連載小説
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新番組!サモンライダーゲーティア!(本編放棄)
新番組!サモンライダーゲーティア!












まえがき
残念なことに、今回は魔物娘が一切出ません!
何やってんだよ!村人!!って方々、
すいません!許してください!何でもしますから!(なんでもするとは言ってない)
それでは、本編、どうぞ…

























汝に問う…












これから起こることすべてを受け入れる覚悟は出来ているか…?

















汝に再び問う…
















死が怖いか?





























そこで文月葵太(ふづき ひなた)は目を覚ました…

「またいつもの夢かよ…」
葵太は疲れている訳でもないのに、最近いい夢という夢を見ることがなくなった…
どちらかと言うとここ最近は悪夢を見ること多くなった…
「ってやべぇ!学校遅れちまう!」
ふと目覚まし時計と目を合わせると、目覚まし機能のボタンはOFFにしてあったうえに、葵太の登校時間はあと10分しかなかった…自宅から葵太の通う高校までは、最低でも15分はかかる…
「急がねぇと!!!」
葵太は、寝癖だらけの頭をどうすることも出来ず放置し、急いで制服を着て、勉強机に置いてある腕時計を付け、1階へと向かった…
「母さんご飯…って今日母さん居ねぇんだった!!」
葵太の母はいつも朝食を作ってくれているが、今日母は早出で、ご飯も葵太が用意するよう母に言われていることを思い出した。無論、何かを作り食べる時間などないので、葵太は食パンを焼かずに咥え、スマートフォンをチェックした…すると母からメッセージが来ていた
『どうせ、寝坊してるだろうから、弁当、レンジの前に置いてあるからね』
「尊いです…」
とりあえず、白いウサギのThank you!という絵文字を送った。
「っと!こうしちゃ居られねぇ!早く行かねぇと!」
パンを平らげると、再び2階に上がり、カバンに教科書と筆箱を詰め込み、1階で、弁当を持った。そして、葵太の愛用のマウンテンバイクに跨り、出発した。
「ヤベぇ!ヤベぇ!」
全力で、ペダルを漕いでいたその時!衝撃が、葵太を襲った…!
「うぉっ!?」
葵太は宙に舞った。何が起きたかは分からない、地面に激突するかと思っていたが、幸いにも、ごみ収集所の上に落下し、ゴミ袋がクッションとなり、怪我はしなかった。
「痛ってぇなぁ…くっそついてねぇ!」
すると、一冊の古びた本がマウンテンバイクの近くに置いてあった…
恐らく、この本のせいで、葵太は転倒したのだと思われた…葵太は本を拾い上げ、地面に叩きつけようとしたその時、なぜかこの本を捨ててはいけないという気持ちに襲われた…
「なんでだ…?」
とその本を見ると、表紙には、葵太の見たことのない字が書かれてあった…
『γοητεία』
「なんじゃこりゃ?」
開いて見ると、同じような字で、何ページも字が綴ってあったが、所々、空白のページがあった…
「ってヤベぇ学校!学校!」
と急いで、本を置いて、出発しようと思ったが、なぜか心に残り、葵太の鞄に詰め込み、出発した…














学校に到着した。学校の正門には、
『立河(たちかわ)商業高等学校』と書いてあった。
マウンテンバイクを駐輪場に置き、息切れの状態で、急いで教室へと向かった…
勢いよく教室のドアを開けるとクラスのみんなはみんな座って読書をしていた…
(あ〜ヤベぇ…恥ずかし…)
葵太はしれっと、自分の席に座り、読書をしようとしたが…
(あっ、本忘れた…)
と思い学級本棚の本を借りようと思っていたが、今朝拾った本のことを思い出した…
(いやいや、流石にあれは恥ずかしいわ…)
とやっぱり読むのはやめて、学級本棚の本を借りた…本のタイトルは、『特撮ヒーローから学ぶ!哲学とは!』
(相変わらず変な本置くなぁ…)
とりあえず、めくっていくと、
『マスクドファイター王牙の哲学!』というページが目に入った…
マスクドファイター王牙は、葵太が、小学生の時に放送されていた。王牙の変身アイテムのガオウマスクというマスクを買って貰ったことがあった…
(懐かしいなぁ…)
と思いつつ、ページをめくっていった…
『マスクドファイター王牙!
主人公:秋山 央太郎(あきやま おうたろう)(演:月村 瑛太(つきむら えいた))
臆病で弱虫だった秋山が、マスクドファイターとして、様々な格闘技を使いこなし、秘密結社ファントムとの戦いを通じて、青年の成長を描く特撮ヒーローだった…』
(そうそう…懐かしいなぁ…ほんと…)
『王牙の変身フォーム!
タイガーフォーム:王牙の初期フォームであり、打撃技、組技、投げ技、掴み技など、幅広く対応できるオールマイティなスタイル!』
(あぁ!懐かし!)
と、こんなふうに説明が続くが、いつになったら哲学の解説をするのかと思っていると…
「うーっす!みんないるか〜!?」
担任の阿武屋(あぶや)先生が、入ってきた…
「よーし、ホームルーム始めっぞ〜」
「先生〜文月くんが遅刻しました〜」
「おっ、お前!」
「えへへ〜」
告げ口したのは、葵太の幼馴染の菅原 美麗(すがわら みれい)
だった…
「おっ?そうなのか文月?」
「はい…寝坊です…」
クラスのみんなに笑われた…


























とりあえず、授業はすべて終えた。
そして、葵太は加入している剣道部の練習も終えた…









部活後
「ぬわああああんつかれたもーん」
部活が終了したのは、19時だった。
「腹減ったなぁ…」
すると母からスマホにメッセージが届いた。
『仕事が長引きそうなので、外食しといてください…代金は後日渡します…』
「やったぜ」
葵太は、マウンテンバイクに跨り、ハンバーガーショップへ向かった…













食後…


「うわ〜美味かった〜」
満足した葵太は、帰宅することにした…



そして帰宅途中、気づくと、今朝本を拾った所に来ていた…
「あれ?なんで?」
ハンバーガーショップから、自宅までは、 絶対通ることのない道だった…
「汝…」
声がしたので振り返ってみると、目の前に認めたくないような存在が立って居た…
「汝…我は…ソロモン72柱、序列64番目、フラウロス…我が火焔…耐えられるか!?」
フラウロスと名乗る豹の魔物は口から火球を吐き、葵太を襲った
「うぉっ!?危ねぇ!?」
間一髪のところで交わした葵太であったが、次また上手く行くとは限らない…
「くそっ!戦うしかねえのかよ!」
生憎、剣道で使う竹刀を部室に置いたままにしていたので、鞄の中から、電気工事の実習で使う電工ナイフを取り出した
「火焔よ…」
火球を見事に回避し、フラウロスの目の前に行くことが出来た…
「くらえっ!」
電工ナイフをフラウロスに突き刺したがが、フラウロスにダメージを与えられた痕跡はなかった…
「なにっ!?」
「その程度か?くだらんな…」
すると気がつくと葵太はブロック塀に叩きつけられていた…
「ぐはっ!」
見事に壁に叩きつけられ、口や、体の様々な所から出血した…
「汝…非常に無力である…」
(ヤベぇ…確実に殺される!)
すると、近くにあった鞄をフラウロスに投げつけた…が、フラウロスにはビクともせず、鞄の中身をぶちまけただけであった…
「死ね」
フラウロスが口から火球を吐き出そうとしたその時、暴風が、フラウロスを襲った
「なんだ!?」
葵太の手には、今朝拾った本がいつの間にか握ってあった、
再び表紙を見ると…
『…η…ε…α』
なぜか文字が動いていた…
『G…η…e…ε…a』
『G…o…e…a』
『G…oe…ti…a』
「ご…ぇ…てぃ…あ…?」
すると本が光り輝き、脳内に、声が響いた…
『汝…非力なり…』
「なんだ??」
『ふっ、忘れたのか?』
「あぁあんたか…いっつも夢ん中で話しかけてくるのは…」
『その通り。では、改めて聞こう、
今から起きる事を全て受け入れる覚悟はあるか?』
「あったりめェだ…疑ってどうするってんだよ!」
『では最後だ…死ぬのが怖いか?』
「死ぬのが怖えぇってのは、今が最っ高に楽しいって証拠なんだとよ…だから…こんな所で死んでたまるかよ!」
『いいだろう…我…汝に力を授けよう……汝…我を遣い…敵を滅せよ!』
「力を貸せ!ソロモン72柱…序列七番目…」










『「バルバトス!」』


































車内…





車内では、真優が購入した、サモンライダーゲーティアが流されていた
「いやぁ…メチャあつですわ…」
「だろだろ〜」
真優はかなりの特撮オタクであった。
「おっと、春川学園に到着だ…続きは、帰りで…な?」
「はい!」
春鷹は何となく元気が出た気がした…























〜続くといいな〜
18/10/11 00:12更新 / 村人A太郎
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■作者メッセージ
村人です…なんか学校のレポート書いてて頭おかしそうになった結果こうなりました…
自分も結構、特撮物、好きです…(特にエグ〇イドていうか、エグ〇イドしか見てねぇ)
誤字脱字しかない。ハッキリわかんだね。
文句や文句や文句、お待ちしてます…

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