連載小説
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おまけ
※エネミス帝国※
※ピスコ視点※


ハートの女王と同盟を結び、正式な親魔物国家へと鞍替えしてから数日経ったのジャ。

「では、本当にいいのジャな?」

「はい、あたしを魔物に変えてください」
「蛇の身体でこの人を縛りたいのです」

妾の前にはラミア属への変化を望む少女二人とその夫――候補。

そして、メドゥーサのM-203夫妻と白蛇のS-6夫妻。

「魔物化か……すぅーふぅー」

片方は恋人がこれから魔物へと生まれ変わることに緊張していておるようジャが

「んー!んー!」
「あーもう、大人しくしてなさい!」

もう片方は身体を(メドゥーサによって)硬直しているのジャ

「ではいくぞ……」

カプッ「あっ」
カプッ「うっ」

妾は少女二人の首筋に牙を立て毒を注いだのジャ

「あ、うっ!足がしび、れ、て」
「あついか、だじゅう、やける」

「ラミ!」
「大丈夫です!」

ラミと呼ばれたR-3の悶える姿に戸惑うが、S-6が彼を落ち着かせるのジャ

「でも」
「私も最初はあんな風に苦しみました」

「ああ……」
「うぁぁあ」

足を場たつかせる少女達の身体に変化が起こるのジャ

少女達の足の付け根から指先まで鱗が浮かび上がり、赤と白、色は違えど爬虫類属の鱗に覆われたのジャ。

次に二本の足がぴったりと密着、まるで一本へと同化するかのように膝と膝がくっつき、足の指が溶けてゆき、飴細工を伸ばすかのように細長くなる。

「はぁーふぅ、いやん」
「あっ、あー、あんっ」

少女達も最初は言葉が途切れ途切れになるほど苦しんだのジャが、毒が身体に馴染んだのかやがて落ち着きを取り戻し――

「やぁん、身体が、熱い・」
「すっごく、気持ちいい・」

魔物へと変わる快楽に浸った表情へと変わり

上半身は尖った耳と蛇のような細長い舌を除けばほぼ変化は無いのジャが

「足が変わった」
「ピスコ様と同じ、蛇に」

下半身はラミア属特有の蛇の身体へと変化したのジャ

R-3は

「髪の毛は蛇じゃない……Μ-203隊長とは違うの?」
「それはラミア、ラミア属の原種よ」

ラミアへと変わり

もう一方の娘H-9は

「ワタシの蛇の身体、白い?」
「まぁ私と同じ白蛇ですわね」

白蛇へと変わったのジャ

「アポピスの神経毒は人間の女性を「ラミア」に変えると聞いておりましたが……」
「妾をアポピスへ変えてくれた姉者の計らいジャ。その女性に適したラミア属へと変わるようにと」

「ねぇ、あたしの身体どう?変じゃない?」

R-3は不安げに恋人に尋ねるが、彼氏はすっかり彼女に釘付けのようジャ

「綺麗だよ……ピスコ様とは比べ物にならない……」
「そうなの、嬉しい!」

シュルル…ギュウウウ!!!

「ああ、これが蛇に巻かれる感触……いい、とてもいい」

出来たばかりの蛇の身体で巻きついたのジャ

「つまりS-6先輩のような炎が出せるのですね。では早速」

H-9の手から炎のような魔力を膠着状態の夫に放とうとして

「お待ちなさい。ぶつけるよりももっと効率のいい方法がありますわ。例えば――」

こんな風にと、S-6が自分の夫と性交を始めたのジャ

「今、私の膣を通して夫に魔力を注いでおりますわ」
「アヒッ、アヒッ、絞られるぅ」
「ふふふ、殿方のおちんぽから白いのがこんなにぃ、そんなに私の純白な身体を白く汚したいのですか?」
「出せば出すほど熱いし気持ちいいよ〜」

H-9は白い頬を赤く染めて

「いきなりはまだ恥ずかしい……です」
「まずは耳元に囁くように魔力を流し込めばいいんじゃない?」
「成る程、いい助言をありがとうございます。Μ-203隊長」
「勘違いしないで、ただ思ったことを言っただけで、お礼なんて言われる筋合いは……何ニタニタしてるの!?調子に乗るな!」

M-203はにやけている自分の夫を硬直させて拘束セックスを始めたのジャ

H-9は白い身体で夫を縛り

「初めてあなたと出会った時からあなたが大好きでした」

耳元で囁くように白蛇の魔力を注ぎ始めたのジャ

「うーうー」
「だから他の女の事なんて忘れて、一緒に暮らしましょ?」
「ふー!ふー!」
「ワタシのことはハクとお呼びください」

「お互いだけしか見えていないようジャな。後のことは若い二人に任せて妾は聖堂へ向かうとしよう」

※聖堂※

「テキーラ、そっちの調子はどうジャ?」

「だーらく♪だーらく♪だーらく♪だーらく♪」

「アッ」
「アアン」
「ハァッハァッ」

堕落したダークエンジェル、テキーラが砕けた歌やダンスと共に

「だらだらだらだらだーらく♪」

聖職者達に魔力を注いでいるのジャ

「だーらくはーらーくだー♪」

聖職者達の身体から角と黒い羽、鎖で縛った尻尾が生えてきたのジャ

「神様が仰ってまーす。エッチしまくれって」
「禁欲なんて禁忌じゃーい」
「これからは生殖の時代じゃー」

堕落神の僕と化した聖職者達が夫に襲いかかり

「「「ああーん」」」

正上位や騎乗位、四つん這いで犯され始めたのジャ

「あははー堕落さいこー」

ハートの女王が勝手に堕落させた時は心配ジャったが、テキーラは堕落したことに満足しているようジャ。

窓から眺めるT-1とC-48夫妻。

彼女はお腹に宿った夫との愛の結晶を撫でながら、外の光景を眺めておる。

魔物娘と人間がありのままに暮らし、時に交わる、一時は諦めかけていた夢見た光景。

「住民達が何不自由なく愛し合えるのもハートの女王のおかげジャ」


Η不思議の国・ラピッドタウン・飛脚運送開発部Н
Нハートの女王視点Н


「ヘックション!」
「突然嚔なんてどーしたのデス?マスター」
「ウィリアよ、その呼び方は寄せと何度言ったら……まぁ良い、杖の診断結果はどうじゃった?」
「マスターの推測どーり、杖にはマスター以外のリリム特有の残留魔力が二つあったデス」
「杖自体に異常は?」
「異常無しデス」
「やはりあの時の水着騒動及びオナニーに命中した矢じりとオナニーの剣が変化したのはラヴとピーシュが起こした奇跡なのじゃな」
「どーしたのデス?やたらと嬉しそーデスね、マスター」
「楽しみがまた一つ増えたからのう♪」

「嬉しそうですね、女王様」
「セバス、余に向かって生意気なことを、極刑じゃぞ♪」
「ええ、夫と淫らに交われるのなら、喜んで執行されましょう」
「流石、ジャバウォックじゃの」
「はい、淫らであることが私の誇りですから」


С魔王城・城門С
Сクリア視点С


「それでは私達はスターシャンへ戻ります」
「デュイ、アンジェ姉の分も頑張るんよ」

デュイ達は姉達と一緒に魔王城を出たやんね。

去る者もいれば戻る者もおる、髪の白いサキュバス――リリムが父上が倒れた噂を聞き付けて来たんよ。

「まだまだリリムのお姉さんがいっぱい」
「みんなかたきうちにきたのかな?」
「皆が敵討ちに来たとは限らないんよ」

リリムの一人がレッサーサキュバスに呼び止められたんよ。

「勇者なんていないって言ってるでしょ!」
「おらはただ、おとうの見舞いに来ただけだ。勇者を倒そうなんてこれっぽっちも思ってねえべ」
「だったらその箱の中身を見せなさい!」
「中身は差し入れだべ」
「さっき急進派のリリム三姉妹の持ち物検査をしたら、触手の種や大量の蛇、サキュバスの秘薬にねぶりの果実が出てきたから没収したわ。どうせその中身もそんな類いの物でしょ、呪われた装備品とか」
「確かにおらも救命用具に魔物化の魔術を施してるんだけど」
「ほらあんたも急進派じゃない!」
「だからおらは……」


「あのお姉さん、変わった喋り方してるね」
「それにはだがまっくろ」
「日焼け肌にパーカーとスカートの下に水着……もしかして」


「いいから中身を見せなさい!」
「やめるっぺ、中のシャーベットがぐちゃぐちゃになっちまう」
「寄越しなさい!」
「駄目だべさー!」

ドンッ!!

「きゃっ」
「大丈夫、レーサ」
「ありがとう、ダクス」

「すまねぇレッサーサキュバスの兵士さん。ついリリムの魔力で突き飛ばしただぁ」
「こうなったら強引に止めるわよ。アイリス、ダクス、ルプス」


「待つやんね、その娘は穏健派のリリムやんよ」

ウチはレーサ達の合間に入ったんよ。

「クリアねぇ、久しぶりだぁ」
「イスム、約一年ぶりやんね」

「クリア、そいつを知ってるの?」
「この娘は夫と一緒に海の家を経営しているむイスム、穏健派三姉妹の一人で、争いを好まない性格やんよ」
「穏健派三姉妹?」
「急進派とは違ってむやみに魔界を広めない姉妹やんね。イスムは海に溺れる等の緊急事態で無い限りは極力女性を魔物化させないやんよ」

「おとうに会わせてーな」
「事情はわかったわ……だけど面会も謝絶なの」

レーサがきっぱりと断言したんよ。

「そんなーおとうにも会えん……どないしようこのアイス……ん?クリアねぇ、その娘達は新しい妹け?」

「ラヴです」
「ピーシュです」

「「二人あわせて」」

「「ラブ&ピース」」

「何だか面白い妹だな、食堂に行って一緒に食べるけ?」
「「うん」」
「ウチもシャーベット食べるやんね」




「純粋にお見舞い目的の娘もいたんだ……」
「彼女の他にもお見舞いに来ただけのリリムもいましたよ」
「そうだったの?どうして早く言わなかったの?」
「だって、レーサ、血眼になってリリムを見てたから……」
「うっ、次のリリムが来たときは気をつけなきゃ」
「ですが、先日と比べて来訪するリリムも減ってきました」
「もうじき騒動は一段落つきそうだね」

「よし、アイリス、ダクス、ルプス、最後まで気を抜かずにリリム達に事情を聞くわよ」

『はいっ』

С魔王城・食堂С

「へぇーイスム姉さまは海の家で働いてるんだ」
「んだ、夫や海の仲間達と共に観光客に食事を用意したり、水着や救命具の貸し出しを行ってるだ」
「うみってひろいの?」
「そりゃすっげえ広いだ、それはこれくらいあってな、ガロムねえとデニムねえがよく遊びに…」

イスムの視線の先には二人のリリムがテーブルで話をしてたんよ。

「ったく、何で面会謝絶なのよ!」

一人はビキニアーマーを纏った牛のような角に尻尾、鍛え上げられた筋肉と形の整った巨乳をあわせ持つリリム

「神よ何故、我が父の魂を救う機会を与えてくれないのですか?」

もう一人は胸元を大きく露出させた修道服、鎖を絡んだ尻尾と腰に白い天使の羽が突き出たリリム



「ガロムねぇ、デニムねぇ」
「ヨゥ、イスムじゃない」
「神よ、我が妹イスムの声が聞こえます」

「あの二人がイスム姉さまがいってた」
「ガロムとデニム?」
「そうやんね、三人で穏健派三姉妹と呼ばれてるやんね」

「二人ともおとうが倒れた噂を聞き付けたっぺか?」
「そうよ、イスムも敵討ちに来たの?」
「違うっぺ、おらはおとうのお見舞いに来ただけだ」
「神よ、復讐の呪縛に囚われない妹にご加護を」

「お姉さま」
「こんにちは」

「ん?リリム、ひょっとして新しい妹か?」
「神よ、幼き妹二人の出会いに感謝します」

「ラヴです」
「ピーシュです」

「「二人あわせて」」

「「ラブ&ピース」」

「へぇーいくつ?」

「九歳です」
「ななさいです」

「一桁っぺか、おらたちが生まれてまだ百年経ってないけんど、いつの間にかこんなちいさか妹がおるとは時が経つのははえーもんだな」

「お姉さまたちは歳は近いの?」

「そうよ、俺達は、俺、デニム、イスムの順番で産まれたの」
「それぞれ夫を得て独立した今でも、おら達は時々連絡を取り合ってるだ」
「今回は親父の昏倒という神託を聞き故郷へと帰還しました」

「ガロムねぇ、イスムねぇ、おとうの差し入れを持ってきただ。よかったらみんなで食べるけ?」

「おおっアイスじゃない」
「神よ、食に感謝します」

「虜の果実を凍らせてシャーベットにしただ。六つあるから皆で食べるっぺ」

『いただきます』

「んーあまーい」
「きんきんするー」
「二人とも、そんな慌てて食べたら頭痛がするやんよ」



「そんで、おとうに会おうにも面会謝絶って言われただ」
「納得いかないわね、敵討ちはともかく親父にも会わせてくれないなんて、俺と拳を交じりあえば少しくらい元気になるのに」

「神よ、なぜ我が父の懺悔すら許してくださらいのですか?」
「デニムねぇの堕落神信仰は相変わらずっぺな」

「しかし、おとうが倒れたんは、おとうが昔書いた詩集だったとは驚いたな〜」
「たかが隠し事一つで倒れるなんてな、まぁ武道というのは心技体、技や体を鍛えても精神を鍛えなきゃ強くはなれないからな」
「神よ、なぜ心の奥底に沈めることで、鎮めた傷を今頃になって掘り起こすのですか?」


「父様がヒミツにしたくなるのも何だかわかる気がする」

「どうした?妹達」

「わたしたちもないしょでおわらいのれんしゅうをしてた」

「お笑い?」
「笑いで、人や魔物を笑顔にしたい」
「でも、まものはみんな、えっちなことがすきだから」

「俺も魔物はエッチばかりするのはどうかと思うけど?」

と、ガロム

「俺が納めるイカシアムって街は、闘技場っていう、魔物や人間が闘う、一切の血や精液を流さない娯楽施設があるの。毎日剣闘士たちの白熱のバトルで大盛り上がりよ」

「へぇーバトルが」
「ごらくなんだ」

次にデニムが

「私が院長を務める聖バナード教会は、堕落神を信仰しておりますが強制はしておりません。自分の道に迷い悩める子羊に、ふさわしい導きをするのが私の信条です」

「堕落させないんだ」
「だらくしんのしとなのに」

最後はイスム

「おらも皆が楽しい海水浴を楽しんでもらいたいと頑張ってるっぺよ」

「イスム姉さまも頑張ってるんだ」
「かいすいよく」

「時々、ゴミを捨てたり、大声を出したり、人目に構わずエッチする人もいるから、彼らに注意するのは大変だ。でも皆が少しでも今日一日楽しかったと思えるようにすることに繋がれば、苦でもないっぺよ」

「ラヴ、ピーシュ、お姉さんたちが頑張ってるんよ。これは二人も負けてられんよ」

「うん、ガロムお姉さま、デニムお姉さま、イスムお姉さま」
「わたしたち、がんぱるから」

「妹たちよ、機会があれば一度イカシアムにある闘技場の観戦に来るといい。血湧き肉踊る闘いを見せてあげよう」
「堕落神の信仰なら聖バナード教会へ」
「海水浴をしたかったら砂野場浜に来るだ。一年中太陽が照らす明緑魔界だから、いつでも歓迎するだ」

「そろそろ俺達は帰るか」
「神よ、しばしのお別れです」
「またな。ラヴ、ピーシュ」

穏健派三姉妹は食堂を後にしたんよ。

「色んなお姉さまがいるんだね」
「そういえばアンジェねえさまは?」
「アンジェ姉は確かパール様の所へ行くって言ってたんよ」


A図書室・蔵書前A
Αアンジェラ視点А


「気が重いわ〜」

トボトボしながら私はお義母様の下へ向かっていると、一人のリリムに出会った。

「貴女は確か、ラヴとピーシュに絵本を読み聞かせていた」
「魔界第二十八王女、ヴィオレッタです」
「魔界第十九王女、アンジェラよ」

互いに自己紹介をしていると

バンッ!

「うわぁぁ」「待ちなさい、オッサン」「ギャッ」

蔵書の扉が開き

「お義父様?」
「スカーレット?」

中から、お義父様と紅い槍を持ったリリムが出てきた。

よく見れば、深紅色の魔力を槍の形にしたものだが。

「観念しなさい、この蔵書荒らし!」「待て、誤解なんだ、俺はただ、黒歴史が、持ち出されてないのか、確認を、しただけで」

お義父様は彼女に説明しながら槍を何度も回避する。

「問答無用、゛発情゛しなさい」

スカーレットと呼ばれたリリムは深紅色の魔力を矢のように放ち

「ぐはっ」

お義父様に命中

「うおおおおおおお!!!!!!!待ってろ俺の嫁たちぃぃぃぃぃぃぃ」

着物からはみ出したインキュバスのペニスが天に向かって直下たち、ヒャッハーテンションでハーレムの下へ向かった。

「はぁはぁ……全く何なのよあの男」

「私の義父ですが」
「お義父様?っていうかリリム?」
「初めましてかしら?魔界第十九王女アンジェラよ」
「魔界第三十王女スカーレットよ」
「一部始終を見させてもらったわ。貴女の魔力って紅いのね」
「そうよ、武器にもなるわ」
「ふーん、攻撃に特化したタイプか……」
「これを夫に当てれば、発情してビンビンになるわよ?」
「結局発情もするのね、魔力だから当然だけど」
「興味があるの?」
「ええ、ちょっとね」

「スカーレット、一体何があったの?」
「姉さん、聞いてよ。実はさっきの男が蔵書を荒しまくってさ……」

どうやら、お義父様は蔵書の本を勝手に荒らしていたようで、それを目撃したスカーレットがお義父様の暴挙を止めようとしていた。

後にメシャスがアオオニのスタッフと話をして、お義父様のハーレム数名と共に蔵書の後片付けすることで蔵書荒らしの件は一旦解決した。




私の問題は解決してないけどね。

Аパール夫妻部屋А

「まずは着替えなさい」

と出されたのはサハギンの鱗

「何故水着?」

といいつつも、とりあえず着替える。調教の原因となった衣装に着替えるのは若干抵抗はあるが。

「いくら粘液で濡れても大丈夫な服よ」
「それって」
「じゃあ調教をはじめましょ」

ムニュッ

お義母さまは私の胸を揉みはじめました。

ムニュップニッムニュップニッ

形、張り、柔らかさ、魔王様の娘は違うわね〜ナイスバディだわ

「あっ、お義母さま」

だけど最後に揉んだ時とはあまり変わらないわね?成長してないのかしら?

「そ、それは旦那さまが、バランスの取れたスタイルだから、今のままでいいって、言って」

タプン♪タプン♪

「じゃあこっちはどうかしら?」

クニッ♪クニッ♪

「ああっ、そこは!?」
「あらあら、乳首のほうは前より敏感のようね?」
「旦那さまが、いつも、私達のおっぱいを揉んだり、乳首を弄ってるから」
「宜しい、三人で仲良く搾ってるようね、母として安心したわ」

「ハア、はぁ、はぁ……」

「あら、その程度でへばるなんてこれからが本当の調教なのに」
「え゛?」
「入ってきていいわよ―♪」







門がゆっくりと開き、入ってきたのは緑色の身体にボブカットの大人しめな少女。




四肢から生える無数の触手植物




テンタクル




「お、お久しぶりです、アンジェラ様」
「テ、テンタ、まさか貴女も参加するの?」
「は、はい」
「ひいっ、来ないで、来ないでよ!」
「そ、そんなに怖がらないでください」
「あ、安心してください、す、すぐに気持ちよさそうな顔にしてあげますから」

「いゃあぁぁぁぁぁぁぃぃああ!、、」


無数の触手が私の髪を、角を、翼を、尻尾を、口を、胸を、腰を、足を、股間を、蹂躙し始めた。



※翌日に解放されました。



В魔界上空・ウォッカの上В
Вビューティ視点В


『という風にィ今頃はァ、アンジェラは触手プレイだと思うよォ』
「いくらなんでも、ヤりすぎじゃない?」
『いいんじゃなィ?どうせ注釈としてェ※翌日には解放されましたというテロップが出れば万事解決だよォそれよりもォあの娘たちのプレイを見学しようぜェ』




ぷは〜残りはキャサリンにあげる〜

ありがと、バブリーちゃん、じゅぼっじゅぼっ
キャサリンのお掃除フェラだよ〜

ぼう?はたひのひたふかいは?
どう〜?私の舌使いは〜?
おほほ、ほーどーにほぼったほごれもおいひー
ウフフ〜尿道に残った汚れも美味しい〜

ぷはっ、オチンポの清掃完了



「あたしも、精を、補給するか、“図鑑変化”、テンタクル」

『おゥもーれつゥ』

腕を触手に変え、パペットの中身を、こすり、さわり、かみつき、ぬらし、すいつく

『出るよォ?出るよォ』

パペットの中から、白い液体が、流れ出る。

「どうみても精子だよね?」
「本当にありがとうございました〜」

あたしの搾精を見た、キャサリンと、バブリーが、驚きを隠せない。

それをみた、あたしは

「驚くのはまだ早い、“図鑑変化”、マンティコア」

マンティコアへと姿を変える。

「お姉さまが、キマイラ?になった」
「おっぱい大きい〜」

「パペットからの、人形」

カフェオレを人形に変え、マンティコアの尻尾の中に入れる。

『オゥ、肉壁がヌルヌルしてェキモチイイッ』

ドクン!ドクン!ドクン!

「あっ、熱い、カフェオレの、精が、あたしの身体の、隅々まで、運ばれてゆくっ」

「ふぅー、すっきりした」

カフェオレは人形の姿でピクピクしている。

「人形からの、パペット」

あたしは、カフェオレをパペットに戻して、片腕に装着。

『リリムのォ、搾りにはァ、勝てなかったよォ』

「あのお姉様」
「どうしたのキャサリン」
「凄く今更なんですが、お姉さまって角生えてるのですか?」

「今さらだね、容姿確認なんて」

「スミマセン、お姉様以外のリリムは白い髪と赤い瞳を除けば、黒い角や長いエルフ耳があったので」

「角なら、生えてるよ」
『良く見てごらん♪キレイでしょッ』

カフェオレが、あたしの白い髪を指で広げて、キャサリン達に見せる。

「あっ、黒い角が生えてる、凄く短小だけど」
「髪の毛に隠れて見えなかった〜」

キャサリンとバブリーが興味津々、ウォッカでさえも、ドラゴンの首を後ろに回して、凝視しようとしている。

『ねェ次はこれを見てェ、ちょっとだけとんがってるでしょッ』

カフェオレが、あたしの髪をかき分け、耳を見せる。

「耳がちょっとだけ尖ってる」
「エルフ耳程じゃないけど〜」

「あたしは、他の姉妹と比べたら、翼は小さいし、角や尻尾も短いの」

「確カニお姉さまのお姉さまや妹さん達と比べたら小さいですね」
「平気なの〜?」

「別に。人化の術を使わなくても、リリムだと気づかれにくいから」
『それにビューティにはァ変身能力っていうスンゲーのがあるから潜入もらくらくなんだァオレもその一部を分けてもらってるぜェ』

「変身能力と言えば」『オナニーが朝立ちしたァ』「お前も人形やパペット、着ぐるみやら色々な姿へと変わってるが、元々の姿ってあるのか?」

「……」『……』

「あれ?聞いてはいけないことだったか?」

「ううん、何なら見てみる? カフェオレの、真の姿」
『本当ならビューティが気絶しないと見れないけどォ今日はこんなサービス滅多に無いんだかァ』

「カフェオレ、パペットからの、インキュバス」

パペットが光りだし、人の形を作る。





















あたしと、瓜二つの、インキュバスへと。




















「うそ、お姉様が二人?」
「そっくり〜双子みたい〜」
「ドッペルゲンガー……」


「ドッペルゲンガーじゃねぇ、これがオレのあるべき姿、ビューティによってインキュバスにされた時に、この姿へと変わったんだ」

「おかしいだろ?女が魔物化するならまだしも、男がインキュバスになった時に容姿が魔物化するケースは……アルプくらいのはずだ」

「はっ、オレが魔物に見えるのか? オレは立派な男だ」

カフェオレが下着ごと半ズボンを脱ぐと、陰茎と睾丸が、露になる。

「この姿で、ビューティとエッチだって出来るんだぜ?」

あたしも、下着ごと半ズボンを脱ぐ、蜜に濡れた、桃色のスジ。

そして、あたしは、カフェオレの男性器に、自らの女性器を挿入した。

「あっ、いい、カフェオレの、生の性器」
「はっ、たまには、直に挿入も悪くねえな」

「どうしたの、みんな、あぜんとして」
「ここは、触発されて、エッチの続きをする展開だろ?」

「お姉様が、あんなに乱れて」
「顔ちょっとだけまっかだ〜」

あたしは、鏡を見るかのように、カフェオレを犯す。
カフェオレは、あたしがしない、笑みを浮かべ、腰を振る。

カフェオレの陰茎から、精液があふれ出し、あたしの、子宮にそそがれる。

熱い、気持ちイイ、もっと味わいたい。

顔には出さずとも、体は貪欲に夫の精を求める。

「顔に出さない妻と、顔に出す夫……何と奇妙な組み合わせだ。世界はまだまだ広い……どうした?キャサリン、バブリー」
「ねぇ、続きしよう」
「おなかすいてきた〜」

「きて……」

キャサリンは上半身を仰向けにして胸の甲殻を開く

オナニーはしょうがないなといいつつ、蟹のベッドにまたがり、キャサリンに抱きつく。

「あは〜」

バブリーはバブルスライムボディをオナニーの背中に貼りつける。


「姉上、次の休憩先は?」
「ヘルスヘル、温泉街、ここから、三日で、到着予定」

「なら一日でたどり着いてやる、温泉に浸かりながら四人で交わるからな、約束だぞ」


性的に高慢なジャバウォックは速度を上げ、温泉街へと向かう。






温泉か、あたしも、湯船につかりながら、カフェオレを、風呂用のおもちゃにして遊ぶか




性的に


Bおまけ・おわりB
14/08/20 20:20更新 / ドリルモール
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■作者メッセージ
 ドリルモールです。

 ようやくおまけが完成しました。
 最終話で予告した通りの内容を含めて、父親のお見舞い目的で魔王城に帰郷したリリムのイスムと、最終話で勇者討伐目的で魔王城に帰還した二人のリリム、ガロムとデニムのエピソードを追加しております。
 イスムの方言はちょっと変かもしれませんが、その点はご了承ください。

 魔界第二十八王女ヴィオレッタと第三十王女スカーレットはカラシア様の作品に登場するリリムです。カラシア様、出演許可を頂き誠にありがとうございます。修正等がございましたら感想欄にてお願いします。

8/20 スカーレットの台詞を一部修正しました。

最後はビューティの夫の紹介で締めくくります。





キャラクター紹介S
【名前】オレ(カフェオレ)
【性別】男
【年齢】ビューティとはァ確か五歳差だったかなァ
【種族】インキュバス
【容姿】パペット,人形,その他色々
【魔宝石】名も無き鉱石
【口調・口癖】基本的にィ語尾に小さなカタカナの母音を付けるゥ
【能力・特技】ビューティの手による変身
【概要】
 魔界第二十王女ビューティの夫。
 ビューティと瓜二つの容姿をしている(ただし性別は男)。
 ビューティを介して様々な姿へと変化することが可能で、普段はビューティをデフォルメさせたようなパペットや人形に変えて持ち運びをしている。パペットや人形意外にも着ぐるみに変えて戦闘に参加させたり、巨大なバルーンに変えて空中移動を行ったり、ビューティと共に魔物娘の夫婦に変化し交わる行為を見せ付けることで、夫婦に交わりを助長させたりしている。因みにどの姿でも精を得ることは可能。

 ビューティ以上のお喋りで、人を食ったような態度を取るため、よくビューティに口を塞がれたり、キレた相手から制裁される。

 本来ならば魔物娘の夫はインキュバス化の際は容姿の変化はないが、ビューティによってインキュバスになる際、ビューティの魔力が流し込まれたのとビューティのようになりたいと願っていたため、ビューティと瓜二つの容姿へと変わった異例の存在である(似ているだけでれっきとしたインキュバス)。

【補足事項】
 妻であるビューティは『オレ』と言う呼称で呼ぶのは不便だと思ったので、喫茶店で勧められた飲み物の名前で呼ぶことした。

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