彼女が操る焔を見た翌朝…

晶「…」

あれは夢だったのか、それとも現実だったのか。それがわからない俺は考えた

葵『どうかしましたか？』

晶「…」

考えの大元である彼女が話しかけてきた

晶「いや、大したことじゃないが」

葵『そうですか？』

彼女の頬には少しだけ紅がさしている…

晶「ああ、そもそも夢かもしれんし」

葵『あら？夢ではありませんよ？』

晶「！」

葵『ふふ…♪綺麗だって…♪』

晶「あれ夜中に実際見たものだったわけか…」

葵『はい…♪』

晶「！！」

彼女から出た光球は、数を増している

晶「で、これはなんなんだ…？」

葵『私の魔力です♪』

晶「なるほど…」

とりあえず蒼白い光球やオーラの正体はわかった

葵『ふふ…♪』

彼女の光球が、彼女の前で集まる

晶「？？？」

葵『…♪♪』

そのまま間合いを詰めてきた

晶「！？」

葵『私達みたいな愛が重い女を否定しなかった、それだけで私の心には春風が吹き抜けました…♪』

晶「お、おう？」

葵『元々素敵な殿方と思っていたのに…』

晶「…」

葵『分かりやすいのが良いんですよね？』

晶「え、あ、はあ」

彼女の猛進は止まらない、本能的になんとなくわかった

葵『…♪♪♪』

彼女の光球は、バランスボールほどのサイズな魔力の塊に変わった

晶「おぉう…」

葵『大丈夫、魔力から想いだけを抽出しました💙』

晶「…」

ここで受け止めねば無責任だと感じた

葵『…💙💙』

晶「…」

そのまま光球が俺の体内に入ってくる

晶「！！！！」

彼女の想いが俺の精神に直接ぶちまけられる。狂おしくも純粋な想い、纏めるならとても強い独占欲とそれ以上の愛…？

葵『…💙』

晶「想いの洪水をぶちまけてきたな…」

葵『…』

彼女はすがるように、返事を待っている

晶「…」


例えるなら豪速球や隕石のような愛、ここまで分かりやすく示されて俺の精神がなにも感じないわけはなかった

晶「俺の答えは…」

葵『！！』

そのまま彼女の頭を抱き抱えた

晶「よろしく、頼む」

葵『…💙💙💙』

そのまま浴室に移動する

晶「仕事良いんかな…」

葵『元々誰かの想いを受け入れるまでのやることです、だから大丈夫ですよ？』

晶「ならいいや」

そのまま浸かる、いろいろな種族の魔物が入れるように深めかつ広い浴槽だ

晶「相変わらずこの湯は不思議だ」

葵『魔界の魔力が濃く溶け込んでます。』

晶「なるほど」

葵『…💙』

風呂のなかにいるのに巻き付いてきている

晶「逃げないから」

葵『くっついてたいんです💙』

晶「なんと言うか、朝風呂って贅沢な気がする」

葵『ですね…💙』

そのまま暖まったので上がる

晶「ふぃー…」

葵『…💙💙💙』

そのまま自分の部屋に戻る

葵『…💙💙💙』

晶「おぉ…」

彼女の肢体は幻想的なまでの白さに紅が差していて元々美しい体つきなのも相まって素晴らしい…

葵『…💙💙💙』

彼女はそのまま巻き付こうとして来た

晶「まてまてまて、脱げん」

葵『あ』

晶「これでよし」

バスローブを布団の近くに落とす

葵『…💙💙💙』

彼女は手に蒼白い焔を浮かべている

晶「熱くないのか、不思議なもんだ」

葵『ふふ…💙💙💙』

晶「これを俺のなかに？」

葵『はい💙💙💙もっと純粋な私の想いの塊です💙』

晶「理性飛ぶならもう少しあとの方がいいかも」

葵『ですね💙』

そのまま上半身だけで密着して優しく、しかし深く侵食するようにキスをして舌が俺のそれに絡み付いてくる

晶「ん！！」

葵『…💙💙💙』

何かが少しずつ流れ込んでくる

晶「はぁ…はぁ…」

俺の男性器は、雄としての役目を果たそうとしている

葵『滾ってますね…💙💙』

そのまま彼女は俺の男性器をバスケットボールのような胸で挟み擦り始める

葵『ふふ…💙💙💙』

晶「！！」

葵『私の旦那様になってくれますね…？』

晶「ここまで来てならないと言う選択肢はないだろ…」

生殺しの快楽に俺は言葉を投げつける

葵『ふふ…💙💙』

そのまま蒼白い光球を俺に投げてきて、それは俺に直撃する

晶「！！！！」

葵『出すのは、ここです…💙💙💙』

彼女は蛇体と上半身の境目にあるぴっちりと閉じていてほとんどわからないところを広げた

晶「なら、いいか？」

葵『あのときからずっと欲しかったんです💙早くお願いします…💙💙💙』

晶「…」

ゆっくりと、男性器を押し入れていく

葵『💙💙💙💙💙』

彼女はそのまま巻き付いて一気に腰が密着するかたちになる

葵『あぁ…💙💙💙』

男性器に何かが伝う感触がある

晶「無理するなよ…」

葵『大丈夫です…💙💙💙』

晶「そうか…」

葵『ふふ…💙💙💙💙』

晶「！！！！！！！！」

彼女は俺の心臓辺りに手を置いてそのまま蒼白い光を注ぎ込んできている

葵『お楽しみです…💙💙💙💙』

晶「あぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！！！！！！！」

体が熱い、火達磨になったようにさえ思える

葵『さぁ…💙💙💙来て…💙💙💙💙💙』

とはいえ巻き付かれていてほとんど動けないが奥から最奥部を衝くことはできる

葵『おくに💙ぶつかって💙💙💙あぁぁぁ💙💙💙💙』

晶「！！！！！！！！！！」

葵『💙💙💙💙💙💙💙💙💙💙』

彼女がより一層蒼白い光を注ぎ込むと命そのものが精に変わって彼女の中にナガレコンデイク感覚が俺を襲う





















葵『ごめんなさい…やり過ぎました…💙💙💙💙』

話によると普段なら一回でインキュバス化はしないらしいが感極まった結果、規格外の魔力を注ぎ込んでインキュバスにしてしまったらしい

晶「なるほど…」

葵『入れすぎました…』

晶「これって葵の想いが産み出すものだろ？」

葵『はい、狂おしいまでの想いが産み出したものです…』

晶「ならいいや」

葵『？？？』

晶「なんと言うか巨大隕石みたいな愛情だ」

葵『…💙💙』

晶「受け止めきれるように調整を頼みたい、できる限りでいいから」

葵『はい…💙💙💙』

晶「なら…」

そのまま少しだけ体を起こして先ほど俺の男性器に生殺しの快楽を与えてきた胸に手を置く

葵『私の心も身体もあなたのものです💙どうしますか…？』

晶「なら…」

手でまずは堪能する

葵『想い人にされるのがここまで幸せだとは…💙💙』

晶「…」

そのまま親指と人差し指で乳首を優しく摘まんで擦る

葵『んん…💙💙💙なにか…💙💙💙』

晶「柔らかい…」

葵『もちろんおっぱいもあなたのものです💙さわるだけでいいんですか？』

晶「まずは手で堪能してみようかと」

さらに指先で乳首を弾く

葵『なにか…💙💙なにか来ちゃう…💙💙💙』

晶「？？？」

葵『おっぱい、さわるだけじゃなくて…』

晶「なら、遠慮なく」

そのまま片方に口を当てる

葵『んん…💙💙そうじゃなくて…💙💙💙』

まずは優しく乳首の周りから味わう

晶「なら、こう？」

舌先で乳首をつつく

葵『んん…💙💙💙』

晶「！？」

不意に別の味がする

葵『おっぱい、出てきました…💙💙もっと吸ったりしてくれればもっと出ますよ…💙💙💙』

晶「んん…」

葵『そんなにいっきに💙💙💙あぁぁぁ💙あぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜💙💙💙💙💙💙💙💙💙💙』

彼女はおっぱいからミルクを噴き出させた

晶「んん…」

葵『美味しいですか？』

晶「もちろん、おかわりあるかな？」

葵『もちろん…💙💙💙』

今度は緩やかに巻き付かれ俺は腰を叩きつけるように動かしながらミルクを堪能する

葵『あぁぁ💙💙💙あぁぁ💙💙💙あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜💙💙💙💙💙💙💙💙💙💙💙💙💙💙💙💙💙💙💙💙』

晶「！！！！！！！！！！！！」

そのまま噴水のように精が吐き出される





















葵『…💙💙💙💙』

あれから俺たちは彼女の結界のなかでずっと求め合い続けている、こうなるまでにあることがあった





葵『私は、醜いです…』

晶「？？？」

葵『例え実の姉妹でも貴方が会話するだけで嫉妬して黒い感情が沸き上がって来ます…』

晶「…」

カバンにあるナイフを出す

葵『何を！？』

晶「なら俺の声を差し出してやる、決意の為にな」

葵『きっと目を見て会話するのに嫉妬したら両目を差し出すとか言うんですよね…』

晶「ああ、望むならな…」

そのぐらいの覚悟と言う意味で俺は彼女にそのナイフを渡す

葵『？？？』

晶「道を違えたら遠慮なく奪ってくれ、それが俺の決意の証だ。」

葵『…』

彼女は覚悟したようにナイフを受けとる

晶「俺が悪いんだからな、そうなったら」

葵『私はそんなことをして欲しかったわけではありません…』

晶「けじめは大切だ」

葵『なら、前提条件から取り除けば良いのかもしれません』

晶「？？？」

葵『悪い言い方になりますが、貴方をこれ漬けにします』

葵は蒼白い光を両手から出す

晶「？？？」

葵『ずっと私と繋がってないとこの焔に精神が焼き尽くされるようになってしまいますが、貴方が傷つくくらいなら…』

晶「いいのか？」

葵『？？？』

晶「つまりそれってこれからの全部を捨てて…」

葵『貴方がそれだけの覚悟を示してくれたんです、私も貴方と何処までも愛欲に堕ちる覚悟はあります』

晶「なるほど、その方が流血沙汰にならんし言いかもな」

葵『はい…💙💙』

ということがあったのだ











葵『またおっぱいが熱いんです…💙💙💙』

晶「いただきます」

葵『はい…💙💙💙』

そのまま両方まとめて吸い付き、腰を叩きつけるように動かす

葵『もっと💙もっと💙あなたに染めてください💙💙💙💙あなたしかみえなくなるくらいに…💙💙💙💙💙💙』

既に俺は彼女さえいれば他はどうでもいい、この結界の外で何人死のうと彼女さえいれば他はどうなろうと知ったことではないと本心でおもえるくらいに…

晶「！！！！！！！！！！」

葵『💙💙💙💙💙💙💙💙💙💙💙💙💙💙💙💙💙💙』

この時間は終わらない、ずっとずっと…






葵『…💙💙』

一度休憩で眠る、俺の頭を抱き抱え、全身で巻き付いて彼女は心から満たされたような顔をしている

晶「満ち満ちるな…」

葵『はい…💙💙💙』

多分俺たちの眼には光は既になく互いのことしか見えていないのだろう、だがそれはとても幸せだと感じるのだった

おわり

■作者メッセージ
どうも、サボテンです

今回の話はいかがだったでしょうか？

ご意見、ご感想当ありましたらよろしくお願いします