連載小説
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黄橙の珠
彼女の変化が終わると、三度珠が私の手元に飛んできた

アイン「今度は夕焼けの太陽みたいな色だな」

黄橙色の前に飛んできたたまと同じ大きさな珠を手にとって見てみる

セラ「うん」

アイン「まあ、変化して身体に負担かかってないわけないし明日一杯休むか」

セラ「うん」

翌日…

アイン「…」

朝から装備の強化を始める

セラ「アインさん」

アイン「?」

セラ「少し休んだほうがいいよ…」

アイン「そうだな…どちらにせよ熱がとれないとここから進まんし休むか…」

セラ「うん」

今日は晴れているのでそのまま家の外に出て寝転がる

セラ「んん…」

アイン「久々かもしれんな…」

セラ「??」

アイン「あそこで働いていたときは三日ぶっ通しとかもわりとあったからな」

セラ「うわぁ…」

アイン「こうしてのんびりしたのはいつぶりだろうかなとな…」

セラ「そうなんだ…」

アイン「ああ…」

そのまま夕方までそうして過ごす…というよりは眠ってしまった

アイン「寝てしまったか…」

セラ「ん…」

アイン「とりあえず、夕食にするかな」

とりあえず家に戻り、夕食の準備をする

アイン「さてと」

セラ「肉とかは切るね」

セラは爪で肉を両断していく、流石だ…

アイン「よし、焼こう」

肉と野菜を串に刺し焼いていく

アイン「…」

塩コショウをかけてもう少し焼く…

アイン「よし、できた」

それをパンに挟んで完成だ

アイン「なら、たべるか」

セラ「うん」

やはり新鮮なものだと美味しい…

アイン「ふう…」

セラ「ごちそうさまでした」

アイン「さて、組み立てるか」

寝るまでの時間で装備の組み立てと強化をする

セラ「…本当に何に警戒してるの?」

アイン「わからないか?」

セラ「うーん…」

アイン「まあ、とりあえず次の目的地を決めよう」

セラ「うん」

アイン「私としては、次の目的地は鉱山の火口付近がいいかなと思う」

セラ「??」

アイン「今までにいった場所と鉱山の位置は、繋げるとちょうど四角くなる」

地図に点を書いて見せる

セラ「ほんとだ」

アイン「多分だが、火口付近に四大元素最後の火の守護竜が居ると私は読んだ」

セラ「なるほど…」

アイン「よし、完成だ」

そう話しているうちに装備の組み立てと強化を終えた

アイン「なら、もう一日身体を慣らしてから行こうか」

セラ「うん♪」

セラは次の守護竜に会えるのが嬉しいらしい

アイン「さてと…」

その日は装備の調整を終えると眠ってしまった











アイン「なら、行こうか」

セラ「うん」

装備を準備してよく行っている鉱山の火口付近に向かう

アイン「ふう…」

とりあえず麓から登り八割方まで来たところで一度休憩にする

セラ「もう少しだね」

アイン「ここからがキツいがな」

セラ「油断しないようにしないとね」

アイン「そうだな…」

休憩を終えてまた移動を始める…

アイン「とりあえず、普通の頂上に着いたな」

セラ「うん。」

そして、さらにそこから少し中央に向かったところに火口がある、が…

アイン「ここからが大変だな…」

所々地面がデコボコで赤熱しているところもある

セラ「うん、地面の温度も高くなってきてる…」

セラは飛んで、私は耐熱性の素材で防護しているから大丈夫だ

アイン「なら、行こうか」

セラ「うん、きちんと水飲まないとね」

アイン「そうだな」

さらに移動して、いよいよかなり暑くなってきた

アイン「ここだな…」

どうやら門に着いたらしい

おわり
20/09/09 22:26更新 / サボテン
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■作者メッセージ
どうも、サボテンです。

次回に続きます

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