読切小説
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見世物にされた少年
ぼくはどれいです。

といっても、生まれたときからどれいというわけではありませんでした。

もともとは(お父さんが言うには)ゆいしょ正しいこうきな家のこどもだったのですが、ある時、住んでいた土地にまものがせめてきておおさわぎになってしまい、そのこんらんの中で人買いにさらわれてしまったのです。

わけがわからないまま別のお金持ちのきぞくの家に売られてしまい、地下のろうやみたいな場所でのせいかつがはじまりました。

さいしょのうちはお父さんとお母さんの名前をさけんで泣いていたけど、うるさいとたたかれるし、泣いてもむだだと気づいたので、さけばなくなりました。



ある日、いきなりろうやから追い出されたかと思うと、ろうやのある場所からさらに深い地下へとむりやり連れていかれました。

ぼくは連れ出した人が言うには、これからひみつの場所へいって、お客さんたちを楽しませるための見世物にするとのことでした。

その場所はえんげきをするための小さなぶたいのような所でした。

お客さんたちはみんなフードをまぶかに被ったり、お面をつけていたりして、お互いに顔を見られたくないかのように、こそこそしていました。

ぼくはボロを着たままのすがたで、ぶたいの上につれだされました。

きっとここでひどくムチで打たれたり、もうじゅうとたたかわされるのだと思い、体がガタガタふるえだしました。

でも、ぶたいのそでから出てきたのは、ムチをもった怖い人でも、きょうぼうなけものでもなく、ぼくと同じようにくびわをつけられた、小さなニワトリの様な、まものの女の子でした。

はねとかみの毛はまっしろで、赤いとさかが頭からはみでていて、おしりからはとかげみたいなしっぽが生えていました。目の色はオレンジでした。

まものの女の子はぼくと同じくらいおびえているみたいで、ひっきりなしに周りの様子をちらちらとうかがっていました。

「お集まりの皆様お待たせいたしました! これからコカトリスと奴隷の公開セックスショーを始めさせていただきます!」

ぼくは「せっくす」が何を意味するのかわからなかったけど、「コカトリス」の女の子は意味を知っているみたいでした。

コカトリスの女の子は急に顔をまっかにして、両方のつばさで口をおさえて、今度はぼくの顔色をちらちらとうかがい始めました。

しばらくそのまま待っていると、ぶたいのそでから男の人がやってきて、コカトリスの女の子の耳元で短くつぶやくと、ぼくの方に向かってコカトリスの女の子をつきとばしました。

その時のコカトリスの女の子はいきおいあまってぼくにだきつくと、ぼくの耳元で「ごめんね、痛くしないから」と小さくささやいた気がします。

なんで「気がする」なのかというと、その時のぼくはあたまがしあわせなかんじでいっぱいになってしまい、ぼんやりとしていたからです。

コカトリスの女の子のはだはすいついてくるみたいにやわらかくて、つばさのかんしょくはフワフワしてとても気持ちがよく、ふしぎなあまいかおりが体全体からただよっていました。

コカトリスの女の子はぼくの足下でかがむと、はねをきようにつかって、ぼくのおちんちんを服からとりだしてしまいました。

そのときは、女の子の目の前でおちんちんを見られてると思うと、頭がふっとうしそうなくらい恥ずかしかったことをおぼえています。

コカトリスの女の子の方もはずかしかったらしくて、顔をまっかにしながら目になみだをうかべていたけど、しばらくしてからいきなりおちんちんをくわえてきたのにはおどろきました。

ぼくのおちんちんは前から半分くらいむけていたので、コカトリスの女の子がペロペロとさきっちょを舌でなめているうちに、あっという間にくびれたところまでむけてしまいました。

コカトリスの女の子の口の中はとてもあったかくて、とろんとした目でさきっちょをあめ玉みたいに転がすので、ぼくはお客さんの目の前で女の子みたいなはずかしい声をあげてしまいました。

おちんちんはくすぐったいし、お客さんにはくいいるように見つめられるしでとてもむずむずしてしまったぼくはこしをひいて放してもらおうとしたけど、コカトリスの女の子がつばさでがっちりとおさえこんでいたので、よけいにくすぐったくなるだけでした。

コカトリスの女の子がちゅうちゅう吸いながら前後に頭を動かしているうちに、なんだか急にこしのあたりがむずむずして、おしっこがしたくなりました。ぼくはコカトリスの女の子に小声でそのことを伝えましたが、女の子はおかまいなしにちんちんの先の穴を、舌でくりくりといじめてきました。ぼくはとうとうがまんできなくて、口の中におもらしをしてしまいました。

口の中でのおもらしはふつうにおしっこをする時のなんばいもきもちよくて、ぼくはおもわずあーっ、あーっと大きな声をあげてしまいました。コカトリスの女の子は相変わらずまっかな顔で目になみだを浮かべていたけど、おちんちんのうらがわをペロペロしながら、ねばねばのおしっこを全部飲んでくれました。

コカトリスの女の子がおちんちんから口をはずすと、女の子のくちびるのはしから白くてにごったものがこぼれていました。何でそんな色のおしっこがでてきたんだろうと考える前に、ぼくはコカトリスの女の子に体を押したおされていました。

女の子はまっかな顔で、「しょうがないよね……命令されちゃったもんね……」とつぶやいていました。コカトリスの女の子がおしりをすりすりとぼくのおちんちんにこすり付けてきたので、ぼくは「んっ、んっ」とまたはずかしい声をあげてしまいました。

コカトリスの女の子がぼくの手首を押さえつけたたいせいのままこしを落とすと、ぼくのおちんちんはせまくてぬるぬるした穴の中におしこまれてしまいました。

そのしゅんかん、おちんちんからこしのあたりまで電気でしびれるような気持ちよさをかんじてしまい、ぼくはひっしにおさえようとしていたはずかしい声をおさえきれずに、「あああっ!」とさけんでしまいました。

きがつくと、ぼくのおちんちんはコカトリスの女の子の穴の中でピクピクとはねていて、女の子とつながっているところからは白いねばねばがとろとろとあふれだしていました。

お客さんたちはこうふんしているみたいでかんせいをあげていました。ぼくはおおぜいの人たちのまえで女の子にくみふせられて、変な声をあげながらおもらしをしてしまったかと思うと、すごくはずかしくなってしまい、おもわず両手で顔をふさぎました。

そうこうしてるうちに、コカトリスの女の子は大きな声をあげながら前後にこしをふりはじめました。

ぼくはおちんちんをぬるぬるの穴の中でぐちゅぐちゅにされてしまい、またすぐにおもらしをしてしまいそうになりました。

女の子にうごくのを止めてほしくて、羽毛のはえていない太ももにしがみつこうとしたけど、気持ちよさの方が勝ってしまってていこうすることもできず、完全にされるがままになってしまいました。

そのうちまたこしがむずむずして、おちんちんの先がふくらみ、女の子の中におもらししそうになると、コカトリスの女の子ははーっ、はーっ、と息をはきながらうすく目を開けて、こしをぐりぐりと押しつけるような動きを始めました。その時のコカトリスの女の子の顔はすごく色っぽくて、せすじがぞくぞくするほどきれいに見えたことを、今でも覚えています。

結局、ぼくの玉がキューって上がって来たと思ったら、ドクドクとさっきよりもたくさんのおしっこを、女の子の中に漏らしてしまいました。女の子の方も気持ちよかったみたいで、大勢の人が見てる前なのに、高い声でさけんでいました。

コカトリスの女の子がぼくのおちんちんからはなれると、女の子の穴から真っ白なヨーグルトの様なぼくのおしっこがとろとろとあふれていました。

コカトリスの女の子がおおいかぶさってキスをしてきたので、ぼくもひっしになって女の子のくちびるをすって、したをからめてこたえました。やがてコカトリスの女の子はつかれちゃったみたいで、ぼくの体にしがみついたままほっぺに軽くキスすると、そのままねむってしまいました。女の子のしんぞうのこどうとぬくもりがはだごしにつたわってきてドギマギしたけど、ぼくもつかれていたので、そのままうとうとしてねむりこけてしまいました。











ーーある魔界の一画でのサキュバスとデュラハンの会話。




「それで、その男の子はちゃんと助け出されたの?」

「もちろん。それにしても不覚だったよ。反魔物勢力に支援を行っていた貴族の家を襲撃したら、どさくさに紛れて、その家の子供を奴隷商人に拐われるなんて」

「でも、すぐに見つかったんでしょ?」

「あぁ。その子は別の貴族の家に買い取られていたんだが、ここからが傑作さ。その貴族は建前こそ反魔物派で通していたが、生物学に理解があったらしくてな。魔物と人間の間に子が産まれるようになったという噂を聞いて、本当かどうか確かめたくなったらしい」

「おまけにその『実験』の様子を、物好きの有力者を集めて密かに公開して、見物料をせしめていたとはね……」

「それで、『実験』の結果をうっかり公の場で漏らしちゃったもんだから迫害される立場になってしまって、自分から私たちに泣きついてきたって訳さ。まぁ、そいつの馬鹿さ加減のおかげで奴隷達をほぼ無傷で保護できたし、奴隷商人をとっちめることもできたんだけど」

「噂をすれば、その子が出てきたわよ」

「あー……またあのコカトリスの女の子と追いかけっこしてるのか……」

「しょうがないじゃない。最初に結ばれた時は強制されてたんだろうけど、本来はそういう習性なんだし」


「問題は、日常的にああやってわざと捕まって、ところ構わずその場でおっ始めることなんだよな……」


「ふふ、他人に見られて興奮する癖が付いちゃったのね」


ーーfin.






15/07/22 23:35更新 / SHAR!P

■作者メッセージ
どうもお久しぶりです。やっと全ての試験をこなして時間に余裕ができたSHARPです。今回は少し形式を変えて書いてみたのですが、いかがでしょうか。「命令に従わなきゃだから、仕方ないよねックス」流行れ。ついでに魔物娘のインピオも流行ってくださいお願いしますなんでもしますから!

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