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触手の森 探検レポート
「おーい、Dエンジェルはいるかー?」

「何〜? 今、ショタの門読むのに忙しいんだけど?」

「バフォメット様が呼んでるぞ 何かしたのか?」









「まさか、王都の騎士養成所の男子更衣室に忍び込んだことかしら?
それとも男子トイレ? いえ、こっそり可愛い子のパンツ盗んだこと?
しまったなあ、あのパンツさっき使ったから、まだびしょ濡れなのよね
ねえデュラハン、あなたドライヤー持ってない?」



「お前は何をしとるんだ」

あんたにだけは言われたくないわ 毎日ハッスルしやがって

「なんでも、頼みごとをしたいんだそうだ 仕事じゃないか?」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

水晶の間

4畳くらいの薄暗い小部屋で、奥に水晶で出来た壁がある
そこで水晶通信をする、というわけだ

「Dエンジェル、来ました〜」

「おお、来たか 実は頼みごとがあっての」

バフォ様の顔が壁いっぱいに映し出される ほっぺぷにぷにしたいなあ

まあ、それはともかく

「それは伺いましたが・・・内容は何ですか?」

内容次第では、適当に理由でっち上げて断ろう

「うむ 最近、そこの拠点の近くの森が触手の森になったのは知っておるか?」

へえ、そうなんだ 知らなかった

触手の森は小さい規模のものなら土地の魔力次第で突然発生することがある
主なできる理由は2つ、土地の魔力の暴走による自然発生か、人為的な理由か

自然発生ならまだいい
魔術に長けた魔物数人で儀式をして、土地の魔力を安定させればいい
ほっといてもあまり大きくならないし

だが、人為的なら話は別だ
大抵は魔道具の暴走なのだが、それを取り除かない限り
触手の被害者から得た魔力や精で、どんどん規模が大きくなっていく

だが、そのかわり原因さえ取り除けば土地の魔力が安定するため
触手の森はほぼ消える、というわけだ(完全には消えない)

「で、今回はどっちですか?」

「うむ・・・あまり前例が無いことなのじゃが・・・」

バフォ様が腕組みをして唸る 面倒な事態のようだ、やれやれ









「今回は、"両方"じゃ」







「・・・・・・・・はい?」

「だから、今回は両方のパターンが同時に発生しておる こんなことはワシも初めて見る」

そんなことがありえるのだろうか?
いや、でもバフォ様も初めてだ、って言ってたし・・・・・・

「どういうことです? 詳しく聞きたいんですけど・・・・」

「なんでも、土地の魔力が不安定になった時に魔道具が暴走して
一気にバランスが崩れてしまったそうじゃ そのせいで、規模は普通の森の倍近いらしい」

面倒なことになってきたな〜
でも、それならなんで私が呼ばれたんだろう?

「お主はDエンジェルならではの凄まじい体力があるじゃろう?
その体力なら触手の森でもある程度動けるじゃろう
ゆえに、お主には原因となる魔道具を取ってきてもらいたい」

ああ、成程
確かに並みの魔物じゃあ入り口付近でギブアップだろうなあ

でも、他に適任いるし、断ろう 面倒くさい
ショタの門まだ途中までしか読んでないし

「それならデュラハン呼んでくださいよ
あれなら触手の森全制覇、とかできるんじゃないんですか?」

「ありゃダメじゃ 相方と二人でハッスルするに決まっておる」

・・・・・確かに目に浮かぶようだ・・・・・・畜生

「ワシも試しに行ってみたが、入り口でダウンじゃ 他の魔女たちも同様
他にパンデモニウムに行ってないDエンジェルはおらんし、お主くらいしか適任はおらん」

「う〜・・・・でもなあ・・・」

いまいち煮え切らない私を見かねたのか、バフォ様の隣にいた魔女が口を開いた

「Dエンジェルさん、やる気無さそうですね?」

「うん、正直面倒臭いし・・・・・」

「何言ってるんですか〜♪ すっごい気持ち良かったですよ? あそこ」

まあ触手の森だし、当然だろう

「魔女10人とバフォ様で行ったんですけどね?
入り口の触手なんかねちっこくて〜♪ Gスポットをぐりぐりしてくるんですよ〜♪」

じゅるっ

私の股間で音がした

「もう盛大にイキまくった後に追い討ちをかけるように子宮をガンガン突いてきて〜
私もそうでしたけど、みんなアへってましたね〜♪
バフォ様なんか"何でもするから休ませて〜"って潮吹きながら言ってましたね〜♪
しかも泣き笑いしながら気持ち良さそうに〜♪」

「こ、これ! それはみんなで秘密にしろとあれほど・・・!!」

そう言った後、バフォ様はチラッとこちらを見て、恥ずかしそうにうつむいた

私は既に足元に大きな水溜りを作っていた
子宮がキュンキュン疼いて仕方ない

「わかりました、どこまでできるかわかりませんが、やってみます」

もう私の中から"断る"という選択肢は無かった

「そ、そうか・・・では、よろしく頼むぞ」

その言葉を最後まで聞くことなく、私は足早に部屋を後にした







「いや〜、簡単に釣れましたね〜♪」

「あんなに渋っていたわりにオチるのは一瞬じゃったな・・・・・」

「そりゃそうですよ〜 いつも近くで友人と自分好みの男の子がヤッてるの見てて
溜まってないはずないじゃないですか〜♪」

「そりゃそうじゃな・・・・・それはそれとして、秘密バラした罰として
魔界の本家触手の森の最深部に送ってやろう」

「え・・・ちょ」

フッ

一瞬でバフォメットの前から魔女の姿が消えた



一時間後、戻ってきたときには一時的に正気を失っていたという
触手の森 入り口10/10/03 16:20
触手の森 南方面10/10/04 23:46
触手の森 西方面10/10/05 21:44
触手の森 北方面 修正版10/10/16 00:23
触手の森 東方面10/10/11 22:02
触手の森 中央部10/10/19 00:17
エピローグ10/10/23 00:30
番外編その110/10/26 23:05
番外編その210/11/01 23:10
番外編その310/11/02 22:57
楽屋裏&モンハンおまけ10/11/05 15:59

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