いよいよ二人になってしまったが…

竜也「今度は俺が行く…」

博「…」

竜也「博、お前は一番身体能力が高い、だから俺は捨て石になる覚悟はある」

博「いや、竜也なら最後まで行ける。」

竜也「…」

そのまま俺は魔方陣に向かう


















竜也「さて…行くか…」

一気に駆け抜け、二つの溝を続けて飛び越えて宝箱を探り、そのまま靴の爪先部分でグリップを効かせて戻り、また二つの溝を連続で飛び越えて鍵を拾いつつ一つ目の溝を飛び越えて少し息をつく

竜也「…」

そのまま鍵を開け、ほふく前進で下の階層の通路まで進み仰向けに体勢を変えて身体を滑り込ませるように落下して下の階層に着地する

竜也「次だな…」

足場へ飛び、さらに次の足場にも思い切り今の足場を踏みしめ跳ぶ

竜也「っと！！！！！」

向こう岸には手で掴まり多少強引ながらもたどり着く…

竜也「ふう…」

また息を整える…

竜也「さて…順番はおそらく真ん中、奥、手前だな…」

まず真ん中で樽を落とす、これは確定事項だが手前の縄ばしごから上れる先は箱を開ける鍵なり道具なりが必要なのは確かだ…

竜也「さて、やるか…」

そのまま断言じみた予言を読み、抜けた先にある手前の縄ばしごに飛び乗り真ん中の縄ばしごへ飛び移る

竜也「…」

出来るだけ気配を殺して上り、そのまま急いで足場に身体を上らせる

竜也「…」

さらにもうひとつ上の足場に乗って樽を準備する

竜也「…」

タイミングを見計らい、落とす…

竜也「よし！！」

当たったと思ったが下に居た彼女は樽を両手で受け止めていた

魔物『仕方あるまい、持っていけ…』

占いに使う水晶玉ほどの大きさの所謂ブリリアントカットのような形な光る石を彼女は俺に手渡す

魔物『こうなった以上私の出番は終わりだ…だが君にこの先がわかるかな？』

竜也「おそらくだが次は奥の縄ばしごの先だな」

魔物『ほう』

竜也「手前の縄ばしごの先にある箱にはなにかを嵌め込めそうな隙間はなかった」

魔物『なら行ってみるがいい』

竜也「ああ、言われずともそうさせてもらう」

ポケットへ強引に石を入れて奥の縄ばしごを目指す

竜也「…」

奥の縄ばしごの先にはワイバーンの娘が飛んでいる…

竜也「…」

魔物『あら、いらっしゃい！！』

そのまま滑空して突っ込んできたので咄嗟にポケットに入っていた宝石を出すと宝石は光りだした

魔物『！！！！』

滑空彼女は体勢を崩して落ちてくる…

竜也「！！」

そのまま彼女を受け止め、寝かせる

竜也「大丈夫か？」

魔物『あたしの負けだわ…ちゃんとその宝石を使いこなしたわね…』

竜也「あれでいいのか…」

魔物『えぇ、投げつけるか光らせればいいのよ。これを持っていきなさい』

竜也「これは…」

魔物『どこかで使える小型爆弾よ、まあもう二ヶ所しか当てはないだろうけどね』

竜也「ならこれ持っていけ」

そのまま宝石を渡す

魔物『良いの？』

竜也「まあ、君がそれを受けとるのは消極的かもしれないが」

魔物『そんなことない、キラキラしててきれいだからくれるならもらう♪』

竜也「なら、じゃあな」

そのまま俺は縄ばしごを降りてとりあえずまずは縄ばしごを使って越えた先にある岸に行く

竜也「…なるほど」

そこにあったのは硬貨を入れるスペースの空いた壁だった

竜也「なら、行くしかないか…」

また縄ばしごへ飛び移り、一番手前の縄ばしごまでなんとか乗り継ぎ上る

竜也「壊れてくれよ…？」

そのまま小型の爆弾を置いて離れる

竜也「！！！！」

上から天井が降りてくるが爆弾により箱が壊れて天井が止まり元の高さまでゆっくりと戻っていく…

竜也「よし…」

箱が壊れたところにあったのは金色のコインらしきものだった

竜也「これをあそこに入れろってことだろうな…」

縄ばしごを乗り継ぎ、また向こう岸になんとか降りる

竜也「…」

コインらしきものを入れるとその壁は奥に凹んでいき下に嵌まることで道になった

竜也「あれが例の剣か…」

消耗しているがなんとか進まねば…

竜也「…？」

何かの視線を感じる…

竜也「…」

だがあそこにある剣を手にせねばクリアは出来ない…

竜也「…」

進んでいくがなにもないのが逆に怪しい…

竜也「…」

そのまま剣を引き抜くが地面が少し揺れた

竜也「！！！！」

危機を感じ走り出すがこの空間の入り口近くで転んでしまう

竜也「がっ！！！！」

ふくらはぎになにかが刺さった…なんだ！？

???『危ない危ない…♪♪』

竜也「！？」

なんとか矢を引き抜き仰向けに体勢を変えると、そこには耳が長い女が立っていた…

竜也「罠、か…」

???『罠？向こうのほうが罠よ？』

竜也「？？？」

???『泣こうが喚こうが壊れようが犯し倒されるわよ？』

竜也「まあ、そうだろうな…」

???『ふふ…♪♪』

竜也「そもそもエルフがなんでここに…」

???『あんなふうに奔放すぎると言うか欲ボケすぎる魔物に何度も先を越されてね…だからよ』

竜也「エルフたちも大変なんだな…」

???『えぇ…』

とりあえず確認したが突き刺さっていた矢の部分からは血が出ていないらしい

???『一応非殺傷よ、貴方には大事な仕事があるんだから』

竜也「仕事？？？」

???『とりあえず自己紹介ね、私はフィリアよ』

竜也「八神竜也だ」

フィリア『なら、私の故郷に行きましょうか』

竜也「ああ…」

多少足に脱力感はあるが歩ける…本当に非殺傷らしい






















博side

博『竜也…俺だけでもクリアしないとあいつらは無念だよな…』





















竜也side

竜也「すごいな…ここまで瑞々しく命を感じる自然は初めてだな…」

フィリア『予想通りね…♪』

竜也「？？？」

フィリア『貴方は私の見込み通りと言うことよ』

竜也「？？？？」

フィリア『なら、一つづつ説明しましょうか』

竜也「ああ、そうしてくれ」

彼女は一つづつ語り始めた

・エルフの一族も人間の男が居ないとほぼ種族数を増やせない状態になったということ

・ほぼ、というのはエルフの男は魔物が姿を変えてから生まれなくなったこと

・なので偏見のない男を手にしたいが魔物に先を越されたりすることが多かったこと

・男を得るために誘いが来たので考えた末に受けることにしたこと

を語ってくれた

竜也「苦労してたんだな…」

フィリア『えぇ、結局人間が居ないと私達は子供さえ作れないようになってしまったのよ。それに貴方の居る世界の人間なら元々の世界の人間と違うかなってね』

竜也「で、違ったか？」

フィリア『えぇ…違ったわ』

竜也「どんなふうに？」

フィリア『まず、エルフは淫乱って偏見がないわね…』

竜也「いやいや、そりゃエルフにもいろんなやつが居るだろ。武芸に長けてたり魔法に長けてたり性格だって気むずかしく真面目だったり穏やかなのも、武芸に長けてるなら豪快なやつだって居るだろう。噂の大本が淫乱なやつだっただけな可能性もあるだろ？」

フィリア『まあ、そうよね。私はどう見える？』

竜也「普通のエルフのイメージな頭が硬くて気むずかしい感じは控えめだな」

フィリア『そう…♪』

竜也「ああ。」

そのまま歩くと、道行くエルフが俺を見ている…

竜也「…」

フィリア『まあ、ね…？』

竜也「確かにな…」

そのまま案内された先には、大きな家があった

フィリア『ここよ』

竜也「なるほど…」

フィリア『ただいま』

すると使用人らしきエルフが迎えてくれた

エルフ『お嬢様、そちらの男は…』

フィリア『ええ、やっとよ』

竜也「？？？」

エルフ『良く来てくれました』

竜也「彼女は弓が得意なのか？」

エルフ『えぇ、弓と細剣の使い手です』

竜也「なるほど…」

エルフ『貴方はこれからどうなると思いますか？』

竜也「エルフ一族は大抵男が居ないとは聞いてるが…」

フィリア『えぇ、それも考えて私は参加したのよ』

竜也「というと？」

フィリア『出来ることなら、貴方の友人で独り身の男に声をかけてほしいわね…』

竜也「独り身か…少し探してみるか…」

フィリア『いいの？』

竜也「さすがに一人では焼け石に水だろ…」

フィリア『まあ、ね…』

竜也「まあ、声をかけても拉致されたりしてる可能性があるからあんまり期待し過ぎるなよ？」

フィリア『確かにねぇ…』

連絡は明日以降にすることを話し合う

竜也「で、俺の仕事ってのは？」

フィリア『それはね、とりあえずご飯にしない？』

竜也「そうだな…腹へった…」

それからしばらくして、食堂に案内された

竜也「お…」

たくさんの料理が出てきた、肉、野菜、魚、果物…美味しそうだ…

フィリア『さぁ、食べましょう』

竜也「あ、ああ…いただきます」

早速食べ始める…繊細かつ素材の旨味を活かした味わいだ

竜也「優しい味わいだ、素材の旨味を殺さずにここまでやれるのはすごいな」

フィリア『違いのわかる男ね…♪』

竜也「元々俺の家の飯も薄味で旨味を引き出すタイプだったんだ、出汁とかもしっかりとるかんじのな」

フィリア『なるほどねぇ…』

食事を終え、俺はいくつか聞くことにした

竜也「フィリア」

フィリア『なにかしら？』

竜也「君は、ここの支配者の娘か？」

フィリア『まあ、ね。』

竜也「なるほど」

フィリア『支配者というよりは族長とか女王に近いわね』

竜也「なるほど…確かに規模的にはそんな感じか」

そこから考えられるのは…

竜也「つまり君はお姫様か」

フィリア『…その言い方はやめてほしいわね』

竜也「…わかった」

彼女は本気で嫌そうなのでやめることにした

竜也「なら、次のことだが」

フィリア『えぇ』

竜也「俺の仕事ってのは？」

フィリア『わからない？』

竜也「自意識過剰や勘違いでないなら…」

フィリア『えぇ、貴方は私のものよ…♪』

竜也「俺でいいのか？俺の後のやつはさらに俺より能力が高いんだぞ？」

フィリア『貴方たちを見ていたのよ』

竜也「マジか」

フィリア『で、あなたが一番いいと感じたのよ…♪』

竜也「…」

重々しく頷き、俺は覚悟を決めた

フィリア『ふふ…♪他の女なんて目に入らないようにしてあげるわ…♪♪』

竜也「…」

とりあえず浴室に案内される

フィリア『ふふ…♪』

彼女は片方の肩にタオルをかけて入ってきた、バスタオルなんぞ不要だと言わんばかりに

竜也「まあ、遅かれ早かれか…」

そのまま石鹸で頭を洗い始める

フィリア『私にさせて』

竜也「？？」

フィリア『だめ？』

竜也「いや、したいなら構わないが」

フィリア『…♪♪』

そのまま石鹸で頭を洗われる、繊細な指使いは考えていることを読めるかのごとくしてくる

竜也「そこ、そこだ…」

フィリア『今だから話すけど、貴方は私が生まれたときの占いで出た運命の男よ…💚』

洗い終えて彼女はそういう

竜也「はい？」

間抜けな声が漏れる

フィリア『魔物もそうらしいけど、私達はとくに男を手にするために占い師に占ってもらうのよ。ちなみに私達が帰ったときに迎えてくれた娘はすの占い師の三女よ』

竜也「そうだったのか」

フィリア『えぇ、その占いでは私の運命の男は「魔物の開催したイベントに参加した男たちのなかに居る2人兄弟の弟。」そして最後のほうにそのイベントのプレイヤーになる。これがわかったことだったのよ』

竜也「そこまで鮮明にわかることなのかよ…」

フィリア『えぇ、それがいつかはわからなかったけど出会えて良かったわ…💚』

竜也「…」

エルフにもこんな乙女チックな心のやつが居たとは思わなかった…だがここまでされたなら…

竜也「…」

フィリア『いい？』

竜也「風呂場で？」

フィリア『どうせ汗かくならね？』

竜也「まあ、確かに」

そのまま彼女は俺の正面に立つ、スレンダーながらも出るところは出ている、エルフは淫乱かどうかは別として美男美女揃いなのは本当にそうらしい

竜也「まあ、無理はするなよ？」

フィリア『えぇ…』

そのまま椅子に座っている俺の男性器を優しく持ち擦り始めた

フィリア『どう？』

竜也「ああ、気持ちいい…」

フィリア『良かった…💚』

しばらくして、俺の男性器は臨戦態勢に変わった

フィリア『なら、行くわね…💚』

彼女は俺に跨がり男性器をあてがうと一気に腰を落とす

フィリア『っ…くぁ…』

なにかを突き破る感覚と伝う感覚、間違いない…

竜也「本当に無理はするなよ？」

フィリア『大丈夫、エルフ一族秘伝の媚薬を使ったから痛みはもうないわ…💚💚』

竜也「…」

そのまま彼女を抱き抱える

フィリア『ん…』

竜也「しばらくこうしてるか？」

フィリア『そうね…』






少しして、彼女はゆっくりと動き始めた

竜也「！！」

動いたとたんにいとおしげに、しかし強く俺の男性器を多方向から攻め立ててくる…

フィリア『ほらほら…💚私に子種を渡してたくさん家族を作りましょう…💚💚💚』

竜也「！！」

このままされてばかりでは悪い…！！

竜也「フィリア！！このまま俺ばかりがきもちよくなってもな…！！」

フィリア『んんんぁぁぁぁぁぁぁ💚💚💚💚』

思い切り突き上げ、彼女を強く抱き締めた

竜也「！！痛かったか！？」

フィリア『大丈夫よ…でも…』

大丈夫と聞いて俺は遠慮なくさらに突き上げる

フィリア『そんなはげしっ💚💚されたら💚💚💚んんんぁぁぁぁ💚💚💚💚』

竜也「フィリアが！！かわいくて魅力的だから！！」

フィリア『わかったから💚💚わかったから💚💚💚』

さらに突き上げるペースをあげていく

フィリア『わがっだがら💚💚💚💚わ゛がっだがら゛ぁぁぁぁぁぁぁぁ💚💚💚💚💚💚』

竜也「！！！！！！」

フィリア『んんんんんぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜💚💚💚💚💚💚💚💚💚💚』


一際思い切り突き上げ噴火させるように精が吐き出される…腰の感覚がおかしくなるほどに…






















竜也「フィリア」

とりあえず余韻が落ち着いたので俺は彼女を呼ぶ

フィリア『なに…？』

竜也「やりすぎた、済まん…」

フィリア『まだ、大丈夫でしょう？』

竜也「？？？」

フィリア『一回で出来るとは限らないわ、空っぽになるまで搾り尽くしてあげるから覚悟なさい…💚💚💚貴方の子種は私だけのもの、貴方の子を産んでいいのは私だけ…💚💚💚💚💚💚』

竜也「それは…」

フィリア『えぇ…💚💚貴方の子を産んであげる…💚💚あなたが望むならいくらでもね…💚💚💚貴方の子が欲しいわ…💚💚💚💚』

竜也「！！！！」

理性の糸がまとめてブチブチと切れる感覚がした…

フィリア『ふふ…💚💚』

早速まずは椅子をどかし彼女を仰向けに寝かせおっぱいを堪能することにする

竜也「むぉむ…」

フィリア『そんなに私のおっぱい飲みたいの？なら…💚💚💚』

彼女は心臓の当たりに手を当てる

竜也「！？」

フィリア『これでおっぱい出るようになったわ💚いっぱい飲んで新鮮な赤ちゃんの種をたくさん作るのよ…💚💚💚』

竜也「！！！！」

ぷしゃぁぁぁ💚と彼女のメロンが詰め込まれたようなおっぱいからはミルクが噴き出す

竜也「これは…」

フィリア『美味しい？』

竜也「ああ、素晴らしい味わいだぁ…」

ギリギリまで引き抜いては一気に最奥部を突き上げる

フィリア『んんん💚💚💚そうよ💚💚💚それ好き…💚💚💚』

竜也「！！！！」

そのまま交互に吸い付き、舌で乳首を舐め回し歯を立てないように甘噛みする

フィリア『ふふ…💚💚赤ちゃん産まれたときの練習ね…💚💚💚💚💚』

今度は最奥部のみをひたすら突く、するときゅぅ💚きゅぅ💚きゅぅ💚きゅぅ💚きゅぅ💚と締め付けが強まり、乳首を舐め回し甘噛みするときゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ💚💚💚💚💚💚💚💚とさらに強まり突き上げながら精をどびゅ！！どびゅ！！どびゅ！！と吐き出していく…

フィリア『💚💚💚💚💚💚💚💚💚💚💚💚💚💚💚💚💚💚💚💚💚💚💚💚💚💚💚💚💚💚💚💚💚💚💚💚💚💚💚💚💚💚💚』






















それからふらふらになりながらもベッドに戻る…

竜也「さすがに疲れた…」

フィリア『これからは赤ちゃん出来るまでずっとこうしてましょうね…💚💚💚』

竜也「魔物との違いはあれか、家族を作りたいって思いが強いことか」

フィリア『あと、見られて喜ぶ趣味はないわ』

竜也「魔物にはそういうことが好きなやつも居るらしいな」

フィリア『ええ』

竜也「まあ、俺も見られて喜ぶ趣味はないしそれでいいな」

フィリア『えぇ、愛してるわ…💚💚』

竜也「俺も愛してる…」

そのまま眠りに落ちていく、これからの日常はきっとあたたかいものになるだろう…

続く

■作者メッセージ
どうも、サボテンです

次回に続きます