連載小説
[TOP][目次]
いきなり拉致されました
俺たちは、廃墟を探索するサークルで所謂短大生だ

???「何がどうなっているんだ…」

俺は八神達也、一応このサークルのリーダーだ

???「ここはいったいどこだ…?」

彼は俺の双子の弟の竜也で、連絡係や食料の調達をしている

達也「みんな、居るか?」

???「大丈夫だ、みんな居る」

彼は博、開始時のメンバーから居る古株だ

竜也「博ら数えたのか…良かった…」

見てみるが俺たちを含めて11人いる、みんな無事らしい

竜也「みんな、居るな…」

他の面々も困惑している…

集められた広間らしきところには、ひとつの扉がある…

達也「あれは」

???「行くしかない、のか?これは」

彼は和人、俺たちのサークルの最初のメンバーの一人だ

竜也「みんなはどうする?分かれるにしても二組辺りの方が良いと思うけど」

???「そうだな…」

彼は志郎、彼も最初に入ってきたメンバーの一人だ

志郎「どうする?」

そうやって話していると、ドアが開いた

竜也「!」

そこにいたのは、魔物娘と呼ばれているものたちだった

竜也「これは、あんたたちの仕業か…」

???『ご名答〜』

そこにいたのは銀髪の魔物だ

竜也「この地域そういうこと禁止なの知らないのか?」

???『え』

竜也「電波は、通じるな…よし…」

そのままこの地域の条例を見せる

???『あ…』

竜也「どうしてくれるんだ?」

???『待って、連絡が入った…』

竜也「…」

???『貴方たち、廃墟の探索サークル?』

竜也「それがどうした?」

???『あの廃墟、私たちとゲームをするための会場の入り口よ』

竜也「マジかー!!」

???『その代わり、勝てたら賞金や商品を用意してるわよ?』

竜也「リタイアは、お持ち帰りか…」

???『ご名答〜』

竜也「誰だよ、これにゴーサイン出したの…」

全員で相談して行くことを決めたことを思い出す

達也「俺たち全員の責任だな…」

全員俺と竜也以外は遠い目をしたりこれからの事に項垂れたり期待したりしている…

竜也「これは、どんなゲームなんだ?」

???『簡単に言えば、脱出のアクションゲームよ♪』

竜也「なるほど…」


ルールによると、罠や落下によるリタイアでお持ち帰りらしいが最後まで行ってボスに勝てればクリアで、それ以降の人も解放してくれるとの事だった

達也「わかった、誰からやるか決めたいから時間をくれ」

???『私は見てるから決まったら言ってね〜♪』


達也「ああ…」

しかし、どんなステージかもわからない以上一番運動神経のいいやつは先に出すべきか否か、それが本題だ

達也「五郎、どうする?」

一番運動神経のいい男は五郎という

五郎「どうしたものかな…」

和人「俺が行く」

竜也「!?」

和人「俺が発見しなければ巻き込むこともなかった、だから俺が最初に行く。」


そのまま順番が取り敢えず決まったことを言う

???『なら、ゲームスタート♪』

和人…責任を感じているか…これは俺たち全員の責任だと言うのに…

続く
21/01/26 22:39更新 / サボテン
戻る 次へ

■作者メッセージ
どうも、サボテンです。

次回に続きます

元ネタは次回以降にわかる人も出てくると思います

TOP | 感想 | RSS | メール登録

まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33