連載小説
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その頃の彼らは…
取り敢えず身体の痛みが引き起き上がれるようになったので、エルザに聞いてみる

流ノ介「そういえば」

エルザ『??』

流ノ介「俺達以外の参加者はどうなったんだ?」

エルザ『例外なくみんなお持ち帰りよ♪』

流ノ介「まあ、そうだろうとは思ったが」

五郎「あいつらに危害が行ってないなら何よりだな…」

エルザ『その点は安心して』

翔「ああ…」

流ノ介「どうせ数日はここに詰められるんだし、ベスト4辺りまでの面子の馴れ初めとか聞きたいな…暇だし」

翔「トレーニングはできんだろうしな…」

流ノ介「確かに…」

魔物の看護師たちが目を光らせている、痛みが消えた以上痛みがぶり返さない程度のトレーニングを再開すればさらに強くなるのに…

エルザ『貴方たち、趣味はないの?』

流ノ介「趣味が高じてプロになったからな」

五郎「確かに」

エルザ『あー…』

翔「ほんとは浩二も居たのにな」

五郎「ああ…そうだな…」

エルザ『ごめんなさい…』

流ノ介「俺達のたのみはひとつ、もうあんな組織を出さないようにしてくれ」

五郎「次何かあれば俺達は迷わず行く、覚えておけ…」

エルザ『えぇ…』

怨みを持つものに力を与えたらどうなるかを地で行っているがまあ良いだろう…

流ノ介「??」

窓を見ると魔物たちがたくさんいる、なんだ!?

エルザ『あぁ…あなたたちのエキシビションマッチに触発されたのね…』

五郎「なるほど…」

流ノ介「取り敢えず面会は拒否で」

エルザ『えぇ…』

取り敢えずエルザが出ていき穏便に帰ってもらったようだ

流ノ介「こうなるの嫌だから魔物を参加禁止にしたかったんだよ、一回許すとズルズルとしないといけないだろうし」

エルザ『…』

流ノ介「ましてや、出会いの場と勘違いする輩も出てきそうだしな」

エルザ『容赦ないわねぇ…』

五郎「神聖なスポーツの場を肉欲で汚すな…」

翔「ましてや他の場ではごねた奴らも居たらしいしな」

エルザ『それは…』

流ノ介「だから今回多少緩和したことを後悔させないようにしてほしいものだが」

エルザ『取り敢えず、ベスト4の人たちと連絡を取ってみるわ…』

流ノ介「ああ…」










それから連絡の結果、明日から日替わりで来てくれることになったらしい

流ノ介「なら、寝るかな…」

そうしていると夜になった

翔「そうだな…」

エルザ『まあ、下手なことはしないでよ?』

流ノ介「ハッ、下手なことをしかねないのはあんたらだろ」

エルザ『まあ、それには返す言葉がないわね…』

看護師のたちの眼が熱っぽいのを見逃しては居ない






















それから翌朝、病院食が出たが…

流ノ介「下手なレストランより飯の中身良いんだが」

翔「怪我人だからじゃないか?」

流ノ介「確かにな…」

朝食を食べ終えて食休みをしていると、エルザたちが来た

エルザ『連れてきたわよ』

流ノ介「お、来たか」

さて、どんな話だろうか…

続く

20/11/19 22:33更新 / サボテン
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■作者メッセージ
どうも、サボテンです

次回に続きます

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