連載小説
[TOP][目次]
第1話 ???編〜エンカウント〜
視点@アキ
(おk、落ち着け俺まずは素数を数えるんだ)
「1・2・3・4・5・あばばばばばばb」
−三分後−
(よし、落ち着いた
とりあえず二人を起こそう)スッ
甲高い声で「ハハッ、さぁ夢から覚める時間だよ!」
ガバッ「「アウトー!!」」
二人がとびおきた
「おはよう、良い夢は見れたか?www」
「よぅ、とりあえず殴らせろwww」
「この小説終わらせるつもりかよ」
一人は笑いながら、もう一人は寝ぼけてメメタァしながら言葉を発した
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
二人は周りを見た▽
二人は完全に目を覚ました▽
二人は混乱している▽
「「(゚д゚)」」
「こっちみんなwww、俺だってわからん。とりあえず状況の把握を始めよう」



「てな訳で、第一回『どきどき暁先生のカオス講座』を始めるぜw
 まずは今の時間なんだが太陽が真上だから真昼なのは確定だ」
「何か始またw」
「そこ、私語は慎め。作者の技量じゃ誰がどの台詞か判らなくなるから
 極力台詞は控えたいらしい」
「メメタァ」
「続けるぞ、ココが何処なのかは分らんがあの光のせいだとすると
 漫画的に考えて異世界だと考えると自然だな」
「随分冷静だなおい」
「現実に起こるとこんなもんだろ、まだこの考えも予想でしかかないしな
 まぁ、起き抜けにピンクの髪の女子がキスしてきて
 『あんたは私の下僕よ』って言ったら落ち着いては無かっただろうけどな」
「何というゼr『おおっと!』w」
「とりあえず、どうする?」
「三人固まってこの辺の散策だな、その前にメシだ
 とりあえず荷物は無事っぽいから、カバンに・・・・あった
 ほれ、大塚製健康食品と生理食塩水砂糖・香料入りだ」
「素直にカロリーメイトとポカリって言えよw」
「何でそんなのが入ってたんだ?」
「TRPGに間食と飲み物は必需品で、その余りだ」
と、アキが二人にそれらを差し出そうとした時・・・
「キャァー!」
「「「!?」」」
「悲鳴、あっちからか?」
「どうする?」
「どうするも何も行くぞ!」
トモキを先頭に三人は駆けだした










・・・・・・・・・・・・・・・・
三人が声のしたであろう場所に着くと
豪華な馬車が一台とナイフを構えている貴族のような男と
その後ろで怯えた様子の少女が一人
そして如何にもといった騎士が剣を構えていた
「いきなり何をするんですか!」
「私は魔物を討伐しに来ただけだ、大人しく後ろの奴を渡せ!」
「絶対にいやです!それに此処は親魔物の領地ですよ!?
 あなた方が襲うのは違反のはずです!」
「ちっ、魔物に取り憑かれやがって。魔物は滅ぼすべき存在だ!
 これ以上邪魔立てするならば貴様も粛正するぞ!」
・・・・・・・・・・・・・
「どう思う?」
「騎士ぽいのが悪に一票、魔物発言はきになるけどな」
「同じく」
「ですよねー、行くか?真剣相手だけど」
「俺は無理だな、格闘技やってるお前らが行け」
「勝つには不意打ちしかないな・・・」
「相手は鎧着てるぞ、不意打ちしても失敗しないか?」
「でも行くしかないだろ、マズったら全力疾走だな」
「おk、じゃぁ俺が先鋒で行くから無理だったら後頼む」
・・・・・・・・・・・・・
「ちっ埒が明かねぇ、もう良い斬る!」
「!!」
騎士は斬りかかろうと剣を振りかぶった瞬間
「うっおぉぉぉ!」
「!?」
後ろからアキが走ってきた
「何者だ!?」
騎士が叫びアキを黙認した瞬間
アキは騎士の懐に潜り込み
「跳腰!」
と、投げ技を掛けた
「うぉ!」
騎士は地面に勢いよく倒され、その衝撃で鉄仮面が外れた
どうやら騎士は頭に強い衝撃が走ったらしく、泡を吹いていた
「・・・意外と軽かった、重量が違うのか?
 そう言えば走ってる時も体が軽かった気が・・・」
と、考えているとカケルとトモキが走ってきた
「大丈夫か?」
「凄いな、明らかに重量級なアレを投げるなんてw」
と、賛辞をしてくれている友人と戯れると後ろから声が掛かった
「あの!」
そっちを向くと先の貴族が居た
「助けて戴き有り難うございます」
「いえ、おr・・・自分が偽善にやった事ですし」
「そんな謙遜を、貴方が居なければ私も妹も殺されていた所です
 何かお礼がしたいのですが・・・あぁそうだ!
 是非とも我が屋敷においで下さい、『えっ!?』
 今ここでは、大したモノは渡せませんしね!
 そうだ、そうしましょう
 さぁ馬車にお乗り下さい、そちらのご友人方も!」
「「え、ちょ!」」
と、三人は捲し立てられ流されるまま馬車に乗せられた
超展開に三人の頭が追いつかないまま
馬車はどんどん揺れて行くのだった・・・
11/03/10 04:36更新 / 雪実
戻る 次へ

■作者メッセージ
てな事で本編開始です
・・・次回からは「」の前に名前を入れましょうかね・・・
あと、アキは合気道も習ってたりします

TOP | 感想 | RSS | メール登録

まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33