか?」

グロリア『えぇ…💙離せばまた凍えそうになってしまうほどにね…💙』

ブラッド「なら…」

そのままギリギリまで男性器を引き抜いて一気に衝く

グロリア『ん゛い゛ぃ💙💙💙』

ブラッド「痛かったか?」

グロリア『こんなにすごいのね…💙💙』

ブラッド「大丈夫そうだな…」

グロリア『えぇ…💙まだ足りないわ…💙💙』

ブラッド「なら…」

そのまま今度は最奥部を何度も衝く

グロリア『ん゛っ💙ん゛っ💙ん゛っ💙ん゛っ💙ん゛っ💙ん゛っ💙ん゛んんんんんんんん〜〜💙💙💙💙💙』

彼女は俺の後頭部に手を回して息さえ苦しいほどに舌を絡めてくる

ブラッド「んん…」

そのまま最奥部をひときわおもいきり衝き、再び精を吐き出す

グロリア『💙💙💙💙💙💙💙💙💙💙💙💙💙』

彼女はより強く、苦しいほどに抱きついてくる…



















シリウスside

シリウス「今さらのことだが」

スノウ『??』

シリウス「それ一枚で寒くないのか?」

スノウ『元々寒冷地の魔物なので寒さには強いですよ?それとこれは防寒性は高いですし』

そのまま俺を外套の中に包む、確かに防寒性は高い

スノウ『でも、不思議…』

シリウス「???」

スノウ『普通なら私たちウェンディゴの外套の中に入ったり私たち本体を見たら正気を失うのに』

シリウス「純粋な人間ではないから、だろうな」

スノウ『なるほど…』

シリウス「…」

そのまま彼女を優しく抱き抱える

スノウ『!』

シリウス「俺の身体は、大丈夫か?」

スノウ『はい…♡』

シリウス「良かった…」

スノウ『…♡♡♡』

シリウス「ん…!!」

そのまま彼女は俺の後頭部に手を回して深く、確かめるように舌を絡めてくる

スノウ『んちゅ…♡んん…♡♡』

シリウス「…」

スノウ『なら、良いですか?』

シリウス「ああ…」

とはいえ、俺をその気にさせる力は通じないわけではなく静かだが熱いものを身体に滾らせる…

スノウ『わぁ…♡♡♡』

俺の男性器は、本当に自分の物か?と思う程に怒張している

スノウ『良いですか?』

シリウス「ああ、そうだな」

そのまま彼女は俺の男性器を苦しいだろうに喉置くまで一気に押し入れ、何度も前後に頭を動かす

スノウ『んんぅ…』

シリウス「無理…するなよ?」

スノウ『んん…♡♡』

しばらくして、さすがに苦しいらしく引き抜く

スノウ『はぁ…♡♡はぁ…♡♡』

シリウス「こりゃあ、すごいな…我ながら…」

俺の男性器はスーパーで売っていた長めの魚肉ハムのようなサイズにまでさらに怒張している…

スノウ『さぁ…♡♡♡その凶悪なまでに進化した貴方の雄の証で私を貴方のものにしてください…♡♡♡』

そのまま彼女はベッドに仰向けになり両手を伸ばす

シリウス「!!!!!!」

理性が飛びかけたがなんとか持ちこたえてゆっくりと彼女の秘所へ男性器を押し入れていく…

スノウ『んんん…♡♡』

男性器を血が伝う…

シリウス「やはり無理か?」

スノウ『私たち魔物はこういうことに関しては頑丈なんです…♡♡人間の女なら間違いなくお腹のなかはお釈迦かも知れないですけど私たちなら大丈夫ですよ…♡♡』

シリウス「そうか…なら良かった…」

スノウ『一気にきてください…♡♡♡』

シリウス「…わかった」

そのまま最奥部まで一気に押し入れる

スノウ『お゛っっっっ♡♡♡♡♡』

彼女の下腹部に形が浮き出ている…

シリウス「大丈夫か?」

スノウ『思った以上に、すごいです…♡♡♡♡♡』

シリウス「なら、うごいて良いか?」

スノウ『はい…♡』

シリウス「なら…」

そのまま最奥部のみを何度も突き上げる

スノウ『お゛っ♡お゛っ♡お゛っ♡お゛っ♡お゛っ♡お゛っ♡お゛っ♡お゛っ♡お゛っ♡』

何度も彼女はのけぞりながらも気持ち良さそうに舌をだらんと出して震えている…

シリウス「っ!!」

締まりが抜群かつ愛おしげに、離したくないと言わんばかりに締め付けてくる、突き上げる度にきゅぅ♡きゅぅ♡きゅぅ♡きゅぅ♡きゅぅ♡きゅぅ♡きゅぅ♡きゅぅ♡と…

スノウ『んぃぃ♡♡♡♡♡』

さらに彼女の控えめながらもつんと主張する乳首をつまんで引っ張ってみる、それがいけなかった

スノウ『んぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡』

締め付けがさらに強まり、精を吐き出す…

スノウ『あ、あしが届かなくて…♡♡んんお゛っ…♡♡♡♡♡』

彼女はまたのけぞりながらも起き上がろうとしたが足が空を切った

シリウス「次は…」

スノウ『まさか…♡♡』

そのまま遠慮なく先ほど凄まじい締め付けを産み出した乳首を優しく弾く

スノウ『おっぱいゆるひてぇぇぇ♡♡♡♡』

シリウス「さてと…」

スノウ『ちっちゃくて、ごめんね…』

シリウス「いや、これはこれで…」

優しく吸い付き、舌で乳首を弾いていく

スノウ『そんなにおいしそうにすわれたら♡ぁっぁっぁっぁっぁっぁっぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜♡♡♡♡』

さらに締め付けが強まり、最奥部を突き上げて精を吐き出す…






















ブラッドside

グロリア『んん…💙おっぱいも貴方のものだから遠慮なくね…💙💙💙』

ブラッド「んん…」

グロリア『ぁ…💙💙それ…💙💙💙いい…💙💙💙』

優しく交互に吸われるのが好きならしく締め付けが強まる

グロリア『赤ちゃん、できるかしらね…』

ブラッド「わからん、俺は純粋な人間ではないから」

グロリア『そうね…💙でもあなたが心を開いてくれて嬉しい…💙💙💙』

ブラッド「後悔させないでくれよ?」

グロリア『もちろん…💙💙』











シリウスside

スノウ『お母さんって、こうなっちゃうのかな…』

シリウス「少なくとも赤ん坊はこんなことしないだろ?」

そのまま立ち上がり突き上げる

スノウ『♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡』

シリウス「まあ、できるにしろできないにしろな」

スノウ『はぃぃ♡♡♡もっとずんずんしておっぱいももっと触って舐めて吸ってほしいです…♡♡♡♡貴方がこれ以上悲しいことや苦しいことにならないように…♡♡♡♡』




















あれから数年、俺たちは相変わらず平穏な日常で暮らしている…

スノウ『今日も吹雪いてますね…』

グロリア『そうね…』

ブラッド「まあ、俺たちは平気で動けるが」

シリウス「まあ、宇宙や星のコアに行っても普通に耐えてたしな」

スノウ『確かにやってみたら大丈夫でしたしね』

あれから火山が噴火しようとした時も中に飛び込んで止めてきたりもしたからな…

グロリア『強度や耐熱性耐冷性は変わってないのよね…』

ブラッド「そうだな」

シリウス「さて…」

スノウ『なら、今日もご飯は…♡』

スノウ『そうね…💙💙』

ブラッド「我ながらハイブリッドだなと思う、普通の飯も、金属でも、属性エネルギーでも、魔物の魔力でも食えるからな…」

シリウス「まあ、燃費は良いだろ」

そのまま俺達は手を引かれて彼女たちの部屋に向かう、部屋までの音は足音と吹雪の音しかない…静かな空間だ…

スノウ、グロリア『さぁ、楽しみましょう…♡💙』

一番「生きてる」実感ができる、それがまた始まる…

おわり
21/03/06 02:25更新 / サボテン
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■作者メッセージ
どうも、サボテンです

これにて Metal of wrathはおわりとなります

ご意見、ご感想などありましたらよろしくお願いします

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