読切小説
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私の可愛い夫/思い出
「〜〜♪」


とある休日、私、間内恵麻(まない えま)は上機嫌です。なぜなら、今日は恋人との特別な日なのですから☆

「アザカ君♪今日は何の日か分かってますか?」

そういうのも、今日は二人が付き合い始めて一年という記念すべき日なのです!

そんなわけで、私は外出の支度をしている私より二つ年下彼氏、佐竹アザカ(さたけ あざか)君に問いかけます。

「…ん?何かありましたっけ?」

この少し童顔な可愛い彼氏はとぼけるつもりですかぁ〜。意地悪なんですから♪

「もう♪何かって、とっっっつても大切な事があるじゃないですか♪」

自分でも分かるくらいには語尾が浮き足立っています。文字に起こすなら音符マークがでるくらいですね。

「大切……誕生日ではぁ、ないですよねぇ。う〜ん…仏滅?」

…とぼけかたが、斜め47度位ですねぇ。でも、そんなとこも私は好きですよ。

「ホントに焦らしますねぇ、意地悪しないで下さいよぉ」

しょうがない、ここで少し甘えちゃいましょう。アザカ君は甘えられることに慣れてないのですぐにボロを出すはずです♪

「こんなに大切な日を忘れる訳ないじゃないですかぁ」

上目遣いでアザカ君に擦り寄り胸を腕に押しつけます。

「うっ…」

予想通りというか、いつも通りの耳まで顔を赤くする照れ様です。可愛いです。

「ほらほらぁ、何の日か言っちゃいましょうよ」

「も、申し訳ないのですが分からないで…」

???

記念すべき…記!念!す!べ!き!この日を忘れている…?

「ほ、ホントに分からないんですか?」

アザカ君の言葉を遮って質問します。

「すいません…」

目を逸らしつつマイフェイバリットな男の子が謝ってきます。

でも、こればっかりは簡単には受け入れられません…

「もう…もう良いです!大切なことを忘れて外出の準備なんかしちゃって!!アザカ君なんて知りません!」

あぁ、なんで、なんで忘れちゃうんですか。もし、そんなに好きじゃない人ならこんなに怒りません。大好きな、こんな私を愛してくれると言ってくれた人だから、こんなにも心にフツフツと沸き上がるものがあるのです。

「ほ、ホントにすみません。僕用事があるので…」

そそくさと外出したアザカ君。

「…もう知りません…」




〈一年前〉

アザカ君とは会社の同僚でした。会社と言っても少し特殊なものですが。これについてはまた後日。

正確には私が上司でアザカ君は新入社員です。私が仕切っていた部門にアザカ君は派遣されてきました。

「今日からお世話になります。佐竹アザカです!よろしくお願いします!」

最初の印象は良好でした身長は平均より少し小さいくらいで童顔。声は成人ですが落ち着きがあり、

そして何より私、大百足の様な一般的には恐れられる種族にも怖がらずに接してくれました。

「先輩、この資料は…」

「先輩、外回り行ってきます」

「先輩、今日も頑張りましょう」

「先輩!結婚してください!」

…最後は私の妄想です。

決して他の社員と仲が悪かったわけではありません。それでも、特に男性には珍しく私に懐いてくれました。少し童顔で私好みでもありました…これも関係のないことです。そんなこんなで他の女性、魔物娘と同じように接してくれたアザカ君を私は無視できませんでした…

ある日、少し仕事が長引き夜遅くに帰路についたとき、偶然公園でアザカ君を見つけました。

(私より早く帰ったはずなのに…何しているんだろう?)

草陰から覗きます。一人でブランコに腰をかけているアザカ君。少しの間声をかけようか迷っていたら

「うっ…ぐすっ……」

突然アザカ君が泣き始めました。

(な、なんで!?何があったの?)

職場では自分を慕ってくれている明るい後輩があんなに悲壮感を浮かべて泣いている。

元々母性本能が強い私は考えるとり先に声を掛けてしまっていました。

「あ、アザカ君、どうしたの?」

「えっ?ま、間内先輩?」

さて、声の掛けたのは良いのですが…どうしましょう。

「どうして泣いているの?」

もう、こうなったら本能に身を任せるしかありません。

「良かったらお話ししてくれない?力になれる保証はないけど、それでも可愛い後輩が泣いているのをほっとけないというか…えーと…」

結局どもってしまった。こんな時も格好が付かない自分に嫌気がさします。  

「ほ、ほら人に話すだけでも気が楽になるって言うじゃないですか!私なんかでは頼りないと言われればそこまでなのですが…」

「ぐすっ、ありがとうございます。うぇぇぇ」

「な、泣かないで…」

ぎゅっ!

もうどうすればいいのか分かりません。なので抱きしめてしまいました。

「せ、先輩?」

「すみません。いいですよ、話さなくて。泣いても良いです。でも、無理しないでください。」

人間体を比べれば私の方が小さいですが、百足部分を含めれば私が倍はあります。だから、百足部分を絡めれば170弱のアザカ君はすっぽり埋めることができます。

「は、はい…うぇぇぇ」

夜の公園に泣き声だけが響きわたりました。




少しして私の胸に顔を埋めていたアザカ君が顔を上げました。

「先輩、良かったら話聞いてもらえますか?」

「もちろんですよ」

要約するとこうだった。アザカ君のご両親はアザカ君が7歳の時に事故で亡くなってしまったそうです。その後母方の祖母、おばあちゃんに引き取られ今まで生きてきたらしいです。

しかし、そのおばあさんもアザカ君が大学三年の時にお亡くなりになったそうです。

「ばぁちゃんは僕をうんと可愛がって育ててくれました。でも、でも僕は何も…何も恩返しができませんでした」

「恩、返し…」

「そうです。一人で稼げるようになってやっと恩返しできると思ったのに」

語尾がかすれ、泣き声になってます。

「もう、僕には家族が居ないんです。正直、生きてる意味がありません」

他の親戚がおばあさんとドライな関係だったらしく頼る人がもういないそうです。

「もう独り身で稼いで行くことができるのでそういう意味での頼る人は入りません。ただ…今でもまたに家に帰ったときの静寂で具合が悪くなることがあって」

「今はアパート住ですか?」

「はい。でも近所付き合いもありません。その静寂に耐えられなくなってこうして外で気持ちを落ち着けているんです」 

情けないですよねと言って乾いた笑いをするアザカ君。私の中で何かが沸々と沸いてきます。

「もう、良いんです。僕のことはほっといてください。先輩は優しいからきっと僕のことを励ましてくれます。でも、甘えられません。そんな迷惑はかけられ…」

「待ってください!」

今まで黙っていた私でしたがこれは聞き捨てなりませんでした。突然の割り込みにアザカ君はぽかんとしていますが、ワシ多は構わずはなします。

「アザカ君、あなたは私が迷惑すると思ったんですか?慕ってくれている可愛い後輩がこんなに苦しんでいるのに?そんなはずありません、あるわけ無いじゃないですか、大体アザカ君は一人じゃないですよ、私が居るじゃないですか。もちろん私がそばにいることが迷惑ならそれは考え物です。もちろん、だからと言って離れるという選択肢は無いのですから。なぜなら、私はアザカ君が好きですから…」

ここでハッとします。いつもの興奮すると息継ぎをしないで話してしまう癖が。ん?…私は今何を言いました?あれ?私が?アザカ君を?

「お仕事に一生懸命取り組んでいるアザカ君、失敗して少し落ち込んでいるアザカ君、私のことを先輩、先輩と呼んでくれて他の魔物娘と変わらずに接してくれるアザカ君」

アザカ君は私の体の中で黙って下を向いています。しかし私はそれを許しません。アザカ君の頬をガシッと掴むと無理矢理前を向かせます。

「聞いてください!私はそんな後輩君が、いや、頑張り屋さんな佐竹アザカ君が大好きです。だからほっとけなんて寂しいこと言わないでください。」

アザカ君の目にまた涙がたまってきました。

「泣いてもらって良いですよ、もう一人じゃないですから。」

「せんぱぁぁぁい!!」

大声で泣くアザカ君をなるべく優しく抱きしめます。

「よしよし、泣いてください。これからは私が家族になってあげますよ。」

再び夜の公園に鳴き声が響き渡りました。


ーーーーー☆ーーーーー


「すいません、先輩。落ち着きました」

少ししてアザカ君が顔を上げてくれました。心なしか顔色がよくなっています。良かった。

「ふふっ、謝る必要なんてありませよ」

「いえ、一時的なな励ましとはいえあんなに素敵なウソまでついてもらってしまって」

「ウソ?」

私、何か言いましたっけ?

「えっ?先輩が僕のこと好きだっていうのは?」

ここで気が付きました私は慰めるのと同時に人生で初めての告白をしてしまっていました。

思い出すのと同時に顔が赤くなっていくのが分かります。

「もしかして先輩も僕のことが好きなんですか?」

「い、いやそれは勢いというか、慰めの一環…先輩も?」

「あっ、いや、てっきり僕が先輩を好きなことがばれているのかと。」

バクン。心臓が鼓動を強めます。すき?スキ?好き?ラブ?

「あ。あ〜ライクの…」

「ラ、ラブのほうです。」

………
……


「せ、先輩?」

「ふふっ、ふふふふっ。」

この子はもう…。

これはアザカ君が悪いですよね?
私、悪くないですよね?

「先輩?僕何かおかしな事言いましたか?」

「そう、ですね、可笑しい事は言ってませんがもうここまで来れば面白いのかもしれません。」

「な、何でぐるぐる巻きにするんですか?」

「それはアザカ君と一緒にいるためです。」

「じゃ、じゃあ何で足の皮膚に何か引っかかる感覚があるんですか?」

「顎肢を突き立てるところを探しているからですよ。」

どこかの童話的な流れ。
その童話では次の瞬間少女が狼に食べられる所だ。

「いっっ!」

「大丈夫です、すぐに気持ちよくなれますから…」

まだ外。

しかし、関係ないですよ。
目の前の後輩、いや。

も、もう実質恋人…いや夫になる人ですから!

「間内先輩!本当に待って!」

「うふふふふ、可愛いですよ。アザカ君は私のモノです。」

もう離しません。私のモノですから。可愛いです、可愛いですよぉ。

「頂きます。」

はぁ、やっとこの顎肢を使うときが来たようですね。
怖がっている表情のアザカ君、正直そそります。

「アザカ君?」

「ふぇ…」

泣いてます。
えっ?泣いてますよ?

私の大切な夫が!

「ど、どうしました?大丈夫ですか!?」

「せ、せんぱぁい」

「す、すみません!すみません!」

ギュッとして撫で撫でを繰り返します。
どうか泣きやんで下さい。

あっ、でも抱きつきが返ってきて可愛いです…。抱き心地が最高です。

「せんぱぁい、お外ではダメですぉ…」

上目でポロポロ。
声のヘルツが私を可笑しくします。

理性を保たなければ。

「そ、そうですね。ごめんなさい、ちゃんとお家に帰りましょう。」


ーーーーー☆ーーーーー


話にあったとおりアザカ君のお家は近くのアパートです。

どさくさに紛れてお家の場所、それどころか入ることすら成功しました!

「落ち着きましたか?」

と、言いつつ、ここがアザカ君んちですか!
あぁ、綺麗にしてますねぇ。なんか良い匂いします。
無臭ですが良い匂いですねぇ…。

はっ!今一瞬トリップしてました!

「は、はい。ありがとうございます。」

ここまで私が抱いてきました。
最高のひととき、またどこかで経験したいものです。

「そ、それでアザカ君…」

もう、良いですよね?
私我慢してえらかったですよね?

「先輩、言わせて下さい。」

「はい?」

んん!もう我慢出来ないです!
でも…こんな真剣な小さい男の子…。

なんとか自分をくい止めるのです。

「僕、先輩の事好きです。」

………。

「先輩!待って!」

ハッ!グルグルと巻きついていました。
というか無意識ですよ。

「優しくて綺麗な先輩が大好きです。でも、僕、親も居ませんし。先輩はそれでも…」

チュッ。

「ふっ…ふっ…はふっ」

「しぇ、しぇんぱぁい…ぷはっ」

「アザカ君、私は。私はですね、その人の家庭環境が気に入ったから好きになるわけではありませんよ?」

今、母性が止まりません。
この子の家族はもう私しか居ないんですもの。

全力で守らなくては…。

「現状なんてクソくらえです。私は今、たった今からアザカ君のつ…恋人です。」

一応段階を踏まなくては。
最初は妻ではなく、恋人ですよね。

「でも、先輩は優しいから僕が可哀想になってとかなら…」

「んん〜〜っ!」

ダメです、もうこの子に喋らせては。
これ以上は私の理性が、理性がぁ!

「もう、良いんです!アザカ君は私に抱かれていればそれで良いんです!」

ギュゥゥゥと抱きつくしかありません。胸の中で小さい男の子は嬉しそうですね。

「よしよし、良い子ですよ。」

「僕、小さいですけど子供じゃありませんよ…」

ムッとするうちの子は可愛いです。

「なら、アザカ君は私の何なのですか?」

「何?」

「正確には何になりたいですか?」

押し倒すのは簡単ですが、出来ればちゃんと自覚して貰いたいですね。

「僕は…間内先輩が好きです。」

「それで?」

「えーと…先輩は僕のこと好きですか?」

懸命に整理していますね。
これはしっかり答えてあげましょう。

「私もアザカ君、大好きですよ。まず一生懸命な所ですね。お仕事であんなに挑戦して、失敗してそれでも頑張って。背伸びしてるみたいで可愛いですよね。それに、私に懐いてくれてますし。それが一番です。同じ部署でもヴァンパイアみたいに綺麗でもないし、人虎みたいなクールさもないです。ヘルハウンドみたいにナイスバディでもありません!でもあなたは、アザカ君は私を同じ様にどころか一番に扱ってくれました…」

「せ、せんぱ」

「そもそも私のストライクゾーンにど真ん中のドストライクなんですよ最高です。小さくて、よしよし出来ますしだけど一つ一つの動きが忙しなくてちょこちょこしてましたから。保護したくてもう…ホント。思い出すだけでキャーって。こっちおいで〜、ほらほらよちよち。んー可愛いですねぇ。」

「せんぱい!」

ハッ!

悪い癖が…これでは引かれてしまいます。

「僕、先輩の恋人になりたいです…。」

こんなに真っ赤で、もう可愛すぎます。

「抱っこ…して下さい。」

恥ずかしくなっちゃったんですね。

巻き付いてるので下手に逃げられませんし、懸命に手を伸ばしておねだりしてきますね。この子は…。

「はい、ぎゅぅ〜。恋人だけじゃない、家族になりましょう?ね?」

「せんぱぁい…」

これ、男性の肩幅ですか。
華奢とかいうアレでは収まってないような。

「先輩♪先輩♪」

もう迸ってますね。嬉しいです。
私の控えめな胸でもこんなに喜んで貰えれば。

「アザカ君」

「はい?」

一つ気になることがありますよ。

「先輩じゃなくて恵麻って呼んで下さい。」

「え、恵麻さん」

はぁぁぁぁ、これキますね!

「はぁい、アザカ君だけの恵麻です♪」


ーーーーー☆ーーーーー


「はむっ、ちゅっ」

「んっ、恵麻しゃん、だいしゅきです」

抱っこしてるだけじゃ我慢なんて利きません。

「アザカ君、おっぱい揉んで下さい。」

ワイシャツなので脱ぐのが少し面倒ですがよいしょよいしょと脱がしてくれる可愛い彼氏を見れるので結果オーライです。

あっと言う間にブラまでたどり着きました。

「先輩、これ…えっと…」

外し方が分からないですね。
ちょっと意地悪しちゃいましょうか。

「はい、どうしました?」

「その…ブ、ブラジャー。取ったこと無いです。」

「そうですか。」

「…?」

小首を傾げて可愛いですよ。困るよりも不思議に思ってますね。

「あれ?アザカ君、取ってくれないんですか?」

「…恵麻さん、意地悪です。」

ムッととして顔を逸らされちゃいました。
まぁ、グルグル巻きにしてるんでこれ以上無いくらい近くにいますが。

「ごめんごめん、アザカ君が可愛いのでつい」

仕方ないので自分でとりました。
あっ、とおっぱいが見えた途端に生唾飲み込んじゃうんですね。
迷ってましたが一応…聞いておきますか。

「アザカ君、一応、念のため聞いておきますが…」

“童貞さんですか?”

き、聞いちゃいました。
でもでも、もし。
もしも違ったら…。
いえ、私は過去を振り返らない、今を振り返る大百足です。

だから、大丈夫です。
もし経験済みでも3日、一緒の部屋で一秒たりとも離さずに交われば…。


「ど、童貞です…すみません」

「良いんです。むしろ、私もうれしいですから。」

良かったぁぁぁぁぁぁ!!
いえ、信じていましたよ?
それに違ったとしても大丈夫でした。本当です。

「じゃ、アザカ君の好きにして下さい。あまり大きい胸じゃなくて申し訳ありませんが。」

「そ、そんなこと!」

あんっ、アザカ君の小さいです。
なんだか、本当にいけない年齢の子とヤってるみたいです。

「や、柔らかい…」

んん〜、おっかなびっくりで少しだけ物足りないですが気持ちいいです。

「上手ですよ、良い子ですね。」

頭を撫でられ私を恥ずかしそうに一瞥すると、ゆっくりと揉んできます。

「んっ!」

乳首に触れられました。

「だ、大丈夫ですか!?」

ただでさえおっかな吃驚だったのに今ので引かれてしまいました。
これは自信をつけさせてあげないと!

「すみません、アザカ君が上手で♪」

「ほ、本当ですか?」

「勿論です♪」

「も、もっと触っても良いですか?」

やっぱり男の子ですね。興味を隠さなくなってきましたが、むしろ狙い通りです。

「良いですよ、思う存分触って下さい。」

モミモミとさっきより強めにもみ始めました。一生懸命さがここでも窺えて可愛いです。

あっ、乳首嘗められちゃいます。
近いです、近いです…あっっ!

口、暖かいです。クチャクチャな口内で舐られる度に体が跳ねるのを止められません。

「あっ、んっ…ひゃう…」

「恵麻さん…もっと…」

甘噛みが始まると私もボッーとしてきました。
ただの淫行ではなく、愛のあるモノの証拠にアザカ君は私を求めるように肌を密着させてきます。

「あ、アザカ君、乳首もっと噛んで下さい」

「わ、わかりました」

コリッコリッ

「んんっ〜…はぁはぁ…もっとお願いします」

ザラザラの舌が引いたと思ったら優しく歯に挟まれると幸せが広がってきます。

ますます愛おしくなった私の恋人の頬に口づけを。
嬉しそうに耳を赤くなりましたね。

「あっ、アザカ君。ここ…」

私のお腹にアザカ君の肉棒が当たっています。人体で骨でないのにこんなに硬いものなんですね。

「恵麻さん、僕もう我慢できないです…」

前戯はそんなに出来ませんでしたが良いのです。
これから嫌ってほど出きるんですから。それより私も、もう我慢の限界です。

「良いですよ、きて下さい♪」






「入れます」

「おいで〜」

手を広げれば子供のように抱きついてきました。

「ゆっくりで良いですよぉ」

「はい」

頭を撫で、焦らなくて良いことを伝えます。

一生懸命に自身の分身を私に挿入使用としてます。
私も腰を動かして入れやすくしましょう。

「あっっ…」

私のおま×この入り口が広がってきます。メリメリと掻き分けられるこの感覚…殿方に支配される寸前であることが分かります。

「ああぁ…」

「い、痛いですか?」

心配そうに見つめてくるアザカ君です。
ここは嘘をつきません、いえ、つけません。

「痛いです。」

「そ、それじゃ…」

「ですが!」

優しい君は、そう来ると思いました。
でも許しません、私の前だけでは好きなように振る舞ってもらいます。



それが“家族”であり、“恋人”です。


「大丈夫です、こんな痛みこれからのアザカ君との日々を想えば問題ありません…キスして下さい」

「恵麻さん…」

接吻。
いっぱい、いっぱい舌を絡めてキスします。

「んっ、恵麻さん、ありがとうございます」

「ふふっ…こちらこそですよ」


ズブッ!


「んぁぁぁ!!!!」

か、完全に入ってきました。私の中、アザカ君の形にされちゃってます。

「え、恵麻さん。動いても良いですかぁ?」

苦しそうなアザカ君ですが、快感から来るモノのようです。
私の中で、入れただけで既に気持ちよくなってくれているのは凄くうれしいです。

「気持ちいいですか?」

「暖かくてはトロトロで最高です。ですが、もう腰が…」

カクカクと今にも動き出しそうな男の子をもう止める意味はないでしょう。

「私はもう大丈夫です、いっぱい気持ちよくして下さい♪」

「は、はい!」

ズンズンと突かれる度に幸せが押し寄せてきます!

「あん!あん!待って、あっ、イクッ!!」

こんなにイきやすいのは魔物娘だからですか?
でも、気持ちいいですぅ!! 

「はっ、はっ、可愛いです!恵麻さん綺麗です!」

「ホントですか?ホントですか?私のこと、好きですか!?」

「大好きなんです!いつも、優しいだけじゃなくて一緒にいると安心できました!」

「嬉しいです!ずっと、ずっと可愛いと思っていた男の子が私のことを好きでいてくれたんですから!」

慣れてきたのかガンガン腰を振られ気分も感覚も盛り上がってもう訳が分かりません。

「恵麻さん!僕も大好きな先輩が大好きな恋人になって最高に幸せです!」

もう、射精ちゃいます!
らしいです。これから何千、何万と愛し合う中での一回目です。

「良いですよ!良いです!私の膣内に!」

そして、私が覚えているのは最後にアザカ君が苦悶の表情を浮かべているところ。

私は中から白く、白く塗りつぶされーーー。



私は顎肢を突き立てました。



ーーーーー☆ーーーーー


「はっ…寝てしまってましたか。」

「恵麻さん…」

「あ、アザカ君!?」

なんで泣いているんですか??

「どうしました!?」

抱っこしてあげないと。そう感じた瞬間にはもう抱きついていました。

「アザカ君、ほら、泣かないで下さい」

「違います…」

何ですか?この箱。
この大きさ…この形。

「結婚して下さい!」


この、後のお話です。
今日はお店から指輪が受け取れる日でした。
アザカ君はいてもたってもいられないのと私へ話せないことへの罪悪感からこうするしかなかった、と。

サプライズする事しか頭になかったということだったが帰ってくれば寝ていた私に何度か話をかけたが答えてくれなくて急に寂しくなったそうです。

単純に眠りが深かっただけなのだが我慢の聞かない可愛い子です。

「アザカ君」

「はい?」

私の中でいじけていた男の子は上目遣いになります。
ハァハァ…可愛い子です。

「結婚、しましょう♪」

満面の笑みです。
可愛い子です。

「お、お願いします!」

「もちろんですよ。ずっと、ずっと、ずっと、ずっと一緒です。」

可愛い子、可愛い子、この私の可愛い子は今日から私の夫です♪

18/05/30 01:49更新 / J DER

■作者メッセージ
むかぁぁぁぁぁしに挙げた大百足さんと同じですね
茜華泰華より甘いというか、頭の悪い設定っす

まぁ、たまぁにでる発作で書いたんで気にせんで下さい。
とりあえず次は約束です。
それでは。

宜しければ、以前の物もお読み頂けると幸いです。

では最後に皆様の余暇のお供になれることを願いましてー。

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