連載小説
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その四  巫女さんと手伝い
ど深夜の心神町。夫を手にした魔物たちが濃厚な愛の営みを続けているころ。
心神町の一角で・・・。

くちゅくちゅくちゅ・・・。

「んはっ、はぁっ・・・」

窓を完全に締め切り、照明を完全に落とした真っ暗な部屋の中で。
卑猥な水音が響いていた。

「うあぁぁぁぁっ♪っもう、らめっ、らめでしゅぅうううううう♪っ、
いがっ、いがしぇてぇぇぇぇっぇ♪」

「んっ・・・、くふっ・・・、はぁっ・・・」

ノートパソコンの目の前に座り、大音量でヘッドフォンから、
AVの音を垂れ流す。
秘所を卑猥な水音でいっぱいにし、はぁはぁと荒い息づかいをしながら
画面いっぱいに映し出された痴態を食い入るように見つめる。

「ごしゅじんしゃまぁあぁぁっ♪、おねがいれしゅっっ♪、街中でぇっ♪
露出してぇぇぇっ♪、もうイってしまいしょうなぁぁぁ♪だめだめマンコにぃっ♪っ、どろどろじゃぁめんっ♪、いっぱいくだしゃぁぁい♪っ」

「はぁっ、はぁっ・・・ご主人様っ♪・・・私もっ♪、私もイキますっ♪」

露出し首輪で繋がれた魔物娘と若い男が、小汚い路地裏で恥も外聞なく、くんずほぐれつまぐわう姿があった。
画面の向こうに写る男女が絶頂を迎えようとするのとほぼ同じくして、
秘所を弄るスピードを早くする。そして・・・。

くちゅくちゅくちゅくちゅっ・・・。

「あっ♪あっ♪あっ♪いぐっうぅっ♪いぎますぅっ♪」

「あっはっっ、・・・うぁっ♪・・いっく・・・いくぅぅぅっ♪」

びくびくと、身体をのけぞらせる画面の女性と同時に、
身体を振るわせながら絶頂いたる。

「はぁっ、はぁっ・・・」

ヘッドフォンをはずし、肩で息をしながら余韻に浸る
そっと手の平を見る。そこには透明な液体が糸を引いていた。

「・・・はぁっ、また・・・やってしまった・・・」

虚脱感を感じながら、今度は秘所を見る。
そこは、ぐっしょりと濡れており、そこからむんわりと魔物特有な
いやらしい匂いがたちのぼっていた。

「うう・・・、また、掃除するのしかない・・・」

とりあえず窓を開けて、それから雑巾で拭く。そうしてリセ○ッシュをふりかけて・・・。

「はぁ・・・、なんでこんな・・・毎日毎日オナニーばかり・・・中学生じゃあるまいし・・・」

男さえ捕まえられれば済む話、しかし・・・。
今更何を・・・。自虐的にならなくても、こんな女の所に婿など来るはずが無いのだ・・・。
そうだいつまでだって・・・。





「おおぉ〜、何だか久しぶりにきたけど、広いなぁ・・・」

鳥居を潜ると、そこには玉じゃりが敷き詰められた広々とした境内だった。
心神町の中で一番広さを誇るこの神社。名を東雲神社。
確か子沢山の神様が祭られているそうだから、子供の欲しい魔物たちからすると、ご利益のある神社だ。
心神町に中では一番大きな神社だけあって、境内の中はとても綺麗に掃除され
本殿の方は、昔より色あせたが美しい。

「・・・五年かぁ・・・」

時代の流れを感じる。
この町を出て、都会で職に就き、両親が農家の跡継ぎとして自分を呼び戻すまで。
その5年間に色々なものが変わっていてるのが分かる。
この神社もその中の一つだ。
昔は無かった緩やかな歩道が神社の裏手の道にあった。
きっと参拝に来た妊婦や、ご老体のためのものだろう。

「変わらないなぁと思っていても、変わるとこは変わってるよなぁ・・・。」

そう思うと、自分がだいぶ老けたかのように感じた。
と言うか老けたのだろう。
さあて、ざっと見回るか。早めに帰らないと、親父にかみなりを落されるだろうし・・・。
そんなことを考えながら歩いていると、お守り売りの売店が目に留まった。
神社に来たんだ、お守りぐらい買っておこう。
そんなことを考えながら売店に向かう。生憎巫女の姿が見えないようだ。
目の保養に良いだろうにと思ったが、いないなら仕方がない。
鮮やかな色をした様々なお守りや、干支の動物たちを模した可愛らしい鈴なんが棚の中に陳列していた。

「そうだなぁ・・・」

安産祈願のお守りは当然のこと、交通安全、商売繁盛、健康祈願など定番な物が揃っている。
淫行祈願なんてのもあるが、いったいなのためにあるのやら・・・。

「お決まりですか?」

ふと、凛々しい声が聞こえた。
棚の中を覗いていたので首を下げたまんまだから誰が話しかけてきたがわからない。
ゆっくりと視線を持ってゆくと、そこには・・・。

「・・・いいんちょ?」
「・・・浅井・・・君・・・??」

巫女服を着た、昔の友人が立っていた。








蒼井椿、高校時代の友人で、クラスは3年間一緒。ほぼ同じ確率で隣か、その近くに座っていた。
種族はアオオニと呼ばれるオーガ属の一種だ。
性格は魔物にしては理性的で凛々しく、クラスの委員長として3年間君臨した。
基本は堅物で、自分の考えでクラスを動かそうとすることが多く、よく他の魔物と対立して孤立することがあった。
そうしたときに、何故か相談を持ちかけられ、いっしょになって論議(と言う名の愚痴)に付き合わされたのは今ではよい思い出だ。

「そうかぁ・・・5年かぁ・・・」
「ふふ、ホント久しいなぁ・・・」

凛々しい口調はそのままで、高校のときよりは少しだけ角が取れたような印象を受けた。
青い肌と透き通るような蒼い瞳。白銀の髪は昔のより長くなり後ろで結んでいるようだった。

「どうした?」
「あ、いやそのさ・・・綺麗になったなぁって」
「・・・へ???」

軽いお世辞のつもりで言ったのだが、途端に固まってしまった。
あれ?、なんか不味いこと言ったか?
そういや、いいんちょはこの手のほめ言葉は、馬鹿にされてるって思ってるんだっけか?
だとしたらやばいぞ!!、こう見えても剣道の有段者で、部長まで勤めた人だ。
また昔みたいに鉄拳制裁なんかされたら・・・。

「そ、そそ、それは本心・・・からか??」

あれ?反応違うぞ?
何だろう、喜んでいるみたいだなぁ・・・。

「そりゃ、あたりまえだよ!!」

そう言っておかないと後が大変だ。
あのコブラツイストはもう味わいたくない・・・。

「・・・・」
「いいんちょ?」

何だろう?肯定したら、真っ赤な顔でこっちをボーっと見てるな???

「どうしたよ?」

目の前で手をひらひらと振る。
が、反応無し。
どうした??

「・・・あ、浅井君っ!!」
「おおう!!」
「あ、あのだなっ」
「お、おう」

今度は真剣な面持ちでこちらに面と向かって話す椿。
本当にいったいどうした?

「て、手伝いを・・・」
「手伝い?」
「そ、そうだ、手伝いだ!!、こ、今年の初詣の!!」

初詣の手伝い?
どういうこったそら?
ええ〜と待てよ、お守り売ったり甘酒配ったりするのは、バイトの巫女さんだろうし、まさか、宮司がいないから代わりに祝詞を読めとかじゃあるまいな?

「ああ、・・・えぇとな・・・今君が考えてるであろうことではないよ・・・安心してくれ・・・。」

どうやら顔に出てたらしい・・・。じゃ、なんだろうか??

「え〜とな、それはだ・・・」

うんうん。

「す〜、は〜」

何故か深呼吸したよこの子・・・。そんなに重要なことなんだろうか?

「そ、そのだ・・・」
「う、うん・・・」
「わ・・・

私の初夜を手伝って・・・くれないか??





東雲神社は子沢山の神を祀る由緒正しい神社だ。
そんなわけだから、神楽は一風変わった舞となる。
舞い自体が特殊ではないが、舞う巫女は最低でも三回は男と交わらなくてはならないと言う条件付の何とも魔物らしい神楽なわけだ。
しかし、魔物ながら男性経験が皆無に近いいいんちょ。
何とかして男をゲットしようとしたがどうしてもダメだったそうだ。
なんせ、お見合いなどで会う男全てに間接技をかけてしまい、それどころじゃなかったそうな・・・。

「なにそれこわい」

と言うか、他の巫女は?踊れるのは他にいるだろう?

「本当は先輩の巫女が踊るんだけれどな、練習中に足を挫いてしまってな・・・。出るに出られなくなってしまったのだ・・・。神楽を覚えるのはそう簡単にいかぬので・・・。」
「で、いいんちょに白羽の矢がたったわけだ・・・」

そういや、いつも大晦日に踊る神楽は、結構年配の方がやっていたしな。
そう考えると、年の順で行くといいんちょになる訳だ。

「で、その手伝いって奴がまさかと思うが・・・」
「うむ、・・・まぐわいになるわけだ・・・」

・・・・oh・・・。
いやさ、別にかまいやしないさ、昔なじみだし、美人さんで巫女さんのいいんちょだぜ?
悪いところなんて全然ないよ。ただな・・・。

「あ〜、こういうのはさ、もっとこう、ムードとか情緒溢れるときにいうもんであってだなぁ・・・」
「そこは重々承知だ、しかし・・・、今一度、恥を忍んで言いたい」

旦那様になってくれないか?と深々と頭を下げるいいんちょ。
女がここまでしているんだ、ここでどう答えるか、分からないほど鈍くはない。

「頭を上げてくれよ、いいんちょ・・・」
「う・・・いやしかし・・・」
「わかったよ、いいんちょがここまでするんだからさ、いいよ、おれも覚悟決める」
「なら・・・良いのか?」
「ああいいよ、手伝うよその仕事」

ぱぁっと、彼女の顔が明るくなる。相当大変だったんだろうなぁ・・・。
元々責任感が強い子だから余計なんだろう。

「本当に、本当によいのか!!?」
「大丈夫だって、いいんちょのお願いだったら、何時でも引き受けるからさな?俺といいんちょの仲だろ!?」
「っーーーーー〜〜〜〜〜〜/////」


青い肌が耳まで真っ赤である。ホントに嬉しいんだろうなぁ
すると、不意に携帯のバイブレーションが鳴る。
取り出してみると、げ、親父からだ・・・。

「すまんいいんちょ、何時ごろから手伝えばいいんだ?」
「む・・・それならな・・・、今週の土曜で如何だろうか?」
「OK、じゃあとで!!」

そう言って駆け出す、急がないと、雷が落ちるな・・・・。





「仕事中だったか・・・悪いことをしたな・・・」

走り去る彼を見つめる。
ふうと、ため息。それからグッとガッツポーズ。

「・・・いやいや・・何を喜んでるのだ私!!」

手伝い!あくまでも手伝いの相手が決まったワケだ、なのに何故浮かれてなどいるのだ・・・。


「でもうれしいんですよねぇ?」
「そりゃぁもう!!!!」

あ、れ????

「んふふぅ・・・これは一大事だねぇ・・・」
「そ〜ね〜」

一瞬思考が凍る・・・。

「あれ?、僕らのこと気付いていなかったみたいですよぉ?」
「あらあら〜、そんなにあの殿方がゾッコンなんですねぇ〜」

何時からいたのか、何処から沸いて出たのか、何でいるのか分からないが
稲荷とアルプに背後をとられていた・・・。

「い、いいいいいいいいいい」
「い?」
「市村さんっ!!!、景君っ!!!!、なんでいるんです!!!」

火山が噴火したかのように、烈火のごとく怒鳴る。
が、柳に風、暖簾に腕押し。二人とも軽やかにかわして・・・・。

「いやぁ、我らが東雲神社のヒロインもいよいよ春ですねぇ・・・」
「求婚してきた男の子をアームロックで蹴散らしてきたバイオレンスいいんちょもやっと操を捧げるわけですねぇ〜。」

と余裕のコメント。
勝てねぇと思いながら、反撃する。

「誰がバイオレンスいいんちょか!!!」
「いや、だってねぇ〜、無意識でアームロックとかねぇ・・・」
「紹介してきた男の方を片っ端から薙ぎ倒す鉄壁の処女って名前で通ってたくらいですものね〜。たいしか〜、ひい、ふう、みぃ・・・ええ、ざっと100人くらい〜」

・・・そんなにですか・・・。
と言うか、何時から此処に?

「えーとですね、「おきまりですか?」の件からですかねぇ・・・」

最初っからいたんかいな!!!

「まぁまぁ、落ち着きましょうよ?」
「最初っから冷静です!!!!!!!!!」
「まぁまぁ〜、粗茶ですが〜」
「あ、どうも・・・て!!!、ちがあう!!!!!!」

あ〜もう、ツッコミが追いつかんよ!!
まったく、とんでもないコンビが出来たもんだ・・・。
心神町の情報庫とまで言われている稲荷、市村 朧
ゆっくり、おっとりとした性格からは連想できないが、何処から仕入れてくるのか心神町についての情報はどんなことだろうと知っている。
そりゃぁもう、一般的な事から、赤裸々な個人情報まで、有名情報機関と同じくらいな情報通。
そんなわけで、その無限に蓄積されたネットをつかって、未婚の魔物を幾つもくっ付けて来た超お節介焼き。老婆心とか言うレベルじゃない。
そんでもって、こちらのアルプ。もとい、元男性の美少女の四之宮 景
紆余曲折あった思い人と見事に結ばれて、ことらもカップルをつくることを喜々としてやっているそうだ。
この二人がパートとアルバイトとしてここで出会い、化学反応級の意気投合。
以降、この神社で猛威を振るってるわけだ・・・。

「そ!、それに二人とも仕事は?、境内の掃除を頼んだでしょう?」
「終わりましたよ〜、それに今は休憩中ですしね〜」
「そしたらねぇ、おもしろそうな光景が広がっましてねぇ〜」

冷やかし来ただけかよ!!!!!

「まったくもう・・・」
「で、勝算はあるんですか??」

そして始まるお節介・・・。まぁ迷惑では無いんだが・・・。

「あの感じじゃ〜脈絡は〜無い感じですね〜」
「うぐ・・・、それはその・・・」

確かに、そう感じてはいるが・・・。

「椿さんが今のまんまじゃぁ・・・まぁその・・・」
「ええい!!!、皆まで言うなぁ!!!」

そりゃぁ、自分は暴力的だ分かっているから。余計なくらいに。別に男が怖いんじゃないだけれど・・・

「彼のことを5年間ずっと思ってたから手を出されたくない〜、てことですかぁ?なんか生娘くさいですねぇ〜」
「人の頭の中を読まないで下さい!!」
「こりゃしっけい〜」

生娘くさい、か・・・。
確かにそうかもしれない・・・。
ずっと片思いしていた恋が、こんな形で叶うかもしれない。
でも、相手からするとそれは・・・。
それは・・・。

「・・・・」
「まぁとりあえず〜、私たちがセッティングしましょうか?〜色々と〜?」
「いいですね!!、じゃぁやっちゃいましょうか!!」

はぁ・・・考えてもしょうがないか・・・
・・・とにかくだ・・・あの二人に今回の件を邪魔させたら何だか不味いと思うから止めに入ろう・・・。
・・・5年ぶりの片思い・・・か、今回のことを、彼は単なる手伝いだと思っているんだろうか・・・。
きっと・・・そうかもしれない。









そんなわけで週末の土曜日再び神社へ。
日も落ちた夜8時ごろ、スーパーで買った袋と一緒に鳥居の前に来た。
流石にここまできて引き下がる気は無いが、とてつもなく不安があるのだがどうしたらいいんだろうか・・・。
でもまぁ、引き受けたんだ、頑張るしかあるまいて・・・。
とか考えている内に、事務所の前まできていた。
ええい、男は度胸だ忍耐だ!!!
す〜っとは〜っと一回深呼吸。そして震える手でインターホンを鳴らす。

「こんばんわ!!浅井と言うものですが・・・」

数分の間があって、小さく「はぁ〜い」と声がして、玄関の戸がカラカラと開く・・・。

「あ、あの浅井君・・・」
「あ・・・・・・・」

一瞬だけ心臓が止まった、汗が噴出すのが分かる。
目の前に居たのは、巫女服なのだが、やたらと露出多巫女服を着た、アオオニの少女だった。
いつもしているメガネはなく、変わりに薄っすらとした化粧がしてあった。

「そ、そのだな舞のとき、これを着てるんでな、その・・・練習終わりだっものでな・・・」
「・・・・」
「あ、浅井君?」

どうしよう、すげえ綺麗なんだが・・・・。
元々制服姿くらいしか見慣れていないわけだワケだから・・・破壊力が半端ない・・・。

「あの?、どうしたんだ」
「あ、ああごめんのその・・・、綺麗だったモンでつい・・・」
「・・・綺麗?、ああこの服か・・・それならそうだとも、オーダーメイドだしな、綺麗なのは当たり前だ、まだ新しいから」
「そうじゃない!!、そうじゃなくてだな・・・」

え、と彼女が驚く、そうだ本当に綺麗なのは・・・。

「えっとな、そうじゃなくてなその・・・お、おまえが本当に綺麗だってことだよ・・・」
「なっ、−−−−−−−−−−−っ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜//////」

瞬く間に真っ赤になる椿。
こんな歯の浮くような台詞・・・俺だって言いたかない・・・。でも・・・。

「本当に綺麗なんだからいいだろって・・・いいんちょ?」
「・・・・・・・・・・・・はう・・・・」

あらぁ、立ったまま気絶してるこの子・・・。

「えーーーーーーと、おぅい・・・大丈夫かぁ・・・ってそんなわけないよな・・・」
「・・・・・っはぁっ!!!!、し、死ぬかと思った!!!」

あ、戻ってきた。

「生きてる?」
「あやうく昇天しそうだった・・・。」
「それは、気の毒に・・・」
「あ、あたりまえだ、あんなこと、言われるのは初めてだったんだ・・・き
君も知っているだろう!!」
「ま、まぁそれはその・・・」

とりあえずお世辞に言った言葉がクリティカルヒットしたと言うわけだが
はてどうした物かな・・・・。

「と、とにかく、上がってくれないか・・・そこじゃ寒いだろう・・・」
「あ、うん・・・そうだよな・・・」

そんなわけで、玄関から上がって彼女の部屋の中へ・・・。

「ち、散らかっているが、その、かなり大急ぎで綺麗にしたんだ、多少散らかっていても許してくれ・・・」
「あ・・・おう・・・」

むしろスンごーーーーーく綺麗なんだが・・・。
いたる処がピカピカで、かなり頑張って片付けたのがよく分かる・・・。

「じゃぁその・・・まずはコタツへ・・・」
「あ、うん・・・」

みかんが乗っかっているコタツの中に対なって座る。
ベット側に座る・・・別に意識したわけじゃないが・・・なんとなく座る。

「・・・い、いい部屋だな・・・」
「ん、まぁな。住み込みで働く者もいるから、空き部屋が多いんだよ」
「お、おう・・・」

と言うか、女の子の部屋なんかにきたの初めてだから、どうしてもどきどきしてしまう・・・。
何だかいい匂いもするし・・・。うあぁぁぁぁ落ち着かないいいいいい。

「ん?、その袋は??」
「へ?・・・ああ、これね・・・」

丁度スーパーで買い溜めしてきた袋があった。どういう訳か、スーパーで酒類がやたらと安く売っていたので、丁度いいと思って買い溜めしてきたのだが・・・。
ちょっと多すぎたか??

「ほう、酒か」
「ああ、そうか、オーガ属ってお酒強いんだっけ。」
「むぅ、そうだな、飲んだこと無いから強いかどうかは分からんが・・・」

と言いながらも、ビールに興味を示す。
ああ、やっぱり好きなんだなぁ・・・。

「そのお酒なら度数低めだしイケると思う。」
「む、そうか、なら大丈夫だろう。」

おつまみを広げながら、色々なお酒を出してゆく。
チューハイ、ワイン、ビール。まぁ大体こんなモンだろう。
あとは、度数の高い酒を割るジュースを幾つかと・・・。
何だか飲む方向になってきたな・・・まぁ、こっちの緊張が解れたから良いとしよう・・・。


「ようし、じゃあ飲みますか。」
「うむ」

適当に缶を手に取って、小さく乾杯と声を上げる。





10分ほどたったからだろうか、いい感じに二人とも酒が回ってきていた。

「そういえば、君は結構モテていたんだぞ?少なくとも4人、いや5人は狙っていたな。」
「嘘言え!!、だったら今一人悲しく独り身を謳歌したいないよ」

最近の世論から始まり、昔話、職場での愚痴。語る話題は尽きない。
気付くと、時計の針が12の数字を指すところだった。
ふと、いいんちょが口を開いた。

「・・・なぁ・・・浅井君・・・」
「ん?」
「・・・本当に・・・良いのか?」
「良いって・・・ああ・・・」

多分今回の手伝いの事だろうと、遠まわしに言われたのだろう。

「ええとまぁ、手伝いって思えば楽かもしれないけれど・・・」
「うん・・・」
「いいんちょにとっては・・・その、大事なこと・・・だよな・・・」
「・・・あ、ああ」
「だ、だからさ・・・その・・・もし、もしなんか至らないことがあったら・・・言ってほしい・・・。」

ちょっとだけ無言な間が出来た。

「・・・だけ・・・か?」
「えっと・・・、と言いますと??」
「・・・ああもう、君と言う奴は・・・」

そう言うとこたつから早々と立ち上がり、コタツの反対側まで来るとそのまま袴を・・・。

「ちょっ!!、いいんちょっ!!何を!?」
「ええいうるさいなぁ!!君は黙ってろ!!」

早々とショーツまで脱ぎ始める。ああもうこりゃ、酔いが完璧に回ってますね・・・。

「んふふ、いいか・・・君はこ〜んな女を抱くんだぞ?」

秘所を広げて見せるいいんちょ。そこには親指大のクリトリスがひくひくと
震えていた。

「うあ・・・」
「ふふ、さぁまだあるぞ、次はな・・・」

がに股のなり、腰を突き出す。あわびのような秘所をグッと割り開き中を覗かせる。

「んっ・・見えるか?、これがおまんこの中だ・・・処女膜まで、はっきり見えるだろう??」

はぁはぁと息をしながら、これでもかと秘所をさらす。
だらだらと、まるで泉のように愛液が溢れる。

「どうだ・・・こんな女だぞ・・・君が抱くのは・・・幻滅・・・したか?」
「いや・・・むしろ・・・」
「え?」

そう言って、腰の部分を指差す。
そこには、テントを張った愚息が雄々しく主張をしていた。

「だから・・・我慢・・・出来ないかもしれない。」

そのまま、がばっと襲い掛かる。
覆いかぶさるように抱きしめて、唇を奪った。

「ん・・・ぷはぁっやっ・・・やめろ・・・だめだぁ・・・」
「何を今更・・・いいんちょが誘ったんだ・・・もう無理だ・・・」

そう言いながら、右手で秘所をまさぐり始める。

「くふぁぁぁあああ♪、ら、らめだぁ♪そんなぁ♪」

いいんちょの甘い声を聞きながら、自分も大分酒が回ったなと思う。もうこの青肌の生物を滅茶苦茶にしたくて堪らなくなっている。
そのまま、こりこりと胸板に擦り付けられる二つの形のよい乳房を服の上から揉みしだ。

「うあぁぁ♪、おっぱい、おっぱいがあ♪」
「こういうの好きだな?いいんちょ♪」

そうして、乳房を露出させる。
こりこりとした乳首を甘噛みする。

「あくぁぁぁ♪、か、かむらぁ♪、かんじゃやらぁ♪」

ちゅうちゅうとおっぱいを吸いながら、秘所をかき回す。

「おほおおおおおおおおおっ♪くるっ、きちゃううううう♪」
「いいよ、いって良いぞ♪」

ぷしゃっと音がすると共に、透明の液体が飛び出した。


「はっ、はぁっ・・・」

荒く肩で息をするいいんちょ。絶頂でぐったりした顔を見せていた。しかし、まだ足りない・・・。もっと欲しい。

「ふふ、いいちょ・・・。いっちゃったな?」
「あうぁ・・・いっら、いっらからぁ・・・」
「だめだ。今回の手伝いはいいんちょの初夜の相手なんだ、ほら、四つんばいになってくれ」

いわれるままに、四つんばいになる。ぷりぷりむちむちとした臀部をグッと押し出すようにして見せる。

「うう・・・恥ずかしい・・・」
「じゃぁ、もっとお尻を高く上げくれ」
「こ、こうか?」

そう言って高々と尻を突き出す。それだけで顔から火が出そうだが、その分愛液も大量に出ていた。

「綺麗だな、尻」
「ああ・・・これじゃまるで獣だ・・・」
「そうだな、獣の交尾とあまり変わらないな」

そう言いながら雄々しく反り返ったペニスを膣口へ擦り付ける。

「入れるぞ?」
「・・・うん・・・」

にゅるっと亀頭が入る。流石にあれだけ慣らしても、処女だけあって中はキツイ。

「んあぁっ♪、はいってぇ・・・」

どうやらいいんちょの方は、気持ちよさの方が勝っているようだった。
すると、ゴムのような感触にペニスが引っかかる。

「破るから、痛かったら言えよ?」
「ん、・・・いいぞ・・・私の処女膜破って、君の・・・君の色に染めてほしい」

・・・この子はなんていうか、ナチュラルに男心をくすぐるよね・・・。
それから腰に力を入れながら体重をかける様にして、ペニスを突き立てる。

「くぁっ・・・・」
「痛いか?・・・」
「ちっ違う・・・そうじゃない・・・何ていうか・・・ふぁぁぁぁ♪」
「うおっ!」

途端にブチュッと音がして、処女膜を破る感覚と同時に、腰が奥へ侵入した。

「かはぁっ♪・・・」
「い、いいんちょ?」

流石に痛かったろうと思ったが、どう見てもその顔には快楽の色が浮かんでいた。

「んぁっ♪、うごっ♪うごいてくれっ♪、はやくっ♪、はやくぅぅぅ♪」
「あ、ああ、いくぞっ・・・」

淫蕩で緩みきった顔を湛えながら、ゆっくり抜き差しする。

「かっはぁっ♪、おっほっ、おほっおおおおおおっ♪」
「うあっなんだよ・・・これ・・・」

ゆっくり動くだけなのに、湿りきった膣内からはあり得ないほどの愛液が溢れだし、膣ヒダひとつひとつがまるで生き物のようにペニスに絡みつき、一部の隙もなく密着している。

「くほっんほおおっ♪、らにこれ、らにこれぇ♪、ひとりでしゅるのとちがうのおおおおおおおおおお♪」
「・・・そうだ・・・」

いいんちょの腰を掴んでいる右手をゆっくりと秘所へ持ってゆくと、そのまま、親指大になったリトリスを引っつかむ。

「はっへえぇぇぇぇぇぇぇっ!?」
「いいんちょ・・・これ、好きだよな・・・」

そういながら膨れきったクリトリスを指の腹でコリコリと捏ねくる。
それだけでかなりの快楽なのだろう両手がつっぱていられなくなり、徐々に
四つんばいの態勢が崩れていた。

「おっほぅうぅぅぅぅ♪、らめらぁ♪、そんなぁ、そんらしたらぁ♪」
「だってオナニーが好きなんだよな?」

そうしてピストンを早め始める。ぐっぽぐっぽと甘い音を響かせる膣内。
鼻水と涙と脂汗で、顔中ぐしゃぐしゃだが、声は甘い美声を響かせ、何より体は四つんばいの態勢が崩れたから尻をこちら側に突き出したようなそんな態勢で、両足は生まれ立ての牛のようにぶるぶると震えていた。

「んああああああああ♪、らめらぁ♪、これ♪、らめぇぇぇぇぇ♪もう、もういぐうううっ♪」
「ん、おれも・・・そろそろ・・・っうあっ」

これで最後と言わんばかりに、膣内が蠢くしかもさっきの非ではない、
ヒダヒダは入ってきた進入物を放すまいと愛液でぬるぬるになり、亀頭を念入りに包み込む。
まるで射精を促すようだった。

「すごい・・・いいんちょの中・・・ほしいほしいって・・・」
「かふうぅぅぅっ♪、そ、そうだぞぅ♪、ほしいっ♪、きみのおおおっ♪、きみのおおおおっ♪、せーし♪、せーしぃ♪、らかにいいいい♪」

それをトリガーとしたのか、下半身に熱いものがせり上がってくるのが分かる。

「いいんちょっおれ、もう・・・」
「ぐほぉぉぉっ♪、くれ♪、もう♪、もうらしてえええええっ♪」

いいんちょが上半身を仰け反らし、ひときは高く甘い声を出した。それと同時に白濁とした液体が、子宮近くに流れだした。


「おほおおおおおおおおおおおおおおおおっ♪、あぁぁぁぁ♪」


頭の中が真っ白になるかと思った。
下半身から、真っ白なマグマがとめどなく溢れ出す。
愚息が強烈に締め上げられ痺れるような快楽が脊髄を廻った。

「んはぁぁぁぁっ・・・・うあぁぁぁ・・・」
「ふうっ・・・はぁ・・・」

そのままゆっくりペニスを抜く、プチュッと言う音と共に、どろどろの白濁汁が噴出した。

「・・・・いいんちょ・・・」
「・・・・んっ・・・あしゃいくん・・・」

そのままゆっくりとキスをする、とあれほど射精した愚息が、また大きく反り返りはじめる。

「ふぁぁ・・・おしゃいくんの・・・また・・おおきく・・・。」
「ごめん、もう一回、したいみたいなんだ・・・。」

すると、クスリと笑って両手を首へ回してきた。

「・・・しゅまない・・・しきゅうがうじゅくんら・・・ほしい・・・、
きみが・・・」
「いいんちょ・・・」
「げんめちゅ・・・するか?」
「ううん・・・大丈夫だよ?」

そうして、いいんちょを正面から抱きしめる。ふわりと、栗の花の匂いが微かに漂った。
そうして、ベットへ腰掛けた。

「あ・・・せーえきが・・・」

ぽたぽたと真っ白い液体が垂れてきたいた。

「また注いでやるよ。」
「ほんろ?」
「うん、何度だって・・・。」

そういって口づけする。夜の帳はもう降り始めていたが、いつも一人分の吐息しか聞こえないこの部屋では、まだまだ終わらない交わりが続いてた。









「すまなかった!!!」

朝起きると、この第一声だった。まぁお互い酒の力でああなったみたいなものだしな・・・。

「いやその・・・こっちも悪いっちゃわるいしな・・・」
「いや、しかしだな・・・」
「それにあれだよ・・・俺も気持ちよかったしさ・・・」

そういうと、みるみる顔が真っ赤になっていくいいんちょ。
ああ、こういうところもかわいいんだなぁ・・・。

「で、ではわたしは朝の仕事がありますゆえ、これにて・・・」
「あ、そのことでけれどさ・・・」

といってコタツの上にあった紙切れをわたす。

「・・・・?これは?」
「今日は休日にしとくってさ、ってさっき稲荷の女性がきて置いてった。」

どうみてもそれってあの人ですよね・・・。

「まったくあの人は!!、ちょっと言って抗議をっ!!」
「やめといたほうがいいよ、この部屋出られないみたいだし・・・。多分行っても仕事ないかもよ?」

ためしに戸を動かすが確かに動かない・・・。外から何か圧力が掛かっているのだと思う。

「くっ・・・」
「働きすぎだから、休めって事じゃないのかな?」
「・・・はぁ・・・もう・・・」

そう言って肩を落とすいいんちょ。

「・・・どうする?」
「仕方がない・・・今日くらいは大人しく・・・って・・・」
「ん?・・・」

そう言って一点を凝視して固まるいいんちょ、目線を追ってみるとそこには元気になったわが息子が元気に天へそびえたっていた。

「あ・・・いいんちょ・・・これはその・・・」

あー流石にこれは死んだかな・・・。

「っ・・・・それは・・・鎮めないといけないだろう・・・」
「へ?・・・」

そのまま、ベットへ近づくいいんちょ。

「か、勘違いするなっ!!私は君の思うような尻軽女ではない!!」

必死になって講義するいいんちょ。でも、その目はペニスに釘付けになっていた。

「ふっ・・・」

ああ畜生。どうしてこの手伝いを受けたときに、いや、高校のときから気がつかなかっただろう。俺はこの子が・・・

「いいんちょ」
「んっ?なんだ?」

むくれている彼女の唇にチュッとキスをする。
それから優しく抱きしめて・・・。そうして耳元で囁く。
12/01/02 17:56更新 / 漢凪丸
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■作者メッセージ
ちなみにスーパーのお酒をものっそ安くしたのは市村のバァサンです。
どうもお久しぶりで御座います。
なんだろう、今回もいいわけくさくなるんですが・・・。
遅れたのはその・・・、書き直しをし過ぎです。
もう本当にごめんなさい。
おかげで作品の内容も、相変わらずのグダグダでした・・・。トホホ・・・。
そんなわけで巫女さんものです。
東○の二次創作で出てくる、先代巫女をモチーフにしまして。
だからこんなにアオオニさんバイオレンスなんだね。うん。
見て一発で惚れたぜ先代巫女。えろい。乳が。
そんなわけで年の瀬も近いです、皆さんお体にはお気をつけて。
さいなら〜。

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まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33