テトラポット・スターター
各自一組づつに分かれる
瑠璃『やっと追い詰めたわ』
和也「…」
瑠璃『なぜ貴方は国を揺るがすようなことを?』
和也「聞いたところで、見逃すか?」
瑠璃『確かに貴方が殺してきた人々は悪人ばかり、でも法で裁けば良いでしょう?』
和也「奴らはそれを揉み消してきた、お前が守ろうとしているのはそういうやつらだ」
瑠璃『…』
和也「俺の家族と恋人もみんなああいう権力者のアホ息子の火遊びが原因で死んだ、俺は学んだ、奴らには死しかないと」
瑠璃『え…?』
和也「すでに終わったことだ、気にする必要はない」
瑠璃『まさか…』
彼女は変身を解いた
和也「!!」
その瞬間、殺意が降りきれる
瑠璃『ごめんなさい…私だけ…』
和也「どういうことだ?」
瑠璃『実は…』
話によると、少なくとも彼女は魔物に転生したことで生きていたらしい
和也「なるほど…」
魔物ならやりそうなことだ…とすぐに信じた
雫はどうやら受験生で今日は合格発表だったらしい
和也「で、結果は?」
雫『合格しました』
和也「それはなによりだ」
雫『約束、忘れてませんよね?』
和也「ああ、とはいっても最低卒業してからだな」
雫『…』
和也「??」
雫『そもそも、学力でマウントとってくるアホを叩き伏せられたらそれで良かったので行く気はないんですよね』
和也「親御さん知ってるのかそれは…」
雫『まあ、あの二人も学力さえ上がればそれでいいとかいっていて私そのものはどうでもいいんでしょう…』
和也「なんと言うか、お疲れさん…」
雫『…』
なんと言うか、彼女からは異様なものを感じる…
和也「??」
雫『…』
そのまま近づいてきている…
楓は封印されていた妖狐の設定らしい…
和也「と言うわけだ」
楓『随分、時が経ったのだな』
威圧感満載の妖狐も違和感なくやれる、流石だ…
和也「どのくらい封印されていたかは知らんがそうなんだろう」
楓『そして、妾を解放した男は主ではないと』
和也「さっき逃げてく音が聞こえたか?」
楓『なるほど、そいつらか…』
和也「俺は案内させられただけ」
楓『何をするかさえ聞いていなかったと』
和也「ああ…」
楓『完璧なとばっちりか…』
和也「そうなるな…」
彼女からは威圧感は感じるが少なくとも俺には敵意は向いていない。或いはとるに足らない存在と見ているのかもしれない
楓『奴等の家は分かるか?』
和也「ん?」
楓『いきなり逃げる無粋者には多少仕置きすべきだろう?』
和也「なるほど、なら案内する」
楓『物分かりの良い奴だ…♪』
和也「いや、勝手に人を人柱にしようとしていたから腹が立っている」
楓『なるほど…♪』
そのまま俺は彼女を案内する。
和也「先ずは、ここだ」
楓『なるほど…』
彼女は青白い魔力の塊を軽く投げると、悲鳴とも嬌声ともとれる声が聞こえてきた
楓『腹の足しにもならぬな…』
和也「あ、精吸ったのか」
楓『妾の好みではない味だ、腹の足しにもならぬわ…』
和也「なら次行ってみるか」
結局、他のやつも似たり寄ったりだった…
楓『どいつもこいつも…』
和也「まあ、これは食べ物の好みみたいなものだろうから仕方ないだろうな…」
彼女の眼が妖しく光り、俺を見る…
瑠璃『やっと追い詰めたわ』
和也「…」
瑠璃『なぜ貴方は国を揺るがすようなことを?』
和也「聞いたところで、見逃すか?」
瑠璃『確かに貴方が殺してきた人々は悪人ばかり、でも法で裁けば良いでしょう?』
和也「奴らはそれを揉み消してきた、お前が守ろうとしているのはそういうやつらだ」
瑠璃『…』
和也「俺の家族と恋人もみんなああいう権力者のアホ息子の火遊びが原因で死んだ、俺は学んだ、奴らには死しかないと」
瑠璃『え…?』
和也「すでに終わったことだ、気にする必要はない」
瑠璃『まさか…』
彼女は変身を解いた
和也「!!」
その瞬間、殺意が降りきれる
瑠璃『ごめんなさい…私だけ…』
和也「どういうことだ?」
瑠璃『実は…』
話によると、少なくとも彼女は魔物に転生したことで生きていたらしい
和也「なるほど…」
魔物ならやりそうなことだ…とすぐに信じた
雫はどうやら受験生で今日は合格発表だったらしい
和也「で、結果は?」
雫『合格しました』
和也「それはなによりだ」
雫『約束、忘れてませんよね?』
和也「ああ、とはいっても最低卒業してからだな」
雫『…』
和也「??」
雫『そもそも、学力でマウントとってくるアホを叩き伏せられたらそれで良かったので行く気はないんですよね』
和也「親御さん知ってるのかそれは…」
雫『まあ、あの二人も学力さえ上がればそれでいいとかいっていて私そのものはどうでもいいんでしょう…』
和也「なんと言うか、お疲れさん…」
雫『…』
なんと言うか、彼女からは異様なものを感じる…
和也「??」
雫『…』
そのまま近づいてきている…
楓は封印されていた妖狐の設定らしい…
和也「と言うわけだ」
楓『随分、時が経ったのだな』
威圧感満載の妖狐も違和感なくやれる、流石だ…
和也「どのくらい封印されていたかは知らんがそうなんだろう」
楓『そして、妾を解放した男は主ではないと』
和也「さっき逃げてく音が聞こえたか?」
楓『なるほど、そいつらか…』
和也「俺は案内させられただけ」
楓『何をするかさえ聞いていなかったと』
和也「ああ…」
楓『完璧なとばっちりか…』
和也「そうなるな…」
彼女からは威圧感は感じるが少なくとも俺には敵意は向いていない。或いはとるに足らない存在と見ているのかもしれない
楓『奴等の家は分かるか?』
和也「ん?」
楓『いきなり逃げる無粋者には多少仕置きすべきだろう?』
和也「なるほど、なら案内する」
楓『物分かりの良い奴だ…♪』
和也「いや、勝手に人を人柱にしようとしていたから腹が立っている」
楓『なるほど…♪』
そのまま俺は彼女を案内する。
和也「先ずは、ここだ」
楓『なるほど…』
彼女は青白い魔力の塊を軽く投げると、悲鳴とも嬌声ともとれる声が聞こえてきた
楓『腹の足しにもならぬな…』
和也「あ、精吸ったのか」
楓『妾の好みではない味だ、腹の足しにもならぬわ…』
和也「なら次行ってみるか」
結局、他のやつも似たり寄ったりだった…
楓『どいつもこいつも…』
和也「まあ、これは食べ物の好みみたいなものだろうから仕方ないだろうな…」
彼女の眼が妖しく光り、俺を見る…
20/07/08 00:31更新 / サボテン
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