連載小説
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主従関係
酒場を後にした鰈は帰路に向かっていた。

本人も自覚はしてるがまあどこからどお見ても
美少女と見間違われてもしょうがない
(これはどおしようもないんだよな 主の趣味だからなー)

鰈「ハァ!!いい加減普通の姿に戻りたいのに」

鰈は頭を抱えている
正直なこと言うとこの衣装には抵抗がある
元々顔立ちが女性に近い故に小柄な体格
あまつさえ髪も強制的に伸ばされた

ボーイッシュな美少年更に磨きが掛かってしまったような感じで
尚且つこのゴスロリ衣装だ

鰈「人間だった頃に戻ろりたいが既にインキュバス化してるし ハァ」
愚痴しか言えないありさま

そんなこと言ってるといつの間にか
門に到達した

鰈「ただいま戻りました」
ギィ
門を開ける

(あれ!?皆出掛けているようだな?)
いつもだったら門入った直後の石像ガーゴイルが二体いるのだが
今の時間帯は・・・

鰈「ア!?・・・ヤバイ夜だ・・・これはすぐに戻らないと」

魔物に依っては活動時間がちがう種族もいる
例えばガーゴイルは昼間は石像になっているが
夜になると石化が解除され夫婦で動けるようになる

まあ未婚のガーゴイル場合は連れ去られて夫になるが
当然同じ境遇になる
(石化すると夜にしか動けないから俺はある意味、幸運だったのかな?)

鰈はそんなことを考えているが実は鰈が一番恐れているのは
自分の嫁のことだ。 
そして空を見上げると

鰈「げ!?赤い満月になってるし!?」 ガクガクブルブル

冷や汗を出すのには鰈の主こと嫁の種族が問題だ!!

吸血鬼(ヴァンパイア)
西洋では人の血を好んで吸って人々を脅かしてはいたが
魔王が代替わりしたことにより
弱点の日光はあまり影響はないが昼間はか弱い女性
しかし夜になれば戦闘力は計り知れない

そして鰈は主の召使いでもあり夫でもある

鰈「ヤバイ速く戻らないと」
リリィ「戻らないとなに♥!?」

!?

既に遅かった鰈は後ろから聞こえる声に
鰈「いつから後ろに」
リリィ「空を見上げた所からかしら♥」

気配も感じさせずまるで闇の如く現れた主
鰈はこのいつもこの行動には驚かされている

リリィ「今日は随分遅いじゃないの!!召使いの仕事はもう終わっているのに」 
鰈「えっとその」
強い口調に押され・・優柔不断な応えがリリィの怒りに触れた

リリィ「フーーーン言えないんだぁ♥、いただきまーーす♥」
鰈「ちょ!?待ってくださぁぁ・・・イタイイタイ!?」

リリィはいきなり首筋に牙を立て吸血を始めた

リリィ「チュル♥・・・チューーーーー♥!!」
鰈「ちょダメ♥!?いきなりは・・ちょ♥」

止めて欲しいとは裏腹に快感が走り蕩けた表情をする鰈
リリィはその表情に

リリィ「その顔いいわー♥もっと見たい♥さあもっと魅せて♥」

鰈「俺が悪かったからせめて部屋で」
リリィ「部屋で何♥!?」

わざと吸血を緩めからかうリリィ

鰈「その主そのなんだ・・・」
リリィ「主じゃだめ♥なんて言うの♥」

鰈「あーーもう分かったからさ、リリィ様部屋で交わりましょう」
観念したか一言を言う

リリィ「フフフ♥その言葉待ってたわ♥さあ行きましょ♥」

そお言ってリリィは吸血を止め鰈の抱き抱える

鰈「馬鹿・・これじゃお姫様抱っこじゃないか!?」
リリィ「あら♥いいじゃないここは家なんですから♥」

もはやこの主いや嫁には頭が上がらない
そお思いながらも抱き抱えられた状態で
寝室に向かうのであった。





その後


明け方までお互い快楽を貪り合う交わりが続いたのは
至極当然である


13/03/17 11:50更新 / プレデター
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■作者メッセージ
うp主 「こんなんでいいのか?」
???「この前よりはマシだと思う」

誤字脱字駄作でも読んでくれるのには感謝
修正できるとこは修正する 多分
うp主「まあ暇つぶし程度に書いてるからねぇ」
???「そんなんでいいんかい?」
うp主「別にただ書きたいだけだし読んでくれてるだけもいいし」
???「だめだこいつなんとかしないと」

感想みる限り酷い状況ではあるけど気にしない
一応これにて終局
次回作の予定は未定ですね

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