読切小説
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魔物娘が水族館へ行きました。
サキュバスさんの場合
サキュバス「薄暗い室内…。青白い光…」
男「どうしたの?」
サキュバス「もうムラムラしちゃう!!」
男「ちょっ!ここではやめろ!!」


 水族館の照明に発情するサキュバスさん




アラクネさんの場合
アラクネ「ちょっと、なんで私とこれを見比べるの?」
男「え?いや、なんでもないよ…」
アラクネ「絶対にこれと私似ているって思ったでしょう…。お仕置きされたいようね…」
男「いや、本当に違うから糸を出して縛らないで!!」


 展示されているタラバガニを見て、アラクネさんに似ていると思ってた事がばれ、お仕置きされる。




ジョロウグモの場合
ジョロウグモ「あの子、カニと比べられて怒るなんてまだまだですね」
男「君は怒らないの?」
ジョロウグモ「カニと蜘蛛は同じ仲間ですからね。でもね…、今夜は覚悟してくださいね…」
男「怒っているじゃないですか!やだー!!」


 ちょっと、大人なところを見せるけど、やっぱり同じに見られる事に我慢が出来ないジョロウグモ。




ケサランパサランの場合
ケサランパサラン「あははー。なんか一杯狙われてるーー!!」
男「何しているの!?」
ケサランパサラン「上から覗こうとしたら、沢山水が飛んでくるの〜!!」
男「この水槽だけは上から覗いたらダメって言ったでしょ!!」


 鉄砲魚に餌と間違えられて狙われるケサランパサラン。




フェアリーの場合
フェアリー「わーい!綺麗なお魚さんがいっぱいだー!!」
男「なんで、魚はお前のところにしか来ないんだ?」
フェアリー「分からないけど私が来るとね。お魚さんが水槽を突いて挨拶してくれの」
男「もしかして、餌と思われているんじゃない?」


 フェアリー族は魚にとって餌に似ているようだ。




セルキーの場合
セルキー「あのショウをやっているアシカなんだけどさ…」
男「ん、どうしたの?」
セルキー「気のせいか凄く熱い視線がアシカからしているんだけど…」
男「そこのアシカ!ちょっと表出ろ!!


 セルキーは水族館のアシカに求愛されることがある。




マンティスの場合
マンティス「………(キラキラ」
男「楽しそうだね」
マンティス「水の中って、すごく綺麗だね…!!」
男(連れてきて本当に良かったな)


 普段見れない水中の景色が見れて、ご満悦なマンティス




ワーキャットの場合
ワーキャット「いろんなお魚がいるにゃー。すっごく美味しそう…」
男「間違っても水槽を割ろうとするなよ」
ワーキャット「そんな事しないにゃ〜。あ、ちょっとスタッフルームに行ってくるね」
男「おいバカ止めろ!!


 展示用の魚を食べようとスタッフルームに突撃しようとするワーキャット。




ドラゴンの場合
ドラゴン「あぁ〜、この子凄い可愛い!!でも、一個しか買えないんだよな…」
男「なら、片方買ってやるよ」
ドラゴン「なに!!本当か!!
男「だから、そのぬいぐるみ大事にしろよ」


 大きなぬいぐるみが気に入り、大事そうに抱えるドラゴン。
14/07/14 01:45更新 / ランス

■作者メッセージ
皆様お久しぶりです。
作者のランスです。

なんか今流行っているみたいなので流れに乗ってみましたwww
ドラゴン落ちになって入れば幸いですが、これが限界です。

では失礼します。
作者のランスでした!!

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